圧巻のムバッペ&メッシが共にメモリアル弾! 今季3度目のル・クラスィクに完勝の首位PSGが2位以下に8pt差《リーグ・アン》
2023.02.27 06:42 Mon
リーグ・アン第25節、マルセイユvsパリ・サンジェルマン(PSG)が26日にスタッド・ヴェロドロームで行われ、アウェイのPSGが0-3で完勝した。
前節、リールとの激闘をメッシの土壇場直接FK弾で4-3と勝ち切った首位のPSG(勝ち点57)。公式戦連敗をストップしたガルティエのチームは、今季公式戦1勝1敗の宿敵との“ル・クラスィク”で連勝での首位固めを狙った。リール戦からは先発2人を変更し、負傷のネイマールがメンバー外となった一方、ムキエレとマルキーニョスが復帰。メッシとムバッペを2トップに配した[3-5-2]に布陣を変えた。
一方、首位チームを勝ち点5差で追う2位のマルセイユは、今月初めにニースに9戦ぶりの敗戦を喫したが、以降はクレルモン、トゥールーズに勝ち切ってバウンスバックに成功。今回のホームゲームでは直近のクープ・ドゥ・フランスに続く宿敵撃破を目指した。
5ポイント差で迎えた今季3度目のル・クラスィクは、立ち上がりから頂上決戦に相応しい緊迫感のある攻防が続いていく。そういった中、アウェイチームにいきなりのアクシデントが発生。カウンターを受けた際にロングスプリントしたキンペンベが太ももを負傷。プレー続行不可能となったフランス代表DFは担架に乗せられてピッチを後にし、16分にダニーロ・ペレイラが緊急投入された。
キンペンベの再離脱によって動揺が見受けられるPSGに対して、マルセイユはカウンターを起点に幾つか良い形の仕掛けを見せる。だが、最後の局面で粘る相手の守備を崩し切るまでには至らない。
ムバッペの得点ランキング単独トップとなる今季16点目で先制に成功したパリの巨人は、直後の29分に今度はメッシが魅せる。ハーフウェイライン付近でルーズボールを回収したヌーノ・メンデスとのパス交換で左サイドのスペースに飛び出したムバッペがタメを作って中の攻め上がりを促す。そして、DFバイリーの股間を抜く絶妙なグラウンダーパスを供給すると、タイミング良くゴール前に走り込んだメッシが難なく流し込み、クラブキャリア通算700ゴールを達成した。
この連続ゴールによって一気に流れを引き寄せたアウェイチームは、ここからイケイケの展開に。強引な攻めが目立つマルセイユの攻撃を引っかけたカウンター、連動性を欠き始めた相手のプレスをうまくいなしてボールを前進。両エースが前向きの仕掛けを増やす中、ボックス内で幾度も決定機を創出。だが、GKパウ・ロペスの勇敢な飛び出しなどに阻まれて3点目奪取には至らず。それでも、前半終了間際のサンチェスの直接FKを守護神ドンナルンマが好守で凌ぎ切り、2点リードでハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も立ち上がりはイーブンの状況がしばらく続いたが、手が付けられないメガクラックコンビが三度魅せる。55分、自陣低い位置からの繋ぎから中央で縦パスを受けたファビアン・ルイスが中央を豪快に持ち上がって局面を打開。左サイドのムバッペにボールが渡ると、サポートに入ったメッシに預けてボックス内への侵入を試みたフランス代表FWにDF4枚を無効化する圧巻の浮き球パスが出る。これを見事な左足ボレーで決め切ったムバッペは、エディンソン・カバーニが持つクラブ最多得点記録の200ゴールに並んだ。
両エースのメモリアルゴールによって勝利に大きく近づいたアウェイチームは、負傷明けのムキエレを下げてザイール=エメリを投入。以降もムバッペのハットトリックに迫るミドルシュートやメンデスの果敢な攻撃参加で追加点を目指す。
一方、ホームで屈辱の展開となったマルセイユは後半に入ってサンチェスに2度のチャンスが訪れたが、GKドンナルンマのビッグセーブなどに阻まれて一矢報いるゴールを奪えない。65分過ぎにはバイリーを下げてクラウスを投入し、よりリスクを冒して前に出ていく。
その後、試合終盤にかけてはメッシやヴェッラッティを中心にうまくゲームを落ち着かせたPSGが、終盤の3枚替えで勝負に出たホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切り敵地で3-0の完勝。ワンサイドゲームとなった今季3度目のル・クラスィクを制して、2位以下に8ポイント差を付けることに成功した。
前節、リールとの激闘をメッシの土壇場直接FK弾で4-3と勝ち切った首位のPSG(勝ち点57)。公式戦連敗をストップしたガルティエのチームは、今季公式戦1勝1敗の宿敵との“ル・クラスィク”で連勝での首位固めを狙った。リール戦からは先発2人を変更し、負傷のネイマールがメンバー外となった一方、ムキエレとマルキーニョスが復帰。メッシとムバッペを2トップに配した[3-5-2]に布陣を変えた。
一方、首位チームを勝ち点5差で追う2位のマルセイユは、今月初めにニースに9戦ぶりの敗戦を喫したが、以降はクレルモン、トゥールーズに勝ち切ってバウンスバックに成功。今回のホームゲームでは直近のクープ・ドゥ・フランスに続く宿敵撃破を目指した。
キンペンベの再離脱によって動揺が見受けられるPSGに対して、マルセイユはカウンターを起点に幾つか良い形の仕掛けを見せる。だが、最後の局面で粘る相手の守備を崩し切るまでには至らない。
一方、立ち上がり以降は耐える時間帯が続いたPSGだったが、世界屈指のアタッキングユニットが圧倒的な個の力で戦局を一気に一変させた。まずは25分、自陣深くからマルキーニョスが入れた縦パスをハーフウェイライン付近のヴィティーニャが丁寧にマイナスに落とすと、前向きにボールを引き取ったメッシが背後を狙うムバッペへ絶妙なスルーパスを通す。そのままボックス右に持ち込んだ背番号7がゴール左隅へ右足のシュートを流し込んだ。
ムバッペの得点ランキング単独トップとなる今季16点目で先制に成功したパリの巨人は、直後の29分に今度はメッシが魅せる。ハーフウェイライン付近でルーズボールを回収したヌーノ・メンデスとのパス交換で左サイドのスペースに飛び出したムバッペがタメを作って中の攻め上がりを促す。そして、DFバイリーの股間を抜く絶妙なグラウンダーパスを供給すると、タイミング良くゴール前に走り込んだメッシが難なく流し込み、クラブキャリア通算700ゴールを達成した。
この連続ゴールによって一気に流れを引き寄せたアウェイチームは、ここからイケイケの展開に。強引な攻めが目立つマルセイユの攻撃を引っかけたカウンター、連動性を欠き始めた相手のプレスをうまくいなしてボールを前進。両エースが前向きの仕掛けを増やす中、ボックス内で幾度も決定機を創出。だが、GKパウ・ロペスの勇敢な飛び出しなどに阻まれて3点目奪取には至らず。それでも、前半終了間際のサンチェスの直接FKを守護神ドンナルンマが好守で凌ぎ切り、2点リードでハーフタイムを迎えた。
互いに選手交代なしで臨んだ後半も立ち上がりはイーブンの状況がしばらく続いたが、手が付けられないメガクラックコンビが三度魅せる。55分、自陣低い位置からの繋ぎから中央で縦パスを受けたファビアン・ルイスが中央を豪快に持ち上がって局面を打開。左サイドのムバッペにボールが渡ると、サポートに入ったメッシに預けてボックス内への侵入を試みたフランス代表FWにDF4枚を無効化する圧巻の浮き球パスが出る。これを見事な左足ボレーで決め切ったムバッペは、エディンソン・カバーニが持つクラブ最多得点記録の200ゴールに並んだ。
両エースのメモリアルゴールによって勝利に大きく近づいたアウェイチームは、負傷明けのムキエレを下げてザイール=エメリを投入。以降もムバッペのハットトリックに迫るミドルシュートやメンデスの果敢な攻撃参加で追加点を目指す。
一方、ホームで屈辱の展開となったマルセイユは後半に入ってサンチェスに2度のチャンスが訪れたが、GKドンナルンマのビッグセーブなどに阻まれて一矢報いるゴールを奪えない。65分過ぎにはバイリーを下げてクラウスを投入し、よりリスクを冒して前に出ていく。
その後、試合終盤にかけてはメッシやヴェッラッティを中心にうまくゲームを落ち着かせたPSGが、終盤の3枚替えで勝負に出たホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切り敵地で3-0の完勝。ワンサイドゲームとなった今季3度目のル・クラスィクを制して、2位以下に8ポイント差を付けることに成功した。
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解説を務めるジェイミー・キャラガー氏が、自身のインスタグラムにFWリオネル・メッシからあるダイレクトメッセージが届いていたことを明かした。 以前、昨夏のメッシのパリ・サンジェルマン移籍について否定的な意見を口にしていたキャラガー氏。すでに全盛期は過ぎた選手だとして「パリにとってスマートな契約ではない」とコメントしていた。 これに噛み付いたバロンドーラーは、キャラガー氏のインスタグラムに「ドンキーめ」と、ダイレクトメッセージで悪口を送っていたという。イギリス『スカイ・スポーツ』の番組内で明らかにしている。 「メッシ本人からだった。内容は見せないが、基本的には私をドンキーと揶揄するものだった」 「この番組を見てくれているといいんだが、メッシ、私は絶対に君を愛しているよ」 「史上最高の選手だ。そんな君と比べれば、私はドンキーかもしれない。それは認めよう」 「ただメッシ、君は(2021年の)ベストイレブンには入れない。プレー時間が足りない。コパ・アメリカを制したとしても、モハメド・サラーより優れていたとは思わない」 2022.01.22 20:15 Sat4
「君は私が嫌いな選手の原型」、L・エンリケは追放したヴェッラッティのライフスタイルを問題視
パリ・サンジェルマン(PSG)からカタールのアル・アラビへと完全移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)だが、パリを追われた背景にはライフスタイルの問題があったようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 2012年夏にペスカーラからPSGへと完全移籍したヴェッラッティ。以降は11年間在籍し、クラブ史上2位となる公式戦416試合に出場。在籍期間にビッグイヤー獲得はならずも、30個もの国内タイトル獲得に貢献してきた。 ただ、今シーズンから就任したルイス・エンリケ監督の下では完全に構想外となり、開幕からベンチ外が続いて先月13日にカタールへ新天地を求めることになった。 その構想外の経緯に関しては、近年稼働率の低さや高年俸、クラブとして世代交代が必要だったなどいくつかの原因が語られてきたが、一番の問題は同選手のライフスタイルの問題にあったようだ。 『Le Parisien』によると、ルイス・エンリケ監督は当初、ヴェッラッティのプレースタイルやピッチ上でのパフォーマンスを気に入っていたようだが、リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏や既存のスタッフからの評判、プレシーズンの短期間での仕事を通じて、同選手のプロフェッショナリズムやライフスタイルの問題を把握したという。 そして、イタリア代表MFに構想外を言い渡した際には、「君は私が嫌いなプレーヤーの原型だ」との過激な言葉を伝えていたとのことだ。 ヴェッラッティは以前から体重管理の問題、過度な喫煙や飲酒といった素行面が不興を買っており、それがスペイン人指揮官の下での構想外に繋がったようだ。 2023.10.04 23:08 Wed5
