敵地で5発圧勝のケルンが逆転で1部残留! キールは初昇格ならず…《ブンデスリーガ》
2021.05.30 03:12 Sun
ブンデスリーガ昇格・降格プレーオフ2ndレグ、ホルシュタイン・キールvsケルンが29日に行われ、アウェイのケルンが1-5で勝利した。この結果、2戦合計5-2としたケルンの1部残留が決定した。
クラブ史上初の1部昇格を目指すブンデスリーガ2部3位のキールと、2シーズン連続の1部残留を目指す今季ブンデスリーガ16位のケルンによる、運命のプレーオフ第2戦。
26日に行われたケルンホームの1stレグではキールが1-0の先勝を収め、悲願の1部昇格に王手をかけていた。
無観客の1stレグと異なり、今回の2ndレグは有観客でスタート。すると、クローズな試合展開となった初戦とは打って変わって試合は打ち合いの入りとなった。
まずは開始3分、左サイド深くからドゥダが上げたクロスをゴール前で競り勝ったケルン主将のヘクターが頭で合わせ、アウェイチームが早々に先制点を奪取する。しかし、その先制点からわずか数十秒後には鋭い縦への仕掛けから相手を引っくり返したキールがボックス中央で味方のシュートのこぼれ球に反応したイ・ジェソンのヘディングシュートで瞬く間に試合を振り出しに戻した。
この連続ゴールによって大きなアドバンテージを手にしたケルンは以降も主導権を掌握。リスクを冒して攻める相手の背後を突くシンプルな攻めで追加点に迫る。そして、39分にはFKの流れからゴール前のヘクターが頭でマイナスに落としたボールをチホスが豪快な左足のシュートで流し込み、前半を4-1のスコアで終えた。
迎えた後半、互いにハーフタイム明けに2枚ずつ交代カードを切った中、前半同様に球際でバチバチとやり合う白熱の攻防を見せる。
その後は大量リードによって冷静に試合は運ぶケルンがカウンターから幾度もゴールに迫るが、アンデションらの決定機が相手GKの再三の好守に阻まれる。
それでも、相手にほとんど決定機を与えずに時計を進めていくアウェイチームは84分、スクヒリが見事なミドルシュートを突き刺して試合を決定づける5点目とした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2戦合計5-2としたケルンが敵地で逆転残留を果たした。
ホルシュタイン・キール 1-5(AGG:2-5) ケルン
【ホルシュタイン・キール】
イ・ジェソン(4分)
【ケルン】
ヘクター3分)
アンデション(6分)
アンデション(13分)
チホス(39分)
スクヒリ(84分)
クラブ史上初の1部昇格を目指すブンデスリーガ2部3位のキールと、2シーズン連続の1部残留を目指す今季ブンデスリーガ16位のケルンによる、運命のプレーオフ第2戦。
26日に行われたケルンホームの1stレグではキールが1-0の先勝を収め、悲願の1部昇格に王手をかけていた。
まずは開始3分、左サイド深くからドゥダが上げたクロスをゴール前で競り勝ったケルン主将のヘクターが頭で合わせ、アウェイチームが早々に先制点を奪取する。しかし、その先制点からわずか数十秒後には鋭い縦への仕掛けから相手を引っくり返したキールがボックス中央で味方のシュートのこぼれ球に反応したイ・ジェソンのヘディングシュートで瞬く間に試合を振り出しに戻した。
先制点の喜びから一転、再び2戦合計スコアでビハインドを背負ったケルンだが、ここから主砲アンデションが存在感を放つ。まずは6分、左サイドのカインツからの正確なクロスをアンデションが頭で合わせて勝ち越しゴールを挙げると、13分には左CKの流れから再びカインツのクロスを頭で合わせ、ドッペルパックを達成した。
この連続ゴールによって大きなアドバンテージを手にしたケルンは以降も主導権を掌握。リスクを冒して攻める相手の背後を突くシンプルな攻めで追加点に迫る。そして、39分にはFKの流れからゴール前のヘクターが頭でマイナスに落としたボールをチホスが豪快な左足のシュートで流し込み、前半を4-1のスコアで終えた。
迎えた後半、互いにハーフタイム明けに2枚ずつ交代カードを切った中、前半同様に球際でバチバチとやり合う白熱の攻防を見せる。
その後は大量リードによって冷静に試合は運ぶケルンがカウンターから幾度もゴールに迫るが、アンデションらの決定機が相手GKの再三の好守に阻まれる。
それでも、相手にほとんど決定機を与えずに時計を進めていくアウェイチームは84分、スクヒリが見事なミドルシュートを突き刺して試合を決定づける5点目とした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2戦合計5-2としたケルンが敵地で逆転残留を果たした。
ホルシュタイン・キール 1-5(AGG:2-5) ケルン
【ホルシュタイン・キール】
イ・ジェソン(4分)
【ケルン】
ヘクター3分)
アンデション(6分)
アンデション(13分)
チホス(39分)
スクヒリ(84分)
ケルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ケルンの人気記事ランキング
1
大迫勇也の元“相棒”モデストがゴールを喜び監督の帽子を強奪、ダンスまで披露するもやや怒られる
ケルンのステッフェン・バウムガルト監督がフランス人FWアントニー・モデストに注文をつけた。 ケルンは7日、ブンデスリーガ第11節でMF原口元気とMF遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリンをホームに迎えた。 原口が先発した試合は、開始7分にモデストがゴールを奪いケルンが先制するも、直後の9分にウニオンが追いつくと、追加タイム1分には原口のアシストからウニオンが逆転に成功した。 それでも86分、左CKからモデストがヘディングシュートを叩き込み、土壇場でケルンが同点に追いつき、2-2のドローで決着となった。 ケルンの同点ゴールの場面、喜びを爆発させたモデストはバウムガルト監督のもとへ駆け寄ると、監督が被っていたハンチング帽を強奪。それを自身の頭に被り、ダンスを披露した。 しかし、逆転を目指していたバウムガルト監督は笑顔ひとつ見せず、さっさと戻れと言わんばかりに追い払っていた。 試合後、バウムガルト監督はユーモアを交えてモデストに注文。「彼は私の帽子をかぶりたいなら、次は3点取らないといけない。ランバダのダンスは彼に任せるよ。私はもうできない」と語った。 昨シーズンは結果を残せず、後半戦はサンテチェンヌへとレンタル移籍していたモデストだが、今シーズンはここまで公式戦13試合で10ゴール、ブンデスリーガでも10試合8ゴールと爆発中。次こそはハットトリックを決めて、文句無しでバウムガルト監督のハンチング帽を被りたい。 <span class="paragraph-title">【動画】モデストがバウムガルト監督の帽子を被ってダンスも監督はおこ</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Z4PC1UyBHoo?start=100" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.11.08 21:01 Mon2
大迫勇也が高校サッカー部に再入部!? 「実況パワフルサッカー」で初のPV出演!
▽株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、配信中の新作モバイルゲーム『実況パワフルサッカー(以下、パワサカ)』で、ケルンの日本代表FW大迫勇也を起用した新PVを発表した。初めての演技とは思えないほど、リアリティあふれる大迫の表情に注目だ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/konami20170720_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div>▽19日に公開された新PVでは、高校 時代から日本全国のサッカーファンを釘付けにしてきた大迫勇也が高校のサッカー部を舞台に選手育成が楽しめる『パワサカ』の魅力を伝えてくれる。PVでは、大迫が高校生に扮し、部活だけでなく、クラスメイトとの絆や淡い恋愛など、『パワサカ』のアプリ内でも楽しめる、様々な高校生活が描かれている。 <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><iframe style="display: block; margin: 0px auto;width: 100% !important;height:315px;" src="https://www.youtube.com/embed/ZK3FJh-3Q9c" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div> [大迫勇也が『パワサカ』で楽しめる彩 り鮮やかな高校生活を、コミカルな演技で表現] <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/konami20170720_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div>▽また、『パワサカ』では現在人気コミック「シュート!」(原作:大島司/講談社「週刊少年マガジン」)とのコラボレー ションを実施中。19日より新たに「遠藤一美」「神谷 篤司」「大塚 繁樹」「赤堀 強」の4人のイベキャラが入手できる第2弾ガチャを開始している。こちらも要チェックだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr>◆『パワサカ』のダウンロードはこちらから◆ <a href="https://goo.gl/vUwGpi" target="_blank"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/300/image/appstore.png" width="33%"></a><a href="https://goo.gl/oHvENi" target="_blank"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/300/image/googleplay.png" width="33%"></a></div> 2017.07.20 12:00 Thu3
ケルン、生え抜きの元ドイツ代表FWウートと2025年まで契約延長
ケルンは20日、元ドイツ代表FWマルク・ウート(31)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたウートは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ケルンで生まれたサッカー選手として、ひとつの目標はケルンでプレーすることだ。僕はいくつかのクラブを巡って、再びここにたどり着けたことをうれしく思っている。ケルンは僕にとってホームであり、ここが一番居心地がいいんだ。だからこそ、大好きで31年間応援しているクラブでプレーを続けられることはとても幸せなことだよ」 ケルンの下部組織出身のウートは、2011年7月にトップチームへ昇格するも、2012年7月にヘーレンフェーンへフリーで完全移籍。その後、ホッフェンハイムやシャルケでのプレーを経て、2021年の夏にケルンへ帰還。 ケルン復帰後は、2シーズンで公式戦38試合に出場し6ゴール9アシストを記録。しかし、今季は度重なるケガに悩まされ、公式戦5試合の出場にとどまっている。 2023.01.21 00:20 Sat4
ケルン、U-21ドイツ代表FWレンペールと2025年まで契約延長
ケルンは22日、U-21ドイツ代表FWティム・レンペール(20)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたレンペールは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ケルンはとても居心地が良く、安心してプレーできるので、この決断は難しくなかった。クラブと監督は、僕がここで進むべき道を明確に示してくれたんだ。だから、それができることを証明したい。夏にはステップアップする必要があるかもしれないけれど、、ケルンでブンデスリーガでプレーすることが僕の目標であることに変わりはないんだ」 マインツやFSVフランクフルトの下部組織を渡り歩いたレンペールは、2017年にケルンの下部組織に加入。2020年の初めにトップチームに昇格し、同年5月にプロ契約を締結。 これまでケルンでは、公式戦26試合に出場し2ゴールを記録。今季は足首のケガなどもあり、公式戦9試合に出場とどまっていた。なお、ドイツ『キッカー』は地元紙の情報を引用し、レンペールが来季レンタルにて武者修行に出る可能性があると伝えている。 2023.02.23 23:30 Thu5