元ドイツ代表FWクルーゼが35歳で現役引退…東京五輪では初勝利後にプロポーズを実施

2023.12.21 23:30 Thu
現役引退を表明したクルーゼ
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現役引退を表明したクルーゼ
元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(35)が現役引退を発表した。

今年7月に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のパーダーボルンにフリーで加入したクルーゼは5試合に出場。しかし、首のケガに悩まされており、11月に双方合意の上で契約を解除。さらに、このタイミングでの現役引退を発表した。
自身のインスタグラムのライブストリームの中で、クルーゼは「35歳にして人生の新たなステップに、踏み出す時がきた。つまり僕のサッカー選手としてのプロ生活は終焉を迎えたということだ」と語り、現役引退を表明した。

ブレーメンでプロキャリアをスタートさせ、ザンクトパウリ、フライブルク、ボルシアMGなど、主にドイツのクラブを渡り歩いてきたクルーゼ。2021年1月には5年半ぶりにヴォルフスブルクに復帰し、リーグ戦14試合の出場で1度のハットトリックを含む7ゴール1アシストの活躍を披露した。

2022-23シーズンはニコ・コバチ新監督の下、リーグ戦5試合に出場したが、9月10日に行われたフランクフルト戦の直前に監督から二度と起用しないことが伝えられるなど不和が生じ、2022年11月にヴォルフスブルクとの契約を解消した。
退団後は数カ月の休養期間を経て、今シーズン2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のパーダーボルンでプレーしていた。

また、2013年にデビューしたドイツ代表では、通算14試合に出場。オーバーエイジ枠で出場した東京オリンピックでは、初勝利を挙げたU-24サウジアラビア代表戦後のインタビュー中に恋人のディランさんへプロポーズを敢行。その後自身のインスタグラムのストーリーズで移動中のバスの中から「イエス」と返事をもらったと報告していた。

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マックス・クルーゼの新天地は独2部パーダーボルンに…昨年11月ヴォルフスブルクと契約解消

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ベティスが長期離脱フェキル代役にセビージャ退団イスコを考慮? マラガ時代のペジェグリーニ教え子

ベティスが、現在フリーの元スペイン代表MFイスコ(30)の獲得に動いているようだ。スペイン『エスタディオ・デポルティボ』が報じている。 現在、ラ・リーガで5位に位置し、ヨーロッパリーグ(EL)でもラウンド16進出を決めているベティス。 シーズン終盤に向けて重要な戦いが続くマヌエル・ペジェグリーニのチームだが、先日に行われたエルチェ戦で負傷したFWナビル・フェキルが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷で今季絶望に…。 さらに、前線ではMFセルヒオ・カナーレスの離脱に加え、大ベテランであるMFホアキン・サンチェス、長期離脱明けのFWフアンミが戦力として計算しづらい状況で、オプション不足が顕著となっている。 そういった中、現時点でトップチームの登録枠が2つ空いていることもあり、クラブはフリーで獲得可能な前線の選手を複数リストアップ。 その中に宿敵セビージャを退団したイスコの名前があるという。ペジェグリーニ監督とはマラガ時代に3年間指導を受けた師弟関係にあり、トップ下を最も得意とするプレースタイルはフェキルの代役として適任だ。ただ、昨夏には代理人がアプローチをかけていたにも関わらず、クラブが獲得へ具体的な動きを見せていなかったという事実もあり、イスコサイドに金銭面での譲歩が必要となる見込みだ。 なお、その他の候補としてはFWユルゲン・ロカディア、FWマックス・クルーゼ、MFマルロス、FWアイルトン・プレシアード、FWクリスティアン・クエバといった名前が挙がっている。 2013年夏から9シーズンをレアル・マドリーで過ごした後、今季からセビージャ入りしたイスコ。だが、マドリー時代に師事を仰いだフレン・ロペテギ監督解任の影響もあって、昨年12月に双方合意の元で契約を解消。 その後、ウニオン・ベルリンのメディカルチェックを受診し、加入が決定的と見られていたが、契約条件を巡る問題が発生して最終的に破談。 以降はコンヤスポルやフェネルバフチェ、エバートン、ビジャレアルといったクラブへの移籍の可能性も取り沙汰されたが、現在もフリーの状況が続いている。 2023.03.01 00:22 Wed

ヴォルフスブルクが構想外クルーゼとの契約を解消…

ヴォルフスブルクは28日、元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(34)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 スポーツディレクターを務めるマルセル・シェーファー氏は、「オープンで率直な話し合いの結果、これが関係者全員にとって最善の解決策であるという合意に達しました。マックスの今後の成功を祈っています」と、予てより構想外が伝えられたベテランアタッカーとの契約解消を明かした。 ブレーメンでプロキャリアをスタートさせ、ザンクトパウリ、フライブルク、ボルシアMGなど、主にドイツのクラブを渡り歩いてきたクルーゼ。昨冬には5年半ぶりにヴォルフスブルクに復帰し、リーグ戦14試合の出場で1度のハットトリックを含む7ゴール1アシストの活躍を披露した。 今季はニコ・コバチ新監督の下、リーグ戦5試合に出場したが、9月10日に行われたフランクフルト戦の直前に監督から二度と起用しないことが伝えられた。背景には、同選手が守備を疎かにしているなど、コミットメントやプロフェッショナリズムの欠如があったという。 今回、2023年夏までの契約を早期解消したクルーゼはフリートランスファーとなり、今後はかつて噂されたメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きを含め、幾つかの選択肢の中から新天地を求めることになる。 2022.11.29 07:00 Tue

4300万円の愛車が無惨な姿で発見…元ドイツ代表MFと妻が事件を語る、570万円相当の被害

ヴォルフスブルクの元ドイツ代表MFマックス・クルーゼの愛車が盗難され、無惨な姿で発見される事件が起きた。 これまでブレーメンやザンクト・パウリ、フライブルク、ボルシアMG、フェネルバフチェ、ウニオン・ベルリンでプレーするクルーゼ。2022年1月に古巣であるヴォルフスブルクへと完全移籍していた。 ドイツ代表でもプレーし、昨年の東京オリンピックにも出場したクルーゼは、今シーズンのブンデスリーガでも5試合プレーしている。 そのクルーゼの愛車は30万ユーロ(約4300万円)もするランボルギーニだが、これが盗難されたとのこと。妻のディラーラさんが買い物に出かけている間に盗まれたが、2日後に発見。しかし、4万ユーロ(約570万円)の修理費がかかる損害を受けていたという。 クルーゼはディラーラさんとYouTubeチャンネルを開設しているが、2人はこの件について動画を投稿。この事件について話しているが、クルーゼは最初信じていなかったという。 しかし、48時間後に2本離れた通りで壊れた車を発見。クルーゼによれば「彼らは鍵を複製した。そのあとは好きにアクセスできる」とコメント。「彼らは内側から窓を割った。座席を変えなければいけない」とした。 クルーゼは週給7万3000ユーロ(約1035万円)を受け取っているとされているが、高級車を盗まれて破壊されるとはなんとも手痛い被害だったが、本人や妻が怪我などをせずに済んだことは不幸中の幸いというところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】実際に破壊された車、事件について話すクルーゼと妻</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="M3X-2hp6JCo";var video_start = 237;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.10.09 23:40 Sun

ヴォルフスブルクで構想外のクルーゼにアメリカ行きの可能性

ヴォルフスブルクの元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(34)にアメリカ行きの公算が高まっているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。 ブレーメンでプロキャリアをスタートさせ、ザンクトパウリ、フライブルク、ボルシアMGなど、主にドイツのクラブを渡り歩いてきたクルーゼ。今冬には5年半ぶりにヴォルフスブルクに復帰し、リーグ戦14試合の出場で1度のハットトリックを含む7ゴール1アシストの活躍を披露した。 今季はニコ・コバチ新監督の下、リーグ戦5試合に出場したが、10日に行われたフランクフルト戦の直前に監督から二度と起用しないことが伝えられた。背景には、同選手が守備を疎かにしているなど、コミットメントやプロフェッショナリズムの欠如があるという。 現在はヴォルフスブルクでトレーニングを続けているものの、契約解除に向けた話し合いも行っている模様。ヨーロッパの移籍市場は閉鎖しているため、移籍するにはフリーになる必要がある。一方で、『ビルト』によればロサンゼルスFCやインテル・マイアミが興味を持っているようだ。 以前のインタビューでアメリカへの強い愛を語っていたクルーゼ。LAFC加入となればジョルジョ・キエッリーニやガレス・ベイルとチームメイトになるが、果たしてその去就は。 2022.09.16 16:05 Fri

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ボルシアMGが18歳の逸材CBキアロディアを獲得!

ボルシアMGは28日、ブレーメンからU-19イタリア代表DFファビオ・キアロディア(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。 ドルトムントを中心とする国内クラブ、ルーツがあるイタリアやプレミアリーグからの関心も伝えられた中、ボルシアMGへの加入を決断した逸材DFは、新天地での意気込みを語った。 「ボルシア・メンヒェングラートバッハでプレーすることを楽しみにしているよ。この素晴らしいクラブのために全力を尽くし、自分自身もさらに成長していきたいと思っている」 「このクラブはとても馴染みがあり、人間としてもフットボーラーとしても、全体的なパッケージが自分にとてもよく合っていると思っているよ」 一方、今シーズンのブレーメンとの対戦で間近にその才能を確認したスポーツディレクターのローランド・ヴィルクス氏は、今後の活躍に太鼓判を押している。 「ファビオ・キアロディアはドイツでの彼のポジションにおいて最も偉大な才能の一人だ。特にボルシア・パルクでの我々との試合では、彼は年齢の割に自分がどれだけ優れているかを示した。我々は彼を大いに楽しめると確信している」 イタリア人の両親の下、ドイツのオルデンブルクで生まれ育ったキアロディアは、2014年にブレーメンの下部組織に加入。10代前半から早くも頭角を現すと、2021年10月にプロ契約を締結した。 その後、2021年12月にリザーブチームにあたるブレーメンIIでクラブ史上最年少(16歳と6カ月5日)でのプロデビューを飾ると、昨年10月に行われたDFBポカールのパーダーボルン戦でファーストチームデビュー、同月のフライブルク戦では同じくクラブ最年少となる17歳4カ月17日でのブンデスリーガデビューも飾った。 代表チームはドイツではなく両親の母国であるイタリアを選択しているキアロディアは、186cmの左利きのセンターバック。左サイドバックでもプレー可能なスピードと球際の強さを特長としており、若さに似つかわしくないプレーリードを含め守備者としての能力が高く評価される。加えて、現代のセンターバックに求められる攻撃への関与に関しても、正確な左足のフィードなど高いスペックを誇る。 2023.06.28 20:15 Wed
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ブレーメン、国外クラブ関心の快速FWエンジンマーとの契約延長を発表

ブレーメンは13日、ドイツ人FWユスティン・エンジンマー(23)との契約延長を発表した。なお、契約期間は明かされていない。 新契約にサインしたエンジンマーは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「チームや街の居心地がとてもいいね。特にホームゲームの雰囲気は最高だよ。昨年はチームとして素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。僕個人としても、ヴェルダーでの生活はとても充実しているし、ここでのキャリアでさらに重要なステップを踏めると確信している。だから、早めに契約を延長することにしたんだ」 2022年1月にプロ契約を結んだ下部組織出身のエンジンマー。契約後はすぐにドルトムントⅡへ1年半のレンタル移籍で武者修行に出されたが、復帰した今季は快速ウィングとしてレギュラーに定着。ブンデスリーガ24試合に出場し6ゴール2アシストを記録していた。 ブンデスリーガで初めてのフルシーズンを戦い抜き、インパクトを残した同選手には、ビジャレアルやウォルバーハンプトン、エバートンらが関心を示していた。 2024.06.14 07:00 Fri

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