ローマがマディ・カマラ獲得! 攻守両面で計算できるダイナモ

2022.08.31 23:00 Wed
Getty Images
ローマは31日、オリンピアコスからギニア代表MFマディ・カマラ(25)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「20」に決定している。

なお、イタリア『コリエレ・デラ・セーラ』などの現地メディアによれば、買い取りオプションの金額は1200万ユーロ(約16億6000万円)程度となり、オプション行使の際には将来的なリセール時の移籍金の一部をオリンピアコスに支払う必要があるようだ。
ジョゼ・モウリーニョ監督の下、かつてのクロード・マケレレのような働きが期待される守備的MFは、クラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

「ここに来ることができて本当に嬉しいよ。ローマに加わることは僕にとって大きなチャンスだ」

「リーグとカップ戦の両方で忙しいシーズンになるだろうけど、僕は自分ができ得る貢献をして、僕がプレーするすべての大会でチームを助けるためにここにいる」
「オリンピコの雰囲気を体験し、多くのファンに会えたことは素晴らしいことだったよ。彼らの前でプレーするのが待ち切れないよ」

フランスのACアジャクシオでプロキャリアをスタートしたカマラは、2018年にオリンピアコスへ完全移籍で加入。加入以降、すぐさま中盤の主力に定着すると、ギリシャ屈指の名門で直近のリーグ3連覇に大きく貢献している。

182cmの守備的MFは豊富な運動量と機動力を特長とするボックス・トゥ・ボックス型で、守備では優れたボール奪取能力と幅広いエリアをケアするカバーリング。攻撃では積極的にボールを呼び込み、軽やかなターンでプレスを剥がし、ドリブルや縦パスでボールを前進させられる。

ローマは今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得。しかし、その中盤の主力候補は先日のトレーニング中に右足の脛骨を骨折する重傷を負い、少なくとも来年1月までの戦線離脱が見込まれる。

今夏にMFヘンリク・ムヒタリアン、MFジョルダン・ヴェレトゥがクラブを離れ、ワイナルドゥム同様に獲得したMFネマニャ・マティッチは年齢的にフル稼働が見込めず、セリエAとヨーロッパリーグ(EL)を並行して戦う中盤の選手層に大きな不安を抱えていた。

そういった中、献身性とワークレートを含め、モウリーニョ好みのプレースタイルの持ち主の加入は、大きな補強となりそうだ。

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ローマがワイナルドゥムの代役を確保! カマラの加入が目前に

ローマが、オリンピアコスのギニア代表MFマディ・カマラ(25)の獲得を決定的なものとしたようだ。 カマラはアジャクシオでプロキャリアをスタートし、2018年7月にオリンピアコスへ加入。豊富な運動量をベースに攻守で存在感を放つダイナモで、ギリシャ1部通算90試合10得点7アシストを記録するほか、昨季までのリーグ3連覇にも主力選手として大きく貢献した。 そんなカマラにイタリアの首都からアプローチが。ローマは今夏加入のオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが重傷を負い、年内の復帰が怪しまれる状況。これを受けて代役の確保に動き、すでに合意済みと報じられていた個人間合意に続いて、クラブ間交渉も決着したとのことだ。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、カマラは1年レンタルでローマへ移籍。1200万ユーロ(約16億5000万円)の買い取りオプションが付いており、ローマが買い取りを実行した場合、将来のリセール時にオリンピアコスが移籍金の一部を受け取る権利も発生するという。 同選手はメディカルチェックのために29日にローマ入りし、30日にはセリエA第4節のモンツァ戦をスタディオ・オリンピコで観戦する予定とのこと。年俸150万ユーロ(約2億円)で5年契約を締結するようだ。 また、ローマは既存スカッドの整理も進行中。ギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(25)はレッチェへの買い取りオプション付きのレンタル移籍が進んでおり、元オランダ代表FWユスティン・クライファート(23)はフルアムへの完全移籍で個人間合意に達しているとのことだ。 2022.08.29 17:38 Mon

ローマがオリンピアコスMFマディ・カマラ獲得に動く!

ローマがオリンピアコスのギニア代表MFマディ・カマラ(25)の獲得に動いているようだ。 ローマは今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマンからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得。しかし、その中盤の主力候補は先日のトレーニング中に右足の脛骨を骨折する重傷を負い、数カ月単位の戦線離脱が見込まれる。 今夏にMFヘンリク・ムヒタリアン、MFジョルダン・ヴェレトゥがクラブを離れ、ワイナルドゥム同様に獲得したMFネマニャ・マティッチは年齢的にフル稼働が見込めず、セリエAとヨーロッパリーグ(EL)を並行して戦う中盤の選手層に大きな不安を抱える。 ここ最近ではジョゼ・モウリーニョ監督の古巣トッテナムで構想外となっているMFハリー・ウィンクス、レスターで構想外のMFブバカル・スマレ、ホッフェンハイムを退団して以降フリーの状況が続くMFフロリアン・グリリッチュらの獲得の可能性が取り沙汰されている。 ただ、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ローマがカマラ獲得に向けたクラブ間での交渉をスタートしたと報道。また、選手との個人間ではすでに合意を取り付けているという。 フランスのACアジャクシオでプロキャリアをスタートしたカマラは、2018年にオリンピアコスへ完全移籍で加入。加入以降、すぐさま中盤の主力に定着すると、ギリシャ屈指の名門で直近のリーグ3連覇に大きく貢献している。 182cmの守備的MFは豊富な運動量と機動力を特長とするボックス・トゥ・ボックス型で、守備では優れたボール奪取能力と幅広いエリアをケアするカバーリング。攻撃では積極的にボールを呼び込み、軽やかなターンでプレスを剥がし、ドリブルや縦パスでボールを前進させられる。 その献身性とワークレートを含め、モウリーニョ監督好みのプレースタイルの持ち主だ。 2022.08.25 23:58 Thu

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ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri

セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

スペイン代表のキャプテン、FWアルバロ・モラタ(31)が所属するアトレティコ・マドリーを牽制した。 ユーロ2024を控えるスペイン代表の大黒柱であるモラタだが、同時にクラブキャリアの今後が注目されており、大会後のイタリア・セリエA復帰が取り沙汰されている状況だ。 以前はユベントスで活躍したモラタ。 本人がセリエA復帰を望んでいるのは、もはや公然の事実となっており、古巣ユベントスやミラン、ローマと紐付けされるなか、スペイン『El Larguero』で、現所属のアトレティコを突き放すように意見を述べている。 「アトレティコの誰とも話していないけど、クラブが8人ものストライカーを獲得したがっていることは僕も把握している。明らかに僕は今後のアトレティコにおいて優先されていない」 「僕はいま31歳で、10月には32歳だ。プレーできないならアトレティコを去る。僕に関する報道もよく知っているし、クラブの考えもわかっている。だから僕もハッキリものを言う」 アトレティコとの契約にはリリース条項1500万ユーロ(約25.4億円)があるとされ、セリエA復帰なら現在の半分である年俸400万〜500万ユーロを受け入れる必要があるとのこと。 それでも、イタリア人の妻がいるモラタ。今回の発言からも、セリエA復帰を望んでいるとみて間違いなさそうだ。 2024.06.13 17:40 Thu

今夏移籍の可能性もあるディバラ…本人はローマ残留望みサウジからのオファー拒否か

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、中東行きに関心を示していないようだ。 2022年7月、ユベントスから加入したディバラ。2023-24シーズンはケガがありながらもセリエAで28試合に出場し13ゴール9アシストを記録しており、指揮官がジョゼ・モウリーニョ監督からダニエレ・デ・ロッシ監督に交代しても主力であり続けた。 そんなディバラだが、契約が2025年夏までとなる中でクラブは高額なサラリーを問題視。長期契約によるサラリーの分割払いを提案しているとされるが、交渉は進んでいない。 このままなら移籍の可能性も排除できないディバラだが、イタリア『トゥットメルカート』によると現時点でサウジアラビア行きは考えていないとのこと。選手の代理人にはアル・ナスルから接触があったものの、丁重に断りを入れたと報じられている。 ディバラ自身は、ローマでのキャリア継続を希望。新契約に向けた交渉再開にも乗り気と伝えられており、今後の進展が注目されている。 2024.06.13 12:45 Thu

WG補強目指すローマ、今季ブンデスで8G13Aのアタッカーに関心

ローマが、ハイデンハイムに所属するドイツ代表FWヤン=ニクラス・ベステ(25)の獲得に動いているようだ。 新シーズンに向けてウイングポジションの補強を狙うジャッロロッシ。これまではトップターゲットと目されるユベントスFWフェデリコ・キエーザ、ナポリFWマッテオ・ポリターノ、サッスオーロFWアルマン・ロリエンテのセリエA勢、リールFWエドン・シェグロヴァ、ニースFWジェレミー・ボガらリーグ・アンでプレーする選手が獲得候補として名を連ねる。 そのリストに新たに加わったのが、ブンデスリーガで活躍する左サイドのスペシャリストだ。 ドルトムントの下部組織出身でブレーメンにも在籍したベステは、ドイツの年代別代表の常連ではあったものの、なかなかトップカテゴリーでは芽が出ず。オランダのFCエメン、ドイツ3部のヤーン・レーゲンスブルクへの武者修行を経て2022年夏に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハイデンハイムに完全移籍した。 すると、加入1年目で主力としてブンデスリーガ昇格に貢献すると、1部デビューを果たした今シーズンは31試合8ゴール13アシストと圧巻の活躍。下馬評では残留争いが見込まれたチームの8位躍進の立役者となった。この活躍によって今年3月にはドイツ代表に初招集されていた。 キャリア初期のサイドバックからサイドハーフを経て、現在は左ウイングを主戦場としており、順足のウイングとして鋭い縦への仕掛けや高精度の左足のキックを武器にチャンスメーク、フィニッシャーとして存在感を示している。 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマはベステに確かな興味を示しており、今夏のサプライズ補強となる可能性があると報じている。 移籍金に関しては約1000万ユーロ(約16億8000万円)程度が見込まれており、ローマにとって十分に支払える金額だとしている。 2024.06.11 20:37 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

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