バルセロナが“お得意様”マジョルカに痛恨ドロー…フェルミンに初ゴール生まれるもリーグ連勝が「5」でストップ【ラ・リーガ】

2023.09.27 06:38 Wed
Getty Images
ラ・リーガ第7節、マジョルカvsバルセロナが26日にエスタディ・デ・ソン・モイシュで行われ、2-2のドローに終わった。

前節のセルタ戦では後半終盤まで2点のビハインドを背負う絶体絶命の窮地に追い込まれるも、レヴァンドフスキのドブレーテに、カンセロの値千金の土壇場逆転ゴールによって劇的な3-2の逆転勝利を収めたバルセロナ。

レアル・マドリーの開幕連勝ストップによって今季初めて首位に浮上したブラウグラナは、16位のマジョルカ相手に6連勝を狙った。チャビ監督は中2日のアウェイゲームに向け前節から先発5人を変更。負傷離脱のフレンキー・デ・ヨングの代役にガビを起用したほか、クンデとクリステンセン、レヴァンドフスキ、マルコス・アロンソをベンチに置き、初先発のイニゴ・マルティネスやアラウホ、バルデ、ハフィーニャを起用した。
フェラン・トーレスをレヴァンドフスキの代役に最前線で起用したバルセロナが、いかに後ろ重心のマジョルカの守備を破るかに注目が集まった立ち上がり。しかし、試合は思わぬ形の入りとなる。

8分、GKテア・シュテーゲンからロメウのパスがずれたところをアントニオ・サンチェスが引っかけてマジョルカがショートカウンターを発動。ボックス右からの折り返しは一度DFに撥ね返されたが、こぼれを再びアントニオ・サンチェスが頭でボックス中央に流すと、これに反応したムリキが冷静に左足で蹴り込み、3試合連続ゴールとした。
連係ミスからいきなりビハインドを背負ったバルセロナはすぐさま反撃を開始。好調フェリックスの左サイドを起点にチャンスを窺うが、球際でかなりハードなプレーを見せるマジョルカの守備に苦戦。アタッキングサードで幾度か仕掛けのパスやコンビネーションプレーを仕掛けるが、なかなかうまくいかない。

球際の激しい接触プレーを流す傾向にある判定基準にも苛立ちを募らすアウェイチームは、前半半ばを過ぎても攻撃の糸口を掴めない。それでも、38分にガビとフェランの連携で最初の決定機を作り出すと、個人技で同点に追いつく。

41分、右サイドから縦への仕掛けを見せたカンセロがボックス手前で止められるが、浮いたルーズボールに反応したハフィーニャがスムーズなファーストタッチからのカットインで左足を一閃。低弾道の鋭いシュートがゴール左下隅の完璧なコースを射抜いた。

良い時間帯に追いついたバルセロナは勢いに乗って逆転に迫る。45分には相手のゴールキックをガビ、フェランと繋いでハフィーニャが完璧に背後へ抜け出す。だが、最後のところで力が入り過ぎてシュートを大きくふかす。その2分後にはギュンドアンからの絶妙なスルーパスを起点にポケットを取ったハフィーニャのマイナスパスをフェリックスがダイレクトシュート。これが枠の左隅へ向かうが、GKライコビッチのビッグセーブに阻まれた。

すると、チャンスの後にピンチあり。前半アディショナルタイム3分にはGKライコビッチのゴールキックを競り勝ったムリキが背後のスペースへ流すと、これに抜け出したアブドンが間合いを詰めたGKテア・シュテーゲンの寸前で絶妙な右足ワンタッチシュートを放つと、これがゴールネットを揺らす。そして、前半の入りと終わりでスコアが動いた試合はホームチームの1点リードでの折り返しとなった。

後半も同じメンバーで臨んだバルセロナは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。55分にはボックス手前で仕掛けたフェリックスが鋭い右足のシュートを放つが、これは右ポストの外側を掠める。

この直後の58分にフェランを下げて公式戦5戦連発中のレヴァンドフスキを投入したバルセロナ。さらに、64分にはロメウとフェリックスを下げてフェルミン・ロペスとラミン・ヤマルのカンテラーノ2人を同時投入。すると、ヤマルはほぼファーストプレーでボックス右に鋭いドリブルで侵入し、DFコペテとの接触でPKを獲得。だが、オンフィールド・レビューの介入が入ると、接触はなかったとしてPKは取り消しに。

それでも、一連の交代で攻撃にリズムが生まれたアウェイチームは75分に追いつく。右サイドで内側に切り込んだヤマルがボックス右に走り込むハフィーニャにスルーパスを通す。ハフィーニャが右足で折り返しを入れると、手前のレヴァンドフスキが完璧なスルー。その後方でドフリーとなったフェルミン・ロペスが右足のシュートを冷静に流し込み、値千金のラ・リーガ初ゴールとした。

この直後にイニゴ・マルティネスを下げてクンデを投入し、全体を押し上げて逆転ゴールを目指していくバルセロナ。だが、フレッシュな選手の投入と前線でタメを作るムリキらを起点にマジョルカも防戦一方の展開にはさせない。

その後、7分が加えられた後半最終盤の攻防ではヤマルとカンセロの右サイドを起点にレヴァンドフスキに2度のチャンスが訪れたが、相手守備の身体を張った対応もあって2試合連続の劇的逆転とはならず。

この結果、11連勝中だったお得意様マジョルカ相手にドロー止まりのバルセロナは、リーグ連勝が「5」でストップすると共にわずか1節で首位の座を明け渡すことが濃厚となった。

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