チェルシーが1年間で代理人に支払った額は143億円超! 総額782億円のプレミアリーグで圧倒的首位も成績は2年連続で低迷

2024.04.13 15:15 Sat
チェルシーの支出が最も多かった
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チェルシーの支出が最も多かった
世界最高峰のリーグとしても知られ、最も裕福なリーグともされるプレミアリーグ。2023年1月の移籍市場から、2024年1月までの移籍市場で、代理人や仲介業者へ各クラブが支払った金額が明らかになった。

イングランドサッカー協会(FA)によれば、プレミリーグのクラブが支払った合計額は4億950万ポンド(約782億円)とのこと。最も支払っているのは、チェルシーで7514万524ポンド(約143億4500万円)だったとのことだ。
チェルシーは2022年夏にトッド・ベーリー氏がオーナーになってから選手の移籍に10億ポンド(約1909億3500万円)以上を支払っている。

2位はマンチェスター・シティで6062万6025ポンド(約115億7500万円)、3位がマンチェスター・ユナイテッドで3405万4001ポンド(約65億円)を支払っている。3位のユナイテッドの時点で、チェルシーの半分以下の金額となっている。

なお、4位はリバプールで3150万211ポンド(約60億円)、5位はアーセナルで2476万875ポンド(約47億2500万円)となっており、チェルシーの支出がいかに結果につながっていないかを示すランキングとなってしまっている。
◆代理人手数料ランキング
1位:チェルシー/7514万524ポンド(約143億4500万円)
2位:マンチェスター・シティ/6062万6025ポンド(約115億7500万円)
3位:マンチェスター・ユナイテッド/3405万4001ポンド(約65億円)
4位:リバプール/3150万211ポンド(約60億円)
5位:アーセナル/2476万875ポンド(約47億2500万円)
6位:アストン ヴィラ/2116万122ポンド(約40億3500万円)
7位:トッテナム/1973万1099ポンド(約37億7000万円)
8位:ニューカッスル/1888万1923ポンド(約36億円)
9位:ボーンマス/1599万9925ポンド(約30億5500万円)
10位:ウェストハム/1388万365ポンド(約26億5000万円)
11位:ウォルバーハンプトン/1339万2541ポンド(約25億6000万円)
12位:ノッティンガム・フォレスト/1306万3455ポンド(約25億円)
13位:フルアム/1206万2906ポンド(約23億円)
14位:ブライトン&ホーヴ・アルビン/1139万3102ポンド(約21億7500万円)
15位:クリスタル・パレス/1108万2430ポンド(約21億1500万円)
16位:エバートン/1062万3224ポンド(約20億3000万円)
17位:ブレントフォード/814万7957ポンド(約15億5500万円)
18位:バーンリー/694万4589ポンド(約13億2500万円)
19位:シェフィールド・ユナイテッド/512万7509ポンド(約9億8000万円)
20位:ルートン・タウン/202万146ポンド(約3億8500万円)

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新体制チェルシーは新たな守護神求める? ラス・パルマスのGKアルバロ・バジェスに関心か

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テリー氏がポチェッティーノ氏退任の古巣に 「監督が決まるまでは…」

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2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri

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