エビシェアの1G1Aなどでハンガリーを下したスイスが初戦を白星で飾る!【ユーロ2024】

2024.06.16 00:00 Sun
1G1Aの活躍を見せたエビシェア
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1G1Aの活躍を見せたエビシェア
ユーロ2024グループA第1節のハンガリー代表vsスイス代表が15日に行われ1-3でスイスが勝利した。

開幕戦を戦ったドイツ代表とスコットランド代表も同居するグループA。2大会ぶりの決勝トーナメント進出を狙うハンガリーは、守護神グラーチやソボスライ、ロランド・サライら主力を順当に先発起用した。
一方、3大会連続の決勝トーナメント進出を目指すスイスは、守護神ゾマーやジャカ、バルガス、リカルド・ロドリゲスらを先発で起用。エンボロやオカフォー、シャキリらはベンチスタートとなった。

互いに[3-4-2-1]の布陣で臨みマッチアップがハッキリした一戦は、地力で勝るスイスが先手を取る。13分、バイタルエリア中央手前でパスを受けたエビシェアがゴール前へスルーパスを供給すると、これに反応したドゥアがワンタッチシュートをゴールに流し込んだ。当初はドゥアのオフサイドと判定されたが、VARの介入で判定が覆ってゴールが認められた。

先制したスイスは20分にも、ケルケズの中途半端なバックパスをボックス手前でカットしたバルガスが決定機を迎えたが、シュートはGKグラーチのファインセーブに阻まれた。
前半半ば以降はスイスが主導権を握ると、前半終了間際の45分にフロイラーの横パスをバイタルエリア中央左で受けたエビシェアがカットインから右足を振り抜くと、コントロールショットがゴール右隅に吸い込まれ、2-0で前半を終了した。

前半同様に後半も最初の決定機はスイスに訪れる。48分、R・ロドリゲスのパスをボックス左に走り込んだジャカがダイレクトで折り返すと、最後はドゥアが左足で合わせたが、このシュートはGKグラーチのセーブに防がれた。

その後は拮抗した時間が続いたが、2点を追うハンガリーは66分に1点を返す。ボックス左横でR・サライからのパスを受けたソボスライがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだヴァルガがエビシェアと縺れ合いながらもダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すと、スイスは試合終了間際に再びチャンス。93分、GKゾマーがパントキックで敵陣深くまでボールを送ると、対応したDFオルバンの中途半端なバックパスをカットしたエンボロが難なくゴールネットを揺らし、3-1で初戦を勝利で飾った。

ハンガリー 1-3 スイス
【ハンガリー】
バルナバス・ヴァルガ(後21)
【スイス】
クワドウォ・ドゥア(前13)
ミシェル・エビシェア(前45)
ブリール・エンボロ(後48)

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「梯子はさせないと思ったのに」そんな風に私が驚いていたのは水曜日、オリンピック・スペイン代表招集22人の中に現在、大人の代表でユーロを戦っているフェルミン(バルサ)とアレックス・バエナ(ビジャレアル)が入っているのを見た時のことでした。いやあ、前回、2021年にコロナ禍でどちらも1年遅れとなったユーロと東京オリンピックに連続参加した選手はGKウナイ・シモン(アスレティック)、エリック・ガルシア(ジローナ)、パウ・トーレス、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ペドリ(バルサ)と5人いたんですけどね。その年のハードスケジュールが祟って、その後、ペドリは負傷欠場の常連に。昨季も終盤になって、ようやく調子が上がってきたという黒歴史が。おかげで今回は、デ・ラ・フエンテ監督から引き継いだサンティ・デミア監督も遠慮するかと思っていたところ、そうは問屋が卸さなかった? ただ、当時、ペドリは大人の代表でもレギュラーとして、ルイス・エンリケ前監督(現PSG)に使われていたため、準決勝でイタリアにPK戦で敗れるまで、かなりのプレー時間を積み増していたのと比べ、フェルミンとバエナはデ・ラ・フエンテ監督のプランBに区分けされる選手。よって、梯子をしても、そんなに疲れないじゃないかと思ったんでしょうが、でもちょっとお。オリンピック代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設で合宿を開始するのは7月1日の月曜なんですよ。A代表のユーロ敗退が決まり次第、2人はオリンピック代表に合流することになるそうですが、それって、全然、休めないってことじゃないですか。 とはいえ、ユーロ2試合目まで先発で、バリバリ、レギュラー扱いされているニコ・ウィリアムス(アスレティック)とジャマル(バルサ)は招集されずに済んだんですけどね。実際、7月24日にパリでのウズベスキタン戦から始まり、一番長引いた場合、8月9日の決勝まで、オリンピック代表で稼働した場合、どこより影響を受けるのは所属のクラブ。ええ、7月11日にはプレシーズン開始が計画されているアトレティコなど、噂のあったリケルメこそ、逃れたものの、バリオス、今季からフェルナンド・トーレス監督が率いるBチームの正GK、イトゥルベ、シメオネ監督が成長具合を恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)でのキャンプで確かめたかった、昨季はアラベスでレンタル修行をしていた大型FWサムがリスト入りしていますからね。 一応、22名中、4人はリザーブメンバーとして、7月7日には本招集から落ちることになるんですが、こればっかしはねえ。ちなみに今回、オーバーエイジ枠で呼ばれているのは、アベル・ルイス(スポルティング・ブラガ)、セルヒオ・ゴメス(マンチェスター・シティ)、ミランダ(ベティス)の3人。その他、ユーロ代表から最後に脱落した17才のクバルシ(バルサ)、カメージョ(ラージョ)などがいるんですが、こちらが世間の注目を集めるのはやっぱり、スペインのユーロ参加が終わってからになりそうです。 まあ、そんなことはともかく、彼らのグループリーグ最終節がどうだったか、お話ししていかないと。いやあ、クロアチア、イタリアに連勝し、2試合で1位での決勝トーナメント進出が決まったため、月曜のアルバニア戦でデ・ラ・フエンテ監督はrotacion masiva(ロタシオン・マシバ/大量ローテーション)を実施。それがもう、負傷が治り、筋肉痛のナチョ(レアル・マドリー)と入れ替わりで、2戦目から先発に戻ったラポール(アル・ナスリ)以外、GKダビド・ラジャ(アーセナル)を含め、10人が初先発となってねえ。相手も2節では土壇場でクロアチアに追いついて、2-2の同点をゲット。まだ成績上位の3位で突破の可能性もあったため、ちょっと心配したんですが、とんでもない。 そう、早くも前半12分にはダニ・オルモ(ライプツィヒ)のスルーパスから、「Antes del partido ya lo había hablado con Olmo, que me diera esos pases al espacio/アンテス・デル・パルティードー・ジャー・ロ・アビア・アブラードー・コン・オルモ、ケ・メ・ディエラ・エソス・パセス・アル・エスパシオ(試合前にオルモと話して、スペースにそういうパスを送るように言っておいた)」というフェラン・トーレスがエリア内からシュート。それが先制ゴールになってくれたからですが、その後はまったく狙いが悪くなってしまうとは、これ如何に。オルモやグリマルド(レバークーゼン)、再びフェランもヘッドで狙っていったんですが、そのまま0-1でハーフタイムを迎えます。 後半頭からは、「Queríamos que los centrales tenían que jugar un tiempo cada uno/ケリアモス・ケ・ロス・セントラレス・テニアン・ケ・フガール・ウン・ティエンポー・カーダ・ウノ(CBには各人が前後半をプレーするようにさせたかった)」(デ・ラ・フエンテ監督)という予定通り、ラポールに代わって、ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)が出場。ラジャの複数のparadon(パラドン/スーパーセーブ)のおかげもあって、オジャルサバル(レアル・ソシエダ)からフェルミンへ、ホセル(マドリー)、フェランからモラタ(アトレティコ)、ジャマル、最後はオルモからバエナとローテーションは着々と進行していったんですが、結局、最後まで追加点が取れなくてねえ。そのまま、0-1で終わってしまったのにはちょっと、いくらドュッセルドルフ・アレナに駆けつけたスペイン人ファンがアルバニア人ファンに比べ、多勢に無勢だったとはいえ、物足りない向きもあったかと。 いえまあ、それでもデ・ラ・フエンテ監督はこの3連勝が全て無失点勝利だったことがよっぽど嬉しかったのか、「ユーロやW杯で今まで、グループリーグ3試合を零封したチームはない」と胸を張っていたんですけどね。とはいえ、初戦3得点の後はイタリア戦でオウンゴールによる1-0勝利、そしてこの試合と、勝ってはいても淋しいスコアが続いているのは先々、懸念の種にならない?いえ、もちろん、この敗戦で4位が確定し、早期帰国となったアルバニア勢も気の毒ではありましたけどね。 それより悲劇だったのは、同時刻開催となったイタリア戦で、モドリッチ(マドリー)がPKを失敗した直後、キャプテンの矜持を示す先制ゴールを挙げながら、当人がベンチに退いて見ていた後半ロスタイム8分、最後の最後になって、ザッカーニ(ラツィオ)が同点ゴールをゲット。1-1の引分けで終わり、3位ながら、たった勝ち点2しか貯められず、ほぼ敗退が確定してしまったクロアチアだったんですが、うーん、モドリッチについてはまだ、正式にマドリーとの契約延長も発表されていませんからね。クロアチア代表での将来もこの先、どうなるかわかりませんが、折しも火曜には同僚のナチョがクラブの契約延長オファーを断り、この6月で退団することが公式発表されるなんてことも。 こちらは元マドリー選手で、ヘタフェの指揮官も務めたミチェル監督率いるサウジアラビアのアル・カーディシーヤに行くようですが、同じスペイン代表仲間で、昨季はエスパニョール(昨季は2部、この日曜にプレーオフに優勝で1部昇格決定)からレンタル移籍。リーガ、CL2冠に大きく貢献したホセルもマドリーは買取オプションノ150万ユーロ(約2億6000万円)を払う気なのにも関わらず、カタールのアル・ガラファへの移籍を決めたようですしね。新シーズンには現在、ドイツ代表で現役最後のプレーを満喫しているクロースもいませんし、もちろん、エムバペ(PSGと契約終了で移籍)やエンドリック(パルメイラス)ら、新顔を見られるのは楽しみではありますが、あまりメンツが変わりすぎるのもちょっと淋しいですよね。 そんなスペインは翌日にはベースキャンプ地のドナウエッシンゲンに戻り、成績の良い3位4チームのどこと16強対戦で当たるのか、水曜まで待たされることに。結果的にグループリーグ最終節で意表を突いて、ポルトガルに2-0と勝利したジョージアと日曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、ケルンで対戦となったんですが、何せ、彼らとはユーロ予選でも同じグループでしたからね。それも相手にはGKママルダシビリ(バレンシア)やクバラツヘリア(ナポリ)らがいながら、アウェイで1-7のgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)、ホームでは3-1と連勝している上、今度はロドリ(マンチェスター・シティ)の出場停止も明け、Aチームがプレーするとあって、早くもスペイン国内は準々決勝進出確実。今年は2012年以来の優勝も可能と浮かれ始めているかというと…。 いや、それが、アルバニア戦の翌日、私はまた、ドイツに行ったため、あまりマドリッドの雰囲気はお伝えできないんですよ。そう、スペイン初戦のクロアチア戦と翌日のスロベニアvsデンマーク戦を見た後、ドナウエッシンゲンのベースキャンプに寄って、一旦、戻ったものの、やっぱり、毎日、TVで現地の映像を見ているのに悔しくなってしまってねえ。今はまだ、マドリッド勢に大した動きもないため、それをいいことにドルトムントでのグループD最終節、フランスvsポーランド戦を見に行ったんですが、またしても現地ではすでに4位敗退が決まっていながら、あくなき母国チーム応援意欲を見せつける大多数のポーランド人ファンに圧倒させられたの何のって。 実際、試合当日の現地入りだったため、私もあまり考える余裕がなく、ジグナル・イドゥナ・パルクに着いてから、そこが昨季、CL準々決勝で1-0と1stレグに先勝しながら、アトレティコがまったく、ドルトムントが誇るGerbe Wand(黄色い壁)に対抗できる気がせず、怖くて2ndレグの応援に行くのを止めたスタジアムだったと気づいた程だったんですが、その日は場内の2/3ぐらいがポーランド人ファンだったかと。おまけにデシャン監督が、「今夜の目的は敵の偉大な選手たちに対して、チームにスピード感を与えるのが目的だった」という理由で、グリーズマン(アトレティコ)をベンチスタートにしてしまったのにもガッカリさせられることに。 といってもそれより、一番辛かったのは午後6時キックオフだったため、正面スタンドがモロに90分間、西日にさらされていたことで、ええ、2週間前とは違い、ドイツが完全に夏気温となったせいもあるんですけどね。まさに夕方、ブタルケでレガネスを見る時、もしくは数年前まで、いつも真夏に開催されていた改装前のサンティアゴ・ベルナベウ杯並の暑さだったんですが、フランスの1位突破の懸かった試合の方は両チーム共なかなか、ゴールが決められず。 初戦のオースリア戦で鼻を骨折し、その日はフェースガードを着けて初プレーとなったエムバペも前半、ゴール左前からのシュートを2度もGKスコルプスキ(ボローニャ)に弾かれてしまう始末で、このままスコアレスドローで終わったら、どうしようと心配になったのは私だけではなかった?後半もエムバペは再び、2度のチャンスをムダにしたものの、とうとう9分。デンベレ(PSG)がエリア内でキビオル(アーセナル)に倒されて、PKがフランスに与えられたとなれば、スタンドでは少数派ながら、一矢乱れぬ応援を続けていたフランス人ファンたちが狂喜乱舞しないはずありませんって。 ただねえ、そのPKは「まだフェースマスクに適応中」(デシャン監督)というエムバペも失敗せず、決めてくれたから、良かったものの、ポーランドサイドにも今大会、ゴールを1本も決めずに帰国するものかと固い決意を秘めていた選手が約1名。もちろん、それは負傷で1節を欠場したレバンドフスキ(バルサ)で、いえ、フランスがグリーズマン、カマビンガ(マドリー)、ジルー(ミランとの契約が終了し、来季はMSLのロサンゼルスでプレー)らをピッチに入れた後、29分にエリア内でシビデルスキ(ベローナ)がウパメカーノ(バイエルン)に倒されていたのを見つけたのはVAR(ビデオ審判)だったんですけどね。それもレバンドフキがPKを1度は弾かれながら、再びVARにより、GKメニャン(ミラン)が蹴る前にゴールラインを離れていたことが発覚するとは! 2度目のチャレンジで1-1の同点にしたレバンドフスキでしたが、うーん、あれだけしつこく、パラディーニャ(PKを蹴る前に動きを止めるトリック)を挟んでいたら、メニャンが反応に困るのもわからなくはないですけどね。フランスも最後はフォファナ(モナコ)やコロ・ムアニ(PSG)ら、更なるFWを入れて、勝利の1点を求めたものの、結局、試合は1-1の引分けで終了。結果、このグループは裏対戦でオランダに2-3と勝ったオーストリアが首位に躍り出て、オランダも3位で勝ち抜けることになったんですが、そのせいで、2位のフランスがスペインのいる側に回ってきたのは大きな誤算だったかと。 ええ、16強対決こそ、無難にいきそうなスペインとはいえ、準々決勝ではおそらくデンマークを破るだろうドイツと、更に準決勝に進んでもポルトガルvsスロベニア、フランスvsベルギーから勝ち上がってくるビッグチームを相手にしないといけませんからね。とてもじゃないけど、そこにグループ3位で初の嬉しい決勝トーナメント進出を遂げたGKオブラク(アトレティコ)のスロベニアの姿を望むことはできそうにありませんが、まあ、優勝を目指すんでしたら、全ての強敵に勝たないといけないのはお約束。今はスペインだけがグループリーグ3連勝というのが拠り所ですが、まずはジョージア戦で景気をつけられたらいいですよね。 <hr>【マドリッド通信員】 原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。 2024.06.27 22:00 Thu

「素晴らしい試合になった」ドローでユーロ決勝トーナメント進出決定、スロバキア指揮官「できるだけ長くこの大会に」

スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024決勝トーナメント進出を喜んだ。『UEFA.com』が伝えている。 勝てば決勝トーナメント進出が決定する状況のスロバキアは、26日に行われたユーロ2024グループE最終節でルーマニア代表と対戦。立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、24分にオンドレイ・ドゥダのゴールで先制するもPKで追いつかれてハーフタイムへ。後半、膠着状態のまま終盤に突入すると、引き分けでも両チームがベスト16進出を決められる状況から両者ともリスクを負わない方向にシフトし、1-1のドローで試合を終えた。 この結果、スロバキアは3位でユーロ決勝トーナメント進出が決定。カルツォーナ監督は結果を喜びつつ、さらなる躍進に向けた意気込みを見せている。 「我々にとっては素晴らしい試合になった。選手たちは素晴らしい仕事をしてくれたと思う。勝ち進むことができて非常に嬉しいし、我々は重要なことを成し遂げたのだ。FIFAランキングで我々より上位チームと、ハイレベルな3試合を戦えた。我々にはできるだけ長くこの大会に残るという、もう一つの目標がある」 「これから対戦する相手は、誰であれ難しい相手になるだろう。我々はベスト16に進出しており、ファンのため準々決勝にも進みたいと思っている」 「我々はグループステージで首位になりたかったし、実際試合の大半で良いプレーをしていた。だが、ルーマニアも強いチームだったからね。彼らのプレーは気に入っている」 2024.06.27 13:20 Thu

両軍合わせて18枚のカードはユーロ新記録…チェコvsトルコは80分以降に10枚もカードが出る異常事態に

ユーロ2024で衝撃的な記録が誕生した。 欧州の24カ国が頂点を目指す戦い。ユーロ2024もグループステージの全日程が終了し、ベスト16のチームが決定した。 優勝候補として挙げられている開催国のドイツ代表や、スペイン代表、イングランド代表、フランス代表など順当に勝ち上がり。一方で、クロアチア代表は予想に反して敗退した。 また、ジョージア代表やスロベニア代表、オーストリア代表など伏兵も勝ち上がっており、改めてレベルの高さを感じる大会となっている。 そんな中、グループステージの最終戦でとんでもない記録が誕生。ユーロ史上1試合最多となる18枚のカードが飛び交う試合となった。 それはグループF最終節のチェコ代表vsトルコ代表の一戦。試合は立ち上がりから荒れ模様となった。 開始11分にチェコ代表DFアントニン・バラクにイエローカードが提示されると、20分にはそのバラクがハーフウェイライン付近でトルコ代表MFサリフ・エズジャンのスパイクを踏み2枚目のイエローカードで退場となる。 チェコは早々に数的不利になる展開。それでも0-0で推移すると、後半は49分にトルコ代表MFイスマイル・ユクセクにイエローカードが出ると、0-1となった64分にGKメルト・ギュノク、66分にMFハカン・チャルハノール、68分には試合に出ていないGKウギュルジャン・チャクルとトルコが立て続けにイエローカードをもらう。 1-1となった後、さらにヒートアップ。80分以降にはチェコにイエローカード4枚、トルコに5枚出され、終了間際には揉み合いとなると、チェコはアディショナルタイム8分にFWトマシュ・ホリーが一発退場。イエローカード16枚、レッドカード2枚という壮絶な試合となった。 なお試合は1-2でトルコが後半アディショナルタイムの劇的ゴールで勝利。2008年大会以来のラウンド16進出を決めた。 <span class="paragraph-title">【動画】開始20分で退場…最後には大荒れの展開に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 23;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 12:40 Thu

「この大会出場は重要だった」勝ち点4獲得もユーロ決勝T進出に届かず…それでもウクライナ指揮官は「誇りに思う」

ウクライナ代表のセルゲイ・レブロフ監督が、ユーロ2024敗退を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 26日、ベルギー代表とのユーロ2024グループE最終節に臨んだウクライナ。全チームが勝ち点3で並ぶも最下位のウクライナは、地力で上回る相手に押し込まれながらも集中した守備によってゴールレスでハーフタイムへ。後半、他会場の結果もあり攻める必要が生まれたチームは、いくつかのチャンスを作ったが最後までゴールネットを揺らすことはできずゴールレスドローに終わった。 この結果、1勝1分け1敗で4ポイントを獲得しながらも、グループ最下位でウクライナのユーロ敗退が決定。レブロフ監督は初戦の大敗が大きかったと嘆きつつ、母国が戦渦に巻き込まれる中で最後まで堂々と戦い抜いた選手を誇っている。 「残念ながら、ルーマニアに敗れた初戦のせいでグループ敗退となってしまった。だが、その後のスロバキア戦での選手たちの反応には感謝している。この試合でも勝利への意欲があり、良い場面も十分にあった」 「この大会に出場することは、母国にとって非常に重要だった。この2試合で、国の持つキャラクターを示すことができたと思う。だが、これが人生だ。ミスは起こり得るが、その後にどう反応するかが大切なんだ。だから私は、選手たちを誇りに思う。もちろん、誰もが結果に不満を持っているが、選手たちには何の疑問もない」 「私は選手たちに感謝の意を表しつつ、残念ながらルーマニア戦の敗戦が響いて先に進めなかったと伝えた。しかし、我々は非常に若い代表チームであり、将来を楽観視している」 2024.06.27 12:10 Thu

「これは失敗」2人退場&GK負傷交代…GSで敗退したチェコの元Jリーガー指揮官が謝罪「選手たちに申し訳ない」、敗退の主因も語る

チェコ代表のイワン・ハシェック監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 26日、グループF最終節が行われ、チェコはトルコと対戦した。 チェコは勝利すればグループステージ突破を果たせる可能性を残しており、トルコも同様だった。 しかし、開始20分でアントニン・バラクが2枚目のイエローカードをもらい退場。早々に数的不利となると、51分に失点してしまう。さらに55分にはGKインジフ・スタニェクが負傷交代する緊急事態に。それでも66分にトマシュ・ソウチェクが同点ゴールを記録する。 追いついたものの数的不利な状況のチェコ。その後試合はヒートアップしイエローカードが連発される中、アディショナルタイム4分に失点。短い時間でゴールを目指す中、最後にはトマシュ・ホリーが一発退場するなど、苦しい戦いは1-2で敗戦。グループステージでユーロを去ることとなった。 かつてはサンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)でプレーしたこともあるハシェック監督は、チームの敗退を残念がり、難しい試合になったことを悔やんだ。 「このチームには潜在能力があるので、ここで帰国するのは残念だ。この大会でそれを示したかった。我々の失敗の主因は、ジョージアに勝てなかったことだ」 「ファイティングスピリットに関しては、選手たちに脱帽だ。彼らは全てを捧げた。我々は不利な状況に対処しなければならなかった。10人になり、GKが負傷した」 「これは失敗だ。グループリーグを突破できるチームだったので、悲しく、失望している」 「全てを捧げ、最後の瞬間まで自己犠牲の瀬戸際でプレーした選手たちに申し訳ない。しかし、我々はもう帰国する」 <span class="paragraph-title">【動画】2人も退場、GK負傷のチェコが最後に力尽きる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UpqnwIPQm4k";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.27 11:50 Thu

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エビシェアの1G1Aなどでハンガリーを下したスイスが初戦を白星で飾る!【ユーロ2024】

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W杯とユーロにめっぽう強いシャキリ…親善試合と主要大会で全く異なる“数字”、MLS所属も勝負勘衰えず

スイス代表MFジェルダン・シャキリ(32)は主要大会にめっぽう強い。 19日、ユーロ2024グループA第2節のスイス代表vsスコットランド代表が行われ、1-1のドロー決着に。スイスは26分、シャキリの鋭い左足弾が決まって追いつき、勝ち点1を拾った。 このシャキリ、サッカーファンなら多くの人が知る存在であり、旧ユーゴスラビアは現コソボに生まれたアルバニア人にして、長年スイス代表の中心選手として活躍する。 一方、バイエルン、インテル、リバプールというビッグクラブにおいては目立った活躍ができず、スペイン『Relevo』は「今回のゴールが決まって、“シャキリって今どこにいるんだ?”とGoogle検索した人も多いはず」と論評。 正解は2022年から所属するMLSのシカゴ・ファイアーなわけで、リバプールから移籍したリヨンでほとんど出場機会を貰えず、欧州に別れを告げた形。ただ、そんなシャキリも大舞台における勝負強さは錆び付いていない。 シャキリは2010年、2014年、2018年、2022年と4度のワールドカップ(W杯)に出場し、ユーロも2016年、2021年に続いて今回で3大会連続出場。7度の主要大会出場を誇る。 そして、スイス代表として初の国際舞台だった10年W杯を除き、14年W杯から主要大会6大会連続でゴールを決めているのだ。W杯通算12試合5得点2アシスト、ユーロ通算10試合5得点2アシストと、スイス代表にとって替えの効かない“数字”を残しているのがシャキリだ。 まさに「大舞台のほうを好む男」と言うべきか、シャキリは国際親善試合に限れば通算40試合7得点7アシストだが、W杯とユーロの本大会を合わせて通算22試合10得点4アシスト。 所属するシカゴで背番号「10」を背負ってキャプテン、主にトップ下から攻撃のタクトを振るうシャキリ。クラブで“気持ちよく”プレーを続ければ、34歳で迎える2026年W杯もスイス代表のエースに君臨しているかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 15:45 Thu
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後半ATのフュルクルク同点弾でドイツが首位通過、スイスは2位通過【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スイス代表vsドイツ代表が23日に行われ、1-1で引き分けた。 4日前に行われたスコットランド代表戦を1-1で引き分け1勝1分けとした2位スイスは引き分け以上で突破が決まる中、スコットランド戦のスタメンからシャキリとバルガスに代えてエンボロとリーダーを起用した。 一方、ハンガリー代表に2-0で勝利して連勝とし、決勝トーナメント進出一番乗りを決めたドイツは引き分け以上で首位通過となる中、3戦連続同じスタメンで臨んだ。 開始3分にCKからハヴァーツのヘディングシュートでGKゾマーを強襲したドイツがボールを持つ展開となった中、17分に押し切りかける。アンドリッヒがボックス手前からミドルを放つと、GKゾマーは守備範囲だったが、触れずにネットが揺れた。 しかしその前にムシアラにファウルがあったとしてVARが入り、ノーゴールとなった。 すると28分、スイスが最初のチャンスで先制する。ボックス左でスルーパスを引き出したフロイラーのクロスをエンドイエが合わせた。 さらに31分、エンドイエがボックス左から際どいシュートを放って追加点に迫ったスイスが、ハーフタイムにかけてはドイツに好機を許さず1点をリードしたまま前半を終えた。 迎えた後半、開始5分にドイツはヴィルツのスルーパスを受けたムシアラがGKゾマー強襲のシュートを浴びせると、55分にはクロースがミドルシュートで牽制。 そのドイツが押し込む流れが続くと、70分にはヴィルツのクロスを受けたキミッヒがシュートに持ち込んだが、アカンジの好ブロックに阻まれる。 終盤、フュルクルクとサネを投入したドイツは84分にバルガスにネットを揺らされるも僅かにオフサイドで助かると、続く89分にはジャカのミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKノイアーがファインセーブで阻止。 すると追加タイム2分に値千金の同点弾。ラウムの左クロスをフュルクルクがヘッドで合わせた。このまま1-1で終了。ドイツが首位通過を決め、スイスは2位での突破となった。 スイス 1-1 #ドイツ 【スイス】 ダン・エンドイエ(前28) 【ドイツ】 ニクラス・フュルクルク(後47) 2024.06.24 05:58 Mon

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