「ポジションの規律が乱れ、自滅する場面も」 バイエルン監督が足踏みのフライブルク戦に憤慨

2024.03.02 09:35 Sat
バイエルンがフライブルクと2-2のドロー。
Getty Images
バイエルンがフライブルクと2-2のドロー。
バイエルンのブンデスリーガ12連覇がさらに遠のきそうだ。

バイエルンは1日の第24節でフライブルクと対戦。堂安律が先発したフライブルクに開始12分で先制を許してから、35分にマティス・テルのゴールで追いつき、75分にジャマル・ムシアラのスーパーな一撃で逆転したが、87分に同点弾を浴び、2-2のドローに終わった。
これで連勝とはならず、3日に今節を控える首位レバークーゼンにも7ポイント差までしか迫れず。5日に行われ、逆転突破に勝利必須となるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのラツィオ戦に向けても弾みをつけられなかった。

ドイツ『Sport1』によると、トーマス・トゥヘル監督は『DAZN』で振り返り、特に先制を許した最初の30分間に不満げだ。

「まったくもって無秩序にプレーしたし、あまりにも規律がなく、自分たちのポジションをとれていなかった。まったくうまくいっていないのに攻撃を仕掛けて、前でボールを失い、相手のカウンターを招いた。最悪の30分だった」
また、「勝てなかったのはセットプレーからの幸運なゴールによるもので、もっとうまく守れたはず」としつつ、「ポジションの規律が乱れ、自滅する場面もあった。センターバックがサイドバックを追い越していったりね」とこう不満を続けたようだ。

「これまでの練習でやっていなければ、話をしてもいないようなことをやった。まるで85分で1点を追いかけるかのようなプレーをした。意欲の問題ではなかったと思うが、最初の30分間は何も考えずにプレーした挙句、その罰を受けた」

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「勝つたびに一歩前進」開幕連勝のバイエルン、コンパニ監督は課題も指摘「前半のようにできれば全てうまくいく」

バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、ブンデスリーガ第2節のフライブルク戦に臨んだバイエルン。開幕戦は白星スタートとしたなか、日本代表MF堂安律が先発したフライブルクをホームに迎えた。 なかなかゴールをこじ開けられなかったバイエルンだが、38分にはイングランド代表FWハリー・ケインが自ら獲得したPKで得点。1点リードの後半に入る。 78分には710試合のクラブ最多出場記録を樹立した元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、見事なトラップから追加点。堂安のシュートがフランス代表FWキングスレー・コマンの手に当たり、後半アディショナルタイムにPKを与えたが、枠を外れて2-0の完封勝利とした。 連勝を飾ったコンパニ監督は、前半の内容を高評価。少しずつ向上しているチームへの手応えも感じているようだ。 「我々は常に完璧な試合を目指しているが、今日も前半は良かった。試合を支配し、相手に何も与えず、ゴールを決めるチャンスも複数あった。後半はセカンドボールへの反応が少し遅かったかもしれない。前半のようにできれば、全てうまくいく」 「だが、2-0で勝てたのは良かった。前半のポジショナルプレーが良かった。後半はまだリズムを見つける必要があることがわかった。勝つたびに一歩前進している」 <span class="paragraph-title">【動画】ケイン、ミュラーの2発で連勝! バイエルンvsフライブルク ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="o2_crsQs4e4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autop 2024.09.02 17:15 Mon
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バイエルン公式戦最多出場記録樹立のミュラー弾などで連勝発進、堂安はラストプレーでPK獲得【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第2節、バイエルンvsフライブルクが1日に行われ、2-0でバイエルンが快勝した。フライブルクのMF堂安律はフル出場している。 開幕節のヴォルフスブルク戦を3-2で競り勝って白星スタートとしたバイエルンは、ブイとアルフォンソ・デイビスに代えてテルとラファエル・ゲレイロを起用した。 一方、フライブルクはシュツットガルトとの開幕節、堂安のゴールで逆転勝利。その堂安が[4-2-3-1]の右MFでスタメンとなった。 最前線にケイン、2列目に右からニャブリ、オリーズ、テルと並べたバイエルンがボールを持つ入りとなったなか、21分にオリーズがGK強襲のシュートを浴びせた。 しかし、自陣に構えるフライブルクをなかなか攻略できない状況が続く。そんななか35分、ケインのヘディングシュートがキューブラーのハンドを誘ってバイエルンがPKを獲得。これをケイン自ら決めて先制した。 バイエルンが1点をリードして迎えた後半、フライブルクが重心を上げていくも好機を作るには至らない。 63分にはサライとディクシを投入して打開を図ったが、78分にバイエルンに決定的な2点目。決めたのはバイエルン公式戦最多出場記録(710試合)樹立のミュラー。ニャブリの浮き球パスを絶妙トラップで収め、ネットを揺らした。 追加タイム4分のラストプレーで堂安のシュートがコマンのハンドを誘ってPKを獲得したフライブルクだったが、キッカーのホーラーはシュートを枠の上に大きく外して失敗。バイエルンが2-0で勝利し、連勝スタートを切っている。 バイエルン 2-0 フライブルク 【バイエルン】 ハリー・ケイン(前38)【PK】 トーマス・ミュラー(後33) 2024.09.02 02:36 Mon
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バイエルン移籍ならずのター、レバークーゼンでのプレーに決意表明「全力を尽くして成功させると約束する!」

レバークーゼン残留が決まったドイツ代表DFヨナタン・ターが、新シーズンへ向けた意気込みを表明した。 レバークーゼンの主力センターバックとして、昨シーズンはクラブ史上初となるブンデスリーガ制覇やDFBポカール優勝に大きく貢献したター。一方で、本人は今夏の移籍市場で環境を変えたいと明言しており、バイエルンやバルセロナからの関心が報じられていた。 特にバイエルンは具体的なオファーを出しレバークーゼンとも交渉を続けていたが、最後までレバークーゼンとの間で金銭面の折り合いがつかず。交渉は破談となり、ターの残留が決定した。 これを受けてターがどのような姿勢を示すか注目される中、選手は自身の公式インスタグラムを更新。残留となった以上、レバークーゼンで全力を尽くす姿勢を示している。 「最近、僕や僕の将来についてさまざまな憶測が飛び交っている。その背景については、必ずしも正しく伝えられていない部分もあるけれど、いずれ必ず詳しく説明するつもりだ」 「移籍の選択肢も検討したのは事実だけど、レバークーゼンで10シーズン目を全うすることがはっきりした!今シーズン、チーム、コーチングスタッフ、そしてファンのみんなと一緒に挑戦することをとても楽しみにしている。それは間違いないよ」 「僕たちは再び強力なチームとなり、すべての大会で再びインパクトを与えることができると確信している。これまで僕の旅に付き合ってくれたすべての人に感謝しているよ!」 「今はすべての憶測に終止符を打ち、2024-25シーズンに集中しよう!過去9年間と同じように、今シーズンも全力を尽くして成功させると約束する!バイ・アレーナで会おう。楽しみにしているよ!」 2024.08.31 18:10 Sat

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