【プレミア注目プレビュー】無敗首位スパーズがポチェッティーノN17初帰還のブルーズと激突! 激戦必至のロンドンダービー
2023.11.06 12:33 Mon
プレミアリーグ第11節、トッテナムvsチェルシーが、日本時間6日29:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。ポチェッティーノN17初帰還に注目集まる激戦必至のロンドン・ダービーだ。前節、クリスタル・パレスとのダービーをFWソン・フンミンの2試合連続ゴールなどで2-1と勝ち切った首位のトッテナム(勝ち点26)。ここ最近は対戦相手の対策が進んで苦戦も見受けられるが、きっちり4連勝を達成した。そして、2018年12月以来の5連勝を狙う今節は、奇しくもその当時にチームを指揮していたアルゼンチン人指揮官との初対戦となる。
フライデーナイト開催の前節から中9日と、戦術面の浸透と共に十分な準備期間を得て臨むビッグマッチでは、2位のアーセナルが今節ニューカッスル相手に今季初黒星を喫したなか、唯一の無敗継続を狙う。
対する11位のチェルシー(勝ち点12)は前節、ブレントフォードにホームで0-2の敗戦。ボール保持、シュート数では相手を圧倒したが、アタッカー陣が最後の質を欠きゴールを奪えず。さらに、勝負所で守備が我慢し切れないという昨季から継続する負けパターンでの今季4敗目となった。
それでも、ミッドウィークのEFLカップではチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーン相手に今季初出場のDFバディアシル、FWスターリングのゴールで2-0と快勝。バウンスバックに成功し、敵地でのダービーを迎えた。下位に沈みながらもリバプール、アーセナルとのビッグ6対決ではいずれもドローと健闘が光る一方、対トップハーフの未勝利は昨季から継続されており今回の一戦ではドローではなく勝ち切る姿を見せたいところだ。
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
GK:ヴィカーリオ
DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ
MF:サール、ビスマ
MF:クルゼフスキ、マディソン、ブレナン・ジョンソン
FW:ソン・フンミン
負傷者:GKホワイトマン、DFウドジェ、ベン・デイビス、MFペリシッチ、セセニョン、FWソロモン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者はペリシッチやソロモンといった長期離脱組に加え、ベン・デイビスの欠場が濃厚だ。一方で、指揮官が五分五分と語ったウドジェに関しては復帰が期待される。
スタメンは前述の11人を予想したが、左サイドに関してメンバー変更の可能性も想定される。ウドジェが間に合わない場合はエメルソン・ロイヤルが左サイドバックに入り、ブレナン・ジョンソンに代わってリシャルリソンの継続起用も十分に考えられる。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:ロベルト・サンチェス
DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、コルウィル、ククレジャ
MF:ギャラガー、カイセド、エンソ・フェルナンデス
FW:パーマー、ジャクソン、スターリング
負傷者:DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、MFエンクンク、ラヴィア、チュクエメカ、FWブロヤ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエンクンクやチルウェルらが引き続き不在となる一方、ヒザを痛めていたブロヤに関してはベンチ入りの可能性がある。
スタメンは前述の11人を予想。ただ、ディフェンスラインではグストやディザジのオプション採用、前線ではジャクソンをベンチスタートとしてムドリクを左ウイングに配し、パーマーの偽CF起用もありそうだ。
★注目選手
◆トッテナム:DFクリスティアン・ロメロ
新生スパーズのディフェンスリーダーが同胞指揮官率いる難敵の前に立ちはだかる。セリエA最優秀DFの看板を引っ提げて2021年にスパーズへ加入した25歳DFは、ここまでそのポテンシャルを発揮。一方で、細かな負傷離脱やアルゼンチン代表優先でクラブ軽視とも取れる振る舞い、好戦的過ぎるプレースタイルゆえのカードトラブルなど評価を落とす部分も否めなかった。
しかし、ワールドカップ優勝の経験、新指揮官との良好な関係、バイスキャプテン任命によって選手として成熟度、クラブへの忠誠心を増した結果、今季は新守護神ヴィカーリオを含め大きく刷新された守備陣において頼もしいリーダーとして絶大な存在感を示す。
過去に同胞メッシが世界最高のDFの一人と評してバルセロナに獲得をリクエストしたとされる、その特大のポテンシャルを完全に発揮しつつあり、10月度のプレミアリーグ月間MVPにも初ノミネート。心身ともに充実した状態で今回のビッグマッチに臨む。昨季のアウェイゲームでは、後にPGMOLが誤審と認めた相手DFククレジャへの髪掴みの一件もあり、入れ込み過ぎることが懸念されるが、守備では相手の快足アタッカー陣への対応、攻撃では相手のハイプレスをいなすビルドアップでの貢献が期待されるところだ。
◆チェルシー:MFコール・パーマー
初のダービーで存在感示せるか。今季も多くの新戦力を迎え入れたチームにおいて最も大きなインパクトを残す元マンチェスター・シティMFがブルーズのキーマンだ。世界屈指のスカッドを誇るシティでは定位置を確保できずも、智将グアルディオラから高い評価を得ていたU-21イングランド代表MFは新天地で早くもその高いポテンシャルを発揮。9試合2ゴール3アシストの数字以上の貢献度を見せている。
多くのタスクを求められるシティ出身らしく2列目の全ポジションをカバーしつつ、先日のアーセナル戦では偽CFの役割もこなす戦術眼、適応能力の高さは、ポチェッティーノ監督からも絶賛されている。加えて、豊富な運動量と献身性を武器に守備のスタッツも非常に優れ、無尽蔵のスタミナを誇る中盤と共に、指揮官が志向するアグレッシブなスタイルにおいてファーストディフェンダーとしての貢献度も高い。
自身初のスパーズとのダービーでは右ウイング、トップ下、偽CFと複数の起用法が想定されるが、攻撃では指揮官が求める“リンクプレイヤー”の役割、守備では変幻自在のビルドアップを特長とする相手の攻撃の起点を潰す重要な仕事が求められる。
フライデーナイト開催の前節から中9日と、戦術面の浸透と共に十分な準備期間を得て臨むビッグマッチでは、2位のアーセナルが今節ニューカッスル相手に今季初黒星を喫したなか、唯一の無敗継続を狙う。
それでも、ミッドウィークのEFLカップではチャンピオンシップ(イングランド2部)のブラックバーン相手に今季初出場のDFバディアシル、FWスターリングのゴールで2-0と快勝。バウンスバックに成功し、敵地でのダービーを迎えた。下位に沈みながらもリバプール、アーセナルとのビッグ6対決ではいずれもドローと健闘が光る一方、対トップハーフの未勝利は昨季から継続されており今回の一戦ではドローではなく勝ち切る姿を見せたいところだ。
◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ヴィカーリオ
DF:ペドロ・ポロ、ロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ
MF:サール、ビスマ
MF:クルゼフスキ、マディソン、ブレナン・ジョンソン
FW:ソン・フンミン
負傷者:GKホワイトマン、DFウドジェ、ベン・デイビス、MFペリシッチ、セセニョン、FWソロモン
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者はペリシッチやソロモンといった長期離脱組に加え、ベン・デイビスの欠場が濃厚だ。一方で、指揮官が五分五分と語ったウドジェに関しては復帰が期待される。
スタメンは前述の11人を予想したが、左サイドに関してメンバー変更の可能性も想定される。ウドジェが間に合わない場合はエメルソン・ロイヤルが左サイドバックに入り、ブレナン・ジョンソンに代わってリシャルリソンの継続起用も十分に考えられる。
◆チェルシー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ロベルト・サンチェス
DF:リース・ジェームズ、チアゴ・シウバ、コルウィル、ククレジャ
MF:ギャラガー、カイセド、エンソ・フェルナンデス
FW:パーマー、ジャクソン、スターリング
負傷者:DFフォファナ、チルウェル、チャロバー、MFエンクンク、ラヴィア、チュクエメカ、FWブロヤ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはエンクンクやチルウェルらが引き続き不在となる一方、ヒザを痛めていたブロヤに関してはベンチ入りの可能性がある。
スタメンは前述の11人を予想。ただ、ディフェンスラインではグストやディザジのオプション採用、前線ではジャクソンをベンチスタートとしてムドリクを左ウイングに配し、パーマーの偽CF起用もありそうだ。
★注目選手
◆トッテナム:DFクリスティアン・ロメロ
Getty Images
新生スパーズのディフェンスリーダーが同胞指揮官率いる難敵の前に立ちはだかる。セリエA最優秀DFの看板を引っ提げて2021年にスパーズへ加入した25歳DFは、ここまでそのポテンシャルを発揮。一方で、細かな負傷離脱やアルゼンチン代表優先でクラブ軽視とも取れる振る舞い、好戦的過ぎるプレースタイルゆえのカードトラブルなど評価を落とす部分も否めなかった。
しかし、ワールドカップ優勝の経験、新指揮官との良好な関係、バイスキャプテン任命によって選手として成熟度、クラブへの忠誠心を増した結果、今季は新守護神ヴィカーリオを含め大きく刷新された守備陣において頼もしいリーダーとして絶大な存在感を示す。
過去に同胞メッシが世界最高のDFの一人と評してバルセロナに獲得をリクエストしたとされる、その特大のポテンシャルを完全に発揮しつつあり、10月度のプレミアリーグ月間MVPにも初ノミネート。心身ともに充実した状態で今回のビッグマッチに臨む。昨季のアウェイゲームでは、後にPGMOLが誤審と認めた相手DFククレジャへの髪掴みの一件もあり、入れ込み過ぎることが懸念されるが、守備では相手の快足アタッカー陣への対応、攻撃では相手のハイプレスをいなすビルドアップでの貢献が期待されるところだ。
◆チェルシー:MFコール・パーマー
Getty Images
初のダービーで存在感示せるか。今季も多くの新戦力を迎え入れたチームにおいて最も大きなインパクトを残す元マンチェスター・シティMFがブルーズのキーマンだ。世界屈指のスカッドを誇るシティでは定位置を確保できずも、智将グアルディオラから高い評価を得ていたU-21イングランド代表MFは新天地で早くもその高いポテンシャルを発揮。9試合2ゴール3アシストの数字以上の貢献度を見せている。
多くのタスクを求められるシティ出身らしく2列目の全ポジションをカバーしつつ、先日のアーセナル戦では偽CFの役割もこなす戦術眼、適応能力の高さは、ポチェッティーノ監督からも絶賛されている。加えて、豊富な運動量と献身性を武器に守備のスタッツも非常に優れ、無尽蔵のスタミナを誇る中盤と共に、指揮官が志向するアグレッシブなスタイルにおいてファーストディフェンダーとしての貢献度も高い。
自身初のスパーズとのダービーでは右ウイング、トップ下、偽CFと複数の起用法が想定されるが、攻撃では指揮官が求める“リンクプレイヤー”の役割、守備では変幻自在のビルドアップを特長とする相手の攻撃の起点を潰す重要な仕事が求められる。
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
トッテナムの人気記事ランキング
1
名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed2
マンチェスター・Cやレアル・マドリーが関心…ウズベキスタン代表の20歳CBが移籍へ RCランス幹部「今月で離れるだろう」
RCランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・クサノフ(20)が1月中にステップアップへ。ウズベキスタン『UZA』が伝える。 クサノフは186cmの右利きセンターバックで、現市場価値は1200万ユーロ(約19.6億円)。 母国の名門ブニョドコルから、ベラルーシのクラブを経て、2023年夏にRCランスへ加入。欧州5大リーグ1年目の2023-24シーズンは控えながらもチャンピオンズリーグ(CL)を経験し、今季に入ってガッチリ定位置を確保した。 また、U-23ウズベキスタン代表としてパリ五輪の全3試合にフル出場し、A代表では19歳から主軸に定着。W杯初出場へアジア最終予選を戦う現チームの根幹たる存在となっている。 昨秋以降、トッテナムやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州強豪からの関心が明るみになり、次第にマンチェスター・シティやアーセナル、チェルシー、レアル・マドリーといった列強がリストに含めていることも判明した。 一方、RCランスは財政状況が厳しく、2500万〜3000万ユーロ(約41億〜49.2億円)のオファーが届くならすんなり受諾する見通し…と報じられ、このたび幹部が売却の意向を明言。 最高経営責任者(CEO)のピエール・ドレオッシ氏が取材対応で「いずれにしても彼は今月でクラブを離れる。行き先は決まっていないがね。あらゆる提案を検討中だ」とコメントした。 近年新世代が次々と台頭するウズベク。その筆頭格がビッグクラブへ向かうことになりそうだ。 2025.01.07 21:05 Tue3
イサクのPL7戦連続弾で逆転のニューカッスルが公式戦6連勝! 超急造守備陣で奮闘もスパーズはリーグ4戦未勝利…【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、トッテナムvsニューカッスルが4日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのニューカッスルが1-2で逆転勝利した。 前節、ウォルバーハンプトンとのホームゲームを2-2ドローで終え、3戦未勝利のボトムハーフで前半戦を終えた11位のトッテナム。巻き返しを期す後半戦初戦では公式戦5連勝と、第2集団で最も調子がいい5位のニューカッスルをホームで迎え撃った。 ポステコグルー監督は4試合ぶりの白星を狙った一戦で先発5人を変更。体調不良のGKフォースターの代役にトップチームデビューの25歳GKオースティンを起用し、負傷とサスペンションで不在のウドジェ、ベンタンクールに代えてスペンスとベリヴァルを起用。さらに、ビスマとソン・フンミンをベンチに置いてサール、ヴェルナーを起用した。 ともに攻撃力を売りとする両チームは立ち上がりからゴールを奪い合う。まずは4分、右サイドで押し込んだトッテナムはブレナン・ジョンソンのマイナスパスに前向きで反応したペドロ・ポロが右足ダイレクトで浮き球のクロス。ゴール前でDFボトマンとの競り合いを制したソランケのコースを狙ったダイビングヘッドシュートがゴール右隅に決まった。 10カ月ぶり戦列復帰となったボトマンの後手の対応もあってリーグ5試合ぶりの失点となったニューカッスル。だが、直後の6分に幸運な形から同点に追いつく。トッテナムのビルドアップの局面でベリヴァルのパスがジョエリントンの手に直撃。このこぼれを繋いだショートカウンターからボックス左でギマランイスのラストパスに反応したゴードンが左足対角シュートをゴール右隅に流し込んだ。 トッテナム陣営は当然のことながらジョエリントンのハンドをアピールしたが、主審は自然な形での接触と判断。ホームサポーターによるブーイングのなかでゴールが支持された。 物議を醸す同点ゴールと立ち上がりからの肉弾戦によって試合はすぐさまヒートアップ。互いに素早いトランジションからフィニッシュまで持ち込んでいく。その流れでソランケ、ゴードンとゴールスコアラーが2点目に迫るが、両守備陣の好守に阻まれる。 前半半ばを過ぎた辺りから試合はニューカッスルペースに。球際での優位性に加え、連携とプレーの連続性で上回るアウェイチームはサイドバックや中盤の選手の攻撃参加でポケットを攻略。サイドを起点に際どい場面をいくども作り出す。 すると38分、右サイド深くに侵攻したマーフィーのグラウンダークロスがゴール前のDFドラグシンが懸命に出した足に当たってファーに流れると、素早いリアクションでコースを変えたイサクのシュートがゴールネットを揺らした。 そして、絶好調イサクのプレミア7試合連続ゴールによってニューカッスルが前半のうちに逆転まで持って行った。 迎えた後半、1点ビハインドのトッテナムは戦前に体調不良が報じられたドラグシンがそのコンディションの問題かハーフタイムでベンチに下がり、レギロンを左サイドバックに投入。これでスペンスがグレイと超急造のセンターバックコンビを組む形に。 それでも、後半も立ち上がりからアグレッシブに戦うホームチームは55分、右サイドを起点とした波状攻撃からペナルティアーク付近でサールが右足のグラウンダーシュートでGKドゥブラフカに好守を強いると、こぼれに詰めたジョンソンが右足を振る。だが、これは惜しくも右ポストを叩いた。 接触プレーでゴードンが流血して試合が一時中断となったなか、トッテナムは60分過ぎに3枚替えを敢行。ベリヴァル、サール、ヴェルナーを下げてビスマ、マディソン、ソン・フンミンと主力3人をピッチに送り出す。 この交代によってボールの循環を改善し、カウンターに加えて押し込んだ形から良い崩しも見せ始めるトッテナム。だが、相手の体を張った守備を前に最後のところで崩し切れない。 80分を過ぎてニューカッスルの足が止まり始めたなか、トッテナムが攻勢を強めていく。だが、セットプレー流れからマディソンが放ったミドルシュート、波状攻撃からボックス内でレギロンが放ったシュートもわずかに枠を捉え切れず。 その後、ニューカッスルは前線の選手を下げてバーンズ、ロングスタッフ、ウィロックを投入。最前線に中盤本職のウィロックを配する守備的な布陣で逃げ切り態勢に。 ニューカッスルの選手たちの治療の影響で大量10分が加えられたアディショナルタイム。堅守速攻とともにしたたかに時計を進めるアウェイチームに対して、最後まで同点を目指して攻めるトッテナム。ボックス内でソランケにいくどか見せ場もあったが、ゴールをこじ開けることはできず。 この結果、敵地で逆転勝利のニューカッスルが公式戦6連勝で新年初戦を白星で飾った。一方、超急造の守備陣で難敵相手に奮闘したスパーズだったが、厳しいリーグ4戦未勝利となった。 トッテナム 1-2 ニューカッスル 【トッテナム】 ドミニク・ソランケ(前4) 【ニューカッスル】 アンソニー・ゴードン(前6) アレクサンダー・イサク(前38) <span class="paragraph-title">【動画】物議醸す同点弾もイサクが7戦連発の逆転弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制点はスパーズ<br>ソランキが見事なヘディングを決める<br>トゥヘル代表監督の前で早速アピールに成功<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/rewwYU4zl1">pic.twitter.com/rewwYU4zl1</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875523341144223970?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">アグレッシブな守備からゴードン<br>前半開始6分ですでに2ゴールが生まれる<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/ljBQxvoybV">pic.twitter.com/ljBQxvoybV</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875524465401991587?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ニューカッスルが逆転<br>イサクはキャリア初の<br>プレミア7試合連続ゴールで13ゴールに到達<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ニューカッスル</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/EAnbDcAbqh">pic.twitter.com/EAnbDcAbqh</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875535380885475355?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.04 23:39 Sat4
不利判定で公式戦25試合ぶり黒星もスロット監督は達観「負けなければならないなら…」
リバプールのアルネ・スロット監督が8日に行われ、0-1で先勝を許したEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦を振り返った。 2連覇を狙うリバプールが決勝進出を懸けてトッテナムと相まみえた初戦、両軍に好機がありながら迎えた終盤の86分に新星MFルーカス・ベリヴァルのゴールで先勝を許した。 決勝点を許したベリヴァルに2枚目のイエローカードが出なかったことで物議を醸しているが、スロット監督は公式戦25試合ぶりの黒星を達観している。 「あれは良いゴールだった。非常に冷静なフィニッシュだったと思う。だが、皆さんはそれに興味がないと思う。その前のプレーに興味があるはずだ。先週の日曜にはここに座ったアンジェ(ポステコグルー監督)が幾つかの判定に満足していなかったと思う。多くの人がシーズンが終われば不利な判定は有利な判定を受けることで収束するという。シーズンには不運なことも幸運なこともある。日曜にトッテナムは不利な判定を下されたが、今日は彼らに有利な判定が下されたかもしれない。というのもこの試合で私は一度も負けるとは感じなかったからだ。試合の大半をコントロールし、相手陣内でプレーすることができていた。そんな中、トッテナムのように良いサッカーができるチームに対して数十秒でも10人での戦い(ベリヴァルのタックルを受けてツィミカスが負傷し治療を受けていた)を強いられたのは不運だった」 一方で2枚目のイエローカードは出るべきだったと主張している。 「議論の余地はないと思う。どの監督もゴールから離れたあの位置であれば、プレーを止めてイエローカードを出してもらうことを望んだと思う。こちらのカウンターアタックの人数は少なかったしね。そもそもあのタックルは無謀だったと思うし、アドバンテージを取リ終えた後にイエローカードが出るべきだったと思う」 1点ビハインドでアンフィールドに帰ることになったリバプールだが、スロット監督は「負けてしまったのは理想からは程遠いが、もしどこかで負けなければならないなら、2ndレグが残っているこの試合だった」と反撃を見据えていた。 2025.01.09 11:30 Thu5