【ラ・リーガ シーズンプレビュー】盤石王者マドリーに積極補強バルサが挑む! 久保建英は新天地で勝負の1年目

2022.08.12 20:00 Fri
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2022-23シーズンのラ・リーガが8月12日(金)に開幕を迎える。昨シーズンはバルセロナアトレティコ・マドリーの大きな躓きもあり、シーズンを通して安定感際立ったレアル・マドリーが2シーズンぶり35度目の優勝を果たした。だが、今シーズンはその王者と、物議醸す大型補強を敢行したバルセロナとの壮絶な一騎打ちが期待されるところだ。

◆的確補強で大本命もエースのバックアップ不在が唯一の懸念~レアル・マドリー~
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ディフェンディングチャンピオンにして、昨季のチャンピオンズリーグ(CL)王者でもあるレアル・マドリーが今季もタイトルレースの大本命だ。

昨季はDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランら長らくディフェンスラインを支えた重鎮の退団によって、守備面に不安を抱えて臨んだシーズンだったが、新加入DFアラバの圧倒的な存在感、DFミリトンの急成長、守護神クルトワのハイパフォーマンスによって、その課題をクリア。さらに、黄金の中盤による圧倒的な構成力、FWヴィニシウスのゴールスコアラーとしての覚醒により、破壊力を増した攻撃陣と、対戦相手に全く隙を与えない安定した戦いぶりで、余裕を残して優勝を決めた。
アンチェロッティ体制2年目で臨む今季に向けては前カピタンのマルセロやMFイスコ、FWベイル、FWヨビッチら控えメンバーが退団し、次代のフットボール界を担う逸材MFチュアメニ、チェルシーでワールドクラスに成長したDFリュディガーの2選手を補強。ディフェンスラインと中盤にクオリティと厚みを加えた。これにより、中盤ではMFバルベルデ、加入2年目のMFカマヴィンガを含めた質の高いターンオーバー、ディフェンスラインではDFアラバの左サイドバック起用が可能となった。

開幕前に行われたフランクフルトとのUEFAスーパーカップに完勝し、すでに今季初タイトルを獲得したエル・ブランコは、シーズン6冠達成に向けて最高の滑り出しを見せた。だが、史上初となるワールドカップ開催に伴うシーズン途中の中断と共に、エースFWベンゼマのバックアップ不在が唯一の懸念材料だ。
今夏の移籍市場では一時は獲得確実と見られたFWムバッペに加え、以前からターゲットにしていたFWハーランドという次代のバロンドール候補の獲得に失敗。また、ペレス会長、アンチェロッティ監督共に補強終了を明言しており、ベイル、ヨビッチが退団したセンターフォワードの選手層はより薄くなっている。イタリア人指揮官はFWアザールのファルソ・ヌエベ(偽9番)起用やFWロドリゴ、FWマリアーノを不在時に起用する意向だが、仮に昨季のピチーチ受賞FWが長期離脱を強いられれば、一転して厳しい戦いを強いられる。

とはいえ、ディフェンスラインの安定、世界屈指の中盤の存在、ヴィニシウス、ロドリゴの伸びしろを考えれば、大崩れする可能性は限りなく低い。慌てず騒がず、的確に采配を振るう百戦錬磨の指揮官の手腕を含め、今季もリーグタイトル争いを牽引するはずだ。

◆未来を担保に超大型補強で覇権奪還期す~バルセロナ~
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昨季の屈辱のシーズン無冠からの巻き返しを図り、今夏に物議を醸す大型補強を敢行したバルセロナがレアル・マドリーの対抗だ。

前経営陣による放漫経営のツケを払い、昨夏にFWメッシが電撃退団するなど大混乱に見舞われたバルセロナ。ロナルド・クーマン前監督の下では乏しい戦力、指揮官の求心力低下で不安定な戦いに終始した結果、昨年11月にチャビ監督を新指揮官に招へい。レジェンドによる戦術面の原点回帰、今冬の大型補強により息を吹き返したチームは、ヨーロッパリーグ(EL)での屈辱的な敗退はあったものの、ライバルの取りこぼしが目立つ中で順調に勝ち点を積み重ねて最低限のノルマだった2位フィニッシュに成功した。

2018–19シーズンの優勝から3シーズン遠ざかるラ・リーガ制覇に向け、捲土重来を期すブラウグラナは、引き続き深刻な財政難に喘ぐ中で今後のテレビ放映権の25%、クラブ子会社の一部株式売却などで6億ユーロ以上の資金を調達。これにより、FWレヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFクンデを高額な移籍金で、DFクリステンセン、MFケシエをフリートランスファーで獲得。さらに、DFマルコス・アロンソやMFベルナルド・シウバの獲得に動いているとの報道もある。

プレシーズンではレヴァンドフスキやハフィーニャがMFペドリ、FWデンベレらと好連携を見せるなど、攻撃陣を中心に好調を維持。DFアラウホやFWアンス・ファティ、MFガビら自慢の若手も更なる成長の兆しを見せており、ピッチ内においては躍進に向けてポジティブな材料の宝庫だ。

その一方で、DFユムティティやFWブラースヴァイトら余剰人員の整理の遅れ、ラ・リーガのサラリーキャップに対するクラブサイドの見積もりの甘さにより、開幕直前にも関わらず、新戦力や契約更新を行ったMFセルジ・ロベルト、デンベレが登録できずにいる点は大きな懸念だ。ラポルタ会長を含むクラブ首脳陣はギリギリでの登録を楽観視するが、子会社の株式の追加売却やMFフレンキー・デ・ヨング、FWデパイ、FWオーバメヤンの売却、昨季に続く一部主力の減俸受け入れが必要となるかもしれない。

ただ、前述の問題がすべてクリアされたあかつきには、チャビ体制2年目のバルセロナは、リーグ戦ではレアル・マドリーの有力な対抗馬、2014–15シーズン以来タイトルから遠ざかるCLでは優勝候補の一角となる魅力的なチームとなるはずだ。

◆11年目迎えるシメオネ体制は正念場迎える~アトレティコ・マドリー~
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一昨シーズンの王者は連覇を期待された昨季の低迷により、正念場のシーズンを戦う。

2020-21シーズンは見事な勝負強さを発揮し、7シーズンぶりのプリメーラ制覇を成し遂げたアトレティコ。昨季は連覇に向けて積極的な補強を敢行して下馬評では本命に挙げられながらも、シメオネ体制ワーストの43失点を喫するなど、チームの根幹である堅守が崩壊。FWグリーズマンやFWクーニャの補強で充実を図った攻撃も、前シーズンの数字を下回り、戦術的なアップデートのなさも含めてサイクル終焉を感じざるを得ない厳しいシーズンを最終的に3位で終えることになった。
それでも、チョロ体制の継続を決断したコルチョネロスは今夏の移籍市場でFWルイス・スアレス、MFエクトル・エレーラのベテラン2選手らが契約満了によりチームを離れた一方、MFヴィツェル、DFモリーナの2選手を獲得。また、今後の去就は不透明も、FWモラタとMFサウールの実力者2人もレンタルバックという形でチームに復帰している。

DFトリッピアーの退団以降は泣き所となっていた右サイドの問題を解決するモリーナの加入は非常に大きいが、昨季から大きなメンバーの入れ替えはない。個人としてはグリーズマン、FWフェリックス、MFマルコス・ジョレンテらの奮起に期待しつつ、シメオネ監督を中心とする戦術面のアップデートが覇権奪還のカギを握るはずだ。

◆戦力的な上積み乏しく3強との差広がる~オトラ・リーガ~
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前述の3強を除くオトラ・リーガは、いずれのクラブも財政面で少なからず問題を抱えており、開幕直前の現時点では3強との間で戦力差が広がっている印象だ。

そのため、セビージャ、ベティスのアンダルシア勢、ビジャレアル、レアル・ソシエダと昨季のヨーロッパコンペティション争いを演じた4チームが3強に挑む構図となりそうだ。

昨季4位のセビージャはリーグ最高の堅守を武器に、優勝したレアル・マドリーと同じリーグ最少の敗戦数(4敗)と安定したパフォーマンスを披露。しかし、後半戦に深刻な得点力不足に陥り、リーグ最多の16分けと勝ち切れない試合が続いた。これにより、アトレティコ同様にロペテギ体制終焉も噂されたが、最終的に続投が決定した。

ただ、今季に向けては堅守構築の立役者だったDFクンデとDFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビがいずれも移籍。代わってチームはガラタサライで評価を高めたDFマルコンを獲得し、手薄な左サイドバックにDFアレックス・テレス、前線のテコ入れとしてMFイスコを補強している。今後も引き続きセンターバックやストライカー、中盤の補強に動く構えだが、現時点での戦力値は昨季からマイナスと言わざるを得ない。ロペテギ監督としてはディフェンスライン、MFフェルナンドに依存するアンカー、イスコを中心とする攻撃と各ポジションでの再整備が求められる。

昨季のリーグ戦を5位で終え、コパ・デル・レイを制したベティスは、ペジェグリーニ3年目で継続路線を歩む。今夏の移籍市場ではDFベジェリン、FWテージョの主力クラスの2選手が退団し、代わってラツィオを退団したDFルイス・フェリペ、フルミネンセから若手逸材FWルイス・エンヒキを補強。ベジェリンの再獲得や中盤、ワイドのポジションでの更なる補強も見込まれるが、MFカナーレス、FWフェキル、FWフアンミ、MFギド・ロドリゲスら昨季の主力選手のパフォーマンスがカギを握る。

昨季は7位フィニッシュと期待外れの結果に終わるも、CLではベスト4進出の快挙を果たしたビジャレアルは、こちらも現時点では昨季の戦いがベースとなる。移籍市場ではGKアセンホ、DFガスパール、MFモイ・ゴメス、MFイボーラといった準主力が去り、GKレイナ、DFキコ・フェメニア、FWホセ・モラレスら経験豊富なベテランが加入。

DFパウ・トーレスやFWジェラール・モレノ、FWダンジュマといった市場の人気銘柄の残留は朗報だが、昨季以上の成績を残すためにはMFロ・チェルソの買い取りを含め中盤、ディフェンスラインの戦力拡充が求められる。また、昨季は離脱が少なくなかったジェラール・モレノやFWピノらアタッカー陣がシーズンを通してプレーすることも重要だ。

昨季6位のソシエダは魅力的なフットボールを披露し、CL出場権争いにも絡む上々のシーズンを過ごした。更なる躍進が期待される今季に向けては、メンバーの入れ替わりが激しい夏に。FWセルロートやMFラフィーニャがレンタル先に戻ったほか、MFヤヌザイやFWポルトゥ、MFグリディ、DFサルドゥアら準主力が退団。代わってMF久保建英、MFブライス・メンデス、リーグ・アン注目の逸材FWモハメド=アリ・チョ、自慢のカンテラから数選手が昇格した。

昨季は守護神レミロ、DFル・ノルマン、MFメリーノのセンターラインを中心とする堅守が光った一方、攻撃はリーグ平均以下の40得点にとどまり、上位浮上に向けては攻撃面の改善が急務。エースFWオヤルサバルが昨季に負ったヒザ前十字じん帯の重傷により、シーズン序盤戦不在の中で久保ら新戦力と共に、昨季わずか6ゴールに終わったFWイサクの奮起が求められる。

その他のクラブではディエゴ・マルティネス監督、ガットゥーゾ監督を新指揮官に迎えたエスパニョール、バレンシア。今夏の積極補強が光るセルタに注目が集まる。

グラナダ時代にチームをEL出場権をもたらすなど、卓越した手腕を発揮したマルティネス監督は1年の休養期間にイングランドなどで指導者としての研鑽を積み、チームはMFダルデルとFWデ・トーマスの両エースの残留に加え、新守護神ルコントやFWホセルといった実力者を補強。少なくともEL出場権争いには絡みそうだ。

一方、わずか1年でボルダラス前監督と袂を分かったバレンシアは元イタリア代表MFでミラン、ナポリの指揮官を歴任した闘将を招へい。財政問題を抱えるクラブはエースFWゴンサロ・ゲデスらを売却し、代わりとなる新戦力を確保できていない状況だが、MFカスティジェホ、FWサムエウ・リーノに加え、市場閉幕までにレンタルなどを活用しながら指揮官をバックアップする構えだ。

昨季11位のセルタはブライス・メンデスやFWノリートら数選手がチームを離れたものの、GKマルチェシン、DFウナイ・ヌニェス、DFミンゲサ、MFオスカル・ロドリゲス、FWパシエンシア、FWカルレス・ペレスら各ポジションに好タレントを補強しており、昨季サラ賞を獲得したFWアスパスも健在なこともあり、上位進出が期待される。

グラナダ、レバンテ、アラベスに代わってプリメーラ昇格となったアルメリア、バジャドリー、ジローナの3チームは、ひとまず残留が目標となる。

セグンダ王者のアルメリアでは主砲サディク・ウマルら昇格に貢献した主力に加え、今夏加入したブラジル代表の次代を担う逸材センターバックのカイキに注目。1年でのプリメーラ復帰となったバジャドリーはここまで目立った補強はなく、FWヴァイスマン、FWセルヒオ・レオンら現有戦力の躍動に期待。昇格プレーオフを制したジローナは昨季セグンダ得点王のFWストゥアーニが健在で、『シティ・フットボール・グループ』が保有する若手タレントの活躍も期待される。

◆久保建英がラ・レアルに完全移籍~日本人選手~
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今シーズンのラ・リーガは昨季に続きMF久保建英が唯一の日本人選手となる。ただ、レンタル先のマジョルカから保有元のレアル・マドリーに一旦復帰した久保は、レアル・ソシエダへの完全移籍という大きな決断を下し、キャリアにおいて重要なシーズンに臨む。

ソシエダはこれまで在籍したマジョルカやビジャレアル、ヘタフェに比べてボールポゼッションを重視するプレースタイル、チームメイトのレベルを含めて最もプレーしやすい環境と言える。

チームを率いるアルグアシル監督は[4-4-2]や[4-2-3-1]、[4-3-1-2]、[4-3-3]と複数のシステムを使い分けており、久保に関しては右サイドやトップ下、インテリオールでの起用が見込まれる。

右サイドではチョやブライス・メンデスの新加入組、トップ下ではMFダビド・シルバ、MFロベルト・ナバーロらがポジション争いのライバルとなる。

プレシーズンは上々のアピールを見せたが、ポジション奪取に向けては昨季マジョルカで27試合1ゴール1アシストにとどまった数字面の改善が必須だ。

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さらにお父さん似に?モドリッチとそっくりな娘が10歳に

レアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが娘の誕生日をお祝いしている。 衰えを見せない“鉄人”モドリッチ。37歳となった現在も世界トップクラスのMFとして輝きを放っており、在籍11年目を迎えているマドリーでは通算480試合に出場し、37得点77アシストという数字を誇る。 そんなモドリッチを支えるのが家族の存在。妻のバーニャさんと長男イバンくん、長女エマちゃん、そして次女ソフィアちゃんと3人の子供を授かっているモドリッチだが、長女のエマちゃんが10歳の誕生日を迎えたようだ。 モドリッチは26日に自身のインスタグラムを更新。エマちゃんとの2ショットを添え、「10は君のように特別な数字だ!10歳のお誕生日おめでとう僕のすべて!君を愛しているよ」と祝福した。 以前からモドリッチと瓜二つと言われていたエマちゃんだが、成長とともにさらに父親に似てきた印象だ。インスタグラムの投稿にはファンからも「顔似てる」、「お父さん似に見える」、「かわいらしい」といった反応も寄せられている そして、やはり「10」はモドリッチにとって特別な番号のようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】モドリッチとそっくりなエマちゃんの2ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CrdtU8ys0di/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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重傷を負ったレアルの17歳逸材CBが復帰間近、昨夏のツアー帯同に続くCWC参加なるか

レアル・マドリーU-19のU-17スペイン代表DFジョアン・マルティネスが、復帰へと近づいている。スペイン『マルカ』が報じた。 今シーズン開幕前のアメリカツアーでは、ブレイクを果たしたスペイン人DFラウール・アセンシオらとともにファーストチームに帯同したマルティネス。カルロ・アンチェロッティ監督も高く評価した17歳センターバックだが、ツアー終了後のトレーニングで左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負っていた。 2024年8月の負傷からもうすぐ7カ月が経とうというなか、すでにボールを使ったピッチでのトレーニングを再開しているとのこと。リハビリは最終段階にあり、あと1カ月ほどでチームに復帰できる段階まで来ているという。 アルバロ・アルベロア監督率いるU-19チームでのシーズン中の復帰が期待される一方、ファーストチーム に帯同してのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)参加も視野に。出場することが目標ではなく、再びアンチェロッティ監督のもとでトレーニングし、その後のプレシーズンに備えたいという考えのようだ。 2025.02.26 18:58 Wed
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21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン

IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu
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日本人が目指すべきCB像、“希少なバロンドーラー“ファビオ・カンナバーロ

サッカー界においてなかなか評価がされないのが守備的な選手。勝利に貢献する派手なゴールを決める攻撃的な選手はわかりやすい活躍の指標が存在するが、なかなかディフェンダーは評価が得にくい。 もちろん、これまでのサッカー界で高く評価されたディフェンダーは多々いるが、世界年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」では3人のみが受賞。元西ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏と、元東ドイツ代表DFマティアス・ザマー氏、そして元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏の3人しかいない。 DFとして最後に受賞したのが2006年のカンナバーロ氏だが、ベッケンバウアー氏やザマー氏はリベロのポジションを務めており、中盤でのプレー機会も多かった選手たち。一方で、カンナバーロ氏は、純粋にセンターバックを務めており、DFとして最初の受賞者と言っても良い存在だ。 イタリア代表のキャプテンとしてドイツ・ワールドカップ(W杯)を優勝した功績が認められたカンナバーロ氏。現役時代のキャリアで多くのタイトルを獲得しているが、縁がなかったのがチャンピオンズリーグ(CL)だ。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残るプレーヤー</span> 現役時代はナポリでキャリアをスタートさせたカンナバーロだが、クラブの財政難により放出。パルマへと移籍する。 このパルマでは、GKジャンルイジ・ブッフォンやDFリリアン・テュラムらと強固な守備陣を形成。“ミラクル・パルマ“とも呼ばれ、カンナバーロも2度のコッパ・イタリア優勝や、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)での優勝を経験した。 中田英寿ともチームメイトとしてプレーした中、セリエAのスクデット獲得には至らずに2002年8月にインテルへと移籍。しかし、インテルでは監督との確執もあり出番が減り、2004年8月にユベントスへと完全移籍する。 すると、パルマ時代の同僚であったブッフォンとテュラムと再びチームメイトに。2004-05シーズンに見事スクデットを獲得する。しかし、このスクデットは2006年に発覚したカルチョ・スキャンダルといわれた一連の八百長事件の影響で剥奪に。結果、カンナバーロはスクデットも獲得していないこととなった。 チームはセリエBに降格処分となり、カンナバーロはレアル・マドリーへと完全移籍。そこでも本領を発揮すると、難しい中で行われたドイツW杯で優勝。前述のバロンドールも受賞することとなると、FIFA年間最優秀選手賞も受賞した。 マドリーではラ・リーガ連覇を果たすなどしたが、再びユベントスに復帰。その後は、アジアでプレーし引退した。 ビッグクラブに在籍を続けていたカンナバーロだったが、実はタイトル獲得数は多くない。クラブキャリアではわずか7個。そこにW杯が加わり8つと、イメージよりは少ないのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">◆縁がないチャンピオンズリーグ優勝</span> そのカンナバーロだが、ことCLとなるとより縁遠くなる。インテル移籍後は毎シーズン出場はしていたが、チームとしての成績は良くなく、最高がベスト4止まりだった。 今でこそ、マドリーやユベントスはタイトルを多く獲得し、マドリーは近年CLを何度も制しているが、ちょうど“銀河系“を形成していたカンナバーロが在籍していた時代は過渡期。2000年から2010年まではラ・リーガも4度の優勝に留まっており、CLも2001-02シーズンを最後に11年間獲れなかった。 最もビッグイヤーに近づいたのは、インテル在籍時の2002-03シーズン。準決勝に駒を進めると、決勝進出を懸けた相手はライバルのミラン。2試合とも引き分けに終わったが、アウェイゴール差で僅かに敗れて敗退した。 その後は、ユベントス時代に2度ベスト8、マドリー時代に2度ベスト16まで勝ち上がっているが、それ以上は進めず。ビッグイヤーを掲げていないどころか、決勝の舞台にすら立ったことがなく、最も意外な選手の1人と言っても良い。 <span class="paragraph-title">◆タイトルは少なくとも才能は抜群</span> 目に見えたタイトルというものにはあまり恵まれていないキャリアのカンナバーロ。そのため、ワールドカップの優勝とバロンドール受賞が輝いて見える。 ただ、ピッチ上で見せるパフォーマンスの評価、そして持ち合わせた才能は世界屈指と言われている。 なんといっても、センターバックとしては身長175cmと小柄。体格に勝るヨーロッパではもちろんのこと、日本で考えても175cmのセンターバックはあまりいないタイプだ。 しかし、持って生まれた強靭な肉体が身長のハンデを埋めることに。まず一対一の守備力が抜きん出ており、相手との競り合いに負けないほか、身長を補う高いジャンプ力を武器としていた。 どんなストライカー相手でも、空中でも地上でも抜かせないという守備力は一級品だが、カンナバーロの真骨頂は守備をする前のパフォーマンスだ。 最も優れているとされたのがポジショニング。相手との競り合いに負けないフィジカルも素晴らしいが、相手よりも優位なポジションを先読みして取ることで、そもそも勝負の前に勝っているのだ。 一対一の勝負もさることながら、簡単にボールを奪い切る能力は抜きん出ている。 そしてもう1つが抜きん出た統率力。センターバックとして周りの選手にコーチングして相手を追い込んだり、優位なポジションを取ったりすることができる。これは、「カテナチオ」と言われるイタリアの堅い守備には欠かせず、ドイツW杯を制した際にもこの点は非常に評価された。チームのパフォーマンスを引っ張り上げる彼の力は、タイトルの数に関係なく、最後まで高く評価され続けた。 日本人と変わらない体格で世界と渡り合ったカンナバーロ。お手本とすべき選手の1人とも言えるだろう。 <div id="cws_ad"><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】相手を封殺!カンナバーロの闘志溢れるユベントス時代のディフェンス集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJsdGt2Y1FHSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <div id=“cws_ad”><hr>イタリア代表で活躍し、“カテナチオ“戦術の中心としても活躍したファビオ・カンナバーロが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたプレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。<a href=“https://ryan.onelink.me/C7cD/awagt0va” target=“_blank”><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/sega20220713.jpg" style="max-width:100%;"></div></a></div> 2022.07.13 21:30 Wed
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ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」

ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri

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