初のCL出場を目指すウェストハムがニューカッスルに痛恨の敗戦 10人の中で2点差追い付くも…《プレミアリーグ》
2021.04.17 22:31 Sat
ウェストハムは17日、プレミアリーグ第32節でニューカッスルと対戦し、アウェイで3-2で敗れた。
現在勝ち点55で来季のチャンピオンズリーグ出場圏内である4位に位置しているウェストハム。第25節から第29節にかけては、リーズ戦を挟んだトッテナム、マンチェスター・シティとユナイテッド、そしてアーセナルというビッグクラブとの連戦を2勝1分け2敗のイーブンで乗り切ると、ここ2試合は連勝中。前節はCL出場権を争うレスター・シティとの直接対決を3-2で制し、1ポイント差に迫った。
今季3度目の3連勝を狙う今節は、前節からスタメンを2名変更。レスター戦で負傷したクレスウェルとマスアクがベンチからも外れ、先発にはオグボンナとベン・ジョンソンが起用された。
ここ3試合はいずれも3得点しており、全て30分以内に先制しているウェストハムだが、この日はその30分を過ぎても得点どころか決定的なシーンがないまま試合が進んでいく。
逆にニューカッスルはサン=マクシマンの個人技を生かしてシンプルに攻撃。9分にボックス左でカットインからシュートに持ち込むと、23分には敵陣中央からドリブルを開始し、そのままシュートへ。30分を過ぎた時点でのシュート数は、ニューカッスルが7本、ウェストハムが3本となっている。
すると試合を動かしたのはやはりサン=マクシマンだった。36分、ウェストハムが最後尾でボールを回していたところ、ドーソンのトラップミスを見逃さなかったジョエリントンがセンターサークル内でボールを奪取。そのボールがサン=マクシマンに渡り、独力でボックスに侵入し放ったシュートはGKファビアンスキに止められたものの、シュートブロックに入っていたディオプに当たってオウンゴールとなった。
さらに、ボールを奪われた瞬間にドーソンがスライディングタックルでジョエリントンを倒していたプレーにイエローカードが提示され、累積2枚で早くも退場となってしまった。
1人少なくなったウェストハムはさらに、41分にニューカッスルのCKのシーンで変哲のないクロスをGKファビアンスキがキャッチミス。これをジョエリントンに押し込まれ、2失点目を喫してしまった。
非常に厳しい展開となったウェストハムだが、後半は意外にも攻勢に。58分にボーウェンが決定機を迎えると、66分にはベン・ジョンソンのクロスからコウファルがヘディングシュートでゴールに迫る。
後半は70分の時点でポゼッションは66%。シュート数はニューカッスルの2本に対し8本と、1人少ないチームとは思えない展開に。すると73分、CKの流れでボーウェンが右サイドから左足でクロスを入れると、ゴール前に残っていたディオプが頭で合わせてネットを揺らした。
これで1点差に詰め寄ったアウェイチームはさらに76分、クロスに対しスーチェクと競り合ったクラークの腕にボールが当たってPKを獲得。これをリンガードが決めて、10人の中で2点差を追いついた。
このまま勢いに乗って逆転の雰囲気が漂った矢先、ニューカッスルがM・ロングスタッフを下げてジョー・ウィロックを投入すると、リッチーが左サイドから上げたクロスをそのジョー・ウィロックが頭で押し込んで、再びホームチームが勝ち越した。
後がなくなったウェストハムに更なるアクシデント。頼みのリンガードが足を負傷し、交代を余儀なくされてしまった。この交代でランシーニ、後半アディショナルタイムにはフレデリックスを投入するも、8分の追加タイムも生かせず敗戦。ライバルチームに助け舟を出してしまう痛恨の敗戦となった。
現在勝ち点55で来季のチャンピオンズリーグ出場圏内である4位に位置しているウェストハム。第25節から第29節にかけては、リーズ戦を挟んだトッテナム、マンチェスター・シティとユナイテッド、そしてアーセナルというビッグクラブとの連戦を2勝1分け2敗のイーブンで乗り切ると、ここ2試合は連勝中。前節はCL出場権を争うレスター・シティとの直接対決を3-2で制し、1ポイント差に迫った。
今季3度目の3連勝を狙う今節は、前節からスタメンを2名変更。レスター戦で負傷したクレスウェルとマスアクがベンチからも外れ、先発にはオグボンナとベン・ジョンソンが起用された。
逆にニューカッスルはサン=マクシマンの個人技を生かしてシンプルに攻撃。9分にボックス左でカットインからシュートに持ち込むと、23分には敵陣中央からドリブルを開始し、そのままシュートへ。30分を過ぎた時点でのシュート数は、ニューカッスルが7本、ウェストハムが3本となっている。
その中でウェストハムが枠内シュートを記録したのは、FKをドーソンが頭で合わせたシーン。マーク・ノーブルのクロスに飛び込んだが、シュートはGKの正面に飛んだ。
すると試合を動かしたのはやはりサン=マクシマンだった。36分、ウェストハムが最後尾でボールを回していたところ、ドーソンのトラップミスを見逃さなかったジョエリントンがセンターサークル内でボールを奪取。そのボールがサン=マクシマンに渡り、独力でボックスに侵入し放ったシュートはGKファビアンスキに止められたものの、シュートブロックに入っていたディオプに当たってオウンゴールとなった。
さらに、ボールを奪われた瞬間にドーソンがスライディングタックルでジョエリントンを倒していたプレーにイエローカードが提示され、累積2枚で早くも退場となってしまった。
1人少なくなったウェストハムはさらに、41分にニューカッスルのCKのシーンで変哲のないクロスをGKファビアンスキがキャッチミス。これをジョエリントンに押し込まれ、2失点目を喫してしまった。
非常に厳しい展開となったウェストハムだが、後半は意外にも攻勢に。58分にボーウェンが決定機を迎えると、66分にはベン・ジョンソンのクロスからコウファルがヘディングシュートでゴールに迫る。
後半は70分の時点でポゼッションは66%。シュート数はニューカッスルの2本に対し8本と、1人少ないチームとは思えない展開に。すると73分、CKの流れでボーウェンが右サイドから左足でクロスを入れると、ゴール前に残っていたディオプが頭で合わせてネットを揺らした。
これで1点差に詰め寄ったアウェイチームはさらに76分、クロスに対しスーチェクと競り合ったクラークの腕にボールが当たってPKを獲得。これをリンガードが決めて、10人の中で2点差を追いついた。
このまま勢いに乗って逆転の雰囲気が漂った矢先、ニューカッスルがM・ロングスタッフを下げてジョー・ウィロックを投入すると、リッチーが左サイドから上げたクロスをそのジョー・ウィロックが頭で押し込んで、再びホームチームが勝ち越した。
後がなくなったウェストハムに更なるアクシデント。頼みのリンガードが足を負傷し、交代を余儀なくされてしまった。この交代でランシーニ、後半アディショナルタイムにはフレデリックスを投入するも、8分の追加タイムも生かせず敗戦。ライバルチームに助け舟を出してしまう痛恨の敗戦となった。
ニューカッスルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
ニューカッスルの人気記事ランキング
1
かつて酷評されたニューカッスルの練習場が大幅改修! 今夏移籍市場&来季CLに向け大きな後押しに
長年トレーニング施設に問題を抱えていたニューカッスルが、大きく改修された新たなトレーニング施設の様子を公開した。 2021年にサウジアラビア系投資ファンドによる買収によってビッグクラブ化への歩みをスタートした古豪ニューカッスル。国内で実績十分のエディ・ハウ監督の下、名より実を取る効果的な補強で着実に強化したチームは、今シーズンのプレミアリーグを4位でフィニッシュ。これにより、20年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保した。 今シーズンのチームパフォーマンスに加え、CL出場権を確保したことで、今夏の移籍市場においては豊富な資金はありながらも、これまでタイン・アンド・ウィア行きに難色を示したスタープレーヤーの獲得も可能となるはずだ。 さらに、イングランド北東部の片田舎という地理的な条件以上に、「プレミアリーグ所属クラブとは思えない」と酷評されてきたベントンのトレーニング施設の大幅な改修が、新戦力補強を後押しすることになりそうだ。 プレミアリーグ屈指のケチなオーナーとして知られたマイク・アシュリー前オーナーの下では、最新鋭の設備はおろかチャンピオンシップ(イングランド2部)の大半のクラブに劣る設備しか用意されていなかった。 だが、今回クラブが公式チャンネルを通じて公開した新たなトレーニング施設では水治療法やプランジプールが新たに設置されたほか、ドレッシングルーム、プレゼンテーションルームが最新鋭にアップデートされた。さらに、改修によって選手ラウンジやダイニングエリアも一新されている。 そして、今回のお披露目ツアーに参加したクラブOBのショラ・アメオビ氏も、あまりの変貌ぶりに驚きの様子を示している。 なお、ニューカッスルの共同オーナーを務めるアマンダ・ステーブリー氏は、今回の大幅な改修に一定の満足感を示しているものの、クラブが真にビッグクラブに成長していく上で、新たなトレーニング施設の建設を計画していることを明かしている。 <span class="paragraph-title">【動画】大規模改修されたニューカッスルの新トレーニング施設がお披露目</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> A tour inside our new look training ground! <a href="https://t.co/KBLX9DgF03">pic.twitter.com/KBLX9DgF03</a></p>— Newcastle United FC (@NUFC) <a href="https://twitter.com/NUFC/status/1663485365934608384?ref_src=twsrc%5Etfw">May 30, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.05.31 07:30 Wed2
今日の誕生日は誰だ! 12月29日は、試合中チームメイトとの大喧嘩でプレミアを騒がせた快足アタッカー
◆キーロン・ダイアー 【Profile】 国籍:イングランド 誕生日:1978/12/29 役職:イプスウィッチ・タウン下部組織コーチ ポジション:MF 身長:170㎝ 体重:60㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、12月29日は元イングランド代表MFキーロン・ダイアーだ。 ▽イプスウィッチ出身のキーロン・ダイアーは、1996年にイプスウィッチ・タウンでプロデビュー。1998年に徐々に注目を浴びると、1999年にニューカッスル・ユナイテッドに入団し、プレミアリーグで2001-02シーズンには4位、2002-03シーズンには3位とチャンピオンズリーグ出場の原動力となった。 ▽7シーズンに渡ってニューカッスルでプレーしたダイアー。2005年4月にはプレミアリーグの試合中にチームメイトのMFリー・ボウヤーとリーグ史上初の殴り合いの大喧嘩を演じたことで注目を集めた。翌日の新聞には2人がピッチ上で殴り合っている写真が大きく掲載されたようだ。両者共にパスに対する要求の中で、熱くなったことを地元紙に語っている。 ▽1999年にデビューを飾ったイングランド代表としては33試合出場を誇り、日韓・ワールドカップにも出場。快足を活かしたドリブルを武器にサイドアタッカーを主戦場としていたが、時にはセンターも務めた。ちなみにデビュー当時は右サイドバックも務めていた。 ▽ニューカッスル退団後、ウェストハム、QPR、ミドルズブラなどでプレーしたダイアーは、2013年に引退し、指導者の道へ。現在は地元クラブのイプスウィッチの下部組織でコーチを務めている。 ※誕生日が同じ主な著名人 生駒里奈(アイドル/乃木坂46) サナ(アイドル/TWICE) 錦織圭(プロテニスプレーヤー) 荒川静香(元フィギュアスケーター) 押切もえ(モデル) 浜田省吾(歌手) Mr.マリック(マジシャン) 那須川将大(サッカー選手/大分トリニータ) ニクラス・アレクサンデション(元サッカー選手) 2017.12.29 07:00 Fri3
リバプールやブライトン、2部リーグで躍動する19歳アレックス・スコットに関心か
ブリストル・シティのU-20イングランド代表MFアレックス・スコット(19)が各方面から注目を集めているようだ。イギリス『90min』が伝えている。 スコットはチャンピオンシップ(イングランド2部)で躍動する若きセントラルハーフ。下部組織時代から過ごすブリストルで昨シーズンからファーストチーム昇格を果たすと、1年目からリーグ戦で39試合、2年目の今シーズンもここまで40試合に出場している。まさにチームの要だ。 ブリストルとの契約を2025年6月まで残すなか、スコットはシーズン終了後のステップアップを熱望。プレミアリーグからはリバプールやブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスル、ブレントフォード、リーズ・ユナイテッドなどが関心を寄せているという。 また、イングランド以外からも注目が集まっているようで、RBライプツィヒ、モナコ、アタランタ、ボローニャもスコットを注視。この4クラブはスコットが先月末にU-20イングランド代表として出場した試合にスカウトを派遣していたとのことだ。 ブリストルが要求すると考えられているのは3000万ポンド(約51億4000万円)。チームを率いるナイジェル・ピアソン監督はつい先日、スコットについて「まだ19歳なのに、ここ2年の一貫したパフォーマンスは素晴らしい。長期契約を結ぶべきだ」と残留を望むコメントを残している。 『90min』いわく、スコットは中盤のポジションならどこでも対応可能で、左右のウィンガーとしてもプレーできるとのことだ。 2023.04.29 14:11 Sat4
主力売却の可能性が囁かれるニューカッスル、ウィルソンにはミランが接触か
ミランがニューカッスルに所属するイングランド代表FWカラム・ウィルソン(31)の獲得を狙っているようだ。 ウィルソンは2020年夏にボーンマスから加入。昨シーズンはプレミアリーグ31試合で18ゴール5アシストを記録してチームのトップ4入りに大きく貢献すると、昨年9月にはクラブとの契約を2025年夏まで延長していた。 一方で、ニューカッスルは現在ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触の恐れがあり、新戦力獲得のためには主力の売却が必要な模様。これまでもイングランド代表DFキーラン・トリッピアーへのバイエルン行きや、パラグアイ代表FWミゲル・アルミロンのサウジアラビア行きの噂が取り沙汰されていた。 イギリス『デイリー・メール』によると、ウィルソンもまた移籍の可能性があるとのこと。アトレティコ・マドリーからのレンタルのオファーこそクラブは拒否したものの、今度はミランが獲得を検討していると報じている。 今シーズンセリエAで21試合を消化して3位につけるミランは、今冬の移籍市場でさらなる戦力強化を模索中。ただし、ニューカッスルはウィルソンの売却に消極的でレンタルのオファーは拒否する見込みであり、ミランがまとまった金額を提示しない限り交渉が進展する可能性は低いだろう。 2024.01.23 13:30 Tue5
