ユナイテッド移籍はロサーノの「夢」 選手古巣の会長が注目発言
2019.03.30 13:05 Sat
PSVに所属するメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(23)はマンチェスター・ユナイテッドでプレーする夢を抱いているようだ。イギリス『ESPN』が報じた。
2017年夏にパチューカからPSVに移籍したロサーノ。オランダの地で躍動を続けるなかで、先のロシア・ワールドカップ(W杯)でも持ち味の鋭いドリブル、テクニック、決定力を見せつけ、今夏のステップアップ移籍に注目が集まっている。
そのロサーノを巡っては、最近の報道でドルトムントやナポリのほか、ユナイテッドの関心を示しているとも…。中でも、ユナイテッドはロサーノ獲得に向け、代理人を務めるミノ・ライオラ氏と交渉をスタートさせたとみられている。
古巣パチューカのヘスス・マルティネス会長は、去就が騒がしくなりつつあるロサーノについて次のようにコメント。ユナイテッドの長年にわたる関心を認め、選手自身にとってもオールド・トラフォード行きが「夢」だと主張した。
「私が保証できるのはイルビングが16歳だった頃からユナイテッドが追っていたということ。彼らは全ての資料を持っている。彼らはそういった分野において、最高のスカウトとプロフェッショナルなクラブの1つだ」
2017年夏にパチューカからPSVに移籍したロサーノ。オランダの地で躍動を続けるなかで、先のロシア・ワールドカップ(W杯)でも持ち味の鋭いドリブル、テクニック、決定力を見せつけ、今夏のステップアップ移籍に注目が集まっている。
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「私が保証できるのはイルビングが16歳だった頃からユナイテッドが追っていたということ。彼らは全ての資料を持っている。彼らはそういった分野において、最高のスカウトとプロフェッショナルなクラブの1つだ」
「私の究極的な夢は、チャッキー(ロサーノの愛称)がユナイテッドに、エクトル(・エレーラ)がアトレティコ・マドリーにいることだ。それは私の夢であり、彼らの夢でもあるのだ」
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