メッシがPKでリーグ戦4試合連発も土壇場被弾のバルサがカディスに痛恨ドロー…ラ・リーガ連勝が「7」でストップ《ラ・リーガ》
2021.02.22 00:03 Mon
ラ・リーガ第24節、バルセロナvsカディスが21日にカンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わった。
ラ・リーガ7連勝の3位バルセロナ(勝ち点46)は、チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で喫したホームでの1-4の惨敗からのバウンスバックを図る一戦で15位のカディス(勝ち点24)と対戦した。
前回対戦で敗れたカディス相手のリベンジマッチではPSG戦と同じ11人を起用し、ピケが久々のリーグ戦出場となった。
PSG戦のショックを感じさせる静かな試合への入りを見せたバルセロナだが、アウェイチームが引いて構える戦い方を選択したことで、立ち上がりからボールの主導権を掌握。だが、全体の動き出しや仕掛けの数が少なくなかなか決定機まで持ち込めない。
それでも、徐々に攻撃のギアを上げ始めたメッシが23分と29分にミドルシュートで相手GKを脅かす場面を作り出すと、32分に先制点を奪い切る。ボックス内のルーズボールに反応したペドロが先にボールを触った後、相手に足をかけられる。このプレーで得たPKをメッシがきっちり決め切った。
前半の内に追加点を奪い切れなかったバルセロナだが、カディスの攻撃面の低調さもあって危なげない形で試合を進めていく。後半もリスクを冒して前に出ず、2失点目を凌ぐことを最優先にワンチャンスを狙うカディスの守備に手を焼く。
65分にはグリーズマンとブスケッツを下げてブラースヴァイトとピャニッチ、74分にはペドリを下げてトリンコンを投入。引き続き押し込む展開の中でデンベレやメッシにシュートシーンが訪れるが、前半同様に最後の精度を欠く。
その後、80分にデストとデンベレを下げてミンゲサ、リキ・プッチの投入で試合を締めにかかったバルセロナだったが、追加点を奪い切れなかったツケを払うことに。89分、ボックス内でのルーズボールの競り合いでDFラングレがソブリーノの足を遅れて蹴ってしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのアレックス・フェルナンデスに決められて土壇場で追いつかれた。
この失点で慌てて勝ち越しゴールを目指してピケを最前線に上げてパワープレーを敢行したものの、専守防衛のカディスのゴールを再びこじ開けることはできなかった。
この結果、4連敗中のカディス相手に痛恨の逃げ切り失敗となったバルセロナは、ラ・リーガでの連勝が「7」でストップ。前日に首位アトレティコ・マドリーが敗戦を喫した中、勝ち点を縮めるチャンスを生かし切れなかった。
ラ・リーガ7連勝の3位バルセロナ(勝ち点46)は、チャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で喫したホームでの1-4の惨敗からのバウンスバックを図る一戦で15位のカディス(勝ち点24)と対戦した。
前回対戦で敗れたカディス相手のリベンジマッチではPSG戦と同じ11人を起用し、ピケが久々のリーグ戦出場となった。
それでも、徐々に攻撃のギアを上げ始めたメッシが23分と29分にミドルシュートで相手GKを脅かす場面を作り出すと、32分に先制点を奪い切る。ボックス内のルーズボールに反応したペドロが先にボールを触った後、相手に足をかけられる。このプレーで得たPKをメッシがきっちり決め切った。
メッシのリーグ4試合連続ゴールでリードを手にしたバルセロナは前半終盤にかけてリズムを掴み、デンベレの鋭い仕掛けを起点に2点目を狙う。その流れの中でデ・ヨング。ペドリとゴールネットを揺らす場面を作り出したが、いずれもオフサイドを取られてゴールは認められず。
前半の内に追加点を奪い切れなかったバルセロナだが、カディスの攻撃面の低調さもあって危なげない形で試合を進めていく。後半もリスクを冒して前に出ず、2失点目を凌ぐことを最優先にワンチャンスを狙うカディスの守備に手を焼く。
65分にはグリーズマンとブスケッツを下げてブラースヴァイトとピャニッチ、74分にはペドリを下げてトリンコンを投入。引き続き押し込む展開の中でデンベレやメッシにシュートシーンが訪れるが、前半同様に最後の精度を欠く。
その後、80分にデストとデンベレを下げてミンゲサ、リキ・プッチの投入で試合を締めにかかったバルセロナだったが、追加点を奪い切れなかったツケを払うことに。89分、ボックス内でのルーズボールの競り合いでDFラングレがソブリーノの足を遅れて蹴ってしまい、痛恨のPK献上。これをキッカーのアレックス・フェルナンデスに決められて土壇場で追いつかれた。
この失点で慌てて勝ち越しゴールを目指してピケを最前線に上げてパワープレーを敢行したものの、専守防衛のカディスのゴールを再びこじ開けることはできなかった。
この結果、4連敗中のカディス相手に痛恨の逃げ切り失敗となったバルセロナは、ラ・リーガでの連勝が「7」でストップ。前日に首位アトレティコ・マドリーが敗戦を喫した中、勝ち点を縮めるチャンスを生かし切れなかった。
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
イニエスタ氏に指導者転身の動き ドバイでコーチライセンス講習に
元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ氏に指導者転身の動きだ。 今月8日にバルセロナで始まり、ヴィッセル神戸、エミレーツ・クラブ、そしてスペイン代表で彩った現役キャリアに別れを告げたイニエスタ氏。それから1週間が経ったばかりだが、早くも次のキャリアに歩みを進めるという。 スペイン『マルカ』によると、イニエスタ氏はアジアサッカー連盟(AFC)が進めるAFCのB級ライセンス取得のため、12日からドバイで講習に参加。アジアの有名な元選手たちとともに、3カ月間のプログラムに励むようだ。 学んでいく内容はトレーニングのトレンドをはじめ、攻守のプレー原則と方法や、個人および、集団のチーム戦術、ゲームメソッドの構築とさまざま。試合分析や、回復プロセス、栄養学なども学びのテーマとなる模様だ。 現時点でこれといって将来を決めているわけでなく、家族との時間やフットボール以外のビジネスにも取り組む見通しというイニエスタ氏だが、指導者の第一歩を踏み出している。 2024.10.15 23:17 Tue2
「ほぼ準備はできていた」バルサFWハフィーニャはイタリア代表だった人生も? 現在はブラジル代表で主軸に「幸運だった」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 今シーズンはラ・リーガで32試合に出場し16ゴール11アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも13試合で12ゴール9アシストを記録しており、公式戦52試合で31ゴール25アシストと50ゴール以上に絡む活躍を見せている。 バルセロナは3冠の可能性も残っている中で、バロンドール受賞に最も近いとされるハフィーニャだが、ジャーナリストであるイサベラ・パリアリさんのYouTubeに出演。意外な事実を明かし、イタリア代表としてプレーしていた可能性を語った。 「イタリア代表への招集を受け入れるところだった。ほぼ準備はできていた。でもパスポートが届かなかったので、幸運だった」 「イタリア代表から電話があった。ジョルジーニョ(アーセナル)は、いつだって電話をくれた。イタリアのスタッフが僕のために素晴らしいプロジェクトを用意してくれていて、本当に感銘を受けた」 「でも同時に、心の奥底ではブラジル代表のユニフォームを着られるという1%の希望がまだ残っていた。そして幸運なことに、イタリアのパスポートが間に合わなかったんだ」 ハフィーニャはブラジルとイタリアの2つの国籍を保有。父親もブラジル人でありながら、イタリアのパスポートを持っていた。 アーセナルのMFジョルジーニョやウェストハムのDFエメルソン・パルミエリのように、ブラジル人ながらイタリア代表でプレーする可能性も十分にあったが、手続の問題でなれずにいた。 その後リーズでの活躍が認められ、2021年10月にブラジル代表デビュー。イタリア代表を逃してから1年後に心の底にあった夢を叶え、現在では主軸としてプレーしている。 2025.05.05 23:05 Mon3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4
