カップ戦女王のS広島Rが2点ビハインドを追い付きドロー!先発守備陣平均19.8歳の東京NBは首位陥落【WEリーグ】

2023.12.24 16:07 Sun
同点ゴールを決めたS広島Rの松本茉奈加
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同点ゴールを決めたS広島Rの松本茉奈加
24日、2023-24 WEリーグ第6節のサンフレッチェ広島レジーナvs日テレ・東京ヴェルディベレーザが広島広域公園第一球技場で行われ、2-2の引き分けに終わった。WEリーグカップを制したS広島Rだが、20日の開幕節延期分でも三菱重工浦和レッズレディースに敗れるなど、リーグ戦では1勝1分け3敗と苦戦が続く。
対する東京NBは前節を終えて3勝2分け。第5節はちふれASエルフェン埼玉とゴールレスドローに終わったものの、首位を維持している。今節のスタメン平均年齢は21.89歳。メニーナからの昇格が発表されたばかりの18歳・池上聖七を皇后杯5回戦に続いて先発起用するなど、守備陣5人は平均19.8歳という若手中心で臨んだ。

序盤からボールを握り、攻守にわたってS広島Rを圧倒する東京NB。8分には山本柚月がキックフェイントを駆使して島袋奈美恵をゆさぶり、右足のフィニッシュを見せると、16分に試合を動かす。

右の高い位置で中嶋淑乃からボールを奪い切ってショートカウンターへ転じると、山本が菅野奏音とのワンツーからグラウンダーで折り返し、藤野あおばが詰めた。
以降も22分には藤野とのワンツーから菅野が右足のミドル、36分にはカウンターから北村菜々美がコントロールショットと、東京NBは幾度もS広島Rゴールに迫る。

奪いどころが定まらないS広島Rは、守勢の時間が続く中で中嶋のスピードを生かして打開を試みるが、フィニッシュまでは持ち込めない。41分にも右クロスが髙橋美夕紀に合えばというシーンを作ったが、柏村菜那がカバー。前半のシュートは終了間際に髙橋強引に左足を振ったのみにとどまった。

東京NBはハーフタイムに柏村から樋渡百花へとスイッチし、樋渡が最前線に。2トップの一角で先発のした菅野が中盤の底へ、ボランチで先発の宮川麻都が右サイドバックに回る。

48分にはその樋渡が絡んで追加点を奪取。左のスペースへ藤野が抜け出すと、切れ込んでパスを、ゴール前の樋渡が丁寧に落とし、木下桃香がコントロールショットを突き刺した。

一方のS広島Rは直後、対角のグラウンダーのパスをうけた立花葉が反転からの右足、さらには立花のクロスから髙橋がヘッドと反撃の姿勢を強めると、77分にセットプレーから1点を返す。

途中出場・瀧澤千聖の鋭い左CKにニアで上野真実が頭で合わせ、リーグ戦4試合連続ゴールをマークする。

S広島Rは差を詰めた直後の78分、カウンターから北村に決定機を許したが、GKを抜けたシュートをゴールライン上で途中出場の佐山桃子がクリア。望みをつなぐ。

S広島Rは88分、ルーズボールへの対応時に渡邊真衣が味方と接触し、主審が試合を止めて脳震とうの疑いで交代に。アクシデントに見舞われたが、再開直後のドロップボールから同点弾を挙げる。

90分、ボックス手前左でのドロップボールを瀧澤がダイレクトでゴール前に放り込むと、このタイミングで投入された松本茉奈加が合わせて試合を振り出しに戻した。

試合はこのままタイムアップを迎え、両者勝ち点「1」を分け合うことに。追い付かれた東京NBは4位に後退している。

サンフレッチェ広島レジーナ 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【S広島R】
上野真実(77分)
松本茉奈加(90分)
【東京NB】
藤野あおば(16分)
木下桃香(48分)

1 2

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サンフレッチェ広島レジーナは31日、吉田恵氏(51)が監督に就任したことを発表した。 S広島RはWEリーグ加入事から中村伸監督が指揮を執っており、2023-24シーズンはWEリーグカップを制して初タイトルを獲得した。 中村監督は3シーズンを指揮して退任。2024-25シーズンから吉田氏が監督を務めることとなる。 吉田氏は、現役時代はヴェルディ川崎やヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖でプレーした。 引退後は指導者となり、広島のジュニアユースでコーチに就任。中京大学のコーチや鳥栖のコーチを務めると、2014年のシーズン途中から尹晶煥監督の後任として監督とを務めた。 その後、鳥栖でコーチに再び就任すると、FC岐阜でコーチを務めていた中、2016年7月からラモス瑠偉の後任として監督を引き継ぐことに。V・ファーレン長崎、アビスパ福岡でコーチを務め、今年2月からS広島Rのアカデミーアドバイザーを務めていた。 吉田氏はクラブを通じてコメントしている。 「このたび、サンフレッチェ広島レジーナ監督に就任する事になりました、吉田恵です。指導者としてスタートをさせていただいたサンフレッチェ広島で、監督ができる事に喜びを感じています。女子サッカーでの指導は初めてですが、持ち前のチャレンジャー精神で頑張りたいと思います」 「前任者の中村とは、大学時代の3年間を同じチームで過ごした仲間です。0からチームを立ち上げ、昨年はカップ戦優勝と3年間でチームを急成長させてきた彼とスタッフ、選手たちにはリスペクトしかありません」 「この築き上げてきたものを引き継ぎ、より『攻守にアグレッシブで魅力的なサッカー』ができるよう、強い気持ちを持ってチームをもう一段高いステージに持っていけるようチャレンジしていきたいと思います」 「また、常日頃から広島を応援してくださっているファン、サポーター、並びにスポンサーの皆様の期待に応えられるよう、最善を尽くしてまいりますので、応援よろしくお願い致します」 2024.05.31 18:40 Fri

スタンドの吊りバトンが観客席に落下した事故、広島が調査結果を報告…突風が起因、今後はフラッグ掲出場所を変更

サンフレッチェ広島は31日、エディオンピースウイング広島で発生した「フラッグ用吊りバトンの落下」についての報告を行った。 事故が発生したのは5月11日に行われていた2023-24WEリーグ第20節のサンフレッチェ広島vs大宮アルディージャVENTUSの一戦だった。 0-1で大宮がリードしていた中、試合の49分に事故が発生。バックスタンドに設置されていたフラッグを掲出するバトンが落下。試合中にも落下した際の大きな音が響き、一時騒然としていた。ただ、幸いにもスタンドに観客はおらず、ケガ人はいなかった。 その影響を受けて広島はフラッグの掲出を自粛。15日の明治安田J1リーグ第14節の鹿島アントラーズ戦では、別の場所に掲出するなどしていた。 この事故に対し、広島や広島市担当者、施工業者が現場確認や監視カメラ映像等で経緯を確認。原因の検証を行い、報告した。 そもそもの要因は、この日の風。風に煽られたフラッグが吊りバトンに巻きついたため、ハーフタイムにスタッフが下降させた。その後、フラッグを直し、リモコンで吊りバトンを上昇。しかし、瞬間的に突風が吹き、吊りバトンが揺れながら上昇したと推定されている。それによりワイヤーに歪みが生じ、乱巻き(電動式巻上機でワイヤーをドラムで巻き上げる際にドラムに適切に巻かれていない状態)が発生したという。 ワイヤーが正常に巻かれなかったことで、ドラムと連動して作動する制御スイッチが誤作動を起こし、吊りバトンが上限に到達した後も電動式巻上機が稼働し続け、過巻き(上限を超えてもワイヤーを巻き上げ続ける状態)が生じ、吊りバトン昇降装置に想定を上回る負荷がかかる状態となり、ワイヤーを巻いているドラムとモーターとの接続箇所が破断。これで制御できない空回りの状態が続き、落下したという。なお、ワイヤーは破断されておらず、落下時に欠損したと見られている。 今回の原因としては、「突風が同装置の稼働中に発生した」とし、「突風を把握するための風速計等が現地に設置されていなかったため、運営スタッフが風速状況を把握できなかった」とのこと。また、「乱巻きおよび過巻きが生じた場合に、モーターの駆動を停止する機構を備えていなかった」、「ドラムとモーターを接続する箇所の強度が、想定を上回る負荷に対して不足していた」と設備の問題もあるとした。 なお、吊りバトンに加えてモーター等の装置も撤去予定。フラッグも再び事故が起こらないように観客席の上の掲出をやめ、2024年夏頃からスタジアム南東部に設置することにするという。 2024.05.31 11:00 Fri

広島のトップチームコーチに中村伸氏が就任…2019年以来の就任、今季まで広島レジーナの監督を務める

サンフレッチェ広島は27日、サンフレッチェ広島レジーナの監督を退任した中村伸氏(50)がトップチームコーチになることを発表した。 現役時代はサガン鳥栖やベガルタ仙台でプレー。引退後、仙台でユースやジュニアユースのコーチ、監督を務めると、トップチームでもコーチに就任。2014年からは、仙台時代のチームメイトでもあった森保一監督率いる広島でコーチに就任した。 その後ヘッドコーチにもなると、2021年からはWEリーグに参入するS広島Rの初代監督に就任。WEリーグでは1年目は6位、2年目は5位の成績を残すと、3年目の2023-24シーズンはWEリーグカップで見事に優勝。リーグ戦は5位で終えていた。 ミヒャエル・スキッベ監督の下、2年連続で3位となっている広島。今シーズンはわずか2敗も引き分けが目立ち現在8位。浮上のキッカケになるだろうか。 2024.05.27 10:30 Mon

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なでしこ守護神・山下杏也加がINAC神戸を退団…海外挑戦へ「自分が予想してた未来とかけ離れているので信じられていない」

INAC神戸レオネッサは7日、なでしこジャパンGK山下杏也加(28)の退団を発表した。今後は海外クラブへの移籍の準備をするという。 山下は2014年に日テレベレーザ(現:日テレ・東京ヴェルディベレーザ)でキャリアをスタート。2021年にI神戸へと完全移籍した。 WEリーグでは2021-22シーズンの初代女王に貢献し、初代MVPにも輝く活躍を見せると、3シーズンで56試合に出場。WEリーグカップでは5試合に出場していた。 山下はクラブを通じてコメントしている。 「このたび、海外に挑戦することを決めました。2019年フランスワールドカップを経験し、海外に今すぐにでも行ってサッカーしたいと言う欲が出てきました。しかし、その欲も言葉の壁や世界的にみてGKとしては背の低い自分が通用できるのかと自問自答しながら、その気持ちは年々と薄れていきました」 「いつの間にか28歳になり、友人の引退やセカンドキャリア、「最後の〇〇」を耳にする事が増え、年齢というただの数字と最後を最後にしないように踏ん張りたいと思うようになりました。今でも自分が予想してた未来とかけ離れているので信じられていないです」 「今シーズンに感じた、ここからシュートをしないだろう、この角度からクロスはあげないだろう…という体に染みついた悪い慣れをなくし、海外挑戦でさらにレベルアップしていきたいと思います」 「最後になりますが、INAC神戸で初めての移籍をして、いろいろな人たちと触れ合えた3シーズンはこれからの人生に生かしていきたいと思います。熱い応援をしていただきありがとうございました」 2024.06.07 20:01 Fri

WEリーグMVPは20ゴールで得点王の浦和FW清家貴子が受賞! ベストイレブンには連覇の浦和から最多5名、3年連続受賞者は4名

7日、「2023-24WEリーグアウォーズ」が行われ、2023-24シーズンの最優秀選手賞とベストイレブンが発表された。 三菱重工浦和レッズレディースの連覇で幕を閉じたWEリーグ。優秀選手賞30名が発表されていた中、最優秀選手に選ばれたのは浦和のFW清家貴子だった。 清家は浦和の中心選手としてリーグ戦22試合に出場し20ゴールを記録。チームの連覇に大きく貢献するとともに、WEリーグのシーズン最多得点記録を樹立し得点王に輝いた他、10試合連続ゴールという偉業も成し遂げていた。なお、来季からは海外クラブへ移籍することとなる。 また、ベストイレブンには清家を含み浦和から最多の5名が選出。DF石川璃音、DF遠藤優、MF柴田華絵、MF塩越柚歩が選出され、遠藤と塩越は嬉しい初受賞。清家、柴田は3年連続での受賞となり、石川は2年連続の受賞となった。 その他、2位のINAC神戸レオネッサからGK山下杏也加、DF北川ひかる、FW田中美南の3名が受賞し、山下と田中は3年連続、北川は初受賞となった。3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザからはMF木下桃香、FW藤野あおばの2名が受賞し、ともに2年連続での受賞。11ゴールを決め得点ランキング2位となったサンフレッチェ広島レジーナのFW上野真実も初受賞となった。 ◆2023-24 WEリーグベストイレブン GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)/3年連続3回目 DF 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)/2年連続2回目 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)/初受賞 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)/初受賞 MF 柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース)/3年連続3回目 塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース)/初受賞 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)/2年連続2回目 FW 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)/3年連続3回目 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)/2年連続2回目 田中美南(INAC神戸レオネッサ)/3年連続3回目 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)/初受賞 <span class="paragraph-title">【動画】得点王に輝いた清家貴子の今季ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XhbedzyOaBo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.07 19:30 Fri

元なでしこジャパンMF川澄奈穂美が新潟Lとの来季契約に合意 「覚悟を持って契約書にサイン」

アルビレックス新潟レディースは6日、元なでしこジャパンMF川澄奈穂美(38)と2024-25シーズンの契約に合意した旨を発表した。 通算90キャップのなでしこジャパンを長らくリードした川澄はアメリカでのプレーも経て、2023年夏の新潟L入りで日本復帰。さっそくキャプテンの役割も託され、チームとしてWEリーグカップで準優勝し、最高位の4位で終戦したWEリーグでは20試合で3ゴールをマークした。 2011年ドイツ・ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーである鮫島彩が今季限りでの引退を決断したなか、来季も現役の川澄は「アルビレックス新潟レディースを応援してくださっている皆様、いつも熱いご声援ありがとうございます」と御礼の言葉とともに、決意を新たにした。 「リリースされました通り、2024-25シーズンもアルビレックス新潟レディースと契約させていただきました。このクラブの一員としてまた闘えることが嬉しいです!!」 「2023-24シーズンは、皆様の多大なるサポートのおかげで今までのキャリアでは経験したことのないワクワク・ヒリヒリする大変充実したシーズンを過ごすことができました」 「一方で、目標に手が届かず悔しい思いもしました。次のシーズンで必ずその目標を達成させるべく、覚悟を持って契約書にサインをしました」 「目標(タイトル)はかなり高いところにあると感じていますが、その険しい道をサポーターの皆様とともに登って行きたいと思っておりますので、より一層のアイシテルニイガタを届けてください。2024‐25シーズンもよろしくお願いいたします」 2024.06.06 11:35 Thu

WEリーグ優秀選手30名が発表! 20得点の得点王・清家貴子ら連覇の浦和から10名が選出、ベテランの元なでしこも受賞

2023-24シーズンのWEリーグ優秀選手賞30名が発表された。 三菱重工浦和レッズレディースが見事に連覇を果たしたシーズン。12クラブの監督と選手の投票結果をもとに、優秀選手30名が決定した。 最多の選出は連覇を果たした浦和から10名。20ゴールを記録し得点王にも輝いたなでしこジャパンのFW清家貴子やキャプテンのMF柴田華絵、なでしこジャパンのDF石川璃音らが選出された。 また、2位のINAC神戸レオネッサは7名が選出され、なでしこジャパンのGK山下杏也加、DF守屋都弥、DF北川ひかる、FW田中美南が受賞した。 3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザも6名が受賞。FW藤野あおばらが名を連ねた。 また、ベテラン勢でも今シーズン限りでの引退を表明した大宮アルディージャVENTUSのDF鮫島彩、得点力も見せたアルビレックス新潟レディースのMF川澄奈穂美が受賞している。 この30名の中から、最優秀選手賞、ベストイレブンが選ばれることに。6月7日(金)の「2023-24WEリーグアウォーズ」で発表される。 ◆2023-24WEリーグ優秀選手賞受賞選手(30名) GK 1.池田咲紀子(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 21試合(1886分)14失点 31.野田にな(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 14試合(1260分)10失点 1.平尾知佳(アルビレックス新潟レディース/27歳) 21試合(1890分)17失点 1.山下杏也加(INAC神戸レオネッサ/28歳) 18試合(1620分)10失点 DF 3.石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース/20歳) 20試合(1690分)0得点 16.水谷有希(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1674分)0得点 17.遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 22試合(1968分)2得点 3.鮫島彩(大宮アルディージャVENTUS/36歳) 22試合(1908分)0得点 20.岸みのり(ちふれASエルフェン埼玉/29歳) 22試合(1980分)1得点 3.村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/29歳) 20試合(1767分)2得点 2.守屋都弥(INAC神戸レオネッサ/27歳) 21試合(1874分)3得点 3.土光真代(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1918分)0得点 5.三宅史織(INAC神戸レオネッサ/28歳) 22試合(1951分)1得点 13.北川ひかる(INAC神戸レオネッサ/27歳) 22試合(1890分)6得点 MF 5.伊藤美紀(三菱重工浦和レッズレディース/28歳) 22試合(1707分)6得点 6.栗島朱里(三菱重工浦和レッズレディース/29歳) 18試合(1352分)1得点 18.柴田華絵(三菱重工浦和レッズレディース/31歳) 22試合(1924分)0得点 19.塩越柚歩(三菱重工浦和レッズレディース/26歳) 20試合(1402分)3得点 10.鴨川実歩(ジェフ千葉レディース/26歳) 20試合(1530分)5得点 7.北村菜々美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/24歳) 20試合(1689分)6得点 8.菅野奏音(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/23歳) 20試合(1626分)1得点 10.木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/21歳) 22試合(1876分)4得点 19.川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース/38歳) 20試合(1609分)3得点 10.成宮唯(INAC神戸レオネッサ/29歳) 22試合(1858分)5得点 11.中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ/24歳) 21試合(1710分)1得点 FW 11.清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース/27歳) 22試合(1868分)20得点 15.島田芽依(三菱重工浦和レッズレディース/22歳) 22試合(1251分)9得点 11.藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ/20歳) 21試合(1721分)9得点 9.田中美南(INAC神戸レオネッサ/30歳) 22試合(1965分)8得点 9.上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ/27歳) 22試合(1850分)11得点 2024.06.04 08:30 Tue

カップ王者のサンフレッチェ広島レジーナが吉田恵氏を監督に招へい、初の女子チーム指導「チャレンジャー精神で頑張りたい」

サンフレッチェ広島レジーナは31日、吉田恵氏(51)が監督に就任したことを発表した。 S広島RはWEリーグ加入事から中村伸監督が指揮を執っており、2023-24シーズンはWEリーグカップを制して初タイトルを獲得した。 中村監督は3シーズンを指揮して退任。2024-25シーズンから吉田氏が監督を務めることとなる。 吉田氏は、現役時代はヴェルディ川崎やヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)、サンフレッチェ広島、サガン鳥栖でプレーした。 引退後は指導者となり、広島のジュニアユースでコーチに就任。中京大学のコーチや鳥栖のコーチを務めると、2014年のシーズン途中から尹晶煥監督の後任として監督とを務めた。 その後、鳥栖でコーチに再び就任すると、FC岐阜でコーチを務めていた中、2016年7月からラモス瑠偉の後任として監督を引き継ぐことに。V・ファーレン長崎、アビスパ福岡でコーチを務め、今年2月からS広島Rのアカデミーアドバイザーを務めていた。 吉田氏はクラブを通じてコメントしている。 「このたび、サンフレッチェ広島レジーナ監督に就任する事になりました、吉田恵です。指導者としてスタートをさせていただいたサンフレッチェ広島で、監督ができる事に喜びを感じています。女子サッカーでの指導は初めてですが、持ち前のチャレンジャー精神で頑張りたいと思います」 「前任者の中村とは、大学時代の3年間を同じチームで過ごした仲間です。0からチームを立ち上げ、昨年はカップ戦優勝と3年間でチームを急成長させてきた彼とスタッフ、選手たちにはリスペクトしかありません」 「この築き上げてきたものを引き継ぎ、より『攻守にアグレッシブで魅力的なサッカー』ができるよう、強い気持ちを持ってチームをもう一段高いステージに持っていけるようチャレンジしていきたいと思います」 「また、常日頃から広島を応援してくださっているファン、サポーター、並びにスポンサーの皆様の期待に応えられるよう、最善を尽くしてまいりますので、応援よろしくお願い致します」 2024.05.31 18:40 Fri

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今週末再開のWEリーグ、岩清水梓が新加入選手やなでしこメンバーに掛ける期待 東京NB特有のファンサにも「きっかけの1つになれば」

日テレ・東京ヴェルディベレーザは1日、今週末のWEリーグ再開を前にメディアカンファレンスデーを実施。新加入選手に加え、元なでしこジャパンのDF岩清水梓も囲み取材に応じた。 2023-24 WEリーグで4位に付ける東京NBは、ウインターブレイク中に昨季なでしこリーグ最優秀選手のFW鈴木陽(←オルカ鴨川FC)、同得点王のFW神谷千菜(←朝日インテック・ラブリッジ名古屋)を補強。育成組織からも池上聖七、樋渡百花、ウルフジェシカ結吏が正式昇格した。 「待ちに待った久しぶりの公式戦ですし、楽しみと不安が入り混じったような感覚ですね」と、再開を待つ岩清水は、過去の東京NBとは毛色の異なる2名の新加入ストライカーにも言及。チームに新たな風を吹き込んだと、期待を寄せている。 「いい意味で今までのベレーザらしくない2人が入ってきて、攻撃のパターンも、クロスが強みとなってバリエーションが増えました。頂点なってくれたり、(これまでの)ベレーザ(の選手)が作って、点を取るのはここみたいな感覚ですね」 また、北朝鮮女子代表との決戦を制し、パリ・オリンピック出場権を獲得したなでしこジャパンにも労いの言葉を伝え、元ベレーザの選手も多くいることから感慨深いとも述べた。加えて、オリンピック出場で集めた注目を、WEリーグにもつなげたいという思いも口にする。 「代表選手にとってはキツいスケジュールだと思いますけど、注目度としてはすぐ試合があるこのカレンダーを利用したい。今の女子サッカー(全体)への注目、会場に足を運んでもらうことに繋げていきたいですね。自分も長い間、代表でプレーして、(所属)チームで出場してというカレンダーでやってきましたけど、注目を集めるプレッシャーの中で強くなってきた部分もありますし、そこは求められていることかなと思うので、頑張って欲しいです」 東京NBは、今季からホームゲーム終了後に、スタジアム上でのサインなどのファンサービスを実施しているが、これは岩清水からの提言がきっかけとのこと。アメリカのナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)や代表などでは、試合直後のファンサービスが頻繫に行われており、それらを参考に取り組んでみてはと、チームスタッフへ伝えていたという。 新型コロナウイルス(COBID-19)流行もあって実現までには時間を要したが、今シーズンから晴れて実施。ファンに直接声を掛けられる交流以外にも、そこで撮影した写真などがSNSで拡散され、来場者の知人や会場にいなかった人へも情報が届くことで、興味を持つきっかけを作れればと、今後も意欲的に取り組んでいきたい考えだ。 「SNSには拡散力がありますし、来場者とのやり取りがその先に繋がるのではないかと思って、私たちもやるべきではと考えました」 「ファンとの接点はもちろん嬉しいですし、その先の友達ですとか、他の方たちが見てくれる機会も作りたいという思いもあります。(直接)また来てくださいねとも声を掛けられますし、きっかけの1つとして、誰それのサインをもらったことで何かが始まることも大いにあるかもしれませんから、引き続き行っていきたい交流だと思います」 東京NBのリーグ戦再開初戦は、3日に行われるノジマステラ神奈川相模原とのアウェイゲーム。N相模原も指揮官交代やなでしこリーグからの新加入選手獲得を行っており、注目を集める一戦となっている。 2024.03.01 23:50 Fri
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なでしこリーグMVPと得点王がWEリーグ挑戦へ!日テレ・ベレーザ新加入選手が意気込み語る

日テレ・東京ヴェルディベレーザは1日、WEリーグ再開を前にメディアカンファレンスデーを設け、新加入選手や竹本一彦強化部長らが囲み取材に応じた。 新たに緑のユニフォームへ袖を通すのは、FW鈴木陽(←オルカ鴨川FC)、FW神谷千菜(←朝日インテック・ラブリッジ名古屋)。また、育成組織の日テレ・東京ヴェルディメニーナから池上聖七、樋渡百花、ウルフジェシカ結吏が昇格する。 鈴木は2023プレナスなでしこリーグの最優秀選手で、昨季のリーグ戦で12得点をマーク。神谷も昨季のなでしこリーグで14得点を挙げての得点王と、世代別代表経験も持つ実績十分のストライカー2枚を補強した。 高さと技術を兼ね備えた池上はすでにWEリーグ、皇后杯でスタメン出場しており、スピードのある樋渡も同じく出場済み。ウルフジェシカも年代別の日本女子代表で活躍しており、各選手ともに即戦力としての期待値は高い。 東京NBは現在、2023-24 WEリーグで3勝3分け1敗。首位と勝ち点「5」差の4位に付ける。 取材に応じた竹本強化部長はこれまでのチーム状況を踏まえ、攻撃面においてはクロス攻撃を増やしてもよいではと分析。中盤やサイドの選手を含めて出し手は揃っているが、受け手として力を発揮する選手(小林里歌子や植木理子)が海外移籍の影響で不在となったため、なでしこリーグでの実績を残した2人に声を掛けたとのこと。「見ている人も『こういう点の取り方ができる』とわかる選手たちなので、2人が生きると思います」と、期待を寄せた。 「自分たちがどういうチームに苦戦するのかを考えると、縦に蹴られて良さを消されることが徹底されていた。後半戦はそういうチームへの対応を考えて、選手のメンタリティや勝負どころの強さをプレーでも表現しなくてはいけないと感じている」 「4月の第1週にインターナショナルマッチデーがあるが、それまでにリーグ戦は6試合と詰まっている。そこをどれだけ勝ち切れるか。前半戦の反省を生かして結果を出したい」 「(新加入の選手2人については)FWが海外へ移籍したため、その役割を担う即戦力として獲得しました」 「2人とも役割はストライカーですけれど、タイプが違う。神谷選手はシュートがうまく、ヘディングが得意で高さのある選手。足下だけではなく、クロスの多様にも対応できる」 「鈴木陽選手はうちにないパワーと走力、意外性を持っている。苦しい時にあれというゴールを決めるタイプ」 また、メニーナからの昇格組3選手に関する共通項として高さを挙げつつ(ウルフジェシカ結吏177cm、池上聖七174cm、樋渡百花170cm)、東京NB伝統の技術力も備えていると語り、今後のさらなる成長にも期待。さらに2種登録されている、ドリブルにキレのある松永未夢、中盤の卵・眞城美春、去年のメニーナのキャプテン青木夕菜についても、トップチームへ参加数を増やしていきたいと述べた。 新加入となる各選手もそれぞれ囲みに対応し、加入の決め手や意気込みなどを述べている。なお、ウルフジェシカ結吏は卒業式のため、樋渡百花はAFC U-20女子アジアカップ出場のため、不在となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆ケガを乗り越えた万能型FW</span> ▽鈴木陽 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/haruhi.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「(移籍の決断については?)高いレベルでチャレンジしたいという気持ちで来ました。野田(朱美)さんの影響は特に大きく(ベレーザのOGであり、鈴木が鴨川在籍時の監督)、野田さんが常に日本のトップやベレーザ、代表を基準にサッカーを教えてくれたからこそ、チャレンジしようという気持ちにもなれたので、野田さんとの出会いは大きいです。やるなら上を目指してやりたいと思っていたので、それと同じ熱量で高め合えたと思っています」 「(ベレーザの印象は?)一人一人の技術が高く、(パスを)つないで美しいサッカーを展開するイメージです」 「(自分の強みは?)ゴールの推進力と前線からの守備をうりにしています。ボールを収めることもできるので、(トレーニングではすでに)速攻だけでなく、遅攻になったときのポイントにもなれています」 「(板橋区出身で地元のクラブへの加入となったが?)昔から街にベレーザのポスターが貼ってあって、身近に感じていました。地元の友達や家族もすごく喜んでくれたことが嬉しいです。西が丘は歩いて行けるので、よく行ってます笑」 「(背番号32を選んだ理由は?)竹本さんが『太陽の陽で"はるひ"だから、英語でSunny。なので32がいいんじゃないか』ということで、いいなと思いました」 「(具体的な目標は?)数字としては5得点で、10得点に絡むこと。また、昨年初めてケガなく1シーズン通してプレーできたことが大きいので、ケガをせずに終われることを意識しています」 <span class="paragraph-subtitle">◆新風吹き込むストライカー</span> ▽神谷千菜 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/chiina.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「(移籍を決断した理由は?)ずっと愛知県でサッカーをしてきたので愛知でプロになるのが1番の目標でしたが、名古屋にプロのチームがないことと、上に行くには早い年齢からWEリーグに挑戦すべきだなとも感じていて、そのタイミングでオファーをいただき、名古屋のチームメイトも背中を押してくれたので決断に至りました」 「(自身の特徴は?)シュートレンジが広く、ゴールが見えたら積極的に足を振ることは意識しています。相手を抜くことはあまりできないですけど、ずらして打つなどのプレーを出していけたら。ベレーザの選手は崩しはうまいですが、シュートを決め切る選手がいまはそれほどいないのかなと思うので、自分がそうなれたらなと思います」 「(世代別の代表でともにプレーした選手もいるが、連係面については?)代表のときもベレーザのメンバーは飛び抜けていたので、今その中にいるのが不思議な感覚です。今までだったら出てこないボールも出てきますし、充実感はあります 「(名古屋時代に森山泰行監督から受けたアドバイスは?)戦術的なことはあまりなくて、FWは感覚がすべてだと笑。練習の中から自分の中の感覚を磨いていけと、教わっていました」 「この1カ月の練習の中でも、なでしこリーグ時代とは寄せのスピードや体の強さ、ボールを受ける前の駆け引きなど、違いを感じていますが、その中でも、ゴール前までは味方を使いながらシンプルに、ゴール前でどれだけシュートへ持っていけるかを考えています。ペナルティエリア内の感覚はあまり変わらないかなと思いますし、ゴール前に飛び込むことは持ち味でもあるので、出していきたいです」 「(プロ挑戦への意気込みを)得点を求められていると思うので、結果として残せるように頑張ります」 「(具体的な目標は?)二桁には絡みたいです。自信を持てるように試合を重ねていけたらいいなと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆系譜を受け継ぐ大型ディフェンダー</span> ▽池上聖七 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/seina.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 「(自身の特徴は?)一対一には自信があるので、粘り強さや身長を生かした空中戦を見て欲しいですし、メニーナ出身として、足下の技術にも自信はあります。元々サイドバックでしたが、高1の最後の方にヒザをケガをして、そこからセンターバックになりました。サイドバックも上がれるから楽しいですね」 「(トップチームで過ごしての感触は?)練習の強度やパスのスピードがユースの頃より速いなと感じますし、フィジカル面でも自信はありましたが、みなさん強くて、もっと筋力トレーニングも頑張らないとと感じました」 「(すでにリーグ戦などでも先発しているが、手応えは?)気持ちでは絶対負けないという思いでずっとやっています。フィジカルや予測でボールを奪えた場面もあれば、かわされることもありますが、まだまだできるなと感じています」 「(逆に足りないと感じたことは?)声掛けの部分。後ろの選手なのでもっと出さないとと感じて、練習中から声を出すようにしています」 「(谷川萌々子や古賀塔子ら同世代の活躍は刺激になるか?)すごいなと思う部分と、悔しいと思う部分、そこを目指さくてはと思うますが、まずはベレーザの選手として試合に勝つことがすべてだと思っているので、あまり意識し過ぎずにやっています」 「(言えそうな先輩の秘密があれば?)(思案の末に)あまり変なことは言えないので…でも、土方麻椰さんは最近1人でカレーを食べることにハマっていると言っていました。同じ埼玉県出身なので、今度連れて行ってもらいます」 2024.03.01 21:55 Fri
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東京NB山本柚月はさらなる成長曲線を描けるか、果敢な仕掛けに同点弾奪取「忘れずに意識していきたい」

日テレ・東京ヴェルディベレーザのMF山本柚月が、セレッソ大阪ヤンマーレディース戦を終えての感触を言葉にした。 16日に行われた2023-24 WEリーグ第10節でC大阪と対戦した東京NBは前半、相手の果敢なプレッシングに苦しみ、21分に失点を喫した。ビルドアップに詰まる場面も散見され、「前半、何もできなかったのは自分たちの実力」と振り返った山本だが、その中でも打開の可能性を感じさせた1人だ。 わずかにオフサイドとなったが、24分には切れ込んで藤野あおばへのスルーパスを送り、30分には高い位置で奪ってのカットインからのフィニッシュ。33分にも、あと1つ早いタイミグでパスが来ていればというポジション取りを見せるなど、縦横に広く動いてパスコースに顔を出し、縦への仕掛けと中央へのランニングを効果的に使い分けた。 ワイドの選手が中へも入り、2列目や3列目の選手が裏を狙って前の選手を追い越して欲しいという指揮官の考え方は、システムが変わってもクロスを増やす中でも変わらない。 「中に強い選手が入ってきたので、(クロスの)意識は強くなっている」と同時に、「点を取りに行くというファーストチョイスが強ければ強いほど、他のプレーが生きてくると思う。そこは忘れずに意識していきたい」との言葉通り、チームとしても調子を取り戻した後半は、特に相手に的を絞らせなかった。 61分には途中出場・池上聖七のクロスに合わせて同点弾を奪取。自身にとってリーグ戦7試合ぶりのゴールとなった。 「積極的にキーパーとディフェンスラインの間にボールを流し込もうと考えていて、上手く流し込めたので良かったです」と池上が話せば、「逆サイドの選手が抜け出したときに『クロスに入って行けていない』のが自分の課題の1つにあった。チームでクロスの意識が高まっている中で、自分もそこは行こうという意識があって、それが得点に繋がって良かったです」と、山本も顔を綻ばせる。 複数ポジションで起用され、新システムでも運動量や柔軟な思考が求められる立ち位置だが、「ポジションで意識するというよりは、周りの選手を見て、自分がより効果的なポジションやプレーができるように意識しています」と話す山本。最終局面での精度がもう1段上がれば、相手にとってより怖い選手へ変貌を遂げるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】東京NB山本柚月が中へ絞ってクロスに飛び込み同点弾奪取!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="IAjC3lKmbc4";var video_start = 123;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.18 22:10 Mon

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「観客を沸かせるプレーがしたいと」16歳の高校2年生、マイ仙台MF菊地花奈がWEリーグデビュー戦で堂々のプレー! 5月にはU17W杯懸けてアジアカップへ

マイナビ仙台レディースのU-17日本女子代表MF菊地花奈が、トップチームデビュー戦を振り返った。 マイ仙台は14日、2023-24 WEリーグ第14節でサンフレッチェ広島レジーナと味の素フィールド西が丘で対戦。試合は1-2で敗れたものの、高校2年生、マイ仙台の育成組織所属の菊地がWEリーグデビューを果たし、才能の片鱗を見せた。 試合後のミックスゾーンには制服姿で登場。2023年12月に育成組織TOP可選手として登録され、今節初のメンバー入りを果たした16歳は「トップチームでデビューすること、高校生のうちにデビューすることを目標として練習から頑張ってきたので、ベンチ入りができた時は本当に嬉しかったです」と、心境を明かす。 「自分もこのピッチに立って、観客を沸かせられるようなプレーがしたいとワクワクしていました」との想いで出番を待ち、58分についにその機会が到来。武田菜々子に代わって左ウイングへ入った。 66分には持ち味のスピードと切り返しを駆使して左サイドをえぐり、隅田凛のフィニッシュを導くなど、言葉通り会場を沸かせた。 「自分の得意である突破だったり、ワンツーで相手を崩していくことはできたんですけど、もっともっと自分のサイドで相手を困らせるようなプレーはできたのかなと思っています」と自身で振り返り、須永純監督も「得点に繋がれば最高のシナリオでしたけれど、フレッシュなプレーをしてくれたことをとても嬉しく思います」と、堂々たるプレーを評価する。 育成型のクラブをうたうマイ仙台は、猪瀨結子や遠藤ゆめがユースからトップチームへ昇格。武蔵丘短期大学を経由して戻ってきた石坂咲樹も、今節で巧みなドリブルを披露した。 菊地は、同じくユース所属のDF菅原千嘉やFW津田愛乃音とともに、AFC U17女子アジアカップに臨むU-17日本女子代表メンバーに選出。日の丸を背負い、10月にドミニカ共和国で行われるU-17女子ワールドカップ(W杯)出場権獲得を目指す。 「まずはアジアカップに向けて日ごろの練習からもっと高めていって、ワールドカップの出場権を必ず獲得できるように頑張っていきますと思います」と意気込みを語った新鋭のアタッカー。アジア、世界の舞台でも存分に魅力を発揮してくれるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】マイ仙台の16歳・菊地花奈がドリブルからの好機演出で会場を沸かす</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="VwVCbgbx5tI";var video_start = 107;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.15 18:50 Mon
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「可愛すぎんか」「似合ってます」広島レジーナ3選手に喝采!浴衣姿でホーム最終戦PR

サンフレッチェ広島レジーナの選手たちが浴衣姿でホーム最終戦をPRした。 チームの立ち上げから2季目を迎えている今季のS広島R。昨季は6位という成績を残し、今季も同じく6位につけるが、団子状態の中位の中で勝利数は7から4と、勝ち切れない試合が続いている。 残る3試合では昨季のような終盤の盛り返しを見せたいところ。6月3日に控えるホーム最終戦当日には「とうかさん大祭」が行われることもあり、クラブは「浴衣できん祭 」のキャッチコピーを用意。選手らも浴衣姿でアピールした。 登場したのは最終ラインを支える左山桃子、中盤の顔とも言える柳瀬楓菜と小川愛の3選手。趣を感じる一枚にはファンからも「皆さん似合ってて、ほんとに可愛い〜」、「3人とも浴衣似合ってますね」、「やっぱり攻めてる」、「ちょ可愛すぎんか」、「浴衣観戦おもしろいね!」、「ぶちかわいい」などの声が寄せられている。 S広島Rのホーム最終戦は前述の通り、6月3日。広島広域公園第一球技場にて14:00キックオフでちふれASエルフェン埼玉と対戦する。 <span class="paragraph-title">【写真】浴衣姿の左山桃子、柳瀬楓菜、小川愛</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CsXm8IOvui6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CsXm8IOvui6/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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S広島R、WEリーグ平日ナイターでも約3000人!新スタジアムで週末と同等の集客力

18日、2023-24WEリーグ第15節、サンフレッチェ広島レジーナvsINAC神戸レオネッサがエディオンピースウイング広島で開催され、2-0でホームのS広島Rが勝利を収めた。 平日木曜日の19:03キックオフ。男女通じてもEピース初のナイトゲーム開催となった一戦には、S広島Rのホーム開催試合としてはクラブ史上3番目となる2834人の観客が詰め掛けた。 S広島Rにとって、これまでのホームゲーム最多入場者数は、新スタジアムでの初陣となった第7節アルビレックス新潟レディース戦の4619人。以降のEピースでは、第10節で2352人、第13節で2836人と、いずれも2000人超えを記録していたが、いずれも土日のデーゲームだった。 広島広域公園第一球技場時代は、解放エリアの関係もあるが、2000人を超えたのは2度のみで、うち1度は開幕戦。新スタジアムの効果は、集客力に数字となって表れている。 ホームの大声援にも後押しされたS広島Rは、優勝争い中のI神戸に球際の勝負で圧倒。藤生菜摘がWEリーグ初ゴールを含む2得点をマークし、今季初の連勝を飾った。 <span class="paragraph-title">【動画】平日ナイトゲームでもこの熱気!S広島Rがホームの後押し受けI神戸に快勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_FUWyhJatCw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.19 19:25 Fri
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仲田歩夢の直接FK弾などで大宮VがS広島Rに完封勝利で6試合ぶり白星! 3位・東京NBはEL埼玉を退ける【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第20節の2試合が11日に行われた。 熾烈な優勝争いが繰り広げられている中、首位の三菱重工浦和レッズレディースは『AFC Women’s Club Championship 2023 – Invitational Tournament(AWCC)』を10日に戦い、韓国の仁川現代製鉄レッドエンジェルズを2-1で下して見事に優勝を果たしていた。 今節の試合は3月に既に消化しておりアルビレックス新潟レディースに2-0で勝利している状況となっている。 11日には、3位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ がアウェイで6位のちふれASエルフェン埼玉と対戦した。 試合は12分、藤野あおばがボックス手前中央から右足一閃。鋭いミドルシュートがネットを揺らし、東京NBが先制する。 先制した東京NBはパスを細かく繋いで攻め込んでいきながらも、追加点が遠い。すると27分、EL埼玉は、左サイドから崩すと、ボックス手前中央で桂亜依がシュート。これがこぼれ球になると、ボックス内で反応した吉田莉胡がシュートも、GK田中桃子がしっかりとセーブする。 東京NBは、1点リードして迎えた後半もペースを握っていくが、55分には吉田のシュートが相手のオウンゴールを誘発。EL埼玉が同点に追いつく。 その後はゴールが生まれなかったが82分に藤野がドリブルで運び、ボックス右からクロス。ファーサイドで北村菜々美がダイレクトボレー。1-2で東京NBが勝利を収めた。 もう1試合は、5位のサンフレッチェ広島レジーナvs7位の大宮アルディージャVENTUSの対戦となった。 試合は互いに一進一退の攻防となる中で、ゴールが生まれない。それでも30分ん、ボックス手前で大島暖菜が仕掛けると、ボックス手前中央から井上綾香が右足を振り抜くと、ミドルシュートがゴール左に決まり、大宮Vが先制する。 対するS広島Rは44分、FKからのこぼれ球をボックス手前で小川 愛がミドルシュート。しかし、これはクロスバーに当たってしまう。 1点ビハインドのS広島Rは、後半立ち上がりから攻め込んでいく。しかし、何度か迎えた決定機はGK望月ありさが立ちはだかり、ゴールを奪えない。 すると64分、大宮Vがボックス右でFKを獲得すると、仲田歩夢がシュート。これが直接ネットを揺らし、大宮Vが追加点。仲田は今シーズンのリーグ戦初ゴールとなり、0-2で大宮Vが勝利。6試合ぶりの白星となった。 ◆2023-24WEリーグ第20節 ▽5/11(土) ちふれASエルフェン埼玉 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 大宮アルディージャVENTUS ▽5/12(日) マイナビ仙台レディース vs ノジマステラ神奈川相模原 ジェフユナイテッド千葉レディース vs INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース vs セレッソ大阪ヤンマーレディース ▽3/27(水) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース ◆順位表(第20節2日目終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点53/+36/20試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+28/19試合) 3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点42/+28/20試合) 4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+8/20試合) 5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点25/-2/20試合) 6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点25/-12/20試合) 7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-7/20試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点19/-6/19試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点18/-11/19試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点17/-17/19試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-18/19試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6/-27/19試合) <span class="paragraph-title">【動画】仲田歩夢の左足炸裂! 難しい角度から直接FK叩き込み、今季リーグ戦初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="p6l53-gwvrk";var video_start = 122;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.11 22:43 Sat
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WEリーグ新記録の20ゴール達成! 10試合連続ゴールも記録した浦和FW清家貴子が得点王、今夏海外挑戦へ

25日、2023-24シーズンのWEリーグ最終節が行われた。 三菱重工浦和レッズレディースが圧倒的な強さを見せ、18勝3分け1敗。最終節は日テレ・東京ヴェルディベレーザとの対戦となり、3-3のドローとなりストップしたものの、13連勝というWEリーグ記録を樹立した。 最終節が終了し、年間順位も確定した中、得点王には浦和のなでしこジャパンFW清家貴子が輝くことに。22試合で20ゴールを記録。これまでの2シーズンは2021-22シーズンのFW菅澤優衣香(浦和)、2022-23シーズンのFW植木理子(当時、日テレ・東京ヴェルディベレーザ)は14ゴールであり、シーズンの最多記録を大幅に更新した。 今シーズンの清家は得点能力が開花。Jリーグでの記録も抜く10試合連続ゴールを記録するなど、連覇を果たした浦和を牽引してきた。 なでしこジャパンにも定着するなか、今シーズンをもって浦和を退団。海外移籍に向けて準備を進めていることも発表されていた。 ◆2023-24WEリーグ 得点ランキング 1位:清家貴子 20得点/22試合(三菱重工浦和レッズレディース) 2位:上野真実 11得点/22試合(サンフレッチェ広島レジーナ) 3位:島田芽依 9得点/22試合(三菱重工浦和レッズレディース) 3位:藤野あおば 9得点/21試合(日テレ・東京ベレーザ) 5位:田中美南 8得点/22試合(INAC神戸レオネッサ) 6位:廣澤真穂 7得点/22試合(マイナビ仙台レディース) 6位:伊藤めぐみ 7得点/20試合(AC長野パルセイロ・レディース) 8位:伊藤美紀 6得点/22試合(三菱重工浦和レッズレディース) 8位:北村菜々美 6得点/20試合(日テレ・東京ベレーザ) 8位:山本柚月 6得点/22試合(日テレ・東京ベレーザ) 8位:矢形海優 6得点/17試合(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 8位:北川ひかる 6得点/22試合(INAC神戸レオネッサ) <span class="paragraph-title">【動画】得点王に輝いた清家貴子の今季ゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XhbedzyOaBo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.25 19:10 Sat

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