G大阪退団のMF芝本蓮がFCティアモ枚方に加入、昨季は藤枝でプレー

2023.01.26 17:42 Thu
©︎J.LEAGUE
FCティアモ枚方は26日、MF芝本蓮(23)が加入することを発表した。

芝本は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織育ち。ジュニアユース、ユースと昇格すると、2018年にトップチームに昇格する。
G大阪ではJ1で1試合、リーグカップで2試合の出場に終わると、2021年にSC相模原、2022年には藤枝MYFCへと期限付き移籍していた。

藤枝では明治安田生命J3リーグ9試合の出場のみに終了。シーズン終了をもって移籍期間が満了となり、G大阪も契約満了で退団となっていた。

芝本はクラブを通じてコメントとしている。
「藤枝MYFCから来ました芝本蓮です。FCティアモ枚方の勝利のために全力で頑張ります。応援宜しくお願いします!」


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【Jリーグ移籍情報まとめ/1月8日】福岡が元U-19ベルギー代表MFを補強! 王者・川崎FのFW宮代大聖が徳島へ武者修行!

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G大阪育成出身の芝本蓮、期限付き移籍で相模原へ 「ここから這い上がれるように」

SC相模原は8日、ガンバ大阪に所属するMF芝本蓮(21)の期限付き移籍加入を発表した。期間は2022年1月31日までとなる。 G大阪アカデミー育ちの芝本はパサータイプの中盤で、2018年にトップチーム昇格。2020シーズンは11月14日に行われた明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台戦でJ1初出場を果たすなど公式戦2試合に出場したが、U-23としてのプレーがメインだった。 新シーズンからさらなる成長の場を求め、J2リーグに昇格する相模原入りを決断した芝本。両クラブを通じて次のようにコメントしている。 ◆SC相模原 「相模原の勝利に貢献出来る様に精一杯頑張ります! 応援宜しくお願いします!」 ◆ガンバ大阪 「アカデミー時代から含めると9年間お世話になりました。悔しかった事の方が多かったですが、たくさん学ぶことができました。ここから這い上がれるように頑張りたいと思います。応援ありがとうございました!」 2021.01.08 14:20 Fri

【Jリーグ出場停止情報】今季2度目退場の鳥栖DF高橋祐治が2試合の停止!

Jリーグは24日、明治安田生命J1リーグ第16節・第21節、J3リーグ第18節の出場停止選手を発表した。 J1は前節の鹿島アントラーズ戦で退場となったサガン鳥栖DF高橋祐治が今季2度目の退場により、2試合の出場停止に。また、ヴィッセル神戸戦で一発退場の横浜F・マリノスDFチアゴ・マルチンスは1試合の停止となっている。 また、ジュビロ磐田戦で退場した浦和レッズのMF柴戸海、累積警告によって1試合停止のサンフレッチェ広島DF野上結貴の2選手に関しては、次節の第21節ではなく直近に行われる第16節が出場停止の対象に。その他、北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬が次節を欠場する。 J3ではザスパクサツ群馬DF飯野七聖、ガンバ大阪U-23のMF芝本蓮がいずれも累積警告によって出場停止に。 【明治安田生命J1リーグ】 <span style="font-weight:700;">MF荒野拓馬</span>(北海道コンサドーレ札幌) 明治安田生命J1リーグ第21節 vsサンフレッチェ広島(8/3) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">MF柴戸海</span>(浦和レッズ) 明治安田生命J1リーグ第16節 vs鹿島アントラーズ(7/31) 今回の停止:1試合停止 <span style="font-weight:700;">DFチアゴ・マルチンス</span>(横浜F・マリノス) 明治安田生命J1リーグ第21節 vs清水エスパルス(8/3) 今回の停止:1試合停止 <span style="font-weight:700;">DF野上結貴</span>(サンフレッチェ広島) 明治安田生命J1リーグ第16節 vs川崎フロンターレ(7/31) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">DF高橋祐治</span>(サガン鳥栖) 明治安田生命J1リーグ第21節 vs大分トリニータ(8/4) 今回の停止:2試合停止(1/2) 明治安田生命J1リーグ第22節 vsセレッソ大阪(8/11) 今回の停止:2試合停止(2/2) 【明治安田生命J3リーグ】 <span style="font-weight:700;">DF飯野七聖</span>(ザスパクサツ群馬) 明治安田生命J3リーグ第18節 vsセレッソ大阪U-23(7/27) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">MF芝本蓮</span>(ガンバ大阪U-23) 明治安田生命J3リーグ第18節 vsAC長野パルセイロ(7/28) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2019.07.24 15:20 Wed

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G大阪が4度目の正直で今季初の3連勝! 湘南攻勢も宇佐美貴史2発で逃げ切る【明治安田J1第17節】

明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日にレモンガススタジアム平塚で行われ、アウェイのガンバ大阪が湘南ベルマーレを2-1で下した。 18位湘南は前節から4選手が入れ替わり、今季初先発の鈴木淳之介が古巣戦の鈴木雄斗や、大野和成とともに3バックの一角に。対する4位G大阪の方は先発の顔ぶれに変わりなしで、前節勝利の立役者である山田康太は引き続きベンチからスタートした。 今節を迎えるにあたり、キム・ミンテと畑大雅が離脱してしまった湘南だが、矢印前向きで立ち上がり、先にペースを掴む。だが、最少失点のG大阪もその堅守で我慢し、少しずつ攻め返す。 半ばを迎えても湘南の時間で進み、16分のFKから鈴木章斗が惜しいヘッドで迫るシーンもあったが、29分にGKソク・ボムグンのパスが敵陣中央で鈴木徳真をカットし、G大阪にチャンスが巡る。 鈴木徳真のダイレクトパスをバイタルエリア右の山下諒也がさらに右足ダイレクトで叩くと、ボックス中央の宇佐美貴史がこれもまた右足ダイレクトでゴール左下に流し込み、G大阪が先手を奪う。 1つの乱れから失点の湘南は43分にも宇佐美の際どい右足ミドルであわや失点の場面があったが、ボールをうまく動かしながら攻めに。ただ、なかなかゴールに繋げられず、0-1で折り返す。 その後半も湘南が前重心で立ち上がり、G大阪が受ける流れに。ボールを握りながら、背後の意識も高めた攻撃で相手ボックスに攻め入るシーンを作り出していくが、G大阪も引き続き要所で粘る。 56分に倉田秋を送り出した後も守りに走らされるG大阪だが、63分にロングボールのこぼれ球を拾った宇佐美が背後にパスを出すと、山下が反応。ボックス右で杉岡大暉に倒され、PKを獲得する。 これを宇佐美がゴール右に右足で蹴り込み、G大阪は突き放しに成功。悪くない戦いをするなか、次のゴールも許した湘南は直後にルキアンと古巣戦の阿部浩之を送り込み、改めて攻めに転じる。 77分にも茨田陽生を投入した湘南の反撃が続くと、その1分後の左CKからニアでコースが変わったボールにルキアンが頭で合わせ、ついに一森純を攻略。湘南が1点差に詰め寄り、さらに攻める。 79分から84分にかけて、イッサム・ジェバリや、山田康太、ネタ・ラヴィ、松田陸を送り出しても守勢が続いたG大阪だが、タフなゲームをモノにし、4度目の正直で今季初の3連勝かつ6戦無敗に。湘南は2連敗となった。 湘南ベルマーレ 1-2 ガンバ大阪 【湘南】 ルキアン(後33) 【G大阪】 宇佐美貴史(前29、後20) <span class="paragraph-title">【動画】G大阪がダイレクトプレー3連発から宇佐美貴史の先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>苦しい時にチームを救うキャプテン<br>\<br><br>相手のパスミスを逃さず<br>鈴木→山下と繋ぎ<br>最後はキャプテン・宇佐美が決めた!<br><br>キャプテンの重苦しい空気を払拭するゴールで<br>アウェイ・G大阪が先制!<br><br>明治安田J1第17節<br>湘南×G大阪<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B9%98%E5%8D%97G%E5%A4%A7%E9%98%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#湘南G大阪</a> <a href="https://t.co/lVLQQenetY">pic.twitter.com/lVLQQenetY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796795017027006723?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:03 Sat

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【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 湘南ベルマーレ(18位/14pt) vs ガンバ大阪(4位/28pt) [レモンガススタジアム平塚] <span class="paragraph-subtitle">◆失意の逆転負けを払拭できるか【湘南ベルマーレ】</span> 前節はアウェイでジュビロ磐田と対戦し、3-2で敗戦。前半で2点を先行しながらも終盤の連続失点で逆転負けを喫した。 ショッキングな敗戦と言ってもいい中で、さらにキム・ミンテ、畑大雅が負傷離脱と苦しい状況に。追い打ちをかけられている中でも、しっかりと勝ち点を積み上げていきたい。 試合中に良い部分はある中で、最終的な結果が掴めていない湘南。今シーズンは3チームが自動降格という状況の中、離されていない今のうちに降格圏を離れたい。 フィニッシュを含めた両ゴール前での精度を上げなければ、守ってきたJ1から去ることになる可能性もある状況。今一度、結果を残すこととしっかり向き合って戦いたいところだ。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:ソン・ボムグン DF:髙橋直也、大岩一貴、大野和成 MF:鈴木雄斗、田中聡、杉岡大暉 MF:池田昌生、平岡大陽 FW:福田翔生、ルキアン 監督:山口智 <span class="paragraph-subtitle">◆“鬼門”突破で、目指すは頂点【ガンバ大阪】</span> 前節はアウェイでのFC東京戦で勝利。“鬼門”と言われ続けた場所で、大きな1勝を手にすることができた。 その試合を決めたのは今季から加入した山田康太。ケガで離脱していた男が決めた移籍後初ゴールが大きな勝ち点3を掴むことに。チームも上昇気流に乗っている。 5戦無敗と勝ち点を積み上げているG大阪にとっては、この一戦は分岐点になる可能性が。今季4度目の3連勝チャレンジを迎えることとなる。ここで勝利できれば、上位が見えてくる状況だ。 堅守に加えてチャンスをしっかり生かす攻撃陣が機能すれば自ずと勝ち点はついてくる。残り3試合の前半戦、どこまで首位に近づけるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:半田陸、福岡将太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、鈴木徳真 MF:山下諒也、坂本一彩、ウェルトン FW:宇佐美貴史 監督:ダニエル・ポヤトス 2024.06.01 12:30 Sat

山田康太が復帰戦でG大阪加入後初ゴール、そして決勝弾に! ようやくの一発に「結果残せてよかった」

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ダニエル・ポヤトス監督の采配もズバリでG大阪が苦手の一戦をモノに! 「自分ができることをやって選手がピッチで表現」

ガンバ大阪が苦手の一戦を制して、今月の戦いを締めくくった。 G大阪は26日に明治安田J1リーグ第16節のFC東京戦で味の素スタジアムに乗り込み、1-0で勝利。今季4度目の2連勝&5戦無敗で上位の4位をキープした。 アウェイのFC東京戦は直近の3試合でも全敗と苦手とするカードだったが、見事に勝利で切り抜け、今季の8勝目。9勝止まりの昨季超えを早くも目前とした。 この5月でみても、6試合で4勝1分け1敗と大きく勝ち越しのダニエル・ポヤトス監督はこう振り返る。 「本当にとても嬉しく思うし、試合全体を通してとても完璧な試合ができたじゃないかなと。あと普段からやっていることが試合に出たんじゃないかなと思うし、全体を通してコントロールでき、ボールを持つこともできた」 「もちろん、相手にチャンスを作られるシーンもあった。理由としては素晴らしい監督がFC東京にいるから。そういったところでチャンスを作られたりすると思ってはいたし、そのなかでしっかりとクリーンシートで終われたのがよかった」 そう満足感に浸ったが、「唯一の反省点で言えば、もっと早く試合を終わらせられたらよかった」とあえて課題にも目を向けた。 前半は悪くない流れのなかで、なかなかシュートを打てずだったが、「考え方を変えれば」と切り出し、相手を走らせる戦いができたと話す。 「自分たちがボールを持って動かせば、相手は走らなければいけない。そうなると、相手を体力的に削り、疲れさせられると思う」 「ほとんどの対戦相手がフィジカル的にガンバを上回り、そういうチームと対戦していくなかで、ボールを動かしながら相手を疲労させるのは普段のトレーニングから意識してやっている」 「そのために今日のようにボールを動かして、スペースを作って、そしてスペースを見つけてプレーしていく、というところは普段のトレーニングでやっていて、そこがしっかりと出たと思う」 そんなスペイン人指揮官だが、85分の決勝ゴールを迎えるにあたり、ウェルトンを右サイドに回したほか、得点者もその1分前に送り出したばかりの山田康太と采配も光った。 ただ、監督自らは「(投入1分後のゴールは)正直、重要じゃないと思う」ときっぱり。「大事なのはどういう形でゴールが生まれたか」と解説した。 「狙いとしてはウェルトンをずっと長友(佑都のサイド)にぶつけていたが、しっかりと守備をされていて、なかなか崩せていなかった」 「だから、ちょっと違うタイプの選手と入れようと思って、交代しながら、ウェルトンを右サイドに持っていき、ゴールが生まれたというところ」 「 「自分ができることをやったなかで、選手がピッチのなかで表現してくれ、康太がゴールを決めてくれたおかげでこういう話になっていると思う」 FC東京との矛盾対決を制したG大阪。アウェイでの湘南ベルマーレ戦となる次節は4度目の正直で今季初の3連勝にチャレンジする。 2024.05.26 23:00 Sun

「ガンバの選手が『全然怖くなかった』と…」 FC東京MF松木玖生が相手の“盾”に封殺の攻撃に目を向ける

FC東京の連続未勝利が4試合に伸びた。 FC東京は26日にホームで行われた明治安田J1リーグ第16節でガンバ大阪と対戦。85分の失点で先手を奪われると、そのまま0-1の黒星を喫した。 これでミッドウィークのルヴァンカップを挟み、J1リーグでは4試合勝ち星なしの2分け2敗。順位も1つ落として、9位に後退となってしまった。 最多得点のFC東京が最少失点タイのG大阪に立ち向かう矛盾対決としても注目されたが、相手の盾を打ち崩せず。第5節以来の無得点に終わった。 ベンチから戦況を眺め、78分から出場の松木玖生は「単調な攻撃が続いていたから、全員でボールに関わりながらゴールに」を意識したという。 分が悪かった日程面が影響したのではという見方には「全然疲労とかではない」ときっぱり。「チーム内の意識だと思う」とし、こう続けた。 「前までの自分たちが良いボールの持ち方をしたアウェイの福岡戦とかのように、全員がボールに関わりながら、チャンスがあれば背後を狙っていくとか」 「第一優先が背後なのは問題ないけど、それに特化され過ぎて、攻撃が怖くない。ガンバの選手にも聞いてみて、『全然怖くなかった』と言われた」 「そこはちょっとチームとして考え直さないといけないなと思う」 また、「自分たちはボールを保持するサッカーをやっているし、守備に回るようなチームではない。そこは改善していかないといけない」とも課題を指摘した。 金曜日開催の31日に敵地で行われるサガン鳥栖との次節まで時間が限られるが、修正なるか。 2024.05.26 21:40 Sun

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FC大阪がJFL枚方からマリックをレンタル…Jリーグ初挑戦に

FC大阪は10日、日本フットボールリーグ(JFL)のFCティアモ枚方からDFマリック(24)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日までで、背番号「44」をつける。 東京都生まれのマリックは尚志高校、山梨学院大学を経て、2023年に枚方入り。今季のJFLでは9試合2得点、大阪サッカー選手権では1試合出場をマークする。 JFL経由でJリーグ挑戦のマリックはクラブの公式サイトで「FCティアモ枚方から来ましたフォファナ マリックです」と挨拶とともに、意気込みを語っている。 「シーズン途中での加入ですが、皆様の力になれるよう頑張ります! そしてJ2昇格しましょう! ファン・サポーターの皆様よろしくお願いします」 2024.06.10 15:30 Mon

【JFL第11節】V三重が昇格8年目のHonda戦初白星! 浦安は滋賀を撃破、首位高知が大逆転勝利で再び勢い加速へ

9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の6試合が各地で行われた。 ◇V三重 2-0 Honda 3試合勝利から遠ざかる7位・ヴィアティン三重は、ホームで“盟主”Honda FCと対戦。昨季2戦2敗、2017年のJFL昇格から一度も勝てていないHondaに対し、8年目の初勝利だ。 まずは16分、MF梁賢柱が30m超の直接FKを低い弾道で突き刺すという、パンチの効いた先制点。そして27分、左CKにDF饗庭瑞生がヘディング弾を叩き込んでリードを広げる。 その後の追加点こそなかったが、このまま試合を終わらせ勝ち点3。3連勝中と勢いが出てきた矢先のHondaを沈める、快心の勝利だ。 ◇浦安 2-1 滋賀 前節最下位脱出のブリオベッカ浦安がレイラック滋賀を撃破。8分、右サイドを崩した浦安は、マイナスのクロスにMF上松瑛が上手くバウンドを見極め、右足ボレーを突き刺す。 ここから長らく1点リードを保って迎えた90+4分、相手最終ラインへのプレッシングがハマってボックス内でボール奪取。途中出場のキャプテン、MF橋本龍馬が左足弾を流し込んだ。 90+10分にパワープレー攻勢から1点を返されるも、逃げ切り成功で2-1勝利。昨季最終節で滋賀を奈落の底へ突き落とした浦安が、第5節以来6試合ぶりの勝ち点3を手に入れた。 ◇青森 2-0 ソニー ラインメール青森がソニー仙台FCを撃破で6戦無敗に。開始6分、前線から鋭くプレッシングをかけ、今季浦安から加入の187cmFW村上弘有が奪って素早く右足弾を流し込む。 追加点は64分。村上弘に代わって途中出場のブラジル人FWエドワルドが、右サイドからのクロスに飛び込み、最後は粘ってネットへ押し込む。青森は2試合連続の無失点勝利だ。 ◇高知 3-2 ミネベア 首位・高知ユナイテッドSCは2連敗で迎えた前節、アウェイで2位・FCティアモ枚方に勝利して持ち直し成功。そして今節はホームで最下位のミネベアミツミFCに大逆転勝利だ。 0-1ビハインドで迎えた45分にMF佐々木敦河が同点弾も、後半頭に勝ち越され、以降も押し込まれる展開に。先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟などの投入で打開を図る。 すると88分にDF上月翔聖の右足ボレーで追いつき、勢いそのままに90+1分、途中出場FW小林心が値千金の逆転弾。このまま逃げ切り、2位枚方との勝ち点5差をキープした。 ◇沖縄 0-2 V大分 昨季最下位から一転、今季開幕から上位陣に喰い込む沖縄SVだが、今節はホームでヴェルスパ大分に手痛い敗戦。31分にPKで先制されると、後半ラストプレーで追加点も奪われた。 この結果、前節時点で4位の沖縄は6位まで後退。今節は3位Hondaも敗れたなか、5位の栃木シティがFCマルヤス岡崎に3-0と快勝…昇格組の栃木Cが3位まで浮上している。 ◆JFL第11節 ▽6月9日(日) 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC ヴィアティン三重 2-0 Honda FC ラインメール青森 2-0 ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 2-1 レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 0-3 栃木シティ 沖縄SV 0-1 ヴェルスパ大分 ▽6月7日(金) クリアソン新宿 1-4 FCティアモ枚方 ▽6月8日(土) 横河武蔵野FC 1-0 アトレチコ鈴鹿 ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点27 | +13 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +6 3位 栃木シティ | 勝ち点20 | +8 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点19 | +4 5位 Honda FC | 勝ち点18 | +5 6位 沖縄SV | 勝ち点18 | +3 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +5 8位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点16 | +2 9位 ラインメール青森 | 勝ち点15 | +2 10位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -2 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点13 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -4 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 15位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点8 | -6 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -16 2024.06.09 17:00 Sun

【JFL第11節】首位高知が魂の大逆転勝利! 88分弾&90+1分弾でミネベア沈める…今季の強さはホンモノ?

9日、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の高知ユナイテッドSC vs ミネベアミツミFCが高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、高知が3-2の大逆転勝利だ。 開幕7連勝の首位高知は第8節から2連敗も、前節アウェイで2位・FCティアモ枚方との「勝ち点2差」直接対決を制して首位キープ。メンタル面を含め、持ち直しに成功した。 迎えた今節、ホームで相手は最下位のミネベア。 雨が降りしきるなか、1点が取れそうで取れない時間が続き、とうとう38分に被弾。高知最終ラインから出た不用意な縦パスをミネベアにカットされ、MF杉田達哉に先制点を奪われる。 それでも前半ラストで同点に。45分、高知はしぶとい連続攻撃から左サイドを崩し、最後はゴール前の混戦からMF佐々木敦河。こぼれ球を押し込んでネットを揺らした。 良い時間で追いつけた高知だが、ここからが苦しかった。 前半ラストの被弾を苦にしなかったミネベア。後半頭の50分、左サイドから入った斜めのクロスに頭で合わせたのは、やはり杉田。アウェイで首位相手に勝ち越すことに成功した。 高知はなんとか再びタイスコアに持ち込むべく、58分に今季全試合途中出場で4得点のFW小林心、69分には先日J2水戸から加入した19歳FW内田優晟の投入で打開を図る。 しかし、勝ち越しで勢いが増した最下位ミネベアを押し返すことができず、後半は常に劣勢。勝敗は決しているかのようにも思える時間が、85分ごろまで続いた。 それでも、2024シーズンの高知ユナイテッドSCは“持ってる”チームなのか。 87分、ミネベアのセットプレーを凌いで反撃に転じ、敵陣でFKを獲得した高知。ここから左CKも獲得し、ミネベアの11人をボックス近辺まで押し込んだ状態で同点弾が生まれた。 88分、佐々木が後方から斜めの浮き球をボックス右へ送り、ゴール前への折り返しに飛び込んだのはDF上月翔聖。右足インサイドで上手く合わせたボレーがネットへ吸い込まれた。 さらに90+1分、上月が左サイドから大きくサイドチェンジ。ボックス右からDF吉田知樹が頭で落とし、途中出場の小林が相手DFと競り合いながら右足ループ弾を流し込んだ。 小林はまさに“最強ジョーカー”。今季全11試合途中出場で5ゴール目となり、この試合含め、うち4ゴールが80分以降のもの。昨年天皇杯でガンバ大阪を沈めた、あのストライカーだ。 結局、小林の90+1分弾が決勝点となり、ホームの高知が3-2と大逆転勝利。強い雨が降るなか、春野陸上競技場に詰めかけた観衆1163人の大歓声が高知の選手たちに降り注いだ。 高知ユナイテッドSC 3-2 ミネベアミツミFC 【高知】 佐々木敦河(前45) 上月翔聖(後43) 小林心(後45+1) 【ミネベア】 杉田達哉(前38、後5) 2024.06.09 15:49 Sun

【JFL第11節】明暗分かれた首都クラブ…新宿が“ホーム国立”で2位枚方に4失点大敗、武蔵野は数的不利も鈴鹿を1-0撃破

7日〜8日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第11節の2試合が行われた。 ◇新宿 1-4 枚方 東京・国立競技場開催のクリアソン新宿vsFCティアモ枚方。新宿は昨年の国立ホームゲームで見事に逆転勝利を挙げていたが、観衆1万6480人が詰めかけた今回は惨敗だ。 2位枚方としては前節、首位・高知ユナイテッドSCとのホーム直接対決で「勝てば首位浮上」も、0-1敗戦で落として勝ち点5差に。ここで下位新宿に勝たないわけにはいかなかった。 まずは28分、新宿最終ラインのDF米原祐にプレッシングをかけるは、J3讃岐を経験して帰ってきた枚方FW森本ヒマン。素早く奪ってGKと一対一…左足シュートを流し込んだ。 森本はさらに39分、立て続けのCKから最後に蹴り込んで追加点。新宿は直前の38分にDF瀬川和樹が負傷交代しており、ここを重要局面として集中力を高めていたが、痛い被弾に。 2点ビハインドの新宿はさらに51分、左サイドに流れた枚方の森本がクロスを上げると、決して処理の難しいボールではなかったが、対応したDF相澤佑哉のヘディングが自軍ゴールへ。 オウンゴールで3点差となると、直後の55分には左サイドを崩され、ファーから駆け上がった枚方のFW山口隆希がスコアを0-4とする実質的なダメ押し。新宿は今季3度目の4失点だ。 結局、新宿は86分に途中出場FW齊藤和樹のダイビングヘッドで1点を返すも、1-4で敗れて前節・レイラック滋賀戦に続く連勝ならず。北嶋秀朗監督体制1年目は「忍耐の1年」か。 枚方のほうは実りある白星に。首位高知をも苦しめた一気呵成の勢いは二川孝広監督体制2年目で鉄板となり、今季なかなかゴールのなかった森本が2得点&実質2アシストも良い兆候か。 ◇武蔵野 1-0 鈴鹿 日本サッカーの新興勢力である新宿が惨敗を喫した一方、JFLでもうひとつの首都クラブ、由緒正しきアマチュアの名門・横河武蔵野FCは、ホームでアトレチコ鈴鹿を撃破した。 武蔵野は22分、ややラッキーな形ながらも敵陣でインターセプトに成功し、繋いで繋いでFW澤野康介がボックス内へ侵入。対応した鈴鹿のDF藤武剛に倒されてPKを獲得する。 キッカーを務めた在籍7年目のチームキャプテン、DF小林大地がリラックスした足取りから左足で沈め、23分に先制。1点のリードを保ったまま、時計の針を進めていく。 ところが、そろそろ試合も終盤へ…という73分、武蔵野はセットプレーの守備から味方のロングボールにスプリントしたFW石原幸治が、相手DFの足を蹴ってしまい、一発レッドに。 これで数的不利となった武蔵野。交代枠も使い切っていたなか、1点を追う鈴鹿に押し込まれる時間が増えるも、[5-3-1]と[4-4-1]を使い分けた守備でなんとかやり過ごしていく。 このまま最少スコアで逃げ切りに成功し、3月30日の第4節で新宿に勝利して以来となる、約2カ月ぶり、7試合ぶりの白星に。直近2試合とも0-3で敗れていたなか、待望の勝ち点3だ。 対して鈴鹿。第9節でヴィアティン三重とのアウェイ同県対決を制した勢いは、前節の敗戦で早くも削がれ、これで2連敗に。今季は開幕2連勝だったが、その後は連勝が一度もない。 ◆JFL第11節 ▽6月7日(金) クリアソン新宿 1-4 FCティアモ枚方 ▽6月8日(土) 横河武蔵野FC 1-0 アトレチコ鈴鹿 ▽6月9日(日) [13:00] 高知ユナイテッドSC vs ミネベアミツミFC ヴィアティン三重 vs Honda FC ラインメール青森 vs ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 vs レイラック滋賀 FCマルヤス岡崎 vs 栃木シティ [15:00] 沖縄SV vs ヴェルスパ大分 ◆順位表(暫定) 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点24 | +12 2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +6 3位 Honda FC | 勝ち点18 | +7 4位 沖縄SV | 勝ち点18 | +5 5位 栃木シティ | 勝ち点17 | +5 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点16 | +6 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点16 | +2 8位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | +1 9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点13 | ±0 10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点13 | -2 11位 ラインメール青森 | 勝ち点12 | ±0 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点12 | -2 13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -6 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点9 | -12 15位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点5 | -7 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点5 | -15 2024.06.08 15:40 Sat

ミャンマー戦とJFLでの驚き/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のW杯アジア2次予選は、アウェーとはいえ日本はミャンマーを5-0と順当に下して勝点3を積み上げた。試合開始から日本のボールポゼッションに走り回らされたミャンマーの選手は、後半の終盤になると足をつったりして、見ていて気の毒になるくらいだった。 日本の収穫としては、監督交代によりラツィオで出場機会を増やした鎌田大地が、巧みなポジショニングとワンタッチ、ツータッチのパスで攻撃にリズムをもたらしていたことだろう。久々に代表へ復帰した小川航基も、前半はほとんど見せ場がなかったものの、後半から相馬勇紀が投入されると彼のアシストから2ゴールを決めた。これまで森保ジャパンの1トップ候補は上田綺世か浅野拓磨(今回は招集外)しかいなかっただけに、小川の復帰は競争の激化という意味でも歓迎したい。 ただ、彼はどちらかというとサイドからのクロスにワンタッチで合わせるプレーを得意としている。このため相馬のようなウイングの存在が必要になる。その意味でウイングバックに起用された相馬もいいアピールの場となったのではないだろうか。彼なら右のサイドバックに左のFWもできるオールラウンダーだ。ミャンマー戦は、代表チームでもサブ的な位置づけの選手がスタメンを飾った印象が強いものの、それぞれが自分の持ち味を発揮したと言ってもいいだろう。 すでに日本は最終予選の進出を決めているが、同日シリアが北朝鮮に0-1で敗れたため、2位争いが激しくなった。残り1試合で北朝鮮は勝点6、シリアは勝点7と1ポイントの差しかない。最終戦の相手は北朝鮮が予選敗退の決まっているミャンマー、そしてシリアはアウェーで日本ということで、シリアがどんな戦いを挑んでくるのか楽しみでもある。 そしてグループCでは中国がホームでタイに1-1と引分けたため、こちらも2位争いが注目を集めている。中国は勝点8、3位のタイは勝点5と、一見すると中国優位に見える。しかし最終戦の相手は中国が“嫌韓"と伝統的に苦手としている韓国とアウェーで対戦。一方のタイはホームで最下位のシンガポール戦だ。中国は引分けでも最終予選に進出できるが、そのアドバンテージを生かせるかどうかに注目したい。 さてW杯予選の翌日は、国立競技場でのJFL、クリアソン新宿対FCティアモ枚方の試合を取材した。「6月7日は新宿の日」として今年で3回目となる国立競技場での開催だが、金曜のナイターにもかかわらず有料入場者数は16,480人。これは22年にクリアソン新宿対鈴鹿ポイントゲッターズ(現アトレチコ鈴鹿)戦の16,218人を抜くJFLの最多入場記録である。 J3はもちろんJ2でも簡単に記録できる数字ではないだろうし、J1でもこの数字を下回る観客数の試合もある。国立競技場というアクセスの良さがあったとしても、チーム関係者の努力の賜物に違いない。ただ、残念ながら試合は187センチの長身FW森本ヒマンの2ゴールなどで枚方が4-1と完勝した。 現在JFLで2位につけている枚方は、ショートパスを巧みにつないでクリアソンのプレスをかいくぐり、決定力のある前線へと好パスを供給する。ワンタッチによる流れるようなパスワークは、全盛時の川崎Fほどではないが見る者を魅了せずにはいられない。監督はG大阪の下部組織出身で天才児と言われた二川孝広、ヘッドコーチには今シーズンからG大阪時代のチームメイトだった大黒将志が就任した。 森本は、昨シーズンは讃岐へレンタル移籍して初めてJに挑戦したものの、21試合で2ゴールと結果を残せず今シーズンは枚方へ復帰した。チームメイトにはバジルという190センチの長身FWもいるが、大黒ヘッドコーチの下で、この日のように結果を残していけば再びJへの道が開けてくるかもしれない。 そしてJFLを取材したのは今シーズン初めてで、例年も2~3試合しか取材できていないが、年々レベルが上がっている気がしてならない。J経験者と大卒選手の加入がその一因と推察されるが、結果として日本サッカー全体のレベルアップにつながるのだから大歓迎である。ただし、J1だけは選手の海外流出もあり“頭打ち"の感があるのは残念なところだ。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.08 12:30 Sat

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