松本DF野々村鷹人が6週間の負傷離脱に…ここまで13試合2ゴール

2024.05.24 10:15 Fri
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松本山雅FCは24日、DF野々村鷹人の負傷を報告した。

松本でのプロ入りから4年目の野々村。今季はここまで明治安田J3リーグ13試合で2得点の活躍ぶりだが、18日に行われた第14節のギラヴァンツ北九州戦で負傷した。

その後、松本市内の病院で検査を受け、チームドクターによって右ヒザ内側側副じん帯損傷と診断。全治は6週間の見込みだ。

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Jリーグアウォーズで意外だった監督の評価/六川亨の日本サッカー見聞録

2024年のJ1リーグは神戸の連覇で幕を閉じた。2位の広島も粘ったものの、最後は神戸が湘南を3-0で退け自力優勝を達成。広島はG大阪に、3位の町田も鹿島に1-3で敗れて神戸に肉薄することはできなかった。 MVPには13ゴール7アシストで神戸を牽引した武藤嘉紀が選出された。今シーズンは、攻撃はもちろんのこと、守備でも泥臭く奮闘する“汗かき役”としてチームを牽引。当然の受賞と言える。 優秀監督賞には連覇を果たした神戸の吉田孝行監督(61票)ではなく、広島のミヒャエル・スキッベ監督が121票を獲得して2年ぶり2度目の受賞を果たした。3位は、開幕前は降格候補の1番手と思われていた東京Vの城福浩監督が44票を集めた。 12月9日に行われた東京Vのシーズン振り返り会見で、江尻篤彦強化部長はJ1昇格が決まったのは12月に入ってからだったため「(昇格が)決まってからだと市場に(選手も)残っていないかな」と遅いスタートを認めつつ、J1では何が大切かを城福監督と話したという。 そこでの結論は「質の高い選手がいないと勝てないよね」というもの。そこで「出場時間に恵まれていない選手をピックアップ」してG大阪から山見大登、京都から木村勇大らをレンタルで獲得。「出場機会に恵まれていない若い選手が結果を残してくれた」と総括した。 城福監督も「(6位は)我々のチームの規模、経験、選手層を考えたときに難しい戦いになることは覚悟していた。それは去年も同じで、昇格争いをすると思われていなかった。選手はまったく経験がない。そういう見られ方をしている中での6位は自負していい。昨日(の試合後)は、お前ら6位だ。たいしたもんだと選手を初めて褒めました」と開幕前の心境を明かした。 東京Vの歴史で、93年と94年こそリーグ連覇を達成したが、95年は横浜Mに敗れて2位。そこからは長い低迷時代に突入し、6位は96年の7位を上回る好成績だ。城福監督のシーズンを通してのチームマネジメント、激しく選手に闘争心を求め続けた姿勢は高く評価していいだろう。 意外だったのは、3位とJ1初昇格後に最高成績を収めた町田の黒田剛監督が16票で5位と低かったことだ。ルヴァン杯こそ決勝に進出したものの、リーグでは最終節まで残留争いに巻き込まれた新潟の松橋力蔵監督の29票にも及ばなかった。 推測するに、一発勝負の繰り返しである高校サッカーではリスクを排して守備を固め、ロングボールやセットプレーから得点を狙うスタイルは容認されても、プロの“興業”としての側面もあるJリーグでは、広島や新潟のようにポゼッションスタイルを監督も選手も「理想」としているのではないだろうか。 J2は昨シーズンのプレーオフ決勝で東京Vに同点弾を浴びて涙を飲んだ清水が堂々のJ1復帰を果たし、横浜FCも1年での返り咲きを果たした。J3では大宮がダントツの成績で1年でのJ2復帰を果たした。MF小島幹敏やFW杉本健勇らは“質”からいったらJ1レベルだけに、当然の帰還と言える。 意外だったのはJ2で勝点差1により3位に甘んじた長崎が、昇格プレーオフ準決勝で1-4と大敗したことだ。新スタジアムでは無敗を誇っていただけに、ショッキングな結果だった。そして岡山が初のJ1昇格を果たした。 J2昇格プレーオフ決勝は、富山まで取材に足を延ばした。リーグ戦終盤は5連勝で4位に食い込んだ松本は、準決勝でも福島に1点をリードされながら後半20分の野々村鷹人のゴールで同点に追いつき、規定によりリーグ戦上位の松本が決勝戦に進出。しかし3位富山との試合では、前半に2点をリードしながら後半に1点を返されると、アディショナルタイムの90+3分に左クロスから失点して無念のドロー。準決勝とは逆の立場でJ2復帰の夢は幻と消えた。 タイムアップの瞬間、11年ぶりのJ2復帰を決めた富山の選手による歓喜の輪がピッチに広がる一方、あと一歩のところで昇格を逃した松本は、司令塔の山本康裕ら3人以外は仰向けに倒れるか座り込んだまま動けない。残酷なまでの勝者と敗者のコントラストだった。 文・六川亨 2024.12.12 12:00 Thu
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4位松本が後半追いつき昇格PO決勝へ! 5位福島に序盤リード許すも4年ぶりJ2復帰に王手【J2昇格プレーオフ】

1日、J2昇格プレーオフ準決勝の松本山雅FCvs福島ユナイテッドFCがサンプロ アルウィンで行われ、1-1の引き分けに終わった。 明治安田J3リーグを5連勝フィニッシュし、4位でシーズンを終えた松本。準決勝のホーム開催と引き分けでも勝ち上がりのアドバンテージを手にし、4年ぶりJ2復帰に向けての決勝進出を目指す。 一方、アウェイの5位福島も3連勝でリーグ戦を終えてのPO。勢いそのまま、Jリーグ参入から11年目でのJ2初昇格を狙う。 互いに慎重な入りとなったなか、先手を取ったのはより積極的に前に出ていくアウェイの福島。10分、左サイドから森晃太が仕掛けると、ニアに走り込んだ樋口寛規がクロスに左足で合わせた。 出だしからつまずいた松本だが、なかなか主導権を握れず。福島が素早い攻撃から松本ゴールに迫っていく。 松本は29分、左サイド深い位置でキープした菊井悠介から樋口大輝がクロス。安藤翼の足元に届いたが、収めきれずシュートには持ち込めない。 一進一退の攻防が続くと、36分に福島に2点目のチャンス。自陣から素早く縦にボールを動かし、左サイドを駆け上がった森が中央に切り込んでからシュート。ファーサイドを狙ったが、右ポストに直撃し、リードは広げられない。 ハーフタイムにかけても展開は変わらず、0-1で前半終了。両チーム通じて唯一の枠内シュートが福島のゴールに結びついた。 交代なく迎えた後半は、立ち上がりから松本が攻勢。対する福島は速攻から右サイドの城定幹大へボールが渡り、左足で巻いたシュートを放っていく。 52分、敵陣で過ごす時間を増やす松本は、菊井の左クロスから安藤がヘディングシュート。これは惜しくもバーを越えるが、徐々にゴールへ近づいていく。 福島は61分、シュートブロックからの敵陣へのクリアを樋口寛規が追いかけると、ボックス外での処理を試みた松本GK大内一生からボール奪取。しかし、奪ったボールに追いつくことはできず、そのままゴールラインを割る。 先に動いたのは62分の松本ベンチ。山本龍平をピッチに送り出すと、福島も続いて上畑佑平士を投入する。 互いに最初の交代カードを切ると、再び試合が動く。65分、右CKを得た松本は、菊井のクロスに野々村鷹人がファーでヘディング。ゴールライン際で防がれるとこぼれ球に高橋祥平が詰めたが、ラインを割っていたとして野々村のゴールとなった。 決勝進出に向け大きな同点ゴールを手にした松本。攻勢を強める必要性が出た福島は、2枚替えで勝ち越し点を狙う。 しかし、勢いに乗った松本は72分に逆転のチャンス。山本が左サイドを突破すると、ファーへのクロスに村越凱光。滑り込んで右足で合わせたが、ミートしきれなかった。 福島は終盤に入って前に出ていくが、守りを固めた松本を崩せず。1-1のドローで決着し、上位チームの松本が決勝に駒を進めた。 松本は7日、同じく引き分けで準決勝を勝ち上がったカターレ富山(3位)とアウェイで対戦する。 松本山雅FC 1-1 福島ユナイテッドFC 【松本】 野々村鷹人(後20) 【福島】 樋口寛規(前10) 2024.12.01 16:55 Sun
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松本、攻守の主力担うDF野々村鷹人、MF安藤翼と契約更新「J3で圧倒するくらいの力を見せつけます」、「目の前で昇格が消え去ったあの日のことは、忘れることは無い」

松本山雅FCは2日、DF野々村鷹人(26)、MF安藤翼(28)との契約更新を発表した。 野々村は流通経済大学出身で、2021年に松本へ入団。4年目の2024シーズンはディフェンスラインの主軸として、明治安田生命J3リーグで31試合4得点を記録。さらに、J2昇格プレーオフでも2試合に出場した。 安藤は大分県出身で、長崎総合科学大学附属高校から駒澤大学を経て、2019年にJFLのホンダロックSC(現:ミネベアミツミFC)へ入団。ヴァンラーレ八戸、SC相模原を経て、今季から松本でプレー。加入1年目はJ3で38試合6得点、J2昇格プレーオフでも2試合に出場した。 来季も松本でプレーする2選手は意気込みを語っている。 ◆野々村鷹人 「あけましておめでとうございます。2025年も松本山雅FCでプレーさせていただきます」 「富山に負けまだまだ力不足だと感じ、新シーズンは「結果」に強くこだわります。オフシーズン色々考え、新たに強い覚悟をもち、更に進化した野々村鷹人を見せられるように、J3で圧倒するくらいの力を見せつけます。期待してください。必ず昇格しましょう。 今年もよろしくお願いします。 強く」 ◆安藤翼 「2024シーズンも多大なるご支援、ご声援をありがとうございました。2025シーズンも松本山雅FCでプレーさせていただきます」 「熱く心強いサポーターの皆様、あの素晴らしいスタジアムの雰囲気、サポートしてくださるスポンサー企業の方々と今年も共に戦えることを嬉しく思います! 僕自身のプレーやゴールで多くの歓喜の瞬間をみんなで味わいたいです! 目の前で昇格が消え去ったあの日のことは、忘れることは無いですし、その想いを晴らすため、より一層の自覚と覚悟を持って戦います。必ず昇格を。 今年もよろしくお願いします!」 2025.01.02 14:51 Thu

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「成長した姿でガンバに帰ってこられるように」 G大阪の技巧派レフティー、中村仁郎が引き続き武者修行! 岐阜入りが決定

FC岐阜は6日、ガンバ大阪からMF中村仁郎(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2026年1月31日まで。契約中はG大阪との公式戦に出られない。 G大阪の育成組織から新たに現る逸材レフティーとして注目の中村。世代別代表でもエリート中のエリートと位置づけられるなか、2022年にFW坂本一彩とともにトップチーム昇格を果たした。 だが、ケガにも悩まされ、2024年夏に松本山雅FCへ育成型期限付き移籍を決断し、明治安田J3リーグ12試合で1得点1アシスト。今季からは岐阜に加わり、J3でプレーを続ける運びとなった。 技巧派アタッカーは今回の移籍決定を受け、G大阪を含む3つのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 ◆FC岐阜 「この度、ガンバ大阪から育成型期限付き移籍で加入することになりました、中村仁郎と申します。チームに貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いいたします」 ◆ガンバ大阪 「この度、FC岐阜に育成型期限付き移籍することになりました。昨夏から引き続き大阪から離れた地でプレーすることになりますが、成長した姿でガンバに帰ってこられるように精一杯頑張ります」 ◆松本山雅FC 「このたび、FC岐阜に育成型期限付き移籍することになりました。松本山雅FCでの約4ヶ月間は、チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「しかし、皆さんの熱い声援やレベルの高い指導者、スタッフ、選手たち、寄り添ってくださったフロントの方々など、山雅に関わる全ての人たちのおかげで、辛いながらも良い経験ができました」 「松本の地を離れることになりますが、これからもずっと山雅が大好きです。ありがとうございました!」 2025.01.06 12:35 Mon
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松本のDF橋内優也が37歳で現役引退…広島、鳥取、徳島でもプレー「松本山雅での監督を目指して頑張っていきたい」と指導者転身明かす

松本山雅FCは5日、DF橋内優也(37)の現役引退および松本山雅FCアカデミーロールモデルコーチ就任を発表した。 滋賀県出身の橋内は2006年に東海大第五高校からサンフレッチェ広島へ加入。プロキャリアをスタートすると、当時日本フットボールリーグ(JFL)所属のガイナーレ鳥取への期限付き移籍を経て、2010年に徳島ヴォルティスへ加入。2013年にはクラブ史上初となるJ1昇格を経験した。 松本には2017年から在籍し、こちらでも2018年にJ1昇格を経験。以降のJ2、J3降格を含めてクラブと苦楽を共にしてきた。在籍8年目となった2024シーズンは明治安田J3リーグで11試合に出場した。 キャリア通算ではJ1で52試合2得点、J2で224試合8得点、J3で44試合、JFLで10試合4得点を記録している。 橋内は現役引退に際して自身の想いを綴っている。 「昨シーズン限りで現役引退する事にしました。クラブからは契約延長のオファーもいただいていたのでこの決断に至るまでに相当悩みました。なぜなら12月7日までは、僕自身はプレー出来るし、まだチームの力になれると思っていたからです」 「ただ、松本山雅FCをJ2に戻したいと覚悟を持ってプレーしてきて、僕が最後ピッチに立ちながら目標を目前で逃してしまった。そのことが、「皆さんの期待に応えられなかった」と僕自身が納得いかず、もう山雅で選手としてプレーするべきではないという思いが強くなり、これからの山雅でプレーする選手たちに思いを託そうと引退を決断しました」 「サッカーが下手くそで怪我の多かった僕が、現役を19年も続けてこられたのはサンフレッチェ広島、ガイナーレ鳥取、徳島ヴォルティス、松本山雅FCと素晴らしいクラブで共に闘いプレーしたチームメイト、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブ関係者、応援してくださったファン、サポーター全ての皆様のサポートがあったおかげです。本当に本当に感謝しています」 「松本山雅FCで指導者としてセカンドキャリアをスタートします。僕が大事にしてきた『謙虚な心』『感謝の気持ち』『向上心』を大事にして松本山雅での監督を目指して頑張っていきたいと思いますので陰ながら応援していただけると幸いです。最後に19年間ありがとうございました!」 2025.01.05 18:06 Sun

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