UEFAがU-17ロシア代表の復帰計画を断念…「子供は罰せられるべきではない」と主張も賛同得られず
2023.10.10 23:45 Tue
欧州サッカー連盟(UEFA)は10日、2024年のU-17欧州選手権にロシア代表を復帰させる計画を発表していたが、これを断念したことを発表した。
2022年2月、ロシアがウクライナに対して軍事侵攻を開始。これを受け、UEFAと国際サッカー連盟(FIFA)は、ロシア代表チームとロシアのクラブの国際大会への参加停止の処分を下した。
この処分は現在も続いている中、UEFAは9月に「子供たちは罰せられるべきではない」とし、U-17ロシア代表がUEFAの大会に参加することを認めることを決定していた。
しかし、この決定には多くの反発が。当事者であるウクライナをはじめ、イングランドやスウェーデンなども反対。12のサッカー協会が拒否する姿勢を示していた。
対戦のボイコットなどを公に表明し、ウクライナも反対を呼びかけていた中、UEFAは自身の決定を覆し、ロシアの復帰計画を断念。「ロシアチームのプレーを許可する技術的な解決策が見つからなかった」と広報担当者は語っている。
2022年2月、ロシアがウクライナに対して軍事侵攻を開始。これを受け、UEFAと国際サッカー連盟(FIFA)は、ロシア代表チームとロシアのクラブの国際大会への参加停止の処分を下した。
この処分は現在も続いている中、UEFAは9月に「子供たちは罰せられるべきではない」とし、U-17ロシア代表がUEFAの大会に参加することを認めることを決定していた。
対戦のボイコットなどを公に表明し、ウクライナも反対を呼びかけていた中、UEFAは自身の決定を覆し、ロシアの復帰計画を断念。「ロシアチームのプレーを許可する技術的な解決策が見つからなかった」と広報担当者は語っている。
これにより、ロシアへの制裁は継続中。ロシアでの試合開催や、ロシア企業のスポンサー契約解除など、サッカー界からの締め出しは依然として続いている。
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