24-25のプレミア昇格3枠は全て”1年での復帰組”に? レスター首位独走、序盤迷走リーズが8連勝で暫定2位

2024.02.18 17:10 Sun
プレミアに劣らぬ熱戦が繰り広げられるチャンピオンシップ
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プレミアに劣らぬ熱戦が繰り広げられるチャンピオンシップ
リーズ・ユナイテッドの勢いが止まらない。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

17日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第33節が各会場で行われ、1年でのプレミアリーグ復帰を目指すリーズは、敵地でプリマス・アーガイルに0-2と勝利した。
今季序盤は不安定な戦いが続き、2023年のラスト2試合も2連敗だったリーズ。しかし、1月1日のバーミンガム戦から始まり、これで8連勝に。昨季ボルシアMGを指揮した就任1年目のダニエル・ファルケ監督に対する賛辞も飛び交っている。

また、リーズはこの勝利で暫定ながらもサウサンプトンを抜いて2位浮上。ようやく自動昇格、1年での復帰を現実的に捉える位置まで来た格好だ。

これにより、シーズン序盤から首位を独走するレスター・シティ、2位リーズ(暫定)、3位サウサンプトンという構図が。3位は昇格プレーオフ行きとなるが、この3チームとも安定感ある戦いを続けており、昇格3枠が全て“1年での復帰組”で埋まる可能性も広がっている。
ちなみに、前述の3クラブと張り合うイプスウィッチ・タウン(4位)は3部リーグから昇格1年目。マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のDFブランドン・ウィリアムズ、元ユナイテッドのDFアクセル・トゥアンゼベが所属し、2001-02シーズン以来23季ぶりのプレミアリーグ復帰を目指している。

◆順位表(上位/2月17日時点)
1位 レスター「勝ち点78」「+43」
2位 リーズ「勝ち点69」「+35」
—自動昇格ライン—
3位 サウサンプトン「勝ち点67」「+25」
4位 イプスウィッチ「勝ち点66」「+20」
5位 WBA「勝ち点52」「+14」
6位 コベントリー「勝ち点51」「+14」
—昇格プレーオフ圏内—
7位 ノリッジ「勝ち点51」「+8」
8位 ハル・シティ「勝ち点51」「+6」

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来シーズンのプレミアリーグ昇格を争い、残りの1枠を戦っているチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ。準決勝2ndが16日に行われ、リーズ・ユナイテッドがノリッジ・シティに4-0で勝利した。 2019-20シーズンにチャンピオンシップで優勝しプレミアリーグ昇格を果たしたリーズ。しかし、3シーズンを過ごし、2022-23シーズンに19位となり降格となった。 1年での復帰を目指す中、今シーズンのチャンピオンシップでは終盤失速して3位に終わりプレーオフに回ることとなった。 対するノリッジは6位でフィニッシュ。2020-21シーズンにチャンピオンシップで優勝して昇格するも、2021-22シーズンは最下位に終わって1年で降格。2022-23シーズンはチャンピオンシップでも13位と苦労してきた。 1stレグはゴールレスドローに終わった試合。ホームでの2ndレグを迎えた自動昇格を逃したリーズは、シーズン中の勢いそのままにノリッジを圧倒。7分にはボックス手前のFKをイリア・グルエフが左足で直接ニアサイドに叩き込み先制に成功する。 ベンチも大盛り上がりとなった先制ゴール。すると20分には、ウィルフレッド・ニョントが右サイドからアーリークロスを送ると、ファーサイドに走り込んだヨエル・ピローがヘディングで合わせてリードを広げる。 反撃したいノリッジは22分にビッグチャンスを迎えるが、一対一をGKイラン・メリエがしっかりとセーブして得点を許さず。すると40分にリーズはカウンターから左サイドを崩すと、最後はジョルジニオ・ラターがボックス内から豪快に蹴り込み3点目を奪う。 前半で3点のリードを得たリーズは余裕を持ってプレー。後半も何度もノリッジゴールに迫っていくが、GKのビッグセーブに阻まれて追加点を奪えない。 それでも68分、ニョントのシュートはGKアンガス・ガンにセーブされるも、こぼれ球をジュニオル・フィルポがつないで、最後はクリセンシオ・サマーフィルーが流し込み4点目。そのまま逃げ切り、4-0で圧倒。ダニエル・ファルケ監督にとっては、古巣との対戦を制し、プレミアリーグ昇格まであと1つに迫った。 なおプレーオフ準決勝のもう1試合は、サウサンプトンvsウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)で行われる。 リーズ・ユナイテッド 4-0 ノリッジ・シティ 【得点者】 1-0:7分 イリア・グルエフ(リーズ) 2-0:20分 ヨエル・ピロー(リーズ) 3-0:40分 ジョルジニオ・ラター(リーズ) 4-0:68分 クリセンシオ・サマーフィル(リーズ) <span class="paragraph-title">【動画】リーズが1年でのプレミア復帰へあと1つ!ノリッジを圧倒</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tUcnrWxPaq4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.17 13:50 Fri

リーズがプレミア返り咲きならカルヴァン・フィリップスに救いの手?

イングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)にリーズ・ユナイテッド復帰の可能性だ。 昨季加入のマンチェスター・シティでは思うように活躍できず、今年1月からウェストハムにローン移籍中のフィリップス。デイビッド・モイーズ監督のもとではここまで公式戦9試合で使われるが、失点に絡むなど、一部サポーターの槍玉にも上がる。 ウェストハムはすでにローン契約終了とともに返却を決め、シティに戻っても居場所なしといわれるなか、イギリス『デイリー・メール』によると、古巣が状況次第だが、再獲得しうるという。 リーズは今季のチャンピオンシップでプレミアリーグ復帰を果たせば、シティが求める3000万ポンド(約57億5000万円)の支払いにこそ難色を示すが、ローン契約での連れ戻しを検討しているそうだ。 ダニエル・ファルケ監督が率いるリーズはシーズン終盤のチャンピオンシップで優勝位争いを演じ、首位イプスウィッチ・タウンFCと2ポイント差の3位に位置。自動昇格圏の2位レスター・シティとも1ポイント差だ。 プレミアリーグ返り咲きなら夏の補強に力を入れる考えで、実績十分のフィリップス再獲得にも前向きとされるリーズだが、果たして。 2024.04.16 11:05 Tue

9連勝で自動昇格圏浮上! 2部リーズが最大1億ポンドの補強資金にメドか

リーズ・ユナイテッドがプレミアリーグ復帰への準備を加速させているという。 リーズは昨シーズンのプレミアリーグで19位に沈み、今シーズンからチャンピオンシップ(イングランド2部)にて再出発。開幕から昨年末にかけては5〜8位あたりが定位置だった。 ところが、年が明けてから連勝に次ぐ連勝、1月1日から9連勝を達成し、いつの間にか自動昇格圏の2位まで駆け上がっていた。 直近の第34節では、序盤戦から首位を独走してきた“同期降格”のレスター・シティに3-1と勝利し、勝ち点差を「6」まで縮めることに成功。残り12試合あること、そして現在の勢いを考慮すれば、優勝+自動昇格も現実的な目標だ。 そのためか、クラブはプレミアリーグ復帰を前提とした予算立てに動いているようだ。 イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リーズ関係筋の話として、プレミアリーグ復帰なら7500万〜1億ポンド(約143億〜190億8000万円)の補強資金をダニエル・ファルケ監督に与えるメドが立っているという。 「プレミアリーグ昇格」とは、TV放映を中心とした広告収入・興行収入などの激増を意味するもの。チャンピオンシップでとはケタ違いの予算を組むことが可能なのだ。 また、リーズは昨夏より米国「49ers Enterprises」が株式100%を取得。多額の資金提供により、現段階でそれなりに潤っているとされる。 プレミア復帰ならイングランド代表MFカルヴァン・フィリップス(28)の買い戻しも叶いそうだ。 2024.02.27 14:50 Tue

“プロ意識”問題視で若手DFをトッテナムへ返却…1部復帰目指すリーズのファルケ監督にサポが不満

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2部リーズ“脱出”を切望する19歳ニョント、序列も低下で1月の新天地行き待ったなしか

イタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)が、リーズ・ユナイテッド“脱出”を待ち焦がれているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 昨年6月に18歳でA代表デビューを果たしたのがキッカケとなって注目度が急上昇し、スイス1部のチューリッヒからプレミアリーグのリーズへと完全移籍したニョント。経験値の浅い年齢を考慮すれば、リーズはステップアップ先として悪くない選択肢だ。 加入から2〜3カ月もするとスタメン起用が増え、本職のウイングのみならず、トップ下やセンターフォワードとしての経験も積み、昨シーズンは公式戦33試合の出場で5ゴール4アシストという数字をマーク。一見すると、悪くない欧州5大リーグ1年目だったように思える。 だが、プレミアリーグ38試合で78失点を喫したリーズはチャンピオンシップ(イングランド2部)降格の憂き目に。これにより、1年での“脱出”を試みたニョントだが、リーズは獲得に本腰を入れたエバートンのオファーを門前払い。イタリア代表の常連組は2部リーグでプレーすることとなった。 来年1月の移籍市場に向けては、引き続きエバートンが獲得を諦めていないとされ、イギリス『TeamTalk』によると、ローマ&ラツィオもニョントに関心。前途有望な若武者は2部リーグにいても一定の人気を誇るようだ。 何よりニョント本人が一刻も早いリーズ脱出、2部リーグ脱出を切望。1部リーグでプレーするという希望に、来夏のユーロ2024におけるイタリア代表メンバー選出が念頭にあるのは言うまでもない。 また、ダニエル・ファルケ監督からも重宝されていないようで、3日に行われたレスター・シティとの大一番(1◯0)では90分から途中出場。リーグ戦直近4試合のスタメン出場は1試合のみで、指揮官は来年1月の放出を見据えてか、ニョントを引き続きサブ組に置くつもりとみられている。 2023.11.07 21:50 Tue

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