まさかのドローで遠のくタイトル…クーマン監督も結果に落胆「まさか引き分けになるとは…」

2021.05.12 12:34 Wed
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督が、痛恨のドローを嘆いた。スペイン『アス』が伝えている。

バルセロナは11日に行われたラ・リーガ第36節で、レバンテと対戦。既に自力優勝は消滅しているものの、リーグタイトルのため勝利が必須な一戦は、前半だけで2点を先取する展開に。しかし、後半守備が崩れて3失点を喫すると3-3のドローに終わった。

この結果、バルセロナは1試合少ない首位アトレティコ・マドリーを追い抜くことはできず、逆転優勝に向けて痛恨のドローとなっている。
試合後のインタビューに応じたクーマン監督は、後半崩れた守備に落胆。ラ・リーガのタイトル獲得は極めて難しくなったと認めた。

「説明するのはとても難しい。前半はインテンシティがあり、ペースも良かったと思う。後半に入ってボールを失うことが多くなり、インテンシティも低下して相手に何度も脅かされた。相手をゲームに入らせてしまっては、流れを変えるのは難しい。レバンテはうまくやったね。私からそれ以外の説明はない」
「ハーフタイムには守備面での改善と、インテンシティの維持について話していた。今は他に何ができたか自問自答している。我々は今傷ついているよ。試合は2-0の状況であり、そこからまさか引き分けになるとは思わなかった」

「ラ・リーガはより複雑になっているが、常に他チームの結果に依存する状態だ。我々は最後の3試合に勝ったうえで、希望を持たなければならない状況だった。そして、今はとても複雑になっている」

また、クーマン監督は自身に向けられる疑念についても言及。自分自身もこの結果には失望しているとしつつ、受け入れるのが難しいとも語った。

「監督は常に疑われるものであり、疑問があることはよく理解している。最終的な結果には失望しており、何が起こったのか自問している最中だ。今日の引き分けについて受け入れなければならないが、これは非常に大変だね」

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