ボルドーはフランス4部すら参戦不可? すでに開幕…他クラブは第1節消化もリーグ登録要件を満たす資金力なし
2024.08.19 21:00 Mon
シャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部)へ降格のボルドーだが...
ボルドーは4部リーグへの参戦も厳しいのか。財政難でシャンピオナ・ナシオナル2(フランス4部)への強制降格を余儀なくされたボルドー。トップディビジョンで6度の優勝を誇る名門だが、これでアマチュアクラブとなった。
ここまでの推移としては、昨季2部で中位の12位も、財政問題で3部降格が決定…そこから決定が見直され、4部まで落ちることに。
4部リーグに参戦登録する条件として、トップチーム、セカンド(リザーブ)チーム、最低2つの下部組織チームを擁する必要があるのだが、どうやら新生ボルドーはこれが難しそう。
フランス『レキップ』によると、全カテゴリー合わせ4チームを運営するための予算が足りておらず、おおよそ100万ユーロ(約1億6000万円)の捻出に困っているのだという。
もう、ドツボとしか言えないボルドー。現状、トップ登録選手も3名しかいないとされる。
ここまでの推移としては、昨季2部で中位の12位も、財政問題で3部降格が決定…そこから決定が見直され、4部まで落ちることに。
フランス『レキップ』によると、全カテゴリー合わせ4チームを運営するための予算が足りておらず、おおよそ100万ユーロ(約1億6000万円)の捻出に困っているのだという。
そもそも4部リーグはすでに開幕も、ボルドーは17〜18日に行われた第1節へ参加できず。第4節からの参加を申請しているとのことだ。
もう、ドツボとしか言えないボルドー。現状、トップ登録選手も3名しかいないとされる。
1
2
ボルドーの関連記事
|
ボルドーの人気記事ランキング
1
財政問題で3部降格を言い渡されたボルドー、クラブ売却失敗で制裁を受け入れ「さらに強くなり、最高のレベルに戻ってくる」
7月9日、プロクラブ管理委員会(DNCG)によってシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナル(フランス3部)への降格が決定されたボルドー。その後、クラブの売却などに動いていたもの成立せず。3部降格を受け入れることを発表した。 ボルドーは財政的に大きな問題を抱えており、それを理由に3部への降格が言い渡された中、ボルドーのジェラール・ロペス会長はすぐさま控訴。リバプールのオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(FSG)にクラブを売却し、資金調達を目指した。 FGSもボルドーの買収に興味を持っていたが、交渉は破談。16日に「FCジロンダン・ボルドーとその株主は、フェンウェイ・スポーツ・グループから、クラブ買収を視野に入れた数週間前からの協議を続行しない決定を通知された」とクラブが発表。「この決定の理由には、今後数年間のスタジアム建設費用の高騰と、フランスサッカー界の全般的な経済情勢が含まれる」と、破談に終わった理由も明かされていた。 そんな中、23日にボルドーは声明を発表。正式にクラブの売却ができないこととなり、控訴を取り上げることを決定。3部への降格を受け入れるとした。 「ここ数日で議論が再開されたが、FSGの代表者は22日にジロンダン・ボルドーとその株主に対し、様々な利害関係者から提供された保証にもかかわらず、交渉を続行しない意向を示した」 「従って、新しい要素が存在しないため、ジロンダン・ボルドーは、2024年7月9日付のDNCGの決定に対して提出した控訴を取り下げた」 「この結果、ジロンダン・ボルドーは2024-25シーズンのシャンピオナ・ドゥ・フランス・ナシオナルへの降格の制裁を受け入れ、DNCGに予算を提出するために再び呼び出されることとなる」 「これからの期間でジロンダン・ボルドーはさらに強くなり、最高のレベルに戻ってくることができるはずだ。クラブとその株主は、サポーター及びすべての利害関係者に対し、クラブの利益を保護したいという意向を表明する」 1881年に創設されたボルドーはフランスで2番目に歴史のあるクラブ。過去には、ジネディーヌ・ジダンやビセンテ・リザラズなどフランス代表で活躍した選手たちも所属した。 リーグ・アンでは6回優勝しており、2008-09シーズンが最後の優勝に。2021-22シーズンは最下位でリーグ・アンを終えると、リーグ・ドゥに降格していた。2023-24シーズンはアルベルト・リエラ監督が率いた中で、13位に終わっていた。 財政問題で3部に降格することが決定したボルドー。ここからの巻き返しに注目が集まる。 2024.07.24 08:30 Wed2
名門ボルドーがセミプロ3部リーグへ降格…マドリー所属のOBチュアメニ「現実を受け入れるのが難しい」
名門ボルドーの3部リーグ降格に、レアル・マドリーのフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが反応した。 1881年創立、フランス国内のトップディビジョンで優勝6回を誇るボルドー。同国で最も歴史が長いクラブの1つであり、かつてはジネディーヌ・ジダン氏、ビセンテ・リザラス氏といった名手も所属し、欧州でも存在感を発揮した。 しかし、近年巨額の赤字が明るみとなり、成績面も悪化。21-22シーズンのリーグ・アン最下位でリーグ・ドゥ(フランス2部)降格を余儀なくされると、ついに最悪の事態が。 今月9日、昨季リーグ・ドゥ12位だったチームは、依然として財政に問題を抱えるなか、プロクラブ管理委員会に3部リーグ(フランス全国選手権)への強制降格を言い渡される。 これは、クラブ売却に失敗したことによる資金調達のメドがなくなったためであり、もはやボルドーに反論の余地なし。23日、プロアマ混合の実質的なセミプロリーグである3部(※)への降格を受け入れると、公式に声明を発表した。 (※)2部から降格してきたクラブは原則プロとして活動できるが、それは最初の2年間のみ。それ以外はアマチュアクラブとして扱われ、財政問題を抱えるボルドーがプロクラブ扱いとなるかは不透明 クラブ内外にとって受け入れ難くも、これが現実。ほんの4年前までボルドーに所属していたチュアメニはSNSを更新し、少年時代から過ごしたクラブの惨劇を嘆く。 「大好きなクラブの、この現実を受け入れるのは、今やそこにいない僕でさえ難しい」 しかし、言葉を選ばなければ、堕ちるところまで堕ちてしまった格好のボルドー。ここからは“上がっていくだけ”であり、チュアメニは古巣にポジティブな言葉を投げかける。 「その将来はクラブを愛するすべての人々に、素晴らしい日々をもたらすと確信している。ボルドー愛に溢れたすべての方へ、僕は心からの連帯を捧げます」 2024.07.24 16:40 Wed3
ボルドーがモナコから元フランス代表MFトゥラランを獲得…2年契約
▽ボルドーは29日、モナコに所属する元フランス代表MFジェレミー・トゥララン(32)の加入を発表した。契約期間は2年間となる。ボルドーにとっては今夏の補強第1号となった。 ▽ナントの下部組織で育ったトゥラランは2001年にトップチームへと昇格。2006年にリヨンへ移籍すると、2011年にはマラガへと移籍。モナコへは2013年に加入していた。卓越した戦術眼を生かした安定感溢れるパフォーマンスに加え、若いチームの中でリーダーシップを発揮し、ここ数年のモナコの躍進に大きく貢献。2015-16シーズンはリーグ・アンで25試合に出場していた。 ▽所属元のモナコは23日に公式サイトを通じて「トゥラランは新しい挑戦を求めてボルドーへの移籍を希望した。クラブの経営陣は、彼の3年間に渡る献身に敬意を表するため、この希望を受け入れることにした」と声明を発表していた。 2016.06.29 21:25 Wed4