パルマ退団のクツカが13年半ぶりに母国復帰! リーグ4連覇中の強豪スロバン・ブラチスラバに加入

2022.06.24 01:40 Fri
Getty Images
スロバキアのスロバン・ブラチスラバは23日、パルマを退団したスロバキア代表MFユライ・クツカ(35)をフリーで獲得した。契約期間は2024年6月30日までとなる。

母国のポドブレゾヴァーでプロデビューしたクツカは、ルジョムベロクやスパルタ・プラハ、ジェノア、ミラン、トラブゾンスポルでのプレーを経て、2019年にパルマに加入。

パルマでは豊富な運動量と中盤でのユーティリティ性を武器に加入初年度から活躍すると、在籍2年半で公式戦74試合に出場し17ゴール8アシストを記録。しかし、クラブがセリエB(イタリア2部)へ降格したことで、昨夏にワトフォードへレンタル移籍。
今季は自身初となるプレミアリーグで26試合に出場し1ゴールを1アシストをマークしたが、チームは残留争いをする中、19位で降格が決定。クツカはパルマに続き2年連続で降格を味わっていた。

クツカの加わるスロバン・ブラチスラバはスロバキアの強豪クラブで、国内リーグ16度の優勝に加え、国内カップ戦を17度制覇。今季もフォルトゥナ・リーガ(スロバキア1部)を制しリーグ戦4連覇を達成した。

ユライ・クツカの関連記事

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 ■スロバキア代表 出場回数:3 2024.06.17 19:00 Mon
スロバキアサッカー協会(SFZ)は27日、ユーロ2024に臨むスロバキア代表候補メンバー32名と予備メンバー11名の大量43名を発表した。 ナポリの指揮も執るフランチェスコ・カルツォーナ監督が率いるスロバキア。チェコスロバキアから独立してからはワールドカップは1度、ユーロは2度出場し、今大会が3大会連続の出場とな 2024.05.28 08:30 Tue
ワトフォードは26日、スロバキア代表MFユライ・クツカ(35)ら5選手の退団を発表した。 昨夏に加入したクツカは、チャンピオンシップ(イングランド2部)降格によって契約を解除できる条項を行使したとのこと。 その他、退団するのはGKベン・フォスター(39)、DFニコラ・エンクル(32)、FWアンドレ・グレイ( 2022.05.27 07:30 Fri
ワトフォードのクラウディオ・ラニエリ監督がアーセナル戦の失点シーンに不満を露わにした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 ワトフォードは7日、プレミアリーグ第11節でアーセナルとアウェイで対戦。アーセナルに押し込まれるものの、VARによるゴール取り消しや、GKベン・フォスターのPKセーブもあり、前半 2021.11.08 20:01 Mon
ワトフォードは6日、パルマからスロバキア代表MFユライ・クツカ(34)を1年間のレンタル移籍で獲得した。 母国のポドブレゾヴァーでプロデビューしたクツカは、ルジョムベロクやスパルタ・プラハ、ジェノア、ミラン、トラブゾンシュポルでのプレーを経て、2019年1月にパルマへ加入。 パルマでは豊富な運動量と中盤での 2021.08.07 08:15 Sat

パルマの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
パルマは10日、セリエA第36節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、1-2で競り負けた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 前節コモに敗れた16位パルマ(勝ち点32)は勝利すれば残留をほぼ決定付けられる中、彩艶が引き続きスタメンとなった。 19位エンポリ(勝ち点25)との残留争い。序盤の主導権争いを経て1 2025.05.11 05:50 Sun
パルマは3日、セリエA第35節でコモをホームに迎え、0-1で敗れた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 前節ラツィオ戦を2点差を追いつかれてのドローに終わった16位パルマ(勝ち点32)は彩艶が引き続き先発となった。 4連勝中の好調11位コモ(勝ち点42)に対し、ポゼッションを譲る入りとしたパルマはハー 2025.05.04 04:23 Sun
鈴木彩艶の所属するパルマは28日、セリエA第34節でラツィオと対戦し2-2の引き分けに終わった。鈴木彩艶はフル出場している。 前節のユベントス戦で7試合ぶりの白星を飾った15位パルマ(勝ち点31)が、リーグ戦4試合無敗の8位ラツィオ(勝ち点59)をホームに迎えた一戦。 今季初の連勝を目指すパルマは開始早々に 2025.04.29 07:00 Tue
パルマの日本代表GK鈴木彩艶がまずまずの評価を受けている。 23日、パルマはセリエA第33節でユベントスと対戦。鈴木は先発フル出場を果たした。 ローマ教皇フランシスの逝去により、2日間延期された試合。鈴木はこの試合でもゴールマウスを守り、ユベントスにゴールを許さず。チームは前半アディショナルタイムのマテオ・ 2025.04.24 15:05 Thu

パルマの人気記事ランキング

1

中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
2

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun
3

ハーランドだけじゃない! セリエAを席巻するスウェーデンの新星を知ってるか?

今や飛ぶ鳥を落とす勢いでその知名度を高めているドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(19)だが、セリエAのパルマにハーランドに負けない活躍を見せる10代の新星がいる。 その名はスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(19)。スウェーデンのストックホルム出身のクルゼフスキは、2016年にアタランタの下部組織に加入すると、2019年1月にプロデビュー。今夏レンタル移籍で加入したパルマでは、右ウイングを主戦場に今シーズンのセリエAで21試合5ゴール7アシストをマークしている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJNbVFxTDRzSyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> センセーショナルな活躍を見せているクルゼフスキは、この1月にアタランタからユベントスへ移籍金3500万ユーロ(約42億6000万円)に加え、900万ユーロ(10億9000万円)の出来高ボーナス付きで完全移籍。パルマへはレンタル移籍の形で残留した。 データサイト『Opta』によると、クルゼフスキは今シーズンの欧州5大リーグでリーグ戦5ゴール以上を決めている10代の選手でハーランドの次に若い選手とのこと。ハーランドは7月21日生まれなのに対し、クルゼフスキは4月25日生まれ。その差はおよそ3カ月だ。 ドルトムント移籍後わずか2試合(56分間)で5ゴールを決めたハーランドの規格外ぶりも凄まじいが、ウイングとしてアシストも量産するクルゼフスキのスケールの大きさにも注目だ。 2020.01.27 21:35 Mon
4

パルマがスイス期待の逸材MFゾームを5年契約で獲得、移籍金8億円

パルマは4日、チューリヒのスイス代表MFシモン・ゾーム(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの5年間となる。なお、移籍金は650万ユーロ(約8億円)とのことだ。 ゾームはチューリヒの下部組織出身。若くして才能が開花すると、2018年7月にファーストチームへ昇格していた。 これまで公式戦45試合に出場し1ゴール2アシスト。スイス・スーパーリーグでは39試合に出場し1ゴール2アシストを記録していた。 また、世代別のスイス代表もU-15からU-19までプレー。まだデビューは果たしていないものの、9月に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21ではスイス代表に初招集されている。 2020.10.04 21:45 Sun
5

W杯アルジェリア代表のメスバフ、サンプドリアへ移籍

▽サンプドリアは1日、パルマに所属するアルジェリア代表ジャメル・メスバフ(29)を完全移籍で獲得したこと発表した。契約年数などの詳細は明らかにされていない。<br /><br />▽サイドバックとサイドハーフをこなすメスバフは、スイスのセルヴェットでキャリアをスタートさせた。その後はバーゼルやレッチェなどスイスやイタリアのクラブを渡り歩き、2012年にミランへ加入。2013年からパルマでプレーし、2014年1月にリヴォルノにレンタルで加入していた。リヴォルノでは、20130-14シーズンのセリエAで14試合1得点の成績を残した。<br /><br />▽またアルジェリア代表としてブラジル・ワールドカップに出場。左サイドバックとしてグループステージの2試合でプレーし、同国史上初のべスト16進出に貢献した。 2014.09.02 08:51 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly