米『フォーブス』発表の世界クラブ価値ランキングでバルサが初の1位、ユナイテッドはついにトップ3から陥落
2021.04.13 18:25 Tue
アメリカ経済誌『フォーブス』による世界で最も価値のあるサッカークラブのランキングが12日に発表され、バルセロナが初めてトップに立つこととなった。今回発表された『フォーブス』のクラブ価値ランキングは、2019-20シーズンの収益や営業利益をもとに換算。レンタル移籍による収入は除外され、チームの価値は株式と純負債による企業価値となる。
これには不動産の価値は含まれないものの、チームのスタジアムが生み出す経済性は含まれることとなる。
バルセロナの価値は47.6億ドル(約5220億円)とされ初めて1位に。過去16年間の1位はレアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドの2クラブが占有しており、マドリーが5回、ユナイテッドが11回輝いていた。また、マンチェスター・ユナイテッドはトップ3からも外れ4位に転落。代わりにバイエルンが3位に浮上した。
トップ20のクラブでは、価値の平均が22.8億ドル(約2500億円)となり、2年前から30%増加。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起き、収益が減少したものの増加している状況となった。
◆2019-20シーズン世界クラブ価値ランキング
1位:バルセロナ(スペイン)
価値:47億6000万ドル(約5220億円)
収益:7億9200万ドル(約868億6000万円)
営業利益:6220万ドル(約68億2200万円)
2位:レアル・マドリー(スペイン)
価値:47億5000万ドル(約5211億6000万円)
収益:7億9200万ドル(約868億8700万円)
営業利益:9200万ドル(約100億9000万円)
3位:バイエルン(ドイツ)
価値:42億1500万ドル(約4624億1000万円)
収益:7億300万ドル(約771億2300万円)
営業利益:4920万ドル(約54億円)
4位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
価値:42億ドル(約4607億6500万円)
収益:6億4300万ドル(約705億5000万円)
営業利益:1億6660万ドル(約182億8000万円)
5位:リバプール(イングランド)
価値:41億ドル(約4498億2000万円)
収益:6億1900万ドル(約680億円)
営業利益:6190万ドル(約68億円)
6位:マンチェスター・シティ(イングランド)
価値:40億ドル(約4388億5000万円)
収益:6億900万ドル(約668億1400万円)
営業利益:-200万ドル(約2億2000万円)
7位:チェルシー(イングランド)
価値:32億ドル(約3510億7400万円)
収益:5億2000万ドル(約570億5000万円)
営業利益:3470万ドル(約38億円)
8位:アーセナル(イングランド)
価値:28億ドル(約3071億9000万円)
収益:4億3000万ドル(約471億7500万円)
営業利益:4730万ドル(約51億9000万円)
9位:パリ・サンジェルマン(フランス)
価値:25億ドル(約2742億7500万円)
収益:5億9900万ドル(約657億1600万円)
営業利益:-450万ドル(約4億9400万円)
10位:トッテナム(イングランド)
価値:23億ドル(約2523億6300万円)
収益:4億9400万ドル(約542億円)
営業利益:1億3420万ドル(約147億2500万円)
11位:ユベントス(イタリア)
価値:19.5億ドル(約2139億6300万円)
収益:4億4100万ドル(約483億8900万円)
営業利益:-1400万ドル(約15億3600万円)
12位:ドルトムント(ドイツ)
価値:19億ドル(約2084億5000万円)
収益:4億500万ドル(約444億3300万円)
営業利益:1510万ドル(約16億5700万円)
13位:アトレティコ・マドリー(スペイン)
価値:10億ドル(約1096億9000万円)
収益:3億6800万ドル(約403億6500万円)
営業利益:6170万ドル(約67億6800万円)
14位:インテル(イタリア)
価値:7億4300万ドル(約815億円)
収益:3億2300万ドル(約354億3000万円)
営業利益:1310万ドル(約14億3700万円)
15位:エバートン(イングランド)
価値:6億5800万ドル(約721億7500万円)
収益:2億3500万ドル(約257億7800万円)
営業利益:1500万ドル(約16億4500万円)
16位:ミラン(イタリア)
価値:5億5900万ドル(約613億2000万円)
収益:1億6500万ドル(約181億円)
営業利益:-9240万ドル(約101億3600万円)
17位:ローマ(イタリア)
価値:5億4800万ドル(約601億円)
収益:1億5600万ドル(約171億1100万円)
営業利益:-1億840万ドル(約118億9000万円)
18位:ウェストハム(イングランド)
価値:5億800万ドル(約557億2000万円)
収益:1億7500万ドル(約191億9500万円)
営業利益:-2420万ドル(約26億5500万円)
19位:レスター・シティ(イングランド)
価値:4億5500万ドル(約499億1000万円)
収益:1億8900万ドル(約207億3200万円)
営業利益:-4930万ドル(約54億1000万円)
20位:アヤックス(オランダ)
価値:4億1300万ドル(約453億円)
収益:1億7200万ドル(約188億7000万円)
営業利益:170万ドル(約1億8600万円)
これには不動産の価値は含まれないものの、チームのスタジアムが生み出す経済性は含まれることとなる。
トップ20のクラブでは、価値の平均が22.8億ドル(約2500億円)となり、2年前から30%増加。新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起き、収益が減少したものの増加している状況となった。
一方で、収益は平均で4億4100万ドル(約483億7000万円)となり、2017-18シーズンから9.6%減少。一方で、営業利益は70%も下がり、平均2300万ドル(約25億2300万円)と大幅に減少しており、各クラブが苦しんでいる状況が如実に表れている。
◆2019-20シーズン世界クラブ価値ランキング
1位:バルセロナ(スペイン)
価値:47億6000万ドル(約5220億円)
収益:7億9200万ドル(約868億6000万円)
営業利益:6220万ドル(約68億2200万円)
2位:レアル・マドリー(スペイン)
価値:47億5000万ドル(約5211億6000万円)
収益:7億9200万ドル(約868億8700万円)
営業利益:9200万ドル(約100億9000万円)
3位:バイエルン(ドイツ)
価値:42億1500万ドル(約4624億1000万円)
収益:7億300万ドル(約771億2300万円)
営業利益:4920万ドル(約54億円)
4位:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
価値:42億ドル(約4607億6500万円)
収益:6億4300万ドル(約705億5000万円)
営業利益:1億6660万ドル(約182億8000万円)
5位:リバプール(イングランド)
価値:41億ドル(約4498億2000万円)
収益:6億1900万ドル(約680億円)
営業利益:6190万ドル(約68億円)
6位:マンチェスター・シティ(イングランド)
価値:40億ドル(約4388億5000万円)
収益:6億900万ドル(約668億1400万円)
営業利益:-200万ドル(約2億2000万円)
7位:チェルシー(イングランド)
価値:32億ドル(約3510億7400万円)
収益:5億2000万ドル(約570億5000万円)
営業利益:3470万ドル(約38億円)
8位:アーセナル(イングランド)
価値:28億ドル(約3071億9000万円)
収益:4億3000万ドル(約471億7500万円)
営業利益:4730万ドル(約51億9000万円)
9位:パリ・サンジェルマン(フランス)
価値:25億ドル(約2742億7500万円)
収益:5億9900万ドル(約657億1600万円)
営業利益:-450万ドル(約4億9400万円)
10位:トッテナム(イングランド)
価値:23億ドル(約2523億6300万円)
収益:4億9400万ドル(約542億円)
営業利益:1億3420万ドル(約147億2500万円)
11位:ユベントス(イタリア)
価値:19.5億ドル(約2139億6300万円)
収益:4億4100万ドル(約483億8900万円)
営業利益:-1400万ドル(約15億3600万円)
12位:ドルトムント(ドイツ)
価値:19億ドル(約2084億5000万円)
収益:4億500万ドル(約444億3300万円)
営業利益:1510万ドル(約16億5700万円)
13位:アトレティコ・マドリー(スペイン)
価値:10億ドル(約1096億9000万円)
収益:3億6800万ドル(約403億6500万円)
営業利益:6170万ドル(約67億6800万円)
14位:インテル(イタリア)
価値:7億4300万ドル(約815億円)
収益:3億2300万ドル(約354億3000万円)
営業利益:1310万ドル(約14億3700万円)
15位:エバートン(イングランド)
価値:6億5800万ドル(約721億7500万円)
収益:2億3500万ドル(約257億7800万円)
営業利益:1500万ドル(約16億4500万円)
16位:ミラン(イタリア)
価値:5億5900万ドル(約613億2000万円)
収益:1億6500万ドル(約181億円)
営業利益:-9240万ドル(約101億3600万円)
17位:ローマ(イタリア)
価値:5億4800万ドル(約601億円)
収益:1億5600万ドル(約171億1100万円)
営業利益:-1億840万ドル(約118億9000万円)
18位:ウェストハム(イングランド)
価値:5億800万ドル(約557億2000万円)
収益:1億7500万ドル(約191億9500万円)
営業利益:-2420万ドル(約26億5500万円)
19位:レスター・シティ(イングランド)
価値:4億5500万ドル(約499億1000万円)
収益:1億8900万ドル(約207億3200万円)
営業利益:-4930万ドル(約54億1000万円)
20位:アヤックス(オランダ)
価値:4億1300万ドル(約453億円)
収益:1億7200万ドル(約188億7000万円)
営業利益:170万ドル(約1億8600万円)
1
2
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
イニエスタ氏に指導者転身の動き ドバイでコーチライセンス講習に
元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ氏に指導者転身の動きだ。 今月8日にバルセロナで始まり、ヴィッセル神戸、エミレーツ・クラブ、そしてスペイン代表で彩った現役キャリアに別れを告げたイニエスタ氏。それから1週間が経ったばかりだが、早くも次のキャリアに歩みを進めるという。 スペイン『マルカ』によると、イニエスタ氏はアジアサッカー連盟(AFC)が進めるAFCのB級ライセンス取得のため、12日からドバイで講習に参加。アジアの有名な元選手たちとともに、3カ月間のプログラムに励むようだ。 学んでいく内容はトレーニングのトレンドをはじめ、攻守のプレー原則と方法や、個人および、集団のチーム戦術、ゲームメソッドの構築とさまざま。試合分析や、回復プロセス、栄養学なども学びのテーマとなる模様だ。 現時点でこれといって将来を決めているわけでなく、家族との時間やフットボール以外のビジネスにも取り組む見通しというイニエスタ氏だが、指導者の第一歩を踏み出している。 2024.10.15 23:17 Tue2
「ほぼ準備はできていた」バルサFWハフィーニャはイタリア代表だった人生も? 現在はブラジル代表で主軸に「幸運だった」
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 今シーズンはラ・リーガで32試合に出場し16ゴール11アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも13試合で12ゴール9アシストを記録しており、公式戦52試合で31ゴール25アシストと50ゴール以上に絡む活躍を見せている。 バルセロナは3冠の可能性も残っている中で、バロンドール受賞に最も近いとされるハフィーニャだが、ジャーナリストであるイサベラ・パリアリさんのYouTubeに出演。意外な事実を明かし、イタリア代表としてプレーしていた可能性を語った。 「イタリア代表への招集を受け入れるところだった。ほぼ準備はできていた。でもパスポートが届かなかったので、幸運だった」 「イタリア代表から電話があった。ジョルジーニョ(アーセナル)は、いつだって電話をくれた。イタリアのスタッフが僕のために素晴らしいプロジェクトを用意してくれていて、本当に感銘を受けた」 「でも同時に、心の奥底ではブラジル代表のユニフォームを着られるという1%の希望がまだ残っていた。そして幸運なことに、イタリアのパスポートが間に合わなかったんだ」 ハフィーニャはブラジルとイタリアの2つの国籍を保有。父親もブラジル人でありながら、イタリアのパスポートを持っていた。 アーセナルのMFジョルジーニョやウェストハムのDFエメルソン・パルミエリのように、ブラジル人ながらイタリア代表でプレーする可能性も十分にあったが、手続の問題でなれずにいた。 その後リーズでの活躍が認められ、2021年10月にブラジル代表デビュー。イタリア代表を逃してから1年後に心の底にあった夢を叶え、現在では主軸としてプレーしている。 2025.05.05 23:05 Mon3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4

