ユーベのセリエA10連覇は厳しい? インテルOBがセリエAで推すのはミラン?

2020.11.24 22:10 Tue
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インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏は、今シーズンのセリエAではユベントスよりミランを上に見ているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

アンドレア・ ピルロ監督を新指揮官に招へいし、セリエA10連覇を目指しているユベントス。第8節を終えたここまでで4勝4分けの4位に位置している。

一方で首位を走るのはミラン。6勝2分けと王者ユベントスに4ポイント差をつけており、王座奪還に燃えている。
ベルゴミ氏はイタリア『スカイ』で現時点ではミランが優勢と見解を述べ、10ゴールでここまでの得点ランキング1位となっている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの影響が大きいと話している。

「特にビッグゲームでは、ユベントスはまだ私が納得するパフォーマンスではない
「一方で、ミランはインテルとナポリに勝利している。イブラヒモビッチが私を納得させたよ。ユベントスはラツィオとローマと対戦したが、勝てなかった」

「シーズン当初からミランが上手くやれると感じていたし、彼らが4位以内に入ると思っていた。パオロ・マルディーニ(ミランのテクニカル・ディレクター)は自分が良いチームを作ったことを自覚しているはずだ」

「ミランにはピッチ上のあらゆるポジションに走れる選手がいる。彼らに対してゴールを決めるのは難しく、チームは自信に満ちている」

一方で、自身の古巣でありそのミランのライバルであるインテルについてはまだまだ改善が必要だと感じているようだ。

「彼らは間違いなく改善する必要がある。例えば、(アクラフ・)ハキミの使い方を変える必要があるのは、誰にとっても明らかだろう。彼は自分の足でボールを受け取るべきではない。さもなければ、彼はそのまま返してしまう」

「(クリスティアン・)エリクセンに関しては、DFをドリブルで突破するのに苦労している1人の選手だ。(アントニオ・)コンテが革命を起こすとは思わない」

「インテルは回復する必要があり、彼が実験をしている時間はない。もう1つの問題は、インテルのディフェンスラインだ。今シーズンは遅すぎる。後ろにスピードのある選手が居ない」

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ミランが苦しみながらもCLリーグフェーズ4連勝 解説担当の重鎮コスタクルタ「夜の終わりに満足できる結果を得た」

アレッサンドロ・コスタクルタ氏が11日、古巣ミランのツルヴェナ・ズヴェズダ戦をシンプルに総括した。 イタリアサッカー黄金期、ミラン黄金期を彩った重鎮中の重鎮、58歳のコスタクルタ氏。 氏はイタリア『スカイ』で11日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、ミランvsツルヴェナ・ズヴェズダのTV中継を解説し、試合後に古巣の戦いぶりをシンプルに総括した。 「彼ら(ミラン)は大変苦しみ、困難に陥っていた。そのような姿を見るのは残念だね」 「しかしながら、誰もがこのような苦しみを味わえるわけではない。苦しみ抜いた夜のラストに、満足できる結果を得た」 「彼らが軌道に戻ったことを評価する。(リーグフェーズ)最後の2試合で6ポイントを獲得すれば、プレーオフ回避で上位8チーム(ノックアウトフェーズ進出)に入ることになるだろう」 ミランは前半終盤にラファエル・レオンが先制点も、後半半ばにミスから同点被弾。引き分け濃厚かと思われた87分、タミー・エイブラハムが勝ち越し点を決めて、2-1で競り勝った。 これにより、リーグフェーズを2連敗発進だったミランだが、レアル・マドリー撃破を含めて4連勝。現段階で36チーム中12位の「ノックアウトフェーズプレーオフ」圏内につけている。 <span class="paragraph-title">【結果一覧】CLリーグフェーズ第6節の18試合</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Best performance? <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/kPohFY4ViQ">pic.twitter.com/kPohFY4ViQ</a></p>&mdash; UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1867144548650037665?ref_src=twsrc%5Etfw">December 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.12 19:35 Thu
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「初めてのことではない」 メニャンが人種差別被害に…プレー再開にも「勝つのが一番の対応」

ミランのフランス代表GKマイク・メニャンが反人種差別を訴えた。 20日のセリエA第21節でウディネーゼのホームに乗り込むと、3-2の逆転勝利で飾り、4連勝達成のミランだが、ゴールマウスを守ったメニャンが31分のルベン・ロフタス=チーク弾で先制した直後に相手サポーターから人種差別チャントの標的に。この状況に嫌気が差したメニャンは周囲にアピールし、試合が一時中断に入るひと幕があった。 それから約10分ほどの中断を経て、プレーを続けたメニャンだが、試合後のイタリア『スカイ』で当時を振り返り、嫌悪感を示した。 「前半に最初のゴール時にボールを取りに行こうとしたら、猿が鳴く真似の声がしたけど、何も言わなかった。そうしたら、次にボールを取りに行くと、また聞こえてきたんだ。で、第4審とベンチに事情を話した。『こんなのではフットボールなんてできない』とね」 「こういうのは初めてのことではない。彼らがやっていることは間違っていると言わざるを得ない。観客全体がというわけではない。ほとんどのファンはチームは応援したり、野次を飛ばしたりだ。それが普通だ。でも、あれは違う」 また、「僕らはとても強いグループで、家族のようなもの。みんながサポートしてくれた。勝つのが一番の対応だし、そのためにさらに頑張るという思いから戻ったんだ」とプレー続行の経緯も明かしている。 <span class="paragraph-title">【動画】メニャンが人種差別を受けたとしてプレー拒否…主審は引き下がることを認める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Mike Maignan and his AC Milan team-mates walked off the pitch briefly following abuse directed at the goalkeeper from the stands.<br><br> <a href="https://t.co/ER2PnXs7pt">pic.twitter.com/ER2PnXs7pt</a></p>&mdash; Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1748808170338672642?ref_src=twsrc%5Etfw">January 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.21 10:55 Sun

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