ザンクト・パウリがブンデス昇格! 田中碧ら擁するデュッセルドルフはプレーオフへ

2024.05.13 11:15 Mon
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ザンクト・パウリがブンデスリーガ昇格を決めた。

2.ブンデスリーガの32試合を消化して、町野修斗を擁する首位ホルシュタイン・キールがクラブ初のブンデスリーガ昇格を決めるなか、1ポイント差で2位につけるのがザンクト・パウリ。12日の第33節ではオスナブリュックに3-1で勝利した。
この結果、田中碧アペルカンプ真大内野貴史が所属する3位デュッセルドルフとの勝ち点差が最終節を残して「6」となり、ザンクト・パウリの自動昇格圏2位以内が確定。2010-11シーズン以来のブンデスリーガ復帰が決まっている。

そんなザンクト・パウリは最終節を前にして首位にも浮上。19日の最終節では16位ヴェーエンとのアウェイ戦となる。

なお、自動昇格が叶わずのデュッセルドルフは3位確定でブンデスリーガ16位チームとのプレーオフへ。現時点での16位はウニオン・ベルリンとなっている。

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町野修斗のホルシュタイン・キールがブンデス初昇格! 最終節残して2位以内確定

ホルシュタイン・キールがブンデスリーガ昇格を決めた。 あと2試合の2.ブンデスリーガで2位ザンクト・パウリを1ポイント差で抑え込み、首位に立つホルシュタイン・キール。11日の第33節でホームのデュッセルドルフ戦に臨み、町野修斗が先発した。 田中碧&アペルカンプ真大が揃って先発したデュッセルドルフに対して、開始2分に先制したホルシュタイン・キールだが、70分にPKから同点ゴールを被弾。町野も75分に交代し、1-1で終わった。 これで勝ち点1を上積むにとどまったホルシュタイン・キールだが、3位デュッセルドルフとの5ポイント差を維持したことで、自動昇格圏の2位以内が確定。クラブ史上初の1部挑戦となる。 なお、プレーオフ圏の3位につけるデュッセルドルフは2位ザンクト・パウリと3ポイント差に。ただ、ザンクト・パウリは2試合を残すため、プレーオフから昇格を目指す運びとなりそうだ。 2024.05.12 08:40 Sun

町野修斗が直近7戦3G4A! 奥抜侃志出場のニュルンベルク撃破に貢献の2戦ぶりゴール

ホルシュタイン・キールFW町野修斗が快勝に貢献した。 2.ブンデスリーガで昇格圏の2位につけるホルシュタイン・キールは6日の第28節で10位のニュルンベルクとアウェイで対戦。ニュルンベルク側で林大地がメンバー外の一方、奥抜侃志が先発したなか、町野もスタートから出場した。 そんな町野は12分の相手に退場者が出て、1-0でリードの34分に2戦ぶりの一発。敵陣左深くで味方が相手のスローインをカットすると、ボックス左の町野が流れたボールを拾って中に切り込み、右足でゴール右に突き刺した。 町野の今季リーグ戦5ゴール目で突き放したホルシュタイン・キールは43分にダメ押しに成功すると、79分にもトドメの一発が生まれ、4-0で勝利。奥抜がハーフタイムでピッチを後にしたなか、町野はフル出場し、4連勝に貢献した。 なお、町野は今季のここまで5得点6アシスト。直近の7試合では3得点4アシストと好調だ。 2024.04.07 10:50 Sun

「夢のようなパス」で町野修斗がキールの先制点を演出!前節のゴール続き2戦連続得点関与

ホルシュタイン・キールのFW町野修斗が見事なスルーパスでゴールをお膳立てした。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で1部自動昇格圏の2位に付けるキールは、3月30日の第27節でホームにハンザ・ロストックを迎え、2-0で勝利を収めた。 町野は12試合連続の先発出場。前節は3試合ぶりとなるゴールで先制点を挙げたが、この日はアシストで魅せた。 開始早々の3分、左サイド敵陣中央に開いて受けると、中央へ持ち出しながら味方の動き出しに合わせて足の長いスルーパスを供給。ダイアゴナルランで裏を取ったシュテフェン・スクルツィブスキと息の合った連係を見せ、スクルツィブスキの先制点を導いた。 オフィシャルの試合後レポートでは「町野が夢のようなパスを送り、GKの前で完全にフリーになったスクルツィブスキが低いシュートを右隅に決めた」と紹介されたように、絶妙なラストパスだった。 快勝のキールは、残り7節となって3位とは勝ち点「6」差。2019年にギラヴァンツ北九州をJ3からJ2昇格へ導いたストライカーが、ドイツでも昇格を目指すチームを牽引する。 <span class="paragraph-title">【動画】町野修斗が絶妙スルーパスでアシスト記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Traumpass versenkt! <br>Fernschuss abgestaubt! <br>Heimerfolg eingefahren! <br>_<a href="https://twitter.com/hashtag/KSVFCH?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KSVFCH</a> <a href="https://t.co/5Hjc3MtODw">pic.twitter.com/5Hjc3MtODw</a></p>&mdash; Holstein Kiel (@Holstein_Kiel) <a href="https://twitter.com/Holstein_Kiel/status/1775141061578359294?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ファーストタッチからシュートまでの流れが◎町野の今季4点目</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Zwei Buden + kein Gegentor = Erfolgreich in Elversberg!<br>_<a href="https://twitter.com/hashtag/ELVKSV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ELVKSV</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/KielAhoi?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KielAhoi</a> <a href="https://t.co/sNXchl3I0H">pic.twitter.com/sNXchl3I0H</a></p>&mdash; Holstein Kiel (@Holstein_Kiel) <a href="https://twitter.com/Holstein_Kiel/status/1770095101257150614?ref_src=twsrc%5Etfw">March 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.03 15:55 Wed

町野修斗の今季4ゴール目が決勝点に! ホルシュタイン・キールも昇格圏2位を維持

ホルシュタイン・キールFW町野修斗がゴールをマークした。 2位のホルシュタイン・キールは16日のブンデスリーガ2部第26節で10位のエルフェルスベルクとアウェイで対戦。2-0で勝利し、首位ザンクト・パウリを5ポイント差で追った。 11試合連続で先発した町野は39分にバイタルエリア中央からボックスに差しかかったところで味方からパスを受けると、右足でのワントラップから右足フィニッシュでネットを揺らした。 町野の3試合ぶりとなるゴールはシーズン4得点目。これが先制弾となり、49分に追加点のチームは守りでも2試合連続の無失点をやってのけ、自動昇格圏ラインの2位を維持した。 なお、町野は68分にお役御免。今季のリーグ戦成績は23試合で4得点5アシストとなっている。 2024.03.17 09:25 Sun

キール町野修斗が上位対決で19試合ぶりのゴール!ニア射抜く強烈な一撃に2戦連続アシストも

ホールシュタイン・キールのFW町野修斗に待望のゴールが訪れた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で2位に付けるキールは23日、第23節で首位のザンクト・パウリをホームに迎えた。 前半だけで3点のビハインドを負う苦しい展開となったが、折り返しての53分、町野が強烈な一撃で1点を返す。 キールはトム・ローテが左サイドからバイタルエリアへの横パスを送ると、ルイス・ホルトビーがスルーして中央のフィン・ポラスへ。ポラスはさらに外のはたき、町野が右ポケットからニアへ右足の一振りを叩き込んだ。 2023年8月25日第4節のシャルケ戦以来、実に19試合ぶりのゴールとなった町野。65分にはCKのこぼれ球を拾っての丁寧な落としで、前節に続くアシストもマークしている。 一方でチームは3-4と、ザンクト・パウリとの打ち合いに敗れ、勝ち点差は「6」に開いた。 <span class="paragraph-title">【動画】町野修斗がニア抜きの強烈な一撃で19試合ぶりのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dLWt4SSqHn8";var video_start = 28;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.25 21:55 Sun

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「相手を見ながら判断すべき」3バックで戦うことのポイントを語った田中碧「レベルの高い相手になった時にどうなるか」

日本代表MF田中碧(デュッセルドルフ)が、シリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 田中は[3-4-2-1]のボランチの一角で先発出場。高い位置をやや取りながらも、MF遠藤航とポジションを変えてアンカー気味にプレーする場面など見られた。 今回試している3バックでは初のプレーとなった田中は「3バックだと真ん中に選手が多いので、ボールを持った時に相手がどう来るかを見るべきで、相手が2枚で(プレスに)来るのなら間に1人が立たなければいけないですし、自分が[3-2]を作るのか、[3-1]で1つ前に行くのかというのは相手を見ながら判断すべきかなと思います」と、相手の出方によっても立ち位置や役割を変える必要があったとした。 そんな中での手応えについては「前半は良いシーンもありながら、ボールをもう少し真ん中で止める、3バックの前でボールを止めて、どっちにも蹴られる状態を作ることによって、全員がポジション取れる時間ができます」と、[3-1]の形で3バックの前でボールを持つときは、もう少し周りが動けるようにすべきだったとコメント。「ボールをコントロールして流れると、その方向にプレスが行くだろうし、トミが空いてますけど、ウイングバックがこないとプレスの対象になるので、真ん中でボールを止めて溜めを作って、時間を作ることなど、まだまだやるべきことはあるなと思います」と、まだまだ改善の余地はあるとした。 ただ、もちろん手応えもあるという。「ポジティブなこともあるだろうし、GKから点を取ったり、(スペースを)空けて点を取ったり、テンポよく剥がして前向きに前進するとか、幅を取る選手にボールを届けるとかできることはもちろんあったかなと思いつつも、スローインなどで[5-4-1]になって、左から右に行った時に誰が出るのか。縦にスライドするのは律は難しい難しいだろうし、そういうところの判断は中に人数がいるとはいえ、レベルの高い相手になった時にどうなるのか」と、2次予選で力の差がある相手でしかなく、この先の最終予選などではどうなるかはわからないとした。 また、「相手の2トップは後半は守備ができなくなっていたので、あれがもう少し来るとして、4バックの中で3バックを作る。サイドバックが気を利かせて中を取って、自分と航くんや(鎌田)大地くんが間を取ることでテンポも出るだろうし、それは相手の強度が上がったなかでどれだけできるかかなと思います」と語り、前半組んだ遠藤、後半組んだMF鎌田大地ラトのポジションの兼ね合いも、相手が変われば変化が出てくるとした。 実際にプレーした感触では、今日は前半の闘い方の方が良かったと振り返った田中。「後半はそれで行くとなったのでやりましたけど、相手は[4-4-2]なので3バックの方がスムーズだろうなと思いますし、個人的にも距離を近づけたた方がやりやすいです」とコメント。「試合前に指示はありますけど、自分としてやりやすい方を選ぶというのは個人戦術として大事だと思います」と、ピッチ上で起きていることに対して、最善の策を選択する方が良いだというと見解を述べた。 2024.06.12 07:50 Wed

田中碧の移籍計画に疑問符? クラブは売却計画も代理人が仕事せずと指摘

今夏の移籍が濃厚とみられているフォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧(25)。クラブ側も売却を考えなければいけなくなったが、問題が1つあるという。 2021年7月に川崎フロンターレからレンタル移籍でデュッセルドルフに加入した田中。1年後に完全移籍に切り替わっていた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3シーズン目を戦った田中。これまでの移籍市場で、ステップアップを目指した中で失敗。2023-24シーズン序盤はそのせいもありパフォーマンスが上がらないと、大きな批判を受けていた。 しかし、10月の日本代表活動で結果を残すと、その後は一気にパフォーマンスが改善。2.ブンデスリーガでは30試合で7ゴール4アシストを記録。チームは3位でフィニッシュすると、昇格プレーオフではボーフムと対戦したが、0-3で勝利した1stレグのリードを生かせず、ホームでの2ndレグでまさかの逆転負け。来シーズンも2部で戦うこととなった。 ドイツ『ビルト』によれば、デュッセルドルフは、1部に昇格した場合には2025年6月までとなっている田中の契約を延長するつもりだったとのこと。しかし、再び2部を戦うことになったため、今夏の売却に動くことになるとみている。 田中も4シーズンもドイツ2部で戦う気はなく、今夏のステップアップがキャリアの重要なポイントに。昨夏はケガの影響もあり買い手が見つからなかったが、今夏はパフォーマンスを上げていたことで買い手も見つかるとみられている。 デュッセルドルフとしては絶対に来夏フリーで手放すことだけは避けたい状況。田中の移籍金は300〜400万ユーロ(約5億1000万〜6億8000万円)程度となっている。 ただ、『ビルト』が指摘した問題点が。どうやら田中の代理人が仕事をしていないというものだ。 『ビルト』によれば、田中の代理人は、クラブを探すことをしていない可能性があるとのこと。交渉の中では新たなクラブの名前を挙げることはなく、他クラブがいくら払うかという話を示唆することもないという。 デュッセルドルフ側が買い手を探すという事態起きているとのこと。クライアントである田中が移籍を希望するのであれば、代理人としては仕事をしていないことになり、大きな疑問符がつくようだ。 契約を延長してくれるのであれば、デュッセルドルフ側としてはありがたいことだろうが、果たして今夏どのような動きを見せるのか注目だ。 2024.06.06 17:15 Thu

ブンデス昇格逃した田中碧がイタリア行き? ジェノアが獲得に関心…プレミアからも興味

プレーオフまで進出するもブンデスリーガへの昇格を果たせなかったデュッセルドルフ。日本代表MF田中碧(25)は、今夏も移籍の噂が浮上している。 昨夏はステップアップを望んだ田中だったが、2022-23シーズン終盤に負傷したこと、そして移籍金が高いことでオファーがなかなか来ず、デュッセルドルフに残留した。 すると、シーズン序盤は低調なパフォーマンスとなり、批判が集中。それでも徐々にパフォーマンスを取り戻すと、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場し7ゴール4アシストを記録。昇格プレーオフでも2試合に出場したが、2ndレグでボーフムに大逆転負けを喫し、昇格が叶わなかった。 昇格を果たせば契約延長という可能性もあった田中だが、2部に残ることとになったため、今夏の移籍話が再燃。イタリア『ラ・スタンパ』によれば、ジェノアが獲得を目指しているという。 田中の移籍金は350万ユーロ(約6億円)程度でお買い得という見方も。また、セリエAに昇格するパルマやプレミアリーグのエバートンも関心を寄せているとみられている。 ジェノアはかつて“キング・カズ”こと三浦知良が所属しており、移籍が決まれば日本人としては2人目。日本代表MF鎌田大地がラツィオを退団することから、日本人がセリエAに不在になるところだったが、田中がイタリアを新天地に選ぶだろうか。 2024.06.04 15:40 Tue

チーム外された正守護神の代役…チームを降格から救うPKセーブのボーフムGKルーテが試合後に引退を明かす「プロサッカー選手として最後の試合だった」

ボーフムのGKアンドレアス・ルーテが昇格降格プレーオフを振り返った。ドイツ『キッカー』が伝えた。 27日、ブンデスリーガの昇格降格プレーオフの2ndレグが行われ、ボーフムはアウェイでフォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦した。 1stレグはホームで戦いながらも0-3と惨敗に終わったボーフム。最低でも90分間で3点差をつけなければ、その瞬間に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格する状況だった。 それでも18分に、長距離のFKからのクロスをフィリップ・ホフマンがヘッドで合わせてボーフムが先制すると、66分には高速クロスをホフマンが再び頭で合わせて2点目を奪う。 それでもまだデュッセルドルフがリードしていた中、68分にはマティアス・ツィンマーマンがハンド。このPKをケビン・シュテーガーが決めて、3点差をボーフムが追いつく。 延長戦ではゴールが生まれず、PK戦へ。するとルーテはデュッセルドルフの1人目、アンドレ・ホフマンのシュートを横っ飛びでセーブ。その後はサドンデスまで突入すると、デュッセルドルフはDF内野貴史が失敗。ボーフムが逆転でブンデスリーガ残留を決めた。 今年1月にカイザースラウテルンから加入したルーテ。大事な試合で PKセーブという大きな仕事を果たした中、試合を振り返った。 「信じられないような気分だ。1月にここに来た時、実際には仕事は1つだけだった。それはほとんどバックアップだった。今日、ここでまた手伝うことができたという事実に、なんと言って良いか分からない」 「今日も楽しまないといけなかった。キャリアの中でも特別な日だ。素晴らしい瞬間はこれまでもたくさんあったが、これはまた最高の飾りになった」 「ドレッシングルームに入ったら、選手たちがまた優しく迎えてくれて。今日は夜が昼に変わることを願っているよ」 「これはクラブの歴史に残るだろう。本当にこれをやり遂げた人は多くない」 ボーフムの下部組織で育ち、ファーストチームにも昇格したルーては、その後アウグスブルク、ウニオン・ベルリン、カイザースラウテルンでプレー。37歳のベテランGKは、今シーズンのブンデスリーガでは1試合の出場に終わっていたが、この昇格降格プレーオフではチームメイトへの態度が問題視されたGKマヌエル・リエマンが外されることとなり、ルーテに出番が回ってきた。 そのルーテはこの戦いでスパイクを脱ぐことを決断。現役最後の試合で、チームを救えたことを喜んだ。 「僕はプロになって約16年になる。結局のところ、僕はただプレーしただけ。人生で学んだことを全てやった。僕よりも外の人たちが興奮していたと思う。チームが達成したいことのために、自分の役割を果たしただけだ」 「今日がプロサッカー選手として最後の試合だった。もう続けない」 「もうそれは僕の心のためではない。自分の健康についても考えなければならない」 「僕は信じられないほど美しいキャリアを積んできた。そして、今が正しい時だと思う。リーグに残留したクラブに感謝を伝える良い機会だったし、それは良かった」 <span class="paragraph-title">【動画】現役ラストマッチでPKセーブ! チームの降格を救ったGKルーテ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK2vLHx4IQ8";var video_start = 97;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.28 11:45 Tue

「このような結果は不公平…」3点差追いつきPK戦で残留掴んだボーフム、指揮官は選手たちを称える「逆転できると信じていたチームを誇りに思う」

ボーフムのハイコ・ブッチャー監督が、昇格降格プレーオフを振り返った。 27日、ブンデスリーガの昇格降格プレーオフの2ndレグが行われ、ボーフムはアウェイでフォルトゥナ・デュッセルドルフと対戦した。 1stレグはホームで戦いながらも0-3と惨敗に終わったボーフム。最低でも90分間で3点差をつけなければ、その瞬間に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格する状況だった。 それでも18分に、長距離のFKからのクロスをフィリップ・ホフマンがヘッドで合わせてボーフムが先制すると、66分には高速クロスをホフマンが再び頭で合わせて2点目を奪う。 それでもまだデュッセルドルフがリードしていた中、68分にはマティアス・ツィンマーマンがハンド。このPKをケビン・シュテーガーが決めて、3点差をボーフムが追いつく。 その後はゴールが生まれずPK戦へ。互いに1本ずつを失敗した中、7人目をボーフムが決めるも、デュッセルドルフは内野貴史が外してしまい終了。ボーフムが3点差を追いつき、PK戦の末に軌跡の残留を果たした。 試合後、ブッチャー監督は試合を振り返り、諦めずに戦った選手たちを評価。一方で、昇格を果たせなかったデュッセルドルフを労った。 「今は適切な言葉を見つけるのが本当に難しい。信じられないような試合だった。4日前の初戦の後は、本当に調子が悪かった。今はなんとかやってくれた」 「もちろん、我々は本当に嬉しく思っているし、逆転できると信じていたチームをとても誇りに思う」 「試合後でまだ虚しさも残っており、これ以上は言いたくない。彼らは素晴らしい戦いを見せ、私はフォルトゥナを最大限リスペクトしている」 「このような結果になるのは不公平だろう。ただ、スポーツはそんな瞬間もある。それが達成できて、本当に嬉しい」 <span class="paragraph-title">【動画】日本人に明暗…ボーフムが3点差追いつき残留を掴み取る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MK2vLHx4IQ8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.28 10:10 Tue

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デ・リフトにユナイテッド注視! 現在の本人はユーロ意識も「何が起こるか見守りたい」

バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)が去就に言及した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。今季はキム・ミンジェ&ダヨ・ウパメカノのコンビに遅れをとったが、シーズンが進むにつれ、エリック・ダイアーを相棒に序列を高め、公式戦30試合の出場数をマークした。 だが、シーズン中から移籍話がつきまとい、バイエルンはヴァンサン・コンパニ新体制の来季に向け、つい先日にシュツットガルトから伊藤洋輝を獲得。さらに、レバークーゼンからもヨナタン・ターの獲得が濃厚視されており、センターバック陣のテコ入れが活発化している。 ドイツ『スカイ』によると、そのバイエルンは2027年夏まで契約を残すデ・リフトに関して、適切なオファーがあれば放出しうるといい、今季を通じてセンターバックの固定に苦しみ続け、今夏の補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが注視しているという。 続投見通しのエリク・テン・ハグ監督にとってアヤックス時代の教え子であり、今もお気に入りの選手ということで、ユナイテッドから視線が注がれるなか、デ・リフト本人も13日に代表先でその件に口を開いたようだ。 「新しい監督(新たにバイエルンを指揮するヴァンサン・コンパニ氏)との話はまだだ。でも、ユーロ中だし、当たり前さ。今はユーロを戦っていて、それが一番大事。僕はそこに全神経を集中させている」 そうユーロ2024の戦いに意識を向けたデ・リフトだが、「バイエルンでの2年にはすごく満足している。今はユーロに集中しているけど、その後は何が起こるか見守りたい」とも語ったという。 2024.06.14 12:15 Fri

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バイエルンは13日、シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝(25)を完全移籍で獲得。2028年夏までの4年契約を結んだ。 電撃的に決定した伊藤の移籍。突如としてバイエルンが移籍先に浮上すると、あっという間の契約締結となった。 2021年夏にジュビロ磐田からシュツットガルトにレンタル移籍で加入すると、U-23チームに合流するはずがプレシーズンのパフォーマンスを受けてファーストチームに帯同。そのままポジションを掴むと、ブンデスリーガで成長しながらシュツットガルトの守備を支えていく。 2022年夏には完全移籍。加入から2シーズン続けて厳しい残留争いを経験したが、2023-24シーズンはチームが好転。最終的には2位でフィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。伊藤もブンデスリーガで26試合に出場し2アシストを記録していた。 センターバックとサイドバックでプレーできる伊藤。バイエルンは契約解除金の3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払ったとされているが、クラブ幹部が伊藤を高く評価していると語った。 スポーツ部門の責任者を務めるマックス・エバール氏は伊藤について言及。過去3年間の経験が生きるとした。 「バイエルンとして、伊藤洋輝を獲得できたことを嬉しく思う。我々は新鮮なエネルギーをもたらしてくれる、ハングリー精神のある選手を求めている」 「ヒロキは、我々が望む全てを備えている。彼はチャレンジを受け入れ、それを克服し、ゲームの中で自分の道を歩み続けられる選手だ」 「25歳にしてすでに多くの経験があり、降格プレーオフであろうと、チャンピオンズリーグであろうと、プレッシャーに耐えることができる。彼はすぐに我々のチームを強くしてくれるだろう」 また、同じくスポーツ・ディレクターのクリストフ・フロイント氏も伊藤を高く評価。守備の万能ぶりと、更なる成長を期待した。 「ヒロキはシュツットガルトで信頼性の象徴だった。トップレベルで安定したパフォーマンスを発揮し、いくつかのビッグクラブの注目を集めた」 「ヒロキは背が高く、アグレッシブで、左足の強みがあり、パスゲームにも優れている。左サイドでも中央でもプレーできるため、守備でも万能だ」 「若い選手としてドイツに来て、大きな成長を遂げており、彼にはまだ更なる可能性があると確信している」 3バックでも4バックでもプレーでき、中央でもサイドでもプレーできる伊藤。ヴァンサン・コンパニ監督率いる新たなバイエルンで、どのような存在感を見せるのか注目が集まる。 2024.06.14 09:35 Fri

レバークーゼン、ジローナの躍進を支えたスペイン代表MFアレイシ・ガルシアを獲得!5年契約を締結

レバークーゼンは13日、ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシア(26)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 レバークーゼン加入の決まったアレイシ・ガルシアは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「とても嬉しいよ。おそらくヨーロッパ中のサッカーファンと同じように、僕も今シーズンのレバークーゼンの並外れたパフォーマンスには驚かされたよ」 「このようなクラブが僕を獲得するために多大な努力をしてくれたことに感激している。これからは自分への期待に応え、このチームとクラブが成功し続けるように貢献したい」 ビジャレアルやマンチェスター・シティの下部組織に在籍したい経験があるアレイシ・ガルシアは、2021年7月にエイバルからジローナに完全移籍で加入。2023-24シーズンはキャプテンを務めると、ラ・リーガで37試合に出場し3ゴール6アシストを記録。中盤を支え、3位に躍進したチームを支えた。 その影響もあり2023年11月にはスペイン代表デビュー。ユーロ2024に臨むスペイン代表の候補メンバーにも選ばれていたが、最終メンバーから落選。ユーロでのプレーという夢が潰えることとなった。 2024.06.14 08:00 Fri

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