スパーズが敵地でレンヌ相手に辛くもドロー…ベルフワイン&ルーカス負傷でチェルシー戦に暗雲…《ECL》
2021.09.17 03:43 Fri
トッテナムは16日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・グループG第1節でスタッド・レンヌとのアウェイゲームに臨み、2-2のドローで試合を終えた。
パソス・デ・フェレイラとのプレーオフを逆転で制したトッテナム。ローマと共に初代王者の筆頭候補に挙がるイングランドの強豪は、その初戦でフランスの強豪レンヌと対戦した。
プレミアリーグでは開幕3連勝を飾るも、直近のクリスタル・パレス戦では0-3の完敗を喫した。今週末にチェルシーとのダービーを控える中、バウンスバックを図るヌーノ率いるチームは、タンガンガとスキップ、ケイン、ルーカス・モウラを除く先発7人を変更。今季初出場のエンドンベレやブライアン・ヒル、負傷明けのベルフワインがスタメンに名を連ねた。
立ち上がりからボールの主導権を握るトッテナムは早い時間帯にゴールをこじ開ける。11分、ハーフウェイライン付近の右サイドでエンドンベレがDFに囲まれながらもヒールパスで局面を打開。サポートに入ったスキップからケインとダイレクトパスが繋がり、ルーカスが完璧に背後へ抜け出す。そのままボックス右に持ち込んだルーカスがグラウンダーの折り返しを狙うと、DFベードが出した足に当たって大きくコースが変わったボールがそのままゴールネットを揺らした。
相手のオウンゴールで幸先よく先制に成功したトッテナムは、以降も果敢に2点目を狙う。その一方で、19分にはブリジョーの強烈なミドルシュート、GKゴッリーニが弾いたこぼれに詰めたテリエのヘディングシュートと続けて際どい場面を作られる。
さらに、相手の勢いに晒される中で30分にはベルフワインが左足を痛めてプレー続行不可能となり、ホイビュルクをスクランブル投入。この交代でブライアン・ヒルが左インサイドハーフから左ウイングにポジションを上げた。
その後、前半終盤にかけてようやく盛り返したトッテナムは、41分にボックス手前まで侵攻したケインがブライアン・ヒルをオトリにボックス右から右足の強烈なシュートを放つが、これはGK正面を突く。
先制に成功も以降は守勢の中で前半を終えたトッテナムは、後半序盤にエンドンベレが良い形でゴール前に抜け出す決定機を作るが、ここは相手GKの勇敢な飛び出しに遭う。
すると、直後には相手のアフターチャージを受けて左足を痛めたルーカスがプレー続行不可能となり、54分にケインと共にベンチへ下がり、替わってエメルソンとスカーレットが同時投入された。
この交代で3トップがエメルソン、スカーレット、ブライアン・ヒルという急造ユニットとなったトッテナムは、何とかイーブンの展開を維持するものの、なかなか攻撃がうまくいかない。70分には良い形でゴール前まで運んで最後はホイビュルクが強烈なボレーシュートを放つが、これはGK正面を突く。
すると、直後の72分には左サイドからカットインしたスレマナのミドルシュートをGKゴッリーニが前に弾いたこぼれ球をラボルドにワンタッチで流し込まれ、逆転を許す。
それでも、反発力を見せるアウェイチームは76分、右サイドからドハーティが低い弾道の高速クロスを入れると、スライディングでのブロックを試みたタイに当たったボールがゴール前のスペースにこぼれる。これをホイビュルクが絶妙な左足のワンタッチでゴール左隅に流し込み、すぐさまスコアをタイに戻した。
その後、79分にエンドンベレを下げてデレ・アリを投入したトッテナムは、最後まで勝ち点3を目指して戦ったものの、レンヌが最後まで高い強度でのプレーを継続したこともあり、試合はこのまま2-2でタイムアップ。
公式戦連敗こそ逃れたものの、振るわないパフォーマンスにベルフワイン、ルーカスと前線に新たな負傷者を出してしまい、週末のチェルシー戦に不安を残す形となった。
スタッド・レンヌ 2-2 トッテナム
【レンヌ】
タイ(23分)
ラボルド(72分)
【トッテナム】
オウンゴール(11分)
ホイビュルク(76分)
パソス・デ・フェレイラとのプレーオフを逆転で制したトッテナム。ローマと共に初代王者の筆頭候補に挙がるイングランドの強豪は、その初戦でフランスの強豪レンヌと対戦した。
プレミアリーグでは開幕3連勝を飾るも、直近のクリスタル・パレス戦では0-3の完敗を喫した。今週末にチェルシーとのダービーを控える中、バウンスバックを図るヌーノ率いるチームは、タンガンガとスキップ、ケイン、ルーカス・モウラを除く先発7人を変更。今季初出場のエンドンベレやブライアン・ヒル、負傷明けのベルフワインがスタメンに名を連ねた。
相手のオウンゴールで幸先よく先制に成功したトッテナムは、以降も果敢に2点目を狙う。その一方で、19分にはブリジョーの強烈なミドルシュート、GKゴッリーニが弾いたこぼれに詰めたテリエのヘディングシュートと続けて際どい場面を作られる。
すると、23分には自陣ボックス手前でルーズボールを奪われてギラシーとのパス交換からタイに見事な右足のミドルシュートをゴール右下隅へ突き刺され、同点に追いつかれた。
さらに、相手の勢いに晒される中で30分にはベルフワインが左足を痛めてプレー続行不可能となり、ホイビュルクをスクランブル投入。この交代でブライアン・ヒルが左インサイドハーフから左ウイングにポジションを上げた。
その後、前半終盤にかけてようやく盛り返したトッテナムは、41分にボックス手前まで侵攻したケインがブライアン・ヒルをオトリにボックス右から右足の強烈なシュートを放つが、これはGK正面を突く。
先制に成功も以降は守勢の中で前半を終えたトッテナムは、後半序盤にエンドンベレが良い形でゴール前に抜け出す決定機を作るが、ここは相手GKの勇敢な飛び出しに遭う。
すると、直後には相手のアフターチャージを受けて左足を痛めたルーカスがプレー続行不可能となり、54分にケインと共にベンチへ下がり、替わってエメルソンとスカーレットが同時投入された。
この交代で3トップがエメルソン、スカーレット、ブライアン・ヒルという急造ユニットとなったトッテナムは、何とかイーブンの展開を維持するものの、なかなか攻撃がうまくいかない。70分には良い形でゴール前まで運んで最後はホイビュルクが強烈なボレーシュートを放つが、これはGK正面を突く。
すると、直後の72分には左サイドからカットインしたスレマナのミドルシュートをGKゴッリーニが前に弾いたこぼれ球をラボルドにワンタッチで流し込まれ、逆転を許す。
それでも、反発力を見せるアウェイチームは76分、右サイドからドハーティが低い弾道の高速クロスを入れると、スライディングでのブロックを試みたタイに当たったボールがゴール前のスペースにこぼれる。これをホイビュルクが絶妙な左足のワンタッチでゴール左隅に流し込み、すぐさまスコアをタイに戻した。
その後、79分にエンドンベレを下げてデレ・アリを投入したトッテナムは、最後まで勝ち点3を目指して戦ったものの、レンヌが最後まで高い強度でのプレーを継続したこともあり、試合はこのまま2-2でタイムアップ。
公式戦連敗こそ逃れたものの、振るわないパフォーマンスにベルフワイン、ルーカスと前線に新たな負傷者を出してしまい、週末のチェルシー戦に不安を残す形となった。
スタッド・レンヌ 2-2 トッテナム
【レンヌ】
タイ(23分)
ラボルド(72分)
【トッテナム】
オウンゴール(11分)
ホイビュルク(76分)
トッテナムの関連記事
UEFAカンファレンスリーグの関連記事
|
|
トッテナムの人気記事ランキング
1
「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」
元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon2
ディバラのスパーズ行きが急浮上! 約83億円でクラブ間合意に
ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(25)がトッテナムに移籍する可能性がここに来て急上昇しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 昨シーズン、ユベントスでの序列を下げたディバラ。最近までマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクとのトレード案が、ディバラの合意を残すのみというところまで迫るも、同選手側の高額な給与と代理人への手数料が要求されたことで破談に終わった。 その後も引き続き去就について注目が集まるディバラだが、急展開。今夏、同選手の獲得に興味を示していたトッテナムが移籍金6440万ポンド(約83億2000万円)でクラブ間合意に達したようだ。残すは、トッテナムとディバラによる個人条件の交渉のみだという。 プレミアリーグの移籍市場が閉幕まで残り2日。果たしてトッテナムは、ディバラ獲得を取り付けることができるだろうか。 2019.08.07 08:40 Wed3
「僕が今まで会った中で最高の男」広島のトルガイ・アルスランが親友ソン・フンミンを語る…HSVの若手時代からの交流
サンフレッチェ広島のドイツ人MFトルガイ・アルスランが、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンとの交友関係について語った。 今夏の移籍市場でAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティFCから広島に完全移籍で加入したアルスラン。 登録が完了した直後の東京ヴェルディ戦でJリーグデビューを果たすと、以降は瞬く間に広島の“心臓”として機能。ここまでリーグ戦9試合7ゴールの圧巻の活躍をみせ、加入後のチームは8勝1分けと驚異的なペースで勝ち点を積み上げ、ヴィッセル神戸、FC町田ゼルビアとの三つ巴のタイトルレースでJ1最上位に立っている。 その広島の救世主は『ESPN』の独占インタビューで、アジアサッカー界のスーパースターとの交友関係について語った。 トルコにルーツを持つドイツ生まれのアルスランはドルトムントの下部組織にも在籍。その後、2009年夏に加入したハンブルガーSV(HSV)でプロキャリアをスタートすることになったが、その直後の2010年1月にクラブへ加入してきたのが、ソン・フンミンだった。 そして、2人は韓国代表FWが2013年夏にレバークーゼンへ完全移籍するまで仲の良いチームメイトだったという。 その証拠にトッテナムが昨シーズン終了後の5月にニューカッスルとの親善試合を行うため、メルボルンを訪れた際には当時メルボルン・シティに在籍していたアルスランは、久々の再会を楽しんで記念撮影する姿も確認されていた。 そのやり取りについて34歳MFは「ソニーがメルボルンに来ると知ってすぐに、僕らはたくさん話をしたんだ」と感慨深げに振り返った。 「ここ3、4年は彼に会う機会がなかったんだ。彼は代表チームにいて、僕はリーグ戦に出場していたし、とても辛かったよ」 「ヨーロッパではお互い近くにいるのに会えないなんて、おかしかったよ。それから世界の反対側で会うことになった。ただ笑いあっていたし、僕らにとって特別な瞬間だったよ」 年齢はアルスランが2歳上と近いものの、出自を考えても両者に大きな共通点はなかったが、当時のHSVではファーストチームでプレーする若手が少なかったこともあり、自然と多くの時間を過ごすことになったと、友人関係になった経緯についても語った。 「彼は僕が今まで会った中で最高の男だよ。僕らの時代は、若い選手がファーストチームでプレーするのはより難しかったんだ。ハンブルクには僕とソニーしかいなかったから、アカデミーやAチーム以外でも多くの時間を過ごしていたんだ」 「時にはソニーの家族とも一緒にいて、時には彼が僕の自宅にもいた。僕らにとって特別な時間だったよ。妻は、僕が彼女とより長く一緒にいるのか、ソニーとより長く一緒にいるのかわからないと言っていたほどさ(笑)」 その後、アルスランがトルコやイタリア、オーストラリア、広島とドイツ国外の各地で活躍を見せた一方、前述のレバークーゼンからトッテナムへステップアップを遂げたソン・フンミンは、アジア人史上初のプレミアリーグ得点王に輝くなどワールドクラスのスーパースターへの進化を遂げた。 今回のインタビューで若手時代から親友に特別な才能があったかと問われたアルスランは、「ソニーには本当に特別な才能があるのがわかっていた」と返答。ただし、現在のレベルに到達する上では父親との二人三脚を含め、壮絶な努力があったとの見解を示した。 「彼はとても才能があったけど、ヨーロッパには才能のある選手がたくさんいる」 「彼の父親はソニーのために多くのことをしてきた。僕の個人的な意見だけど、父親と一緒に懸命に努力したことで、彼は別次元に到達したんだ」 「だからこそ、彼はサッカー史上最高のアジア人選手なのかもしれない。彼は1年だけ活躍しているわけではなく、非常に高いレベルで10年間も活躍してきた」 「才能だけでなく、大変な努力も必要だ。彼は最高になるに値するし、僕にとっては最高の選手だよ」 2024.10.18 23:10 Fri4
バレンシア、ビッグクラブが関心の逸材DFガシオロフスキと2027年まで契約延長
バレンシアは26日、U-19スペイン代表DFヤレク・ガシオロフスキ(20)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 ポーランド人の父親とスペイン人の母親を持ちスペインで生まれ育ったガシオロフスキは、192cmの体躯を誇る左利きのDF。7歳でバレンシアのカンテラに加入し、リザーブチームのバレンシアBでのプレーを経て2023年10月に行われたマジョルカ戦でトップチームデビュー。 これまでトップチームでは、公式戦34試合に出場しており、今季もラ・リーガ14試合を含む公式戦18試合に出場している。また、U-19スペイン代表の主力としても活躍しており、昨夏に行われたU-19欧州選手権では優勝に大きく貢献した。 現在はセンターバックを主戦場としているが、元々はサイドバックでプレーしていたこともあり、バレンシアのトップチームではセンターバック、左サイドバックの両方でプレーしている。恵まれた体躯通りの空中戦の強さに加え、サイズを感じさせないスピードを兼備するフィジカルアスリートで、出足鋭いアグレッシブな対人守備を持ち味とする。 判断や精度という部分に伸びしろを残すが、後方からの配球や積極果敢なドライブなど攻撃に関与する意識も高い現代型のDF。セットプレー時はターゲットマンとしても有能だが、ロングスローも武器としている。 以前にはアーセナルやトッテナム、ユベントス、インテルといったビッグクラブからの関心が報じられていたガシオロフスキだが、かねてより残留の意向を示しており、自身を育ててくれたクラブとの新契約を決断した。 2025.02.27 12:30 Thu5
