ペドリがリーグ2戦連発! 鉄壁バルセロナが公式戦3試合連続のウノセロ勝利《ラ・リーガ》
2023.01.29 02:18 Sun
ラ・リーガ第19節、ジローナvsバルセロナが28日にエスタディ・モンティリビで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利した。
今節に2位のレアル・マドリーと3位のレアル・ソシエダによる上位対決が控える中、きっちり勝ち点3を重ねて首位固めを目指すバルセロナは、11位のジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨んだ。
前節のヘタフェ戦、直近のコパ・デル・レイ準々決勝のソシエダ戦をいずれも渋い内容のウノセロ勝利で飾ったチャビ率いるチームは、コパから先発4人を変更。サスペンションのレヴァンドフスキに代えてアンス・ファティを起用したほか、クリステンセンとバルデ、ペドリに代えてエリック・ガルシア、マルコス・アロンソ、ハフィーニャがスタメン入りした。
開始直後の3分にハイラインの背後へ飛び出したヤン・コウトが決定機に絡むなど、集中した入りを見せたホームのジローナ。これに対して、受け身の立ち上がりを凌いだバルセロナは、ボールを握って徐々に試合をコントロールしていく。
ハフィーニャとデンベレの両ウイングを起点に相手のコンパクトな守備ブロック攻略を図る中、アウェイチームに思わぬアクシデントが発生。20分過ぎに縦へ仕掛けたデンベレが左大腿部を痛めて自ら交代を要求。これを受け、25分にペドリをスクランブル投入し、ガビを左ウイングに移した。
迎えた後半、攻撃停滞のバルセロナはマルコス・アロンソに代えてジョルディ・アルバを投入し、左サイドの攻撃を修正した。
この交代とハーフタイムの修正によって攻撃にリズムが生まれ始めたバルセロナは、60分過ぎに先制に成功する。61分、相手陣内右サイドでのハイプレスからボールを奪い切ってショートカウンターを発動。中央のファティを経由したボールがボックス左に走り込むアルバに繋がると、アルバのグラウンダーのクロスをGKガッサニーガが触ってこぼれたところをゴール前のペドリが冷静に押し込んだ。
ペドリのリーグ戦2試合連続ゴールによってリードを手にしたバルセロナは、ここからゲームコントロールを優先した戦い方にシフト。さらに、ファティやハフィーニャと前線の選手を下げてバルデやケシエの投入で逃げ切りを図る。
一方、追う展開となったホームチームは切り札のストゥアーニを始め、攻撃的な選手を次々にピッチへ送り出すと、リスクを冒して前に出ていく。
バルセロナが幾度か得たカウンターチャンスをモノにできず、最少得点差のまま試合は最終盤に突入。その中で相手のパワープレーに対して防戦一方の展開を強いられるアウェイチームだが、ゴール前でのマルティンのシュートミスやクンデやアラウホらの再三の好守によってゴールを割らせず。
そして、公式戦3試合連続のウノセロで勝ち切る勝負強さを発揮したバルセロナがラ・リーガ3連勝でマドリーとソシエダにプレッシャーをかけることに成功した。
今節に2位のレアル・マドリーと3位のレアル・ソシエダによる上位対決が控える中、きっちり勝ち点3を重ねて首位固めを目指すバルセロナは、11位のジローナとのカタルーニャ自治州ダービーに臨んだ。
前節のヘタフェ戦、直近のコパ・デル・レイ準々決勝のソシエダ戦をいずれも渋い内容のウノセロ勝利で飾ったチャビ率いるチームは、コパから先発4人を変更。サスペンションのレヴァンドフスキに代えてアンス・ファティを起用したほか、クリステンセンとバルデ、ペドリに代えてエリック・ガルシア、マルコス・アロンソ、ハフィーニャがスタメン入りした。
ハフィーニャとデンベレの両ウイングを起点に相手のコンパクトな守備ブロック攻略を図る中、アウェイチームに思わぬアクシデントが発生。20分過ぎに縦へ仕掛けたデンベレが左大腿部を痛めて自ら交代を要求。これを受け、25分にペドリをスクランブル投入し、ガビを左ウイングに移した。
その後、相手のビルドアップのミスを突いたファティのシュートで際どいシーンを作り出したバルセロナは、中央と外側で細かくボールを出し入れしながら点と点で合わせるコンビネーションプレーで局面の打開を図る。その形からペドリやファティにチャンスが訪れたが、先制点を奪い切るまでには至らなかった。
迎えた後半、攻撃停滞のバルセロナはマルコス・アロンソに代えてジョルディ・アルバを投入し、左サイドの攻撃を修正した。
この交代とハーフタイムの修正によって攻撃にリズムが生まれ始めたバルセロナは、60分過ぎに先制に成功する。61分、相手陣内右サイドでのハイプレスからボールを奪い切ってショートカウンターを発動。中央のファティを経由したボールがボックス左に走り込むアルバに繋がると、アルバのグラウンダーのクロスをGKガッサニーガが触ってこぼれたところをゴール前のペドリが冷静に押し込んだ。
ペドリのリーグ戦2試合連続ゴールによってリードを手にしたバルセロナは、ここからゲームコントロールを優先した戦い方にシフト。さらに、ファティやハフィーニャと前線の選手を下げてバルデやケシエの投入で逃げ切りを図る。
一方、追う展開となったホームチームは切り札のストゥアーニを始め、攻撃的な選手を次々にピッチへ送り出すと、リスクを冒して前に出ていく。
バルセロナが幾度か得たカウンターチャンスをモノにできず、最少得点差のまま試合は最終盤に突入。その中で相手のパワープレーに対して防戦一方の展開を強いられるアウェイチームだが、ゴール前でのマルティンのシュートミスやクンデやアラウホらの再三の好守によってゴールを割らせず。
そして、公式戦3試合連続のウノセロで勝ち切る勝負強さを発揮したバルセロナがラ・リーガ3連勝でマドリーとソシエダにプレッシャーをかけることに成功した。
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