クロース&アセンシオのゴラッソ2発でマドリーが首位通過! バレッラ愚行退場のインテルは公式戦12戦ぶりの敗戦…《CL》
2021.12.08 07:08 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループD最終節、レアル・マドリーvsインテルが7日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利した。
前節終了時点で共に決勝トーナメント進出を決めた首位のマドリー(勝ち点12)と、2位のインテル(勝ち点10)による首位通過を懸けた一戦。
公式戦8連勝と絶好調のマドリーは直近のラ・リーガではアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダというバスク勢相手に2試合連続クリーンシートで首位キープに成功。今週末にアトレティコ・マドリーとのダービーを控える中、今回の首位攻防戦ではソシエダ戦から先発1人を変更。左ハムストリングを痛めたベンゼマに代えてヨビッチを代役に据えた以外、同じメンバーを継続した。
一方、前節に10シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めたインテルは、昨シーズンのグループステージから3連敗中の相手へのリベンジと共に首位通過を狙った。
5連勝を含む公式戦11戦無敗と好調を維持するチームは、直近のリーグ戦でローマを相手に3-0の完勝を収めた上、早い時間帯に主力をベンチへ下げることができ、今回のアウェイゲームに盤石の状態を整えてきた。そのローマ戦からは負傷したホアキン・コレアに代わってラウタロ・マルティネスが復帰した以外、こちらも同じメンバーを継続した。
7分には波状攻撃からペナルティアーク付近で味方の落としに反応したブロゾビッチが、自身この試合2本目のシュートを放つが、これはわずかにクロスバーの上を越える。さらに、12分にも右からの折り返しに反応したペリシッチがボックス内でボレーシュートを試みるが、これは相手DFのブロックに遭う。
粘りの守備で序盤のピンチを凌いだマドリーは、好調のドイツ人MFが圧巻のシュートでゴールをこじ開ける。17分、右サイドでボールを持ったロドリゴが横パスを送ると、中央のカゼミロが冷静にスルー。ボックス手前左のクロースに繋がると、一瞬フリーとなったクロースが左足を一閃。低弾道の鋭いシュートがゴール右下隅に決まった。
先手を奪われたインテルだが、序盤からの良いリズムを失うことなく同点ゴールを目指していく。右サイドで攻撃を作りながら、ラウタロやペリシッチがボックス内で幾度かフィニッシュの場面を作り出すが、ことごとく相手のブロックに遭う。
一方、クロースのCL2試合連続ゴールによって余裕を持った戦いが可能となったマドリーは、カウンターを軸に2点目を目指す。36分には相手CKを撥ね返した流れから高い位置を取っていたカルバハルのスルーパスに抜け出したヨビッチがボックス左に持ち込んでシュートを放つが、これは惜しくもサイドネットを叩く。さらに、前半終了間際の45分には波状攻撃からボックス中央でクロースの横パスを受けたロドリゴがバランスを崩しながらも右足のシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。
何とか1点ビハインドで試合を折り返したインテルはダンフリースに代えてディマルコをハーフタイム明けに投入。この交代でダンブロージオを右ウイングバック、ディマルコを3バックの左に配置した。
すると、立ち上がりの48分にはインテルに決定機。カウンターから中央でボールを持ったチャルハノールに対して、ラウタロが右から中央への斜めのランニングでDFを引っ張り、空いたボックス右のスペースに抜け出したバレッラに絶好機。だが、右足のシュートをふかしてしまった。
立ち上がりのピンチを凌いで徐々に試合を落ち着かせたマドリーは、55分を過ぎた辺りから反撃を開始。58分にはヴィニシウスのスルーパスに抜け出したヨビッチが前半の決定機と似たような形から左足の強烈なシュートを放つが、これはGKハンダノビッチの好守に遭う。さらに、セットプレーの流れからカゼミロがミドルシュートを枠に飛ばした。
徐々に流れが停滞したインテルは60分、今後のリーグ戦も意識してか、ジェコとチャルハノール、ブロゾビッチを下げてベシーノ、サンチェス、ビダルを投入。フレッシュな選手の投入で攻撃の活性化を図るが、この直後にアクシデントが発生。
64分、タッチライン際の競り合いでミリトンからハードなチャージを受けてピッチ横の看板に激突したバレッラが激高し、ミリトンの足にパンチを見舞う。これをキッカケに両軍入り乱れる小競り合いに発展した中、ミリトンにイエローカード、暴力行為のバレッラにはレッドカードが掲示された。これにより、バレッラはラウンド16初戦だけでなく追加処分での数試合の出場停止を科される可能性も。
この退場によって1点リードと数的優位を手にしたマドリーは、週末のダービーを睨んでカゼミロ、クロース、ロドリゴと主力を下げてカマヴィンガ、バルベルデ、アセンシオとフレッシュな選手を投入。
すると、この交代が追加点をもたらす。79分、相手を押し込んでボックス手前右でカルバハルから足元にパスを受けたアセンシオが得意の角度から左足を振り抜くと、美しい弧を描いたシュートが左ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。
これで勝利を確信したアンチェロッティ監督はヴィニシウスを下げてアザールまで投入する余裕の采配を見せたなか、このままインテルの反撃を危なげなく凌いで2-0の勝利。公式戦9連勝で首位通過を決定し、週末のダービーに大きな弾みを付けた。
一方、公式戦12試合ぶりの敗戦で対マドリー4連敗のインテルは、バレッラの愚行退場が大きく響く厳しい2位通過となった。
前節終了時点で共に決勝トーナメント進出を決めた首位のマドリー(勝ち点12)と、2位のインテル(勝ち点10)による首位通過を懸けた一戦。
公式戦8連勝と絶好調のマドリーは直近のラ・リーガではアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダというバスク勢相手に2試合連続クリーンシートで首位キープに成功。今週末にアトレティコ・マドリーとのダービーを控える中、今回の首位攻防戦ではソシエダ戦から先発1人を変更。左ハムストリングを痛めたベンゼマに代えてヨビッチを代役に据えた以外、同じメンバーを継続した。
5連勝を含む公式戦11戦無敗と好調を維持するチームは、直近のリーグ戦でローマを相手に3-0の完勝を収めた上、早い時間帯に主力をベンチへ下げることができ、今回のアウェイゲームに盤石の状態を整えてきた。そのローマ戦からは負傷したホアキン・コレアに代わってラウタロ・マルティネスが復帰した以外、こちらも同じメンバーを継続した。
試合は開始直後の2分にボックス内へ持ち込んだヴィニシウスが、いきなりフィニッシュまで持ち込んだが、以降はインテルが押し返す展開に。
7分には波状攻撃からペナルティアーク付近で味方の落としに反応したブロゾビッチが、自身この試合2本目のシュートを放つが、これはわずかにクロスバーの上を越える。さらに、12分にも右からの折り返しに反応したペリシッチがボックス内でボレーシュートを試みるが、これは相手DFのブロックに遭う。
粘りの守備で序盤のピンチを凌いだマドリーは、好調のドイツ人MFが圧巻のシュートでゴールをこじ開ける。17分、右サイドでボールを持ったロドリゴが横パスを送ると、中央のカゼミロが冷静にスルー。ボックス手前左のクロースに繋がると、一瞬フリーとなったクロースが左足を一閃。低弾道の鋭いシュートがゴール右下隅に決まった。
先手を奪われたインテルだが、序盤からの良いリズムを失うことなく同点ゴールを目指していく。右サイドで攻撃を作りながら、ラウタロやペリシッチがボックス内で幾度かフィニッシュの場面を作り出すが、ことごとく相手のブロックに遭う。
一方、クロースのCL2試合連続ゴールによって余裕を持った戦いが可能となったマドリーは、カウンターを軸に2点目を目指す。36分には相手CKを撥ね返した流れから高い位置を取っていたカルバハルのスルーパスに抜け出したヨビッチがボックス左に持ち込んでシュートを放つが、これは惜しくもサイドネットを叩く。さらに、前半終了間際の45分には波状攻撃からボックス中央でクロースの横パスを受けたロドリゴがバランスを崩しながらも右足のシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。
何とか1点ビハインドで試合を折り返したインテルはダンフリースに代えてディマルコをハーフタイム明けに投入。この交代でダンブロージオを右ウイングバック、ディマルコを3バックの左に配置した。
すると、立ち上がりの48分にはインテルに決定機。カウンターから中央でボールを持ったチャルハノールに対して、ラウタロが右から中央への斜めのランニングでDFを引っ張り、空いたボックス右のスペースに抜け出したバレッラに絶好機。だが、右足のシュートをふかしてしまった。
立ち上がりのピンチを凌いで徐々に試合を落ち着かせたマドリーは、55分を過ぎた辺りから反撃を開始。58分にはヴィニシウスのスルーパスに抜け出したヨビッチが前半の決定機と似たような形から左足の強烈なシュートを放つが、これはGKハンダノビッチの好守に遭う。さらに、セットプレーの流れからカゼミロがミドルシュートを枠に飛ばした。
徐々に流れが停滞したインテルは60分、今後のリーグ戦も意識してか、ジェコとチャルハノール、ブロゾビッチを下げてベシーノ、サンチェス、ビダルを投入。フレッシュな選手の投入で攻撃の活性化を図るが、この直後にアクシデントが発生。
64分、タッチライン際の競り合いでミリトンからハードなチャージを受けてピッチ横の看板に激突したバレッラが激高し、ミリトンの足にパンチを見舞う。これをキッカケに両軍入り乱れる小競り合いに発展した中、ミリトンにイエローカード、暴力行為のバレッラにはレッドカードが掲示された。これにより、バレッラはラウンド16初戦だけでなく追加処分での数試合の出場停止を科される可能性も。
この退場によって1点リードと数的優位を手にしたマドリーは、週末のダービーを睨んでカゼミロ、クロース、ロドリゴと主力を下げてカマヴィンガ、バルベルデ、アセンシオとフレッシュな選手を投入。
すると、この交代が追加点をもたらす。79分、相手を押し込んでボックス手前右でカルバハルから足元にパスを受けたアセンシオが得意の角度から左足を振り抜くと、美しい弧を描いたシュートが左ポストの内側を叩いてゴールネットを揺らした。
これで勝利を確信したアンチェロッティ監督はヴィニシウスを下げてアザールまで投入する余裕の采配を見せたなか、このままインテルの反撃を危なげなく凌いで2-0の勝利。公式戦9連勝で首位通過を決定し、週末のダービーに大きな弾みを付けた。
一方、公式戦12試合ぶりの敗戦で対マドリー4連敗のインテルは、バレッラの愚行退場が大きく響く厳しい2位通過となった。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C4NTONbiJ64/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">433(@433)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.03.07 19:20 Thu3
C・ロナウドらユナイテッド戦に向けたレアル・マドリー招集メンバー24名が発表《UEFAスーパーカップ》
▽7日、レアル・マドリーが8日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとのUEFAスーパーカップに臨むメンバー24名を発表した。 ▽2016-17シーズンのチャンピオンズリーグで前人未到の連覇を達成したマドリー。ジネディーヌ・ジダン監督が招集したメンバーには、今夏ベティスから加入したMFダニエル・セバージョス、アトレティコ・マドリーから加入したDFテオ・エルナンデスがメンバー入りした。 ▽その他、元マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWガレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマの“BBCトリオ”は健在となっている。 ◆レアル・マドリー招集メンバー24名 GK ケイロル・ナバス フランシスコ・カシージャ ルカ・ジダン DF ダニエル・カルバハル ヘスス・バジェホ セルヒオ・ラモス ラファエル・ヴァラン ナチョ・フェルナンデス マルセロ テオ・エルナンデス アクラフ・ハキミ MF トニ・クロース ルカ・モドリッチ カゼミロ マルコス・ジョレンテ マルコ・アセンシオ イスコ マテオ・コバチッチ ダニエル・セバージョス FW クリスティアーノ・ロナウド ガレス・ベイル カリム・ベンゼマ ルーカス・バスケス ボルハ・マジョラル 2017.08.07 18:51 Mon4
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat5
