「ワクワクしている」28年ぶり来日のニューカッスル、ハウ監督がJリーグのイメージを語る「非常にレベルが高い」

2024.07.30 15:05 Tue
来日したエディ・ハウ監督
©超ワールドサッカー
来日したエディ・ハウ監督
ニューカッスルエディ・ハウ監督が、来日会見に登場。酷暑の日本での戦いを楽しみにしていると語った。
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29日、ニューカッスルが来日。主力の一部を除いた本気のメンバーで来日し、GKは6人も連れてくるという状況だ。30日に東京都内でトレーニングを実施。冒頭15分間がメディアに公開された中、その後にハウ監督が記者会見に出席した。
チームとしては28年ぶりの来日となるニューカッスル。「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」として来日し、31日に浦和レッズ、8月3日に横浜F・マリノスと対戦する。

ハウ監督は今回の来日について「非常に嬉しい。ここで新しい環境の中、日本で2試合できることは良い機会なのでワクワクしている」とコメント。日本へ来ることを決めた理由は、新たな経験をすべきだという考えがあるとした。
「新しい経験をしたいと思っている。それは選手だけではなくスタッフにとってもだ。人生において日本に来るチャンスはなかなかない。今までにない経験をすることはプラスだ」

「それからニューカッスルの新しいファンを掴めたら良い。プロとして色々な場所に行くというのは、選手にとってもコーチにとってもオールラウドな能力をつけることに役に立つと思う」

「ここでの2試合は非常に高いレベルの試合になると思っている。極めて暑いが、この中でプレーすることがシーズンが始まってから大きなプラスになると信じている」

プレミアリーグのクラブの多くはアメリカに渡り、現地で対戦をしている。一方で、今夏は日本にブライトン&ホーヴ・アルビオン、トッテナムのプレミア勢、レアル・ソシエダ、シュツットガルト、ドルトムントと多くのクラブがやってきた。

気候も違い、イングランドから距離も遠い日本でのプレシーズンツアー。ハウ監督は楽しみな反面、厳しさもあるとした。

「確かに非常にデリケートなバランスを取る必要がある。フライトも長いし、この旅程は非常に厳しい。選手を代表して言えば、タフだとも思う。なので、今日の練習ではいつものようなエネルギーはなかったが、それは想定内のことだ」

「ここに暑さが組み合わさると厳しいが、明日にはより良いコンディションになって、良い試合ができればと思っている。こういうツアーはやらなければいけないことであり、それは受け止めている」

チームをワールドワイドに広げるため、そしてプレシーズンの準備をするための来日。Jリーグについての印象もハウ監督は語り、プレミアリーグにも多くの選手が参戦しているリーグであり、しっかりと試合に臨んでいきたいとした。

「非常にレベルが高いと思う。我々が行う2試合は非常に厳しいものになるだろう。この暑さの中で試合をすることは滅多にないこと。今日の練習でもその厳しさを痛感した。ドリブルのメニューをこなすだけでも大変だった。タフな試合になることはわかっている」

「また、Jリーグ出身の日本人選手がイングランドでも欧州全体で見ても活躍している。これからもその数は増えるだろう。高いレベルの選手たちなので、我々もしっかりとした心づもりを持って試合に臨まないといけない。ただ、プレシーズンの段階で厳しい試合をすることは、プレミアリーグの開幕に向けて非常に大事だと思っている」

まずは31日に浦和と埼玉スタジアム2002で対戦。キックオフは19時30分だ。

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ニューカッスルが好相性のスパーズとのホームゲーム制す…守勢耐え抜いてイサク今季初弾が決勝点【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第3節のニューカッスルvsトッテナムが1日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが2-1で勝利した。 ニューカッスルは前節、ボーンマス相手に1-1のドロー。リーグ開幕連勝を逃した。ただ、ミッドウィークのEFLカップ2回戦ではノッティンガム・フォレストにPK戦で競り勝ってひとまずバウンスバックに成功した。2季連続大勝で相性がいいホームでのスパーズ戦ではボーンマス戦からジェイコブ・マーフィーに代えてバーンズを起用した以外同じメンバーを継続した。 対して前節エバートンに4-0の完勝を収めて今季初勝利を挙げたトッテナムは、鬼門攻略での連勝を狙った。前節からは先発2人を変更。負傷でメンバー外のファン・デ・フェンの代役にドラグシン、ブレナン・ジョンソンに代えてパプ・サールをインサイドハーフに置き、3トップは右からオドベール、クルゼフスキ、ソン・フンミンの並びとなった。 普段通りにボールを保持するトッテナムに対して、ハイプレスと自陣深くでは[5-4-1]気味にブロックを構えてロングカウンターを狙うニューカッスルという構図の下で試合はスタート。 キックオフ直後は勢いで勝ったニューカッスルが押し込むと、5分にはセットプレー流れから右サイドのイサクが意表を突いたクロス気味のループシュートでゴールに迫るが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 対するトッテナムは時間の経過と共に相手のプレスに順応。サイドを起点に押し返すと、オフサイドになったものの、セットプレー流れからペドロ・ポロのクロスをロメロがヘディングでゴールネットを揺らす際どい場面も作り出す。 その後、副審のアクシデントによる数分間の中断を経て試合が再開。すると、ここからトッテナムがよりペースを握っていく。そして、狙い通りの形で押し込むと、マイナスの落としからサールが続けて強烈なミドルシュートを枠に飛ばしてGKポープにセーブを強いる。 再開後は防戦一方の展開を強いられていたニューカッスルだったが、相手の一瞬の隙を突いてゴールをこじ開ける。37分、相手陣内左サイドでのクイックスローから深い位置に抜け出したケリーがグラウンダーのマイナスクロスを供給。これをフリーのバーンズがうまく右足インサイドでコースを変えてゴール右隅に流し込んだ。そして、勝負の際を制したホームチームが1点リードで試合を折り返した。 迎えた後半、トッテナムはサールを下げてブレナン・ジョンソンをハーフタイム明けに投入。これでクルゼフスキがインサイドハーフに入り、3トップは右からジョンソン、ソン・フンミン、オドベールという形に。 後半も前半同様の形で試合が推移していくと、アグレッシブに攻め立てたアウェイチームが早い時間帯に追いつく。56分、ターンオーバーの応酬をことごとく制したトッテナムはマディソンが左サイドからのカットインで右足シュート。このこぼれ球に詰めたジョンソンのシュートはGKポープが何とか触ったが、ゴールライン上に流れたボールをDFバーンがクリアし切れずに蹴り込む形でゴールネットを揺らした。 追いついた勢いに乗るポステコグルーのチームは攻勢を継続。安定したボール保持に加え、切り替えの精度で勝って相手に攻撃機会を譲らず。そして、得意のワイド・ワイドの崩し、空いたバイタルエリアを使ったマディソンやポロの鋭いミドルシュートでゴールを脅かすが、守護神ポープを中心とする相手の粘りの守備をあと一歩で崩し切れない。 一方、後半は守勢が続くニューカッスルは60分を過ぎてバーンズ、ロングスタッフら主力を下げて、マーフィーとEFLカップで長期サスペンションから復帰したトナーリを投入。 すると、前半同様にワンチャンスを活かして勝ち越しのゴールを奪う。78分、自陣中央で粘ったジョエリントンのプレス回避から右サイドでハイラインの背後を狙うマーフィーへスルーパスが通る。そのままボックス内まで運んだマーフィーがGKを引き付けて左を並走するイサクへプレゼントパス。これをエースが難なく流し込んだ。 前半同様の形でビハインドを背負ったトッテナムはメンバーを入れ替えながら最後までゴールを目指したが、リードによって強度を上げたニューカッスルに苦戦。幾度か背後を取ったカウンターチャンスもゴールに結びつけることはできなかった。 この結果、好相性のトッテナムとのホームゲームで勝ち切ったニューカッスルが今季2勝目を手にした。一方、ある意味でらしい形で敗れたトッテナムは今季初黒星となった。 ニューカッスル 2-1 トッテナム 【ニューカッスル】 ハーヴィー・バーンズ(前37) アレクサンダー・イサク(後33) 【トッテナム】 オウンゴール(後11) 2024.09.01 23:40 Sun

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