ジェノア、マルセイユからMFストロートマンをレンタル! ローマ時代以来2年半ぶりのセリエA復帰

2021.01.15 01:39 Fri
Getty Images
ジェノアは14日、マルセイユからオランダ代表MFケビン・ストロートマン(30)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

なお、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、今回の契約には買い取りオプションは付かず、給与の一部をマルセイユが支払うという。
ストロートマンは2018年夏にローマから推定2500万ユーロ(約31億5000万円)の移籍金でマルセイユに移籍。以降2シーズンは主力としてプレーしていたが、今季はここまで公式戦13試合の出場で、先発はリーグ開幕戦の1試合のみとなっていた。

一方、現在セリエAで17位に低迷するジェノアは、昨年末にロランド・マラン前監督を解任し、ダビデ・バッラルディーニ氏を招へい。また、戦力外となっていた元デンマーク代表MFラッセ・シェーネと双方合意の下で契約解除していた。

ローマ時代にはセリエA通算100試合以上に出場した経験豊富なオランダ代表MFは、2年半ぶりのイタリアでジェノアを残留に導く働きが期待される。

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「今夜の選手たちは英雄」昇格組ジェノアがローマを4発撃破、ジラルディーノ監督が選手を称賛

ジェノアのアルベルト・ジラルディーノ監督が、強豪ローマを打ち破った選手らを称えた。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ジェノアは28日、セリエA第6節でローマと対戦。開始5分でMFアルベルト・グズムンドソンが先制弾を叩き込むと、1-1で迎えた45分にFWマテオ・レテギのゴールで勝ち越し、後半にも2点を追加して4-1の快勝を収めた。 昇格組ジェノアは本拠地ルイジ・フェラーリスで2シーズンぶりのセリエAでの勝利に。昨季途中から指揮するジラルディーノ監督は試合後『DAZN』のインタビューで、前半のうちにMFミラン・バデリ、MFケビン・ストロートマンという中盤の主力2枚をケガで失ったなかで白星をもぎ取った選手たちを「英雄」と称えた。 「試合前に『良い結果は我々自身の姿勢から生まれるはずだ』と選手たちに伝えていたんだ。その結果は素晴らしいパフォーマンス、素晴らしい姿勢を披露し、我々ジェノアは勇敢さ、鋭さ、集中力を持っていたね」 「バデリにケビンまで試合の初期段階で失ったにも関わらず、今夜の選手たちは時として英雄的だったと言える。この一週間みっちり準備し、渇望を示し、最後は今夜のピッチでそれらを証明した」 また、決勝点で今季6試合3ゴールとしたレテギにも言及。イタリア代表でも一定の地位を築いている後輩に対し、ストライカーの先輩として大きく期待していることを窺わせた。 「我々のチームは全体練習後、レテギを含む全てのストライカーがマーカーに背を向けながらボールをプロテクトする技術など、非常に具体的なボールコントロールの練習を実施している。レテギ? 本当に熱心に学ぶ少年だよ。できる限り最高のストライカーに仕立て上げたい」 2023.09.29 16:10 Fri

ジェノアが1年でセリエA復帰! ジラルディーノ就任後は14勝6分け1敗と圧巻の成績

ジェノアが1年でのセリエA復帰を決めた。 今シーズンのセリエBで2位につけていたジェノア(勝ち点67)は、6日に行われた第36節でアスコリに2-1で勝利。同日行われた3位バーリ(勝ち点61)がモデナに引き分けたため、勝ち点差が「8」となり、2試合を残してセリエA昇格が決定した。 シーズンのセリエAを19位で終えて降格となった同クラブは、昨シーズン途中から指揮を執るアレクサンダー・ブレシン監督の下で臨んだ今季のセリエBでは、15節消化時点で自動昇格圏内と6ポイント差の5位に位置したが、直近5試合を未勝利という不振を受け、昨年12月にブレシン監督を解任。 後任としてプリマヴェーラを率いていたアルベルト・ジラルディーノ氏が暫定監督に就任すると、直近4試合では3勝1分けとチームの立て直しに成功。第22節から常に2位をキープ。20勝11分け5敗の安定した戦績で1シーズンぶりのセリエA復帰を果たした。 かつてローマで活躍した元オランダ代表MFケビン・ストロートマンやクロアチア代表MFミラン・バデリらは在籍するものの、ほぼ有名選手不在のスカッドだが、ここまで最少タイの22失点と安定した守備で昇格を勝ち取った。 なお、今節の結果でバーリの3位も確定しており、同クラブは準決勝から昇格プレーオフに臨み、2010-11シーズン以来のセリエA昇格を目指すこととなる。 2023.05.07 06:30 Sun

ストロートマンが古巣ローマでの日々を回想 「完璧な中盤、下手なプレーをするのは不可能だった」

ジェノアの元オランダ代表MFケビン・ストロートマンが、古巣ローマでの日々を振り返った。 ストロートマンは2013年から2018年までローマでプレー。在籍期間にはケガに悩まされる苦しい日々があった一方、近年のローマの黄金期の一員としてチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出など多くの美しい瞬間を経験していた。 現在はセリエBのジェノアでプレーする33歳MFは、イタリア『Il Messaggero』のインタビューでジャッロロッシへの強い愛を語った。 「(前シーズンの)コッパ・イタリアでラツィオに敗れた後、誰もが落ち込んでいたときに僕は加入したんだ」 「その後、チームは(開幕)10連勝を達成し、その過程で多くの喜びがあったんだ。サポーターとの直接的な感情もあった。そして、ローマは世界で最も美しい都市だ。僕はピャニッチ、デ・ロッシ、ナインゴランのような仲間と一緒にいて、当時の僕らは完璧な中盤だった。彼らと一緒にやっていて下手なプレーをするのは不可能だったよ」 「ローマは僕の心の中に残っている。落ち込んでいるときもずっと支えてくれたからね」 チームメイトやティフォージと良好な関係を築いていた一方、2018年にマルセイユへ旅立つ際には、当時のスポーツディレクターであるモンチ氏(現セビージャ)らクラブ首脳陣との間に問題を抱えていたことを認めている。 「ただ、結局、一緒に続けるための適切な条件はなかった。ローマはクリスタンテ、パストーレ、そしてエンゾンジら中盤のプレーヤーを獲得し続けた。そして、自分には信頼がないように感じていたんだ」 「そのことについてモンチと話したら、彼は僕が移籍リストに載っていないと言った。その間、マルセイユから(前監督のルディ・)ガルシアから連絡があったんだ。その後、モンチがフランスのクラブとすでに価格を決めていることを知った。彼は僕に対して正直ではなかった」 「そのことについてディ・フランチェスコと話したけど、その反応は、どんな犠牲を払ってでも自分を引き止めようとするようなものではなかった。要するに、僕はこれ以上残留することに良い感情を持ってなかったんだ。トリノで2018-19シーズンの最初の試合をした後、別れる決断をした。それを受け入れざるを得られなかった」 「正直なところ、昨年はフリーでもクラブに復帰したいと考えていたよ。だけど、ローマは僕をほしがっていなかった」 2023.04.20 23:42 Thu

マルセイユで戦力外のストロートマン、ジェノアが再びアプローチ

マルセイユの元オランダ代表MFケビン・ストロートマン(32)にジェノアがアプローチしているようだ。イタリア『スカイ』が伝えている。 2018年夏にローマから2500万ユーロの移籍金でマルセイユに加入したストロートマン。加入から2シーズンは公式戦30試合以上に出場していたが、3年目となった2020-21シーズンは出場時間が大幅に減少し、シーズン後半はジェノアにレンタルした。 昨季もレンタルでカリアリに移籍するなど、すでにマルセイユから戦力として見られていないストロートマン。昨年末にヒザを手術したこともあり、高額なサラリーを払っている32歳の放出はやぶさかではないようだ。 『スカイ』によれば、ジェノアはすでに個人的に連絡を取り始めているようで、再びのイタリア復帰が現実味を帯びてきている。 2022.08.24 22:28 Wed

カリアリがストロートマンをレンタルで獲得! 昨季はジェノアで半年プレー

カリアリは3日、マルセイユからオランダ代表MFケビン・ストロートマン(31)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。今回の契約にはさらに1年のレンタル延長オプションが含まれている。 なお、イタリア『tuttomercatoweb』によると、ストロートマンを構想外とするマルセイユは給与の一部支払いを肩代わりする形で、今回の移籍をアシストしたようだ。 オランダ代表で46キャップを誇るストロートマンは、2018年夏に5年を過ごしたローマを退団し、マルセイユに完全移籍。加入当初は主力を担ったが、徐々に出場機会を失って今冬には半年間のレンタル移籍でジェノアに加入。昨シーズンのセリエAでは18試合4アシストの成績を残していた。 なお、カリアリでは昨シーズンにインテルからレンタルしていた元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの再レンタルに動いており、交渉成功の暁には元ローマコンビによる経験豊富な中盤が実現する。 2021.07.03 17:16 Sat

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新生インテルが「ゾマーの後継者」探しを加速へ…今夏バックアップ獲得で来季への準備なるか

新生インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しを加速する。 現インテルの正GKはゾマー。昨夏2年契約で加入し、スクデット奪還の立役者の1人となった国際経験も豊富な35歳だが、イタリア『カルチョメルカート」いわく、24-25シーズンで満了となる契約の延長は十中八九ないという。 オークツリーへの体制移行で“慧眼”ジュゼッペ・マロッタ氏が新会長となるなか、今後補強活動で重要性が増していくのが、現スポーツ・ディレクター(SD)のピエロ・アウシリオ氏。幹部全員が一致するゾマーへの信頼は一旦隅におき、ゾマーの後継者探しを加速する見通しだ。 具体的な獲得候補1人目は、以前からよく名前の上がる“ブラジル国内No.1守護神”、アトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)。 イタリア国籍も保有するベントは、昨秋ブラジル代表から初めてお声がかかり、今年3月の国際親善試合、イングランド代表戦とスペイン代表戦に2試合連続先発出場。2024シーズンの国内では、公式戦26試合出場で13試合無失点と「クリーンシート」の多さが光る。 ただし、獲得にはかなりのコストを要するとのことで、アウシリオSDは別の候補も準備。ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 J・マルティネスはバルセロナ下部組織出身のGKで、ラス・パルマスでプロデビュー後、RBライプツィヒ時代の2021年に23歳でスペイン代表初キャップ。ライプツィヒで定位置を確保できなかったためにラ・ロハはこれっきりだが、昨季加入のジェノアで正GKとなり、今季のセリエA昇格と残留に大きく貢献した。 また、インテルはウディネーゼのナイジェリア代表GKマドゥカ・オコイェ(24)もリストアップしているそうだが、こちらは安価で獲得できるのが間違いない一方、スターターを任せられるほどの確信がない模様。 したがって今日現在、ゾマー後継者の優先順位は、1番手ベント、2番手ホセフ・マルティネス。オコイェは複数いる候補の1人にすぎないと位置付けられている。 インテルとしては、今夏中にベント(仮)を獲得し、1年間ゾマーのバックアップを任せて来季からポジション交代…これを理想としているようだ。 2024.06.08 14:00 Sat

昇格組ながら危なげなく残留のジェノア、ジラルディーノ監督との契約更新を発表

ジェノアは20日、アルベルト・ジラルディーノ監督(41)との契約更新を発表した。 現役時代はミランやフィオレンティーナで活躍し、イタリア代表でも57試合に出場するなど名ストライカーとして知られたジラルディーノ監督。2018年に現役引退を発表してからは指導者に転身し、昨季途中から当時セリエBに所属していたジェノアの指揮官に就任した。 チームをセリエAに昇格させたジラルディーノ監督は、今シーズンも37試合を消化して11勝13分け13敗で11位に。惜しくもトップ10には届かなかったが、昇格組ながら残留を確実にさせた手腕は高く評価されている。 そんなジラルディーノ監督とジェノアの契約は今季まで。両者は新契約に向けた交渉を進めており、進展が注目されていた。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキーラ氏によると、新たな契約期間は当初から報じられていた通り、2026年6月までになるとのこと。名将への道を歩み始めている指揮官が、来シーズンどのような采配を振るうかに注目したい。 2024.05.21 11:10 Tue

ローマが公式戦7試合ぶり勝利で6位死守! パレデス退場で窮地もルカク値千金弾でウノゼロ勝利【セリエA】

セリエA第37節、ローマvsジェノアが19日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。 前節、アタランタとのシックスポインターに敗れて5位フィニッシュが絶望的となったローマは、そのアタランタのヨーロッパリーグ優勝によって獲得可能な6位でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けて残り2試合に臨んだ。 デ・ロッシ監督は、前回対戦で敗れた11位ジェノアとの今季ホーム最終戦に向けて先発3人を変更。マンチーニ、クリステンセン、エル・シャーラウィに代えてジョレンテ、チェリク、ボーヴェを起用した。 最前線のルカクの下にバルダンツィ、ペッレグリーニを配したローマは、2シャドーのコンビネーションや左で高い位置を取るアンヘリーニョの攻撃参加を軸に攻撃を仕掛けていく。 前半半ばを過ぎてボックス付近でバルダンツィ、ボーヴェと前向きの選手が良い形で足を振っていくが、シュートは枠を捉え切れない。 前半終盤にかけてはルカクの足元を狙ったクサビのパスを効果的に使いながら、パレデスやクリスタンテと中盤の選手がミドルレンジのシュートでゴールを狙ったが、いずれも最後の精度を欠く。結局、前半に9本のシュートを放ったローマだったが、枠内シュート0本と決定機まで持ち込めないフラストレーションの溜まる形でハーフタイムを迎えた。 後半も同じメンバーで臨んだローマは立ち上がりにクリスタンテのミドルシュートでようやく最初の枠内シュートを記録。さらに、54分にもアンヘリーニョのクロスにルカクが頭で合わせるが、ピッチに叩きつけたシュートはGKにキャッチされる。 後半は押し込む形ができ始めた中、デ・ロッシ監督は60分過ぎに2枚替えを敢行。ペッレグリーニ、バルダンツィを下げて負傷明けのディバラをエル・シャーラウィと共にピッチに送り出した。 この交代後にはルカク、ディバラのコンビで決定機を作り出したローマだったが、73分にアクシデントが発生。主審への暴言でパレデスにレッドカードが掲示され、0-0のイーブンの状況で残り20分を戦う形となった。 それでも、ローマは10人となった直後の79分にはセットプレーの二次攻撃から右サイドのエル・シャーラウィが上げたピンポイントクロスをゴール前で競り勝ったルカクが頭でゴール右へ流し込み、値千金の先制点を奪った。 これにより、ビハインドを負ったジェノアが後ろの枚数を削ってアタッカーを投入すると、デ・ロッシ監督はマンチーニ、クリステンセンら守備的な選手を続けて投入し、専守防衛の構えを見せる。 試合終了間際にはマリノフスキーの強烈なミドルシュートでゴールを脅かされたが、ここは守護神スヴィラールの見事な横っ飛びセーブで事なきを得た。 そして、苦しみながらもホーム最終戦を勝利で飾ったローマが公式戦7試合ぶりの白星を収めて6位を死守。他力本願ではあるものの、来季CL出場権への望みを繋いだ。 2024.05.20 05:45 Mon

ジェノア主将の元クロアチア代表MFバデリが2025年まで契約延長

ジェノアは15日、元クロアチア代表MFミラン・バデリ(35)と2025年6月まで契約延長したことを発表した。 2020年夏、ラツィオからジェノアに加入したセントラルMFのバデリはこれまで公式戦130試合6ゴール12アシストを記録。セリエBに降格した昨季より主将を務めて1年でセリエA復帰に導くと、今季はセリエA32試合1ゴール3アシストと引き続き印象的な活躍を見せている。 アルベルト・ジラルディーノ監督に率いられたジェノアはここまで11位と健闘。余裕を持って残留を決めていた。 2024.05.16 07:30 Thu

人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」

ジェノアのアイスランド代表MFアルベルト・グズムンドソン(26)は、セリエAでのキャリア続行を望んでいるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 グズムンドソンは2021-22シーズン途中に、AZからジェノアへ加入。セリエBでの昨季を経て、今季は公式戦34試合で16ゴール4アシストと優れたパフォーマンスを披露しており、チームを牽引する存在になっている。 当然、そんなグズムンドソンをビッグクラブは放っておかず。インテル、ナポリ、ユベントス、トッテナムなどが関心を示しており、ジェノアも2027年夏まで契約を残す同選手の売却を除外していないことから、夏の去就が注目されている。 そんな中で、アメリカ『CBSスポーツ』のインタビューに応じたグズムンドソンは、セリエAでプレーを続けたいと断言。イタリアでの生活を愛しており、これが続くことを願うと語っている。 「僕は子供の頃、プレミアリーグでのプレーを夢見ていた。でも、イタリアに来てからは少し変わったんだ。僕はこの国、このリーグが大好きになった。そしてフットボールやこの人生も愛している」 「正直に言うと、イタリアから出ていく気はない。ここでは本当に快適だから、もし僕がこの国やこのクラブを離れなければならないとしたら、それは何か良いことが理由でなければならない」 2024.05.08 11:10 Wed

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イタリア復帰熱望のザニオーロ、ユベントスも獲得を真剣に検討か

ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)に対して、ユベントスが関心を示しているようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、ウナイ・エメリ監督の下で躍進を遂げたチームで思うような出場機会を確保できず、公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまった。 ビラは買い取りオプションを行使せず、今夏に2027年夏まで契約を残すガラタサライへ戻ることが決定したザニオーロ。ただし、今夏の移籍は濃厚とされており、ビジャレアルやアタランタ、フィオレンティーナが関心を示していた。 そんな中で、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもザニオーロの獲得を検討している模様。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏は同選手を評価しており、具体的なオファーに発展する可能性もあるようだ。 ザニオーロもまた、イタリア復帰を熱望。ユベントスはまずアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の契約を優先する予定ではあるが、その後にザニオーロの交渉が開始されるかが注目される。 2024.06.11 16:10 Tue

ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

ヴェローナ、今季残留に導いたバローニ監督の退任を発表

エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。 ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。 2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。 さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。 なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。 2024.06.11 07:00 Tue

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