ホッフェンハイム選手がカップ戦ボーナス放棄…気になる使い道はパデル?

2022.10.20 00:20 Thu
Getty Images
ホッフェンハイムの選手たちがDFBポカールのボーナスを放棄し、クラブのトレーニング施設にパデルコート2面を建設する資金を援助する決断を下した。『Get German Football News』が伝えている。

ホッフェンハイムは18日に行われたDFBポカール2回戦のシャルケ戦に5-1で圧勝。3回戦進出を決定した。

これにより、選手たちは勝ち抜けによるボーナスをクラブから受け取ることになるが、選手サイドはこのボーナスを放棄し、選手やスタッフだけでなく全従業員が余暇を楽しむためのパデルコート2面を建設する費用を援助する決断を下した。
ちなみに、パデルはテニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技。2対2のダブルスのみでプレーし、コートのサイズは20×10メートルの大きさとなっている。

同クラブでキャプテンを務めるドイツ人DFベンヤミン・ヒュブナーは、今回の決断について以下のように説明している。
「コロナの影響でボーナス制度に問題が生じて、僕らは以前にお金を諦めた。だけど、今年に入ってクラブは再びボーナスの可能性を示唆していたんだ」

「それで僕らは少しクレイジーになって、この優れたアイデアを思いついたんだ。プレーヤーやスタッフにもパデルを好きな人がたくさんいるんだ」

また、クラブを率いるアンドレ・ブライテンライター監督は、「自分たちだけでなく、全従業員が自由な時間にパデルをする機会を提供するために、カップ戦ボーナスを完全に放棄するというのは、チームの信じられないような振る舞いだよ」と、選手たちの行動を称賛している。

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