英2部移籍の大橋祐紀が開幕戦で公式戦デビュー&初ゴール! カウンターから勝利決定づけるダメ押し弾
2024.08.10 08:30 Sat
デビュー弾に雄叫びを上げる大橋祐紀
この夏にブラックバーン・ローバーズ移籍のFW大橋祐紀がチャンピオンシップ(イングランド2部相当)開幕戦からゴールだ。9日の開幕戦でダービー・カウンティをホームに迎え撃ったブラックバーン。先月末にサンフレッチェ広島から電撃移籍の大橋はベンチからのスタートとなり、65分から出場で公式戦デビューを果たした。
そんな28歳FWを投入したブラックバーンは1-0の67分に追いつかれるが、72分に勝ち越すと、続く76分にも突き放しに成功。そして、84分のカウンターから大橋も初ゴールで続く。
サミー・スモディクスが左サイドからバイタルエリア左に持ち運ぶと、右で並走するフリーの大橋にパス。相手GKと一対一の構図となるなかで、右足トラップから右足チップキックでネットを揺らした。
大橋の公式戦デビュー弾で勝利をより決定づけたブラックバーンは88分に追い上げを許すが、4-2で勝利。見事に開幕白星でスタートした。
そんな28歳FWを投入したブラックバーンは1-0の67分に追いつかれるが、72分に勝ち越すと、続く76分にも突き放しに成功。そして、84分のカウンターから大橋も初ゴールで続く。
大橋の公式戦デビュー弾で勝利をより決定づけたブラックバーンは88分に追い上げを許すが、4-2で勝利。見事に開幕白星でスタートした。
1
2
大橋祐紀の関連記事
ブラックバーンの関連記事
チャンピオンシップの関連記事
|
大橋祐紀の人気記事ランキング
1
【決定力の正体、発売記念インタビュー】佐藤寿人が語る、日本代表の1トップに献身性が必要不可欠な理由
ストライカーの全てが詰まっている。プロ通算278ゴールの佐藤寿人氏が<a href="https://amzn.asia/d/irr8ifK">『決定力の正体〜ゴールを奪う思考と技術〜』</a>(ナツメ社)を上梓した。21年間の現役生活で追及・探求してきた思考と技術が凝縮。一つひとつのプレーを実際にグランドで表現しただけでなく、イラストや図解も使ってわかりやすく記されている。指導者や様々な世代のプレーヤー必読の一冊だ。 書籍の発売を記念し、佐藤氏にインタビューを実施。第1回では、2026FIFAワールドカップを1年後に控える日本代表について聞いた。 (第1回/全3回) 取材・文=難波拓未 【得点を奪うだけが役割ではない】 ──森保ジャパンの1トップに求められている役割を、どのように解釈していますか? まず大前提として、ピッチに立つ11人という組織の中でどういうチームを作るかは、監督が描くものです。組織のリーダー=監督が代われば、ストライカーの仕事や役割も変化します。森保一監督が代表チームの最大値を作っていく中で、センターワードの役割は決して得点を奪うことだけではありません。現代の代表には久保建英選手や鎌田大地選手、南野拓実選手をはじめ2列目(シャドー)にたくさんタレントがいます。2列目の選手が前を向いた状態でプレーできる局面を作ることが大事な要素なので、ランニングで深さを取ったり、安定したポストプレーを行ったりできるセンターワードの存在が必要です。それこそ第1次森保ジャパンでは(現ヴィッセル神戸の)大迫勇也選手が重宝されましたし、第2次であれば上田綺世選手の序列は高いと思います。もちろん彼はゴールに向かうこともできる選手ですが、ゴールを背にした状態でも身体をうまく使って安定感のあるプレーができる。純粋なポストプレーではないですが、マルチな形でプレーできる選手かなと思いますね。 ──多くの得点を決めてきたからこそ日本代表に呼ばれる一方で、実際のプレー時は周りの選手を生かす役割がメインになっているように感じます。自分の得点に専念しにくい状況は、もどかしいものでしょうか? そこは選手それぞれの考え方だと思います。私自身はチームが勝つためにプレーすることが最も大事だと思っていましたし、それと同じくらい自分が得点を取るという意欲も強かったです。ただし、今の代表は得点を決められる選手がいろいろなポジションにいます。11人の役割が整理された中で、監督が求めることをいかに体現できるかも非常に重要になっています。海外でプレーすることが当たり前になっている上で、CLやELなどの大会にも出ている選手は少なくありません。自分たちが主体的に戦える時もあれば、相手にボールを持たれて守る時間の多い時もあります。試合の展開や対戦相手との力関係によって役割が微妙に変化するということを、日常から多く経験していると思うので、柔軟性は養われていると思います。 ──得点への強烈なエゴがプレーから滲み出ているFWが多くないように感じますが、そこへの寂しさはありませんか? どうですかね。周りを生かす役割に終わっている選手は寂しいですが、ゴールを背にしたプレーをした後、ゴール方向にポジションを取ったり、迫力を持ってゴールに向かって行ったりできている選手もいます。役割が増えていることは間違いない事実ですが、現在の1トップに入るような選手は幼少期からFWをやってきているケースがほとんどだと思います。また、得点を取るという成功体験をたくさん経験してきている選手は、誰よりも得点をを取りたいという欲が強いはずです。やりたいこと、やらないといけないことの整理ができているからこそ、高いレベルに行けているんじゃないかなと思いますね。 【帰属意識の高さは、森保一監督の巻き込み力にあり】 ──思考やプレーの整理は簡単な作業ではなさそうです。 葛藤みたいなものはあると思いますよ。でも、全てはチームが勝つためという考えに行き着くと思うんです。代表チームで言えば、ワールドカップを勝ち上がっていくこと。だからこそ、1トップの選手は個人の得点だけではなく、チームの勝利に貢献することも目的に設定してプレーできているんだと思います。 ──帰属意識の高さも兼ね備えている? 森保監督の下で全員の目線がW杯優勝に揃えられているから、前線の選手が守備のスイッチを入れたりプレスバックをしたりして奪い所を作り、そこからゴールに向かって出ていく。今は良い守備から良い攻撃の連続性や強度の基準が高いので、1トップの選手に限らず攻撃の選手だから攻撃だけをやっていればいいというのは通用しません。テクニカルな2列目の選手も献身的に守備を行なっているので、1トップの選手もやらないわけにはいかないですよね。 ──森保監督とはサンフレッチェ広島で一緒でしたが、当時からチーム内の目線を揃えることに長けていた印象ですか? チームとして目標に向かっていくための道筋をハッキリとさせることは非常に上手な印象です。これは監督と選手だけで行うものではなくて、メディカルスタッフや用具スタッフなどピッチ外で支えてくれるスタッフも含むし、大きな枠組みで言うとファン・サポーターだけでなくメディアも巻き込んでいく。だからこそ、W杯を獲りに行くという言葉が一人歩きすることはなくて、見ている人たちの中にもそういう認識があると思います。代表チームが本気で目指しているのであれば、外側もそういう基準を持たなきゃいけない。巻き込む力を持っている人だなと思います。 【ハイレベルな日常で成長速度アップ】 ──アジア最終予選では、1トップで上田、小川航基、町野修斗、前田大然、大橋祐紀、古橋亨梧らがプレーしています。あと1年後の本大会に向けて、ポジション争いはどうなっていくと考えていますか? 代表の1トップは本当にサバイバルです。最終予選で試合に多く出ていた選手が中心になることは間違いありません。でも、例えば怪我人が出てしまうと、どうなるかわからない。7月のE-1で活躍した選手をはじめ“コアグループ”以外の選手にもチャンスはあります。質の高い競争が、チームの強化に必要です。森保監督が求めているのは、ヨーロッパの5大リーグでプレーできるほどの強度。代表チームの活動だけで劇的に何か変化を生むことには限りがあるので、ハイレベルな日常の積み重ねですよね。 本大会までの1年は、より高いレベルでの日常を求めて移籍をした選手もいるし、逆に留まるという決断をする選手もいる。ピッチに立って自分のパフォーマンスを発揮する中で、成長速度を上げていかないといけません。これはもちろん日本代表だけでなく、他の国々も同じ。その中で、近年の日本代表が見せている成長速度の上がり方には非常に期待感を持てます。昔から「アジアの戦いは厳しい」と言われてきましたが、アジア最終予選は常に主導権を握れるような戦いができました。ここから本大会に向けてもっと力を付けていくには、強化試合の中で「うまくいかない」を体験することだとも思っています。うまくいかない状況に直面した時にどう乗り越えていくのか。強くなっていく過程や瞬間を見ていきたいなと思いますね。 ──5大リーグで言えば、町野選手は昨季にドイツ1部で11ゴールを決め、今季も引き続きドイツ1部でプレーします。序列に変化を起こしそうな選手だと思います。 結果的に2部に降格してしまったホルシュタイン・キールでも1番前だけでなく、2列目での出場も含めて器用にプレーしながら得点を奪うことができていました。移籍先のボルシアMGでも間違いなく二桁得点を求められる中で、昨季にブンデスのレベル感を知れたことは大きいと思います。プレー中にバタついている印象はなく、一つひとつのプレーに余裕が見られます。前所属よりも攻撃的かつ主導権を握りやすいチームに移ったことによって、チャンスが増えると思うので期待したいです。 ポジションは違いますが、フランクフルトに移籍した堂安律選手も楽しみです。CLの舞台にも初めて立つことになりますし、さらにタフな環境や高いレベルに身を置くことで、急激な成長を促すとも思いますから。 ──以前に注目していると仰っていた古橋選手も(イングランド2部相当の)バーミンガムに活躍の場を求めました。 ゴールに向かってプレーできる選手で、代表チームの中でも少し特異な選手だと思います。そういう彼みたいなプレースタイルの選手は最前線だけではなくて、他のポジションでプレーする可能性もありますし、間違いなく大枠に入っている選手です。チャンピオンシップも間違いなく5大リーグに近いレベル感ではあると思うので、やっぱりこの1年間で数字をいかに残せるかじゃないですかね。 ──今後の注目で言えば、(シント=トロイデンVVの)後藤啓介選手や(SKベフェレンの)道脇豊選手といった190cm級のストライカーも若くして海を渡っています。 サイズのある彼らですが、身体的なものだけで相手を上回ることが難しい世界に身を置いていると思います。自分なりの点を取る術を持ち合わせている選手なので、チャンスをいかに数字に結びつけられるか。これからどんどんステップアップしていくことも楽しみですし、若い世代の選手が下から突き上げていくことが必要なので、A代表で見れる日が待ち遠しいです。 <a href="https://amzn.asia/d/irr8ifK">『決定力の正体〜ゴールを奪う思考と技術〜』</a> 2025.09.16 12:00 Tue2
「チームコンセプトは『良い守備から良い攻撃』」攻撃的な3バックシステム採用も、森保一監督が狙うは「相手がやりたいことを抑えながらの勝利」
日本代表の森保一監督が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバー27名を発表。採用している3バックシステムについても語った。 3日、10月の最終予選2試合に向けた日本代表メンバーが発表。9月のメンバーが中心となった中で、中山雄太(FC町田ゼルビア)、浅野拓磨(マジョルカ)、細谷真大(柏レイソル)が外れた一方、FW大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ)が初招集となったほか、藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、瀬古歩夢(グラスホッパー)が久々の招集となった。 記者会見の中で、森保監督は三笘薫や伊東純也らをウィングバックで起用する攻撃的な3バックシステムについても言及。これからもアグレッシブな姿勢は保ちつつ、土台はしっかりとした守備であることが重要と説明している。 「(9月の試合は)どの選手を起用しても最終的には同じ結果になったと思いますが、準備の段階で選び、ピッチ上に送り込んだ選手たちが最高のパフォーマンスをしてくれたと思っています」 「アグレッシブに勝利を掴み取りに行く、攻撃的な姿勢はこれまで通り持っていきたいです。そのうえで、チームコンセプトとして『良い守備から良い攻撃に』という、まずは相手に攻めさせず失点しない、そこから攻撃を仕掛けるというところを、攻撃に特徴のある選手が献身的に、泥臭くやってくれたことが良い結果につながったと思います」 「バーレーン戦、ウィングバックで起用した選手は、スタートが三笘、堂安、途中出場で中村敬斗、伊東と攻撃で特徴を持つ選手でしたが、前半から個々の守備で勝ちながら攻撃に繋げるという部分で、率先して激しく、泥臭くチームのため戦ってくれました。チームの戦い方を具現化してくれましたし、勝利に結びつく貢献をしてくれたと思います」 「攻撃的に行くことは忘れずとも、これまでやってきた『良い守備から良い攻撃に』というところですね。自分たちがやりたいことだけでなく、相手がやりたいことを抑えつつ勝っていくということ。10月からは、より強かに勝っていくことを準備していきたいです」 2024.10.03 18:30 Thu3
菅原由勢のサウサンプトンが早くも監督交代か? 開幕4連敗、ミスが続くビルドアップのスタイルを疑問視か
今シーズンからプレミアリーグに復帰したサウサンプトンだが、早くも監督交代の話が浮上しているようだ。 日本代表DF菅原由勢も加入し、今シーズンはギョズテペにレンタル移籍しているMF松木玖生も所属するサウサンプトン。プレミアリーグ復帰を果たしたシーズンだが、開幕4連敗と苦しいスタートとなっている。 ラッセル・マーティン監督が率いるチームは、4試合でたったの1得点。攻撃陣に非常に難を抱えている状況だ。 特にこの4試合で問題となるのが、自滅からの失点の多さ。マーティン監督が標榜するGKからのビルドアップ戦術は上手くいくシーンもあるものの、自陣でのパスミスや致命的なミスも散見。無駄な失点の多さが結果につながっていない要因の1つと見られている。 イギリス『フットボール・インサイダー』によれば、クラブの幹部たちはこのスタイルがチームに合っていないのではないかと疑問を持っているとし、早急に解決されなければマーティン監督の解任を考えているという。 なお、後任の候補には、チャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーンを指揮するジョン・ユースタス監督が浮上しているとのこと。FW大橋祐紀の活躍などもあり、ここまで3勝2分けで3位と悪くないスタートを切っている。 サウサンプトンは21日に同じ昇格組のイプスウィッチ・タウンをホームに迎えるが、同じような結果が続けば、今月中の解任もありそうだ。 2024.09.21 13:05 Sat4
日本代表、中国代表戦の地上波テレビ放送、ネット配信の予定は? キックオフ時間、無料視聴方法を紹介
日本代表は19日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選兼2027アジアカップ予選の第6戦で中国代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 <h3>■中国代表vs日本代表 試合日程・キックオフ時間</h3> 2次予選では6連勝を記録した日本。最終予選も9月シリーズは中国代表、バーレーン代表に連勝、10月シリーズはアウェイでサウジアラビア代表に勝利し、ホームではオーストラリア代表と引き分けることとなった。 首位に立つ中、11月はアウェイでの連戦に。中国戦は日本時間2024年11月19日(火)21:00にキックオフ予定となっている。 中国はここまでの4試合で1勝3敗で最下位。日本との初戦では7-0と大敗を喫していた。 <h3>■中国代表vs日本代表 放送・配信予定</h3> 8大会連続8度目のW杯出場を懸けて戦う日本。今回の試合は、地上波では放送がなし。インターネットでは『DAZN』が独占でライブ配信を行う。 <h3>◆2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選 中国代表戦詳細</h3> 日時:2024年11月19日(火)21:00 キックオフ 会場:廈門白鷺体育場(中国・廈門) 対戦国:中国代表 vs 日本代表 放送局:DAZN <h3>■中国代表vs日本代表 無料視聴方法</h3> 今回は「DAZN」でのみの配信となり有料での視聴しかない状況だったが、「DAZN」が実施していた「100万回パスをつないで みんなで#代表みようぜ」の企画が目標を達成。会員登録なしで無料での視聴が可能となっている。 視聴はこちら⏩ <a href="https://bit.ly/4fdMmDW" target="_blank">https://bit.ly/4fdMmDW</a> <h3>■日本代表メンバー(vs中国代表)</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) 鈴木彩艶(パルマ/イタリア) DF 長友佑都(FC東京) 谷口彰悟(シント=トロイデン/ベルギー)※ケガのため不参加 板倉滉(ボルシアMG/ドイツ) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー) 橋岡大樹(ルートン・タウン/イングランド) 瀬古歩夢(グラスホッパー/スイス) 菅原由勢(サウサンプトン/イングランド) 高井幸大(川崎フロンターレ) 関根大輝(柏レイソル) MF/FW 遠藤航(リバプール/イングランド) 伊東純也(スタッド・ランス/フランス) 南野拓実(モナコ/フランス) 古橋亨梧(セルティック/スコットランド) 守田英正(スポルティングCP/ポルトガル) 大橋祐紀(ブラックバーン・ローバーズ/イングランド) 鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 前田大然(セルティック/スコットランド) 旗手怜央(セルティック/スコットランド) 堂安律(フライブルク/ドイツ) 田中碧(リーズ・ユナイテッド/イングランド) 中村敬斗(スタッド・ランス/フランス) 久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン/ベルギー) <h3>■2026北中米ワールドカップW杯アジア最終予選</h3> アジアの18カ国が6カ国ずつ3つのグループに分かれ、ホーム・アンド・アウェイの2回総当たりで対戦。各組1位、2位のチームがW杯の出場権を獲得。各グループ3位、4位の6カ国がプレーオフに進出する。 日本代表は最終予選では2大会連続で初戦で黒星だった中、9月には中国、バーレーン相手に連勝。サウジアラビア、オーストラリアにも負けず、首位を走っている。 2024.11.09 13:45 Sat5
「上田の代役ではない」1年ぶり招集の古橋亨梧に森保一監督が招集理由と期待を口に「選ぶべき選手」「ゴール前での良さを」
日本代表の森保一監督が、11月の2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けた日本代表メンバーを発表。約1年ぶりの招集となったFW古橋亨梧(セルティック)について言及した。 7日、11月のインドネシア代表戦、中国代表戦とアウェイでの連戦に向けたメンバー27名を発表。10月から大きな変更はなかった中、FW上田綺世(フェイエノールト)が負傷離脱し、FWとして古橋が招集を受けた。 2023年10月以来の招集となった古橋。約1年ぶりに日本代表のメンバーに選ばれた中、セルティックではエースとして活躍。2023-24シーズンは公式戦50試合で19ゴール5アシストを記録。今シーズンも15試合で6ゴール3アシストを記録している。 森保監督は古橋について、上田の代役ではないと明言。セルティックでのパフォーマンスを見て決めたとし、期待することについても語った。 「代表への招集はなかなかここ最近はできていませんが、彼のプレーは常に行ける限りスタッフがセルティックの試合を現地で観て、毎試合映像を通して確認はしてきている中で、私が言うまでもなく、彼がここまでセルティックでヨーロッパで結果を残している。チームを勝たせる存在感あるプレーをしているということで、今回選ばせて頂きました」 「ケガの上田の代わりということも考えられるかもしれないですが、全く代わりということではなく、普段から候補選手を見ている中で、今回選ぶべき選手だということで選ばせていただいています」 「彼の特徴としては、ゴール前でピンポイントで合わせてゴールを奪い切る、仕留めることができるという選手だと思っています。まずはそこの、彼のゴール前での良さを出してもらえればと思いますし、チームとしても彼の良さを活かせるように、これまでやってきた戦い方と合わせて、双方にとって幅を広げられるように活動していければと思います」 「亨梧もゴール前でゴールに向かう仕事だけではなく、セルティックでは中盤、前線の起点となって、もう1回ゴール前に侵入していくということを求められてプレーしていることも確認できています。我々にとっても一番の良さである得点を取ってもらえる環境作りをしたいですが、チームとして起点になる部分、前線からの守備はセルティックでやっていることを代表でも活かしてもらいたいと思いますし、活かせるようにチームとしても良い準備をしたいと思います」 活躍に期待がかかる古橋。FW小川航基(NECナイメヘン)、FW前田大然(セルティック)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)とのポジション争いもある。 ここまでも最終予選でエースとして活躍してきた上田。不在の中での戦い方について、それぞれの特長を活かしていくとしながらも、チームとしての戦い方を変えるつもりはないと語った。 「チームとしての戦い方はFWのタイプで言うと、上田綺世、小川航基、大橋祐紀、古橋亨梧、前田大然もできるかもしれないですが、ターゲットタイプと背後に抜け出すタイプ、クロスに合わせるタイプがいる」 「一番得意なことは変わってくるかもしれませんが、チームとしての戦い方は変わらないと思っています。それは、ボールを奪った瞬間から相手のゴールに向かって攻める、動き出す、配球すると言うことは変わらないので、そこに関しては、誰が出ても変わらないかなと思います」 「小川航基と綺世は同じようで実は違いますがポストプレータイプ。もし亨梧が試合に出れば、クロスから点で合わせることがあったりというのが特長だと思いますが、チームとしての優先順位は相手の背後を取る、ゴールに向かってプレーできなければ起点になるプレーをするということは全ての選手に求めていきたいと思うので、チームとしての戦い方は変わると思っていません」 「逆に違う特徴の選手は中盤にもいると思いますので、ベースとしてチームとしての戦い方やコンセプトを持ちながらも、特長を活かしていけるようなオプションをチームとして持ちたいですし、戦い方も幅を持っていきたいと思います」 2024.11.07 16:20 Thuブラックバーンの人気記事ランキング
1
大橋祐紀は最終節ゴールで2桁達成! ブラックバーン指揮官は「また素晴らしいゴールを決めた」と称賛も昇格POを逃し「1つでも間違えば罰せられる」
ブラックバーン・ローバーズの日本代表FW大橋祐紀が、今季のゴールを2桁に乗せた。 3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催で行われた。 大橋の所属するブラックバーンは8位で最終節を迎え、勝利すればプレミアリーグ昇格プレーオフに参加できる6位以内に入れる可能性もあった中、3位のシェフィールド・ユナイテッド戦に大橋は先発出場。すると0-0で迎えた50分に大橋のゴールでブラックバーンが先制する。 ボックス手前右からの横パスを、大橋がダイレクトで左足シュート。これが決まり、大橋はチャンピオンシップ9点目。今季の公式戦10点目を記録した。 このゴールでリードを奪い、このままであればPO圏内に入れるブラックバーンだったが、59分に失点。1-1のドローに終わり、7位でシーズンを終えることとなった。 ブラックバーンのヴァレリアン・イスマエル監督は、大橋のゴールを称えながらも、昇格プレーオフを逃したことを悔やんだ。イギリス『ランカシャー・テレグラフ』が伝えた。 「あれは我々がチームと共に取り組んでいることだ。このチームには強さがあるとわかっていた」 「また素晴らしいゴールを決めたが、あまりにも早く失点してしまい、戦術的に試合をコントロールするチャンスがなかった。試合をコントロールするために、時間を与えてしまったことには少しイライラするが、仕方のないことだ」 また、「1つでも間違った判断をすれば、罰せられる。でも、それがサッカーだ。全体的には良いパフォーマンスだったと思う」とコメント。「プレーオフを逃したのは確かに残念だ。少なくとも勢いはついたので、来シーズンもその勢いを維持できると思う」と、早くも来季に目を向けた。 <span class="paragraph-title">【動画】大橋祐紀が今季10点目!横パスを見事に蹴り込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OfflbwGZNsg";var video_start = 63;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.04 12:05 Sun2