首位の横浜FMが2位の川崎Fを突き放せずのゴールレス…アンデルソン・ロペスの恩返し弾も幻に【明治安田J1第30節】
2022.09.18 16:24 Sun
明治安田生命J1第30節の横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌が18日に日産スタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。
前節は京都サンガF.C.を2-1で破り、3連勝となった首位の横浜FM。2位の川崎フロンターレが前日の柏レイソル戦でドローに終わり、勝ち点差を広げるチャンスとなった一戦に向けては、累積警告によって出場停止となったエドゥアルドに代わり、角田がセンターバックの位置で先発した。
対する11位の札幌は前節、4-0でジュビロ磐田に快勝で連勝。今節はガブリエル・シャビエルがトップ起用、菅が3バックの一角に入るなど、普段とは異なった配置で臨む。
大雨が降りしきる中でキックオフを迎えた一戦。立ち上がりから両チームがサイド攻撃を中心にゴールに迫るアグレッシブな展開の中、最初に決定機を迎えたのはホームの横浜FMだった。9分、敵陣左サイド浅い位置でのスローインから、古巣戦のアンデルソン・ロペスが中央でフリックすると、反応した渡辺が右に展開する。ボックス右でフリーとなっていた水沼がボールを受けて右足を振り抜くが、惜しくも右に外れた。
勢いを強める横浜FMは17分にもマルコス・ジュニオールとのワンツーでボックス右まで攻め込んだ水沼がゴールに前にふわりとしたクロスを供給。これにアンデルソン・ロペスが頭で合わせようとするが、うまくミートできず、左肩に当たったボールがゴールへと向かい、クロスバーを叩いた。
44分にもアウェイチームに惜しいシーン。ボックス内での空中戦のこぼれ球を拾った菅がボックス手前にバックパス。これに反応した高嶺が左足のクロスを上げ、ゴール前に飛び込んだ岡村が頭で合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれる。
ゴールレスで前半を終えた中、ハーフタイムには両チームがメンバーを変更。横浜FMは藤田を、札幌は興梠を起用し、先制点を狙う。
前半も幾度となく決定機を迎えていた横浜FMだが、56分についにゴールネットを揺らす。ボックス左手前に獲得したFKの場面で永戸の放った低い弾道のボールは一度跳ね返されるも、こぼれ球をボックス左で拾ったエウベルが中央へ送る。このボールを巡ってゴール前は混戦となるが、最後はアンデルソン・ロペスがゴールに押し込んだ。しかし、シュートの直前のプレーで藤田が相手選手の足を踏んでしまっており、VARが介入した結果これがファウルの判定に。得点は取り消しとなった。
後半に入って大きなチャンスを作れていなかった札幌だが、77分には金子が一人で局面を打開。ルーカス・フェルナンデスのパスを敵陣右サイド浅い位置で受けると、ボックス手前中央まで切り込んで左足を振り抜いたが、鋭いボールは相手GKの横っ飛びによって処理されてしまう。
終盤を迎え、札幌がアウェイでの1ポイント獲得に向けてゆっくりと時間を使うのに対して、横浜FMはゴールを目指して攻撃を展開。しかし、前線のコンビネーションがうまくかみ合わず、フィニッシュまで至らない。
そのまま時間は進み、0-0のまま試合終了。2位川崎を相手にタイトルを争う横浜FMにとっては足踏みとなる痛いドローとなった。
横浜F・マリノス 0-0 北海道コンサドーレ札幌
前節は京都サンガF.C.を2-1で破り、3連勝となった首位の横浜FM。2位の川崎フロンターレが前日の柏レイソル戦でドローに終わり、勝ち点差を広げるチャンスとなった一戦に向けては、累積警告によって出場停止となったエドゥアルドに代わり、角田がセンターバックの位置で先発した。
対する11位の札幌は前節、4-0でジュビロ磐田に快勝で連勝。今節はガブリエル・シャビエルがトップ起用、菅が3バックの一角に入るなど、普段とは異なった配置で臨む。
勢いを強める横浜FMは17分にもマルコス・ジュニオールとのワンツーでボックス右まで攻め込んだ水沼がゴールに前にふわりとしたクロスを供給。これにアンデルソン・ロペスが頭で合わせようとするが、うまくミートできず、左肩に当たったボールがゴールへと向かい、クロスバーを叩いた。
ここまで押され気味の札幌だったが、23分に速攻を展開。岡村の自陣からのロングボールでボックス右に抜け出した金子が後方にパスを出す。走り込んできた田中がダイレクトで強烈な右足シュートを放つも、正面に飛んでしまい、相手GKに処理される。
44分にもアウェイチームに惜しいシーン。ボックス内での空中戦のこぼれ球を拾った菅がボックス手前にバックパス。これに反応した高嶺が左足のクロスを上げ、ゴール前に飛び込んだ岡村が頭で合わせるも、相手GKの好セーブに阻まれる。
ゴールレスで前半を終えた中、ハーフタイムには両チームがメンバーを変更。横浜FMは藤田を、札幌は興梠を起用し、先制点を狙う。
前半も幾度となく決定機を迎えていた横浜FMだが、56分についにゴールネットを揺らす。ボックス左手前に獲得したFKの場面で永戸の放った低い弾道のボールは一度跳ね返されるも、こぼれ球をボックス左で拾ったエウベルが中央へ送る。このボールを巡ってゴール前は混戦となるが、最後はアンデルソン・ロペスがゴールに押し込んだ。しかし、シュートの直前のプレーで藤田が相手選手の足を踏んでしまっており、VARが介入した結果これがファウルの判定に。得点は取り消しとなった。
後半に入って大きなチャンスを作れていなかった札幌だが、77分には金子が一人で局面を打開。ルーカス・フェルナンデスのパスを敵陣右サイド浅い位置で受けると、ボックス手前中央まで切り込んで左足を振り抜いたが、鋭いボールは相手GKの横っ飛びによって処理されてしまう。
終盤を迎え、札幌がアウェイでの1ポイント獲得に向けてゆっくりと時間を使うのに対して、横浜FMはゴールを目指して攻撃を展開。しかし、前線のコンビネーションがうまくかみ合わず、フィニッシュまで至らない。
そのまま時間は進み、0-0のまま試合終了。2位川崎を相手にタイトルを争う横浜FMにとっては足踏みとなる痛いドローとなった。
横浜F・マリノス 0-0 北海道コンサドーレ札幌
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
8月のACLセントラル開催に立候補、Jリーグ野々村芳和チェアマン「日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないか」
Jリーグは31日、第5回理事会を開催。その後に記者会見を行った。 今回の理事会では、声出し応援の段階的導入の試合が決定したことや、百年構想クラブの審査結果、また、競技規則の適用ミスとなった試合の取り扱いなどが決議された。 様々な決議事項があった中、野々村芳和チェアマンは、5月31日が日韓ワールドカップ(W杯)開幕からちょうど20周年であることに触れ、「森島さん、宮本さんが20年経ったねということから理事会が始まりました」と、理事会に出席したメンバーであり、当時大会に出場していた森島寛晃氏、宮本恒靖氏と、当時を懐かしんだとコメント。「歳をとったねということと、サッカーも前に進んでいるよねという話になりました」と、20年経っての今を考えさせられたとした。 その中で、弾丸でチャンピオンズリーグ(CL)のリバプールvsレアル・マドリーの決勝を観に行ったと明かし、「CL決勝を弾丸で見に行きました。パリは日本人の我々がいくと、コロナがどこに行ったんだというぐらいでした」と環境の違いについてコメント。「スタジアムの雰囲気は、盛り上がることは当然ですが、サッカーにおけるサポーターの皆さんの存在は本当に大きいなと感じて帰ってきました」と、改めてサポーターのありがたさを感じられたとした。 また、会見の中ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)について言及。川崎フロンターレは敗退したものの、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸の3チームが勝ち上がっている。 8月には東地区はラウンド16から準決勝までがセントラル開催される予定だが、開催地が未定となっていた。 野々村チェアマンは「ACLの次のステージはセントラル開催になる。日本のサッカー界として、ACLでチャンピオンを目指すという気持ちも含めて、日本でセントラル開催をすることを検討しています」とコメント。アジアサッカー連盟(AFC)に対して、日本が立候補したことを明かした。 今回の立候補した理由については「Jリーグとしてどういうサポートができるかということも考えると、日本でやった方が勝つ確率を挙げられるのではないかということ」と、Jリーグ勢が勝ち上がるための環境を作りたいということを挙げた。 また、日韓W杯以来、東京オリンピックは行ったものの、大規模なサッカーの国際大会は開催されていない。 野々村チェアマンは「日本の国内において、それなりのサイズの国際大会をたくさんやっているわけではないです。(W杯から)20年たって、若いスタッフが増えた中で、国際大会を経験するのはクラブにもリーグにも将来必ず役に立つということで、費用は多少かかってもトライしたいというところです」と語り、日本が大きな大会を実施できることを示したいという狙いもあるようだ。 2022.05.31 19:22 Tue5