アイスランドを圧倒したオランダが2戦連続の4発快勝でユーロ本大会へ【国際親善試合】
2024.06.11 05:55 Tue
オランダ代表は10日、国際親善試合でアイスランド代表とフェイエノールト・スタディオンで対戦し4-0で勝利した。
その後も主導権を握るオランダは、23分に先制する。ボックス左手前まで持ち上がったフェールマンがクロスを供給すると、ボックス右のダンフリースが頭で折り返したボールをゴール前に走り込んだシャビ・シモンズが右足で流し込んだ。
先制したオランダは27分にも、アケのロングパスをボックス左まで駆け上がったガクポがダイレクトで折り返すとゴール前のデパイがシュート。さらに36分には、ボックス左からカットインしたガクポが右足を振り抜いたが、共にシュートは枠を外した。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、オランダは70分に最初のピンチを迎える。ドリブルでバイタルエリア左手前まで切り込んだソールザルソンが右足を振り抜くと、このシュートが左ポストを直撃。
ピンチを凌いだオランダは、76分にガクポ、シャビ・シモンズ、ダンフリースを下げてマレン、フリンポン、ヘールトライダを投入。すると79分、デパイのロングパスでDFの裏に抜け出したマレンがそのままボックス内まで切り込み、冷静にシュートを決めた。
さらにオランダは81分にも、ワイナルドゥムのロングパスで右サイドを抜け出したフリンポンのアーリークロスからゴール前に走り込んだデパイがゴールネットを揺らしたが、オンフィールド・レビューの末に中盤でボールを奪った場面でのフェールマンのハンドを取られ、ゴールは取り消された。
攻撃の手を緩めないオランダは、試合終了間際の94分にも途中出場のヴェグホルストがゴールネットを揺らし、4-0で快勝した。2戦連続の4ゴールでユーロ本大会へ弾みを付けている。
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4日前に行われたカナダ代表との親善試合を快勝したオランダは、その試合のスタメンからデパイとGKフェルブルッヘン以外の9人変更。シャビ・シモンズやガクポ、ファン・ダイク、デ・フライら主力がスタメンに名を連ねた。直近の親善試合でイングランド代表に勝利したアイスランドに対し、立ち上がりから攻勢を続けるオランダは15分、ボックス左から侵入したデパイがコントロールショットでゴールに迫ったが、これはGKヴァルディマルソンのセーブに阻まれる。先制したオランダは27分にも、アケのロングパスをボックス左まで駆け上がったガクポがダイレクトで折り返すとゴール前のデパイがシュート。さらに36分には、ボックス左からカットインしたガクポが右足を振り抜いたが、共にシュートは枠を外した。
1点リードで前半を終えたオランダは、後半開始早々にセットプレーから追加点を奪う。49分、右CKをニアのスハウテンがフリックすると、ボックス中央左のアケが頭で折り返したボールを最後はファン・ダイクがゴール左に流し込んだ。
その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、オランダは70分に最初のピンチを迎える。ドリブルでバイタルエリア左手前まで切り込んだソールザルソンが右足を振り抜くと、このシュートが左ポストを直撃。
ピンチを凌いだオランダは、76分にガクポ、シャビ・シモンズ、ダンフリースを下げてマレン、フリンポン、ヘールトライダを投入。すると79分、デパイのロングパスでDFの裏に抜け出したマレンがそのままボックス内まで切り込み、冷静にシュートを決めた。
さらにオランダは81分にも、ワイナルドゥムのロングパスで右サイドを抜け出したフリンポンのアーリークロスからゴール前に走り込んだデパイがゴールネットを揺らしたが、オンフィールド・レビューの末に中盤でボールを奪った場面でのフェールマンのハンドを取られ、ゴールは取り消された。
攻撃の手を緩めないオランダは、試合終了間際の94分にも途中出場のヴェグホルストがゴールネットを揺らし、4-0で快勝した。2戦連続の4ゴールでユーロ本大会へ弾みを付けている。
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