終盤のメンディ弾でレアル・マドリーが10人のアタランタに敵地で先勝《CL》

2021.02.25 06:54 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、アタランタvsレアル・マドリーが24日に行われ、0-1でレアル・マドリーが先勝した。

リバプールが首位通過したグループをアヤックスと競り合った中、2位で通過したアタランタは、4-2と勝利した直近のナポリ戦と同様のスタメンで臨んだ。

一方、レアル・マドリーはボルシアMG、シャフタール、インテルが同居した死の組を、最終節まで敗退の可能性があった中、辛くも首位通過を果たした。そのレアル・マドリーはケガ人続出の中、直近のバジャドリー戦からマリアーノに代えて最前線にイスコを起用した。
立ち上がりのアタランタのハイプレスを徐々にいなしていったレアル・マドリーがポゼッションする展開となった。すると17分、ディフェンスライン裏に抜け出したメンディがフロイラーに倒されると、一発レッドカードが提示された。

数的不利となったアタランタはトップ下のペッシーナをボランチに下げて対応。引き続きレアル・マドリーが押し込む展開が続くと、25分には攻め上がったナチョがボックス左から際どいシュートを浴びせた。
30分に負傷の影響かサパタに代えてパシャリッチを投入したアタランタが自陣に引いて構える中、レアル・マドリーはモドリッチやヴィニシウスがゴールに迫っていくと、追加タイム1分に決定機。FKからカゼミロのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゴッリーニにセーブされ、0-0でハーフタイムに入った。

迎えた後半もレアル・マドリーが押し込むと、開始3分にモドリッチが決定的なシュートを浴びせる。攻勢のレアル・マドリーは57分にヴィニシウスに代えてマリアーノを最前線に投入。イスコを左ウイングに移した。

しかし、アタランタの集中した守備を崩せず時間が経過していく。76分にはイスコとアセンシオに代えて若手のアリーバスとウーゴ・ドゥロを投入。

すると終盤の86分にレアル・マドリーにアウェイゴールが生まれる。ショートコーナーの流れからボックス手前中央のメンディが右足を振り抜くと、見事なコントロールシュートがゴール右に決まった。

これが決勝点となってレアル・マドリーが先勝。3週間後にホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを手にしている。

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