リヨン時代のデパイにレジェンドOBが苦言「若い選手の模範になれず」
2022.10.20 19:34 Thu
元フランス代表のシドニー・ゴブ氏が、リヨン在籍時のオランダ代表FWメンフィス・デパイに苦言を呈した。フランス『フットメルカート』が伝えている。
ゴブ氏は現役時代、キャリアの最盛期をリヨンで過ごし、クラブ歴代3位となる通算412試合の出場で77得点38アシストを記録。その間にリーグ・アン7連覇という偉業も成し遂げており、今なおファンから尊敬されるレジェンドの1人となった。
そんなゴブ氏がこの度、フランス『RMC Sport』のインタビューに応じ、一昨季までリヨンのエースとして活躍し、キャプテンも務めていたデパイ(現バルセロナ)に言及。リーダーとしては良い印象を持っていなかったと口にした。
「重要なのは1人の選手ではなく、いつだってチームそのもの。あの頃、リヨンの将来を考えるにあたって、メンフィスは若い選手たちの模範になれるわけではなく、不要な存在だった」
「彼がピッチ上で見せる素晴らしいプレーについての話ではないよ。彼はたった1人でチームを救うことだってできる。だが、去るべくして去っていったのは間違いない」
「ジュニーニョは最高の選手であると同時に強烈な個性を持っていた。激しい言い争いになることも多かったよ。対してキャプテンのカサッパは常に冷静。ジュニーニョを落ち着かせる役割を担った。毎日が簡単ではなかったが、こうやって強い集団になっていった」
ゴブ氏は現役時代、キャリアの最盛期をリヨンで過ごし、クラブ歴代3位となる通算412試合の出場で77得点38アシストを記録。その間にリーグ・アン7連覇という偉業も成し遂げており、今なおファンから尊敬されるレジェンドの1人となった。
そんなゴブ氏がこの度、フランス『RMC Sport』のインタビューに応じ、一昨季までリヨンのエースとして活躍し、キャプテンも務めていたデパイ(現バルセロナ)に言及。リーダーとしては良い印象を持っていなかったと口にした。
「彼がピッチ上で見せる素晴らしいプレーについての話ではないよ。彼はたった1人でチームを救うことだってできる。だが、去るべくして去っていったのは間違いない」
ゴブ氏はさらに、自身がリヨンでプレーしていた頃のチームリーダーたちの名を挙げ、強力な集団を構築するために必要な要素について力説している。
「ジュニーニョは最高の選手であると同時に強烈な個性を持っていた。激しい言い争いになることも多かったよ。対してキャプテンのカサッパは常に冷静。ジュニーニョを落ち着かせる役割を担った。毎日が簡単ではなかったが、こうやって強い集団になっていった」
リヨンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
|
リヨンの人気記事ランキング
1
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon2
「美しいプレーは終わった」ネイマールがヒールリフトでイエローカードの同胞に反応、過去には自身も同じ目に
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、リヨンのブラジル代表MFルーカス・パケタのヒールリフトに反応した。 パケタは22日に行われたリーグ・アン第7節のトロワ戦に先発出場。89分には自身もゴールを決め、3-1とリードで迎えた後半アディショナルタイム95分、左サイドでボールを受けると、ヒールリフトで突破を試みる。 これは相手DFジウリアン・ビアンコーネに当たってスローインとなるが、ビアンコーネは明らかに不服な表情。その後、主審が説明しようとパケタを呼び寄せるが、パケタはハンドを主張。主審の話を聞く気を見せなかったパケタに対してイエローカードが提示された。 パケタへのイエローカードには疑問の声が飛び交う一方で、女性主審に対して聞く耳を持つそぶりを全く見せなかったパケタの態度が悪かったと、どちらの見解も生まれている。 そんな中、ブラジル代表で同僚のネイマールは自身のインスタグラムのストーリーズで意見。過去に自分が受けた不可解なイエローカードと同じだとした。 「ドリブルしてイエローカードを受けたこのエピソードはとても、とても悲しい」 「技術はそれがピッチ上のどこであっても、どんな時間帯であっても、解決策だ」 「昨シーズンは僕にも同じことが起こった。今年はパケタだ。正直に言ってしまえば、理由は分からない。有名な『ジョガ・ボニート(ポルトガル語で美しいプレー)』は終わった。今のうちに楽しんでくれ」 ネイマールは、2020年2月のモンペリエ戦で同様にヒールリフトを行って警告を出されたほか、バルセロナ時代にも物議を醸していた。 <span class="paragraph-title">【動画】イエローカードを受けたパケタとネイマールのヒールリフト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/eHlLpCEV7ng" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.09.25 14:20 Sat3
かつてはプレミア屈指のアタッカー、FWザハがMLSのシャーロットにレンタル移籍…今季はリヨンで鳴かず飛ばず
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシャーロットFCは22日、ガラタサライの元コートジボワール代表FWウィルフリード・ザハ(32)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 2025シーズンのレンタル移籍となり、移籍期間は2026年1月17日まで。また、2026年6月30日までの延長オプションもついているとのことだ。なお、ザハはスカッドにおいて指定選手と国際選手の枠を占めることとなる。 クリスタル・パレスの下部組織で育ったザハは2013年1月にマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。しかし、クリスタル・パレス、カーディフ・シティへとレンタル移籍を繰り返し、ユナイテッドでは4試合の出場に終わると、クリスタル・パレスに完全移籍しプレミアリーグ屈指のアタッカーとして成長した。 多くのクラブも関心を寄せるようになったザハは、クリスタル・パレスで公式戦458試合に出場し90ゴール52アシストを記録。しかし、年齢が重なったことと移籍金の問題もありクリスタル・パレスにとどまり続けると、2023年7月にガラタサライに完全移籍した。 2024年8月にはリヨンへとレンタル移籍。しかし、今シーズンのリーグ・アンで4試合、ヨーロッパリーグで2試合1アシストと意味のない移籍となることに。さらに、リヨンは深刻な財政難を抱えており、高額なサラリーのザハをレンタルバックすることを決めていた。 ザハ、シャーロットでは背番号10をつけることが決定。アメリカの地で、かつての突破力と得点力を取り戻すことができるのか注目だ。 2022年シーズンからMLSに新規参入のシャーロットは、ブレントフォードやアストン・ビラ、レスター・シティを指揮したディーン・スミス氏が監督を務めており、同じくアストン・ビラやバーンリーでプレーしたイングランド人MFアシュリー・ウェストウッドがキャプテンを務めている。 2025.01.22 23:40 Wed4
元ブラジル代表ミシェウ・バストスが現役引退
元ブラジル代表MFミシェウ・バストス(36)が自身のインスタグラムで現役引退を発表した。 ブラジルで天才と呼ばれ、鳴り物入りでフェイエノールトに加入するも、プロデビューはレンタル先のエクセルシオールだったバストス。一度ブラジルに戻り、2006年のリール移籍で再渡欧すると、2009年に加入したリヨンでは公式戦142試合に出場し35得点を記録。2011-12シーズンにクープ・ドゥ・フランスで優勝し、キャリア唯一のトロフィーを獲得した。 その後はアル・アインやサンパウロ、パルメイラスに加え、レンタルではシャルケやローマでもプレーしたバストスは、今年5月にブラジル2部のアメリカFCに入団。出場した試合は1試合にとどまった。 ブラジル代表では10キャップを数え、2010年の南アフリカワールドカップでは全5試合に出場した。 15年のキャリアを終え、バストスはインスタグラムで以下のように引退の言葉を述べている。 「僕の人生でフットボールが何を表してきたのかを説明する言葉が見当たらない。だが、お別れを言わなければならない時間が来てしまった」 「両親や姉妹、叔父に叔母、いとこや祖父母に感謝したい。彼らは最も大切な愛を与えてくれた」 「これまでに一緒に働いたすべてのクラブの監督、チームメイト、スタッフにも感謝したい。彼らは僕のキャリアにおいて非常に重要な存在だった」 「僕が所属した名誉あるクラブ、そしてそのファンやサポーターもありがとう! みんなの励ましや愛情は目標を達成する力を与えてくれたよ」 「今日で章は終わるけど、それと同時に新たな章も始まり、喜びと興奮で満たされることを約束する。Netflixを見るようなものさ。シリーズが良ければまた続いていく。ここでみんなの愛情を頼りに続けていくよ」 「最後に、妻のレティシアに大きな感謝を言いたい。15年間、彼女はずっと僕の骨を拾ってくれた。いつもそばにいてくれてありがとう。もちろん、子供のルーカスとバレンティーナの愛を忘れることはない。僕を成長させて今の僕にしてくれたのは君たちだった」 「サッカーを愛している!! 本当にありがとう!!」 2019.10.08 18:34 Tue5
