マルセイユがデ・ゼルビ氏の新監督就任を正式発表!3年契約を締結

2024.06.30 07:00 Sun
Getty Images
マルセイユは29日、ロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が新指揮官に就任したことを正式発表した。契約期間は2027年6月30日まで3年間となる。

新指揮官に就任したデ・ゼルビ氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。
「オリンピック・マルセイユへの加入を強く望んでいたので、契約できたことを嬉しく思っているよ。マルセイユの歴史と名声、サポーターの情熱と熱気、そしてフランク、パブロ、メディが僕に示してくれた真剣さと熱意、これらすべてが、フランク(・マッコート)オーナー、パブロ(・ロンゴリア)会長、メディ(・ベナティア)スポーツアドバイザーが僕に示してくれた誠実さと熱意、これらすべてが、このエキサイティングな挑戦に乗り出す決心をした決め手となった。早くスタッド・ヴェロドロームのベンチに座り、マルセイユ監督として、クラブがふさわしい地位を取り戻せるように貢献したいと思っているよ」

フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任。

2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。
一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えると、5月18日にブライトンとの契約を双方合意の下で解消していた。

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マルセイユの新監督に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督が新たな挑戦への思いを語った。 2022年9月に途中就任したブライトンで唯一無二のプレースタイルと共にクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場をもたらすなど、確かな手腕を発揮したイタリア人指揮官。 しかし、クラブ首脳陣との意見の相違も伝えられたなか、昨シーズン終了後に退任。新天地はプレミアリーグやバイエルン、バルセロナといったビッグクラブが有力と見られたが、昨季のリーグ・アンで7位フィニッシュとなったマルセイユという意外なクラブを選択した。 デ・ゼルビ監督は『Zeta』のインタビューで、自身の新たな挑戦について語った。 ブライトン退団に関しては「歴史的な時期だった。6位になっただけでなく、FAカップ準決勝に出場し、マンチェスター・ユナイテッドにPK戦で敗れた。私は多くのプレーヤーを成長させたが、彼らは記録的な金額で売却された。そういった意味で去るのは困難だった」と、やはりクラブとの今後へのビジョンに食い違いがあったことを認めた。 2027年までの3年契約での加入となったマルセイユでは国内屈指の名門として、パリ・サンジェルマンの1強時代を止めたいと意気込んだ。 「マルセイユの人々は、OMを国内で最も重要なクラブとみなしているが、我々は熱意を取り戻し、パリ・サンジェルマンの支配に挑戦する必要がある」 「私はプレーヤーに、ファンを誇りに思わせなければならないと伝える。マルセイユで指揮することはユニークで、自分たちの後ろには熱狂的な人々がいる。私自身は真剣さと勇気を持って、彼らをヨーロッパの舞台へ戻せるように努めるつもりだ」 2024.07.07 16:05 Sun
マルセイユが、ウォルバーハンプトンの韓国代表FWファン・ヒチャン(28)に関心を示しているようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ新監督を招へいし、前線の刷新を図るマルセイユ。すでにポルトガル人FWヴィティーニャをジェノア、セネガル代表FWイリマン・エンディアイエをエバートンに売却。さらに、元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにも中東からの関心が取り沙汰されており、核となる前線の補強が必須の状況だ。 フランス『レキップ』によると、クラブはマンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドと共に韓国人アタッカーを獲得リストの上位に位置付けているという。 ブライトン時代にファン・ヒチャンと対戦しているイタリア人指揮官は、同選手のアグレッシブなプレースタイルを評価しており、クラブの獲得の試みを承認している模様。ただ、現時点でマルセイユとウルブスは同選手に関する交渉を開始していないとのことだ。 レッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒとレッドブルグループ傘下のクラブで活躍したのち、2021年8月にウルブスへ加入したファン・ヒチャン。以降は着実にクラブ内での存在感を増すと、昨シーズンのプレミアリーグではキャリアハイとなる12ゴールを挙げる活躍を見せた。 2024.07.06 14:20 Sat
インテルがアルゼンチン代表MFバレンティン・カルボーニ(19)の売却を考慮する。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 カルボーニは2020年に15歳でインテル入りした攻撃的MF。23-24シーズンはトップチーム昇格のうえでモンツァへレンタル移籍し、キャリアで初めてセリエAをフルシーズン戦った。 途中出場も多かったが、多彩なアタッカーとしてコンスタントに試合に絡み続け、3月のA代表デビューからそのまま定着。現在はコパ・アメリカ2024に参戦中だ。 そんなカルボーニは識者から「24-25シーズンの戦力にカウントすべき」との声が上がるが、新体制に移行したインテルは売却を考慮。いかなるクラブも選手の“売り”が経営を支える。 どうやら欧州各国のクラブがカルボーニに熱視線。中でも関心が大きいのは、ロベルト・デ・ゼルビ新監督のマルセイユとされる。 インテルは売却ありきではなく、評価額は3000万ユーロ(約52.2億円)とどう転んでも安売りせず。ただし、この額の提示があれば躊躇しないようで、一部の幹部は「今夏中の売却を期待している」そうだ。 もちろん現時点ではインテルに残る可能性のほうが高いようだが、ピエロ・アウシリオSDはつい先日、カルボーニについてこう語っている。 「コパ・アメリカが終わり次第、私たちはカルボーニ、そして彼の家族と会い、一緒に最良の選択肢を考えていく。彼がインテルに残ることを排除するわけではないよ」 インテルとカルボーニは2028年6月まで契約を残している。 2024.07.04 16:30 Thu
マルセイユは3日、スタッド・ブレストからフランス人DFリリアン・ブラシエ(24)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 フランス『レキップ』などによると、買い取りの際の移籍金は1100万ユーロ(約19億1000万円)程度で、ブラシエ自身は2029年までの5年契約で合意しているという。 スタッド・レンヌの下部組織出身のブラシエは186cmの左利きのセンターバック。レンヌのファーストチームでは一度もプレー機会はなく、ヴァランシエンヌへの武者修行を経て2021年夏にレンタル先のブレストへ完全移籍で加入した。 その新天地ではセンターバックと左サイドバックを主戦場に主力として活躍。昨シーズンはリーグ・アン30試合3ゴールの数字を残し、同クラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得の立役者の一人となった。 強靭なフィジカル能力を活かした対人の強さに加え、サイドバックやウイングバックでもプレー可能なスピードを武器に守備範囲の広さにも定評がある。また、マイボール時も正確な左足のフィードや積極的なドライブと攻撃の組み立てにも関われる、総合力の高い守備者。 過去にはフランスの世代別チームにも招集されており、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の下で攻撃面にさらなる磨きをかければ、レ・ブルーにも到達できるタレントだ。 2024.07.04 16:05 Thu
三笘薫が在籍するブライトンの新指揮官に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督が、新天地での初の会見で所信表明を行った。 グレアム・ポッター、ロベルト・デ・ゼルビと個性的な2人の指揮官の下、現在のプレミアリーグで確固たる地位を築きつつあるブライトン。年齢や選手時代の実績、指導者経歴といった既存の価値観に捉われることなく、様々なデータに基づき意思決定を行うトニー・ブルームオーナーがその後任として指名したのは、プレミアリーグ最年少となる31歳のドイツ人指揮官だ。 バイエルンの下部組織出身ながら現役時代に目立った実績を残せなかったヒュルツェラー監督は、2022年に現役を引退。若くして指導者転向の意思を持っていたこともあり、現役時代もコーチング業務を兼任してきた青年指揮官は、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリでアシスタントコーチ、暫定指揮官を経て、引退と共に正指揮官に就任。昨シーズンの2.ブンデスリーガではチームは見事に優勝に導き、ブンデスリーガ昇格を達成した。 そして、その卓越した手腕に目を付けたブライトンが、デ・ゼルビ前監督の退任を受け、新刊特区として招へいした。 7月1日付けでシーガルズの正指揮官となったヒュルツェラー監督は2日、クラブハウスで行われた初のプレスカンファレンスで所信表明を行った。 「これまでと同じようにここで働くつもりだ」 「これは大変な仕事であり、大きな挑戦であることは承知している。勇気と謙虚さが必要だが、もし自分とチームができると確信できないなら、初めからこの挑戦を受け入れていない」 「私は自分をフレンドリーな権威者とみなしているよ。フットボールは私の情熱だ。アイデアの力を使ってプレーヤーを説得しようとしている。また、多くのことを学び、それによってより悪い監督にはならないはずだ」 今後どうしても比較対象となるイタリア人指揮官については、、昨年12月にホームで行われたトッテナム戦の4-2の勝利を現地観戦するなど、以前から参考にしていたことを認めながらも、あくまで自分独自のスタイルをチームにもたらしたいと語る。 「彼は異なるスタイルのフットボールをもたらし、もちろんいくつかの要素を取り入れるが、最終的には自分の哲学がある。誰も真似できないからね。彼のチームはボール保持に関して非常に興味深い要素を持ち、非常に勇敢にプレーした」 また、「ドイツの指導者は皆、ドイツの若い指導者のロールモデルだ。ユルゲン・クロップのチームが持つ激しさは特別なもので、私もピッチ上で激しさを持ちたいと思っている」と、近年多くの優れた指導者を輩出するドイツ人指導者からのインスピレーションを認める新進気鋭の指揮官は、「私にとって、ボール保持とボールに対する激しさのミックスのようなもの。両方のフェーズで計画を立てる必要がある。ボールに対する計画とボールを使った計画があり、その上にセットプレーがある」と、自身の志向するスタイルについても説明した。 今回の会見に同席したブルームオーナーは「我々は、データこそすべてのハイレベルなスポーツで本当に重要だと考えている」と、一部でデ・ゼルビ前監督の退任に繋がった、極端なデータ至上主義を今後も変える考えがないことを示唆。 これに対して、ヒュルツェラー監督は「私は本当にそういったDNAが好きだ。つまり非常に分析的なデータに基づくアプローチ。私はそのスタイルと勇気あるプレーが好きで、ここで大きなことを成し遂げたい。体制に挑戦したいんだ」と、就任直後ということもあり、クラブの考えに寄り添う姿勢を示した。 2024.07.03 17:23 Wed

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「大変な仕事であり、大きな挑戦」…プレミア最年少31歳のブライトン新指揮官が所信表明

三笘薫が在籍するブライトンの新指揮官に就任したファビアン・ヒュルツェラー監督が、新天地での初の会見で所信表明を行った。 グレアム・ポッター、ロベルト・デ・ゼルビと個性的な2人の指揮官の下、現在のプレミアリーグで確固たる地位を築きつつあるブライトン。年齢や選手時代の実績、指導者経歴といった既存の価値観に捉われることなく、様々なデータに基づき意思決定を行うトニー・ブルームオーナーがその後任として指名したのは、プレミアリーグ最年少となる31歳のドイツ人指揮官だ。 バイエルンの下部組織出身ながら現役時代に目立った実績を残せなかったヒュルツェラー監督は、2022年に現役を引退。若くして指導者転向の意思を持っていたこともあり、現役時代もコーチング業務を兼任してきた青年指揮官は、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリでアシスタントコーチ、暫定指揮官を経て、引退と共に正指揮官に就任。昨シーズンの2.ブンデスリーガではチームは見事に優勝に導き、ブンデスリーガ昇格を達成した。 そして、その卓越した手腕に目を付けたブライトンが、デ・ゼルビ前監督の退任を受け、新刊特区として招へいした。 7月1日付けでシーガルズの正指揮官となったヒュルツェラー監督は2日、クラブハウスで行われた初のプレスカンファレンスで所信表明を行った。 「これまでと同じようにここで働くつもりだ」 「これは大変な仕事であり、大きな挑戦であることは承知している。勇気と謙虚さが必要だが、もし自分とチームができると確信できないなら、初めからこの挑戦を受け入れていない」 「私は自分をフレンドリーな権威者とみなしているよ。フットボールは私の情熱だ。アイデアの力を使ってプレーヤーを説得しようとしている。また、多くのことを学び、それによってより悪い監督にはならないはずだ」 今後どうしても比較対象となるイタリア人指揮官については、、昨年12月にホームで行われたトッテナム戦の4-2の勝利を現地観戦するなど、以前から参考にしていたことを認めながらも、あくまで自分独自のスタイルをチームにもたらしたいと語る。 「彼は異なるスタイルのフットボールをもたらし、もちろんいくつかの要素を取り入れるが、最終的には自分の哲学がある。誰も真似できないからね。彼のチームはボール保持に関して非常に興味深い要素を持ち、非常に勇敢にプレーした」 また、「ドイツの指導者は皆、ドイツの若い指導者のロールモデルだ。ユルゲン・クロップのチームが持つ激しさは特別なもので、私もピッチ上で激しさを持ちたいと思っている」と、近年多くの優れた指導者を輩出するドイツ人指導者からのインスピレーションを認める新進気鋭の指揮官は、「私にとって、ボール保持とボールに対する激しさのミックスのようなもの。両方のフェーズで計画を立てる必要がある。ボールに対する計画とボールを使った計画があり、その上にセットプレーがある」と、自身の志向するスタイルについても説明した。 今回の会見に同席したブルームオーナーは「我々は、データこそすべてのハイレベルなスポーツで本当に重要だと考えている」と、一部でデ・ゼルビ前監督の退任に繋がった、極端なデータ至上主義を今後も変える考えがないことを示唆。 これに対して、ヒュルツェラー監督は「私は本当にそういったDNAが好きだ。つまり非常に分析的なデータに基づくアプローチ。私はそのスタイルと勇気あるプレーが好きで、ここで大きなことを成し遂げたい。体制に挑戦したいんだ」と、就任直後ということもあり、クラブの考えに寄り添う姿勢を示した。 2024.07.03 17:23 Wed
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マルセイユが昨季3位躍進ブレストの主力CBブラシエを獲得!

マルセイユは3日、スタッド・ブレストからフランス人DFリリアン・ブラシエ(24)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 フランス『レキップ』などによると、買い取りの際の移籍金は1100万ユーロ(約19億1000万円)程度で、ブラシエ自身は2029年までの5年契約で合意しているという。 スタッド・レンヌの下部組織出身のブラシエは186cmの左利きのセンターバック。レンヌのファーストチームでは一度もプレー機会はなく、ヴァランシエンヌへの武者修行を経て2021年夏にレンタル先のブレストへ完全移籍で加入した。 その新天地ではセンターバックと左サイドバックを主戦場に主力として活躍。昨シーズンはリーグ・アン30試合3ゴールの数字を残し、同クラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得の立役者の一人となった。 強靭なフィジカル能力を活かした対人の強さに加え、サイドバックやウイングバックでもプレー可能なスピードを武器に守備範囲の広さにも定評がある。また、マイボール時も正確な左足のフィードや積極的なドライブと攻撃の組み立てにも関われる、総合力の高い守備者。 過去にはフランスの世代別チームにも招集されており、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の下で攻撃面にさらなる磨きをかければ、レ・ブルーにも到達できるタレントだ。 2024.07.04 16:05 Thu

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マルセイユがデ・ゼルビ氏の新監督就任を正式発表!3年契約を締結

マルセイユは29日、ロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が新指揮官に就任したことを正式発表した。契約期間は2027年6月30日まで3年間となる。 新指揮官に就任したデ・ゼルビ氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「オリンピック・マルセイユへの加入を強く望んでいたので、契約できたことを嬉しく思っているよ。マルセイユの歴史と名声、サポーターの情熱と熱気、そしてフランク、パブロ、メディが僕に示してくれた真剣さと熱意、これらすべてが、フランク(・マッコート)オーナー、パブロ(・ロンゴリア)会長、メディ(・ベナティア)スポーツアドバイザーが僕に示してくれた誠実さと熱意、これらすべてが、このエキサイティングな挑戦に乗り出す決心をした決め手となった。早くスタッド・ヴェロドロームのベンチに座り、マルセイユ監督として、クラブがふさわしい地位を取り戻せるように貢献したいと思っているよ」 フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任。 2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。 一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えると、5月18日にブライトンとの契約を双方合意の下で解消していた。 2024.06.30 07:00 Sun
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恩師を追いかけたインテル移籍でキャリア暗転…ホアキン・コレアに母国名門が急接近か

インテルの元アルゼンチン代表FWホアキン・コレア(29)について、リーベル・プレートが買い手となるかもしれない。 シモーネ・インザーギ監督を追いかける形でのラツィオからインテルへの移籍が、結果的に大失敗だったJ・コレア。 それは、長らく定着していたアルゼンチン代表からのフェードアウトに繋がり、カタールW杯優勝メンバーになれず。インテルで構想外と化し、今季はマルセイユにレンタル放出された。 ただ、マルセイユでも年間ノーゴールノーアシスト。再起を誓ったレンタルも失敗し、今夏ミラノ復帰も相変わらず構想外。インテルは契約をあと1年残すコレアの買い手を探す。 かつてラツィオで猛威を振るった変幻自在のドリブルは、母国でこそ最も輝くものか。アルゼンチン『TycSports』によると、リーベル・プレートが獲得へ力を入れているという。 これを受けたイタリア『カルチョメルカート』いわく、「インテル内部はJ・コレア放出に誰も反対しない」とのこと。8月で30歳となるホアキン・コレアだが、今後やいかに。 2024.06.26 16:00 Wed
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マルセイユがファン・ヒチャンに関心か? デ・ゼルビ新監督もアプローチを承認

マルセイユが、ウォルバーハンプトンの韓国代表FWファン・ヒチャン(28)に関心を示しているようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ新監督を招へいし、前線の刷新を図るマルセイユ。すでにポルトガル人FWヴィティーニャをジェノア、セネガル代表FWイリマン・エンディアイエをエバートンに売却。さらに、元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンにも中東からの関心が取り沙汰されており、核となる前線の補強が必須の状況だ。 フランス『レキップ』によると、クラブはマンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドと共に韓国人アタッカーを獲得リストの上位に位置付けているという。 ブライトン時代にファン・ヒチャンと対戦しているイタリア人指揮官は、同選手のアグレッシブなプレースタイルを評価しており、クラブの獲得の試みを承認している模様。ただ、現時点でマルセイユとウルブスは同選手に関する交渉を開始していないとのことだ。 レッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒとレッドブルグループ傘下のクラブで活躍したのち、2021年8月にウルブスへ加入したファン・ヒチャン。以降は着実にクラブ内での存在感を増すと、昨シーズンのプレミアリーグではキャリアハイとなる12ゴールを挙げる活躍を見せた。 2024.07.06 14:20 Sat
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ビジャレアルがマルセイユのセネガル代表MFゲイエを完全移籍で獲得!2028年までの4年契約

ビジャレアルは5日、マルセイユのセネガル代表MFパプ・ゲイエ(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2028年6月30日までの4年間となる。 ゲイエは8日にメディカルチェック等を行い正式契約を締結。11日にチームに合流し、最初のトレーニングセッションに参加するという。 ゲイエはル・アーヴルの下部組織出身。2020年7月にマルセイユへと完全移籍した。 2023年1月からはセビージャへレンタル移籍。2023-24シーズンは再びマルセイユでプレーしていた。 マルセイユでは、公式戦通算115試合5ゴール3アシスト。ボランチを中心に、センターバックや左サイドでもプレーした。なお、セビージャ時代にはラ・リーガで16試合に出場し1ゴール3アシストを記録している。 世代別の代表はフランス代表でプレーしていたが、A代表はセネガル代表としてプレー。22試合で1ゴールを記録している。 2024.07.05 22:50 Fri
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