ラムジー&C・ロバーツ弾でトルコを下したウェールズが今大会初勝利を飾る!《ユーロ2020》
2021.06.17 03:03 Thu
ユーロ2020グループA第2節のトルコ代表vsウェールズ代表が16日にアゼルバイジャンのバクー・オリンピック・スタジアムで行われ、0-2でウェールズが勝利した。
11日に行われた開幕戦のイタリア代表戦を0-3で完敗したトルコは、その試合からスタメンを2人変更。デミラルとヤズジュに代えてアイハンとジェンギズ・ウンデルをスタメンで起用。最前線にブラク・ユルマズを据えた[4-1-4-1]の布陣で試合に臨んだ。
一方、12日に行われた第1節のスイス代表戦を1-1のドローで終えたウェールズは、その試合と全く同じスタメンを採用。3トップに右からダニエル・ジェームズ、ムーア、ベイルを並べ、トップ下にラムジーを据えた[4-3-3]で臨んだ。
試合はウェールズが開始早々のに決定機を迎える。6分、ベイルのスルーパスでボックス左に抜け出したラムジーがワンフェイントからシュートを放ったが、これはGKチャクルが右足で弾き出した。
対するトルコは9分、中盤で獲得したFKから素早いリスタートを見せると、右サイド抜け出したウンデルの折り返しからブラク・ユルマズがシュート。しかし、これは相手DFに当たり枠の右に外れた。
決定機を逃したラムジーだったが、前半終了間際に汚名返上のゴールを挙げる。42分、中盤右サイドでボールを受けたベイルがカットインから絶妙なロングパスを供給すると、ゴール前に抜け出したラムジーが胸トラップから冷静にシュートを流し込み、ウェールズが1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、1点を追うトルコはヨクシュルとトゥファンを下げてヤズジュとデミラルを投入。すると47分、チャルハノールの鋭い右クロスからファーサイドを駆け上がったウンデルにチャンスが訪れたが、上手く合わせることはできなかった。
さらに54分には、ウンデルの左CKをファーサイドのデミラルが折り返すと、中央でアイハンがフリック。最後はゴール前のブラク・ユルマズがジャンピングボレーで合わせたが、シュートは枠の上に外れた。
積極的な入りを見せたトルコに対し、やや後手に回ったウェールズは60分に決定機。左サイドからドリブルで仕掛けたベイルがチェリクにボックスライン付近で倒されると、主審はPKを宣告。しかし、ベイルのPKは枠の左上に大きく外れた。
その後は互いに選手交代を行っていく中、1点を追いかけるトルコがやや攻勢に出たが、アタッキングサードで集中した守りを見せるウェールズを攻略することができず、時間が経過していく。
するとトルコは、87分にセットプレーから決定機。チャノハノールの左CKをゴール前のデミラスがヘディングシュートで合わせたが、これはGKウォードの好セーブに防がれた。
ピンチを凌いだウェールズは、試合終了間際の95分にショートコーナーを受けたベイルがボックス内へ切り込むと、ラストパスをC・ロバーツがゴールへ流し込み、試合を決定づける2点目を奪った。
この直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、ウェールズが今大会初勝利を飾った。一方、連敗を喫したトルコは決勝トーナメント進出が厳しくなった。
11日に行われた開幕戦のイタリア代表戦を0-3で完敗したトルコは、その試合からスタメンを2人変更。デミラルとヤズジュに代えてアイハンとジェンギズ・ウンデルをスタメンで起用。最前線にブラク・ユルマズを据えた[4-1-4-1]の布陣で試合に臨んだ。
一方、12日に行われた第1節のスイス代表戦を1-1のドローで終えたウェールズは、その試合と全く同じスタメンを採用。3トップに右からダニエル・ジェームズ、ムーア、ベイルを並べ、トップ下にラムジーを据えた[4-3-3]で臨んだ。
対するトルコは9分、中盤で獲得したFKから素早いリスタートを見せると、右サイド抜け出したウンデルの折り返しからブラク・ユルマズがシュート。しかし、これは相手DFに当たり枠の右に外れた。
その後も一進一退の展開が続く中、ウェールズは24分にもベイルのパスでゴール前に抜け出したラムジーがGKとの一対一を迎えたが、シュートは大きく枠の上に外れた。
決定機を逃したラムジーだったが、前半終了間際に汚名返上のゴールを挙げる。42分、中盤右サイドでボールを受けたベイルがカットインから絶妙なロングパスを供給すると、ゴール前に抜け出したラムジーが胸トラップから冷静にシュートを流し込み、ウェールズが1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、1点を追うトルコはヨクシュルとトゥファンを下げてヤズジュとデミラルを投入。すると47分、チャルハノールの鋭い右クロスからファーサイドを駆け上がったウンデルにチャンスが訪れたが、上手く合わせることはできなかった。
さらに54分には、ウンデルの左CKをファーサイドのデミラルが折り返すと、中央でアイハンがフリック。最後はゴール前のブラク・ユルマズがジャンピングボレーで合わせたが、シュートは枠の上に外れた。
積極的な入りを見せたトルコに対し、やや後手に回ったウェールズは60分に決定機。左サイドからドリブルで仕掛けたベイルがチェリクにボックスライン付近で倒されると、主審はPKを宣告。しかし、ベイルのPKは枠の左上に大きく外れた。
その後は互いに選手交代を行っていく中、1点を追いかけるトルコがやや攻勢に出たが、アタッキングサードで集中した守りを見せるウェールズを攻略することができず、時間が経過していく。
するとトルコは、87分にセットプレーから決定機。チャノハノールの左CKをゴール前のデミラスがヘディングシュートで合わせたが、これはGKウォードの好セーブに防がれた。
ピンチを凌いだウェールズは、試合終了間際の95分にショートコーナーを受けたベイルがボックス内へ切り込むと、ラストパスをC・ロバーツがゴールへ流し込み、試合を決定づける2点目を奪った。
この直後に試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、ウェールズが今大会初勝利を飾った。一方、連敗を喫したトルコは決勝トーナメント進出が厳しくなった。
ウェールズの関連記事
ユーロの関連記事
|
|
ウェールズの人気記事ランキング
1
カバーニ弾でウェールズ下したウルグアイが優勝!! 3位は中国に逆転勝利のチェコ《チャイナカップ2018》
▽チャイナカップ2018決勝、ウェールズ代表vsウルグアイ代表が26日に行われ、1-0でウルグアイが勝利した。 ▽開催国の中国代表をベイルのハットトリックなどで6-0で圧倒して決勝に進んだウェールズは、ライアン・ギグス新監督の初陣を見事大勝で飾った。同監督の初大会での初優勝を目指すべく、B・デイビスやジョー・アレン、アンディ・キング、ベイルなどトップクラブで活躍する選手らをピッチに送り込んだ。 ▽一方、スアレスとカバーニの活躍でチェコを下して決勝に進出したウルグアイは、この試合でも両エースを先発に。守備ラインにはホセ・ヒメネスやゴディン、中盤にはC・ロドリゲス、ベンタンクール、ナンデスらが顔を揃えた。 ▽まずは開始2分、逆サイドからのロングボールで一気に右サイドを突破したウィルソンの折り返しをベイルがダイレクトで合わせる。すると、このシュートが左ポストを直撃。ウェールズがいきなりゴールに迫った。さらに5分にも、同じくウィルソンのクロスにボークスがゴール前で合わせるが、これはGKの正面。ウェールズがビッグチャンスを立て続けに迎えた。 ▽ここまでチャンスらしいチャンスがなかったウルグアイ。32分に相手のバックパスを奪ったスアレスがGKもかわしてシュートを放ったが、これがポストに当たりこちらも決定機をモノにすることができなかった。 ▽試合も温まり、38分にカバーニがミドルレンジから枠内シュートを放てば、直後の39分にはアンディ・キングの強烈なシュートをGKムスレラがファインセーブで対応。両チームともゴールに迫るオープンな試合展開となる。 ▽0-0で迎えた後半、いきなり試合が動く。49分、ディフェンスラインからのロングボールで相手のオフサイドラインを越えたC・ロドリゲスが、ゴール前にプレゼントパス。カバーニがこれをフリーで流し込んでウルグアイが先制した。 ▽リードを得たウルグアイはその後、再びカバーニが味方のクロスにゴール前で反応するが、これを空振りしてしまう。さらに、56分にはタイミングよく飛び出したカバーニが味方のループパスを呼び込むが、ここでもキックミス。2度の決定機を不意にしてしまった。 ▽両チーム選手を入れ替えながら試合を組み立てていく。追いつきたいウェールズはボックスの外から何度か試みるが、効果なし。頼みのベイルも今日は良いところがない。 ▽結局、カバーニのゴールを守り切ったウルグアイが1-0で勝利。去年から2回目の開催となったチャイナカップ2018は、ウルグアイ代表の優勝で幕を閉じた。 ▽同日行われた3位決定戦、中国代表vsチェコ代表は、4-1でチェコが勝利した。 ▽開始5分でファン・シャンドンのゴールで中国が先制して始まったこの試合。チェコ何度かチャンスを作ったものの前半は中国のリードで終える。 ▽迎えた後半、ローマでプレーするシックなど4選手を一気に代えてきたチェコはここから怒涛の逆転劇を見せる。まずは59分、CKの流れからカラスが決めて同点にすると、その1分後に味方のシュートのこぼれ球をシックが押し込んで瞬く間に逆転。さらに、その3分後には味方のクロスをGKヤン・チュンリンがキャッチミスすると、こぼれてきたボールをクルメンチクが押し込んで3点目を手にした。 ▽78分にはガデラベクのダメ押しの4点目が決まりチェコが快勝。3位で今大会を終えている。 2018.03.26 22:40 Mon2
