【プレミア注目プレビュー】不振スパーズと新生ブルーズが激突する今季2度目のロンドン・ダービー!

2021.02.04 18:00 Thu
Getty Images
プレミアリーグ第22節、トッテナムチェルシーによるロンドン・ダービーが日本時間4日29:00にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。不振のスパーズと、新生ブルーズが対峙するトップ4浮上に向けた重要なダービーだ。現在、1試合未消化ながらトップ4圏外の6位に位置するトッテナム(勝ち点33)。前々節のリバプール戦で完敗し5戦ぶりの黒星を喫すると、前節はブライトン相手に0-1で競り負けて今季2度目の連敗となった。リバプール戦の前半に両足首を痛めて負傷交代したFWケイン不在による攻撃のクオリティ不足に加え、直近のブライトン戦では攻守両面で覇気のないプレーに終始し、チームの不振ぶりは深刻だ。その中で迎えるダービーではモチベーションの部分に問題はないだけに、短い準備期間の中でここ2試合で出た課題の修正、とりわけケイン不在を乗り切る攻撃面の改善が重要となる。

一方、チェルシー(勝ち点33)は前節、下位のバーンリーを相手に2-0の勝利を収めてトゥヘル新体制2戦目で待望の勝利を手にした。また、相手の体たらくはあったものの、枠内シュート0に抑え込むなど数字以上の圧倒ぶりで今後の好転を予感させる一戦となった。とはいえ、トゥヘル体制初陣で0-0のドローに終わったウォルバーハンプトンを含め、相手が極端に守備的なスタイルを採用し、パフォーマンス自体も振るわなかったことを考慮すれば、今回のトッテナム戦が新生ブルーズの試金石となる。
なお、昨年11月にスタンフォード・ブリッジで行われた前回対戦では前半はトッテナム、後半はチェルシーと互いに良い時間帯を作ったものの、相手の集中した守備をこじ開けるまでには至らず、0-0のドローに終わっている。また、モウリーニョ監督とトゥヘル監督は意外にも今回が初対決となる。

◆トッテナム◆
【4-2-3-1】
▽トッテナム予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:ドハーティ、アルデルヴァイレルト、ダイアー、ベン・デイビス
MF:ムサ・シソコ、ホイビュルク
MF:ベルフワイン、エンドンベレ、ソン・フンミン
FW:カルロス・ヴィニシウス
負傷者:DFレギロン、MFデレ・アリ、ロ・チェルソ、FWケイン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者も前節から変化はない。ケインに関してはモウリーニョ監督が来週中の復帰を示唆したが、得意のダービーは引き続き欠場となる。

直近2試合では試合途中に[3-4-3]から[4-2-3-1]の布陣に変更し、ビハインドを追う展開が続いている。したがって、引き続き3バックでのスタートも考えられるが、いずれも結果が出ていないだけに原点回帰の[4-2-3-1]を予想。スタメンに関してはケインの代役として力不足も、唯一のターゲットマンであるヴィニシウスを最前線に置き、ソン・フンミンとエンドンベレをより生かせる場所に配置すると見る。

◆チェルシー◆
【3-4-2-1】
▽チェルシー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:メンディ
DF:アスピリクエタ、チアゴ・シウバ、リュディガー
MF:ハドソン=オドイ、ジョルジーニョ、コバチッチ、マルコス・アロンソ
MF:マウント、プリシッチ
FW:ジルー

負傷者:DFズマ、MFハヴァーツ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては軽傷を抱えるズマとハヴァーツに欠場の可能性がある。一方で前節を欠場したツィエクが復帰できる見込みだ。

システムに関しては直近のバーンリー戦で採用した[3-4-2-1]の継続を予想するが、可変式の[4-2-3-1]やバーンリー戦終盤に採用した[3-4-1-2]などのマイナーチェンジを施す可能性もある。

スタメンに関してはカンテやチルウェル、ツィエクの復帰も考えられるが、前述の11人を予想。プリシッチとジルーのところにヴェルナー、エイブラハムが入る形も想定される。

★注目選手
◆トッテナム:FWソン・フンミン
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トッテナムの注目プレーヤーは攻撃の全権を握る韓国代表だ。今季ここまでリーグ2位タイの12ゴールに加え、6アシストと見事な数字を残しているソン・フンミンだが、2021年の5試合ではわずかに1ゴールと沈黙。4戦連続無得点は今季最長であり、テレパシーで通じ合う頼れる相棒不在の直近1試合半では決定機にすら絡めずにいる。

ケイン不在の2試合ではリバプール戦の後半は最前線、ブライトン戦では開き気味の2トップの左という立ち位置でプレーも、前線でボールを収めてタメを作る選手の不在、サイドバックやウイングバックのサポートの少なさによって持ち味のフリーラン、前向きな状態での仕掛けが鳴りを潜めている。その攻撃の改善は指揮官の戦術、周囲のサポートがもちろん重要となるが、個人としても立ち位置の修正、フィニッシュの局面の判断、精度を改善し、リーグ5戦ぶりのゴールでチームを勝利に導きたい。

◆チェルシー:FWカラム・ハドソン=オドイ
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チェルシーの注目プレーヤーは新体制で存在感増す20歳の若武者だ。ランパード前体制では左右のウイングのバックアッパーの位置づけだったハドソン=オドイだが、トゥヘル新体制では2試合連続スタメンでの起用と早くもドイツ人指揮官の信頼を集めている。その2試合では右のウイングバックのポジションで攻撃に幅を与えると共に、持ち味である個の打開力で質的優位をもたらし、崩しの起点として機能していた。

その2試合では対戦相手の関係もあって圧倒的に押し込む時間が長く守備の対応に追われることはなかったが、同格のトッテナムとの対戦では相手が守備的に来たとしても同サイドでソン・フンミンとマッチアップする可能性が高い。そのため、トゥヘル監督が直近2試合と同じ起用の仕方をした場合、攻撃面に加えて守備面でのハードワークが求められるところだ。

仮に、システム変更やポジションの変更、ジョーカー起用となった場合、引いた際には未だに堅さを見せる相手守備攻略の切り札として積極果敢な仕掛けを期待したい。

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トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソンがお気に入りのキャラクターをタトゥーにした。 今夏にエバートンからトッテナムに加入したリシャルリソン。すでに新天地でのデビューも飾り、さらなる活躍に期待がかかっている。 そのリシャルリソンの右腕には今シーズンに入ってからある変化が。いくつかのタトゥーが施されている。 よくよく見てみると4匹のキャラクターが描かれており、上からワイリー・コヨーテ、孫悟空、タズマニアン・デビル、ドナルドダックが並べられている。 リシャルリソンは2021年の東京オリンピックで優勝した後、左足太ももに金メダルのタトゥーを施していたが、さらに自分の好きなものを体に入れることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】リシャルリソンの右腕に彫られた孫悟空やドナルドダックのタトゥー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/ChXmaYYLWP5/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; 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スパーズがブランドリマスター発表…クラブロゴの変更やモノグラムが再導入

トッテナムは18日、クラブロゴの変更を含むブランドリマスターを発表した。 クラブは今回の変更に際して以下の声明を発表している。 「300人以上のプレーヤー、スタッフ、ファンの意見を取り入れて、トッテナム・ホットスパーが彼らにとって何を意味するのかを完全に理解して作成された新しいアイデンティティは、現在クラブが機能している多数のプラットフォームで、より遊び心のある大胆なアプローチを可能にし、特にデジタル環境での明瞭性に重点を置いています」 「世界的に有名な雄鶏はこれまで以上に誇り高く立っており、シルエットバージョンでサポートされています。また、THFCモノグラムの再導入、クラブの伝統にリンクされた新しい色、パターン、特徴も採用されています」 最も目立った変更となったクラブロゴではデザイン自体に大きな変更は施されていないが、雄鶏のイラスト下のクラブ名の文字が削除され、より簡素化されたものになった。 「トッテナム・ホットスパーは、2006年に前例のない一歩を踏み出し、世界的に有名な雄鶏の周りのバッジを簡素化して、クラブのアイデンティティを現代化しました。この雄鶏は、ミニマルで象徴的なスタイルで独り立ちし、現在では他のクラブもこれを行っています」 「雄鶏の下にある湾曲した『Tottenham Hotspur』の文字を削除しました。これにより、さまざまな環境で雄鶏のスケールを拡大し、クラブの真の象徴として誇り高く立つことができます」 ブランドロゴの変更に関しては「雄鶏はシルエットバージョンでサポートされ、より遊び心のあるブランド表現が可能になりました」と説明されている。 さらに、今回のブランドリマスターでは1950年代から約60年に渡ってファンに親しまれていた「THFC」のモノグラムが再導入されたほか、クラブの名前の由来となった中世の貴族、ヘンリー・パーシー卿にインスピレーションを得た「HOTSPUR ‘h’」、「SEVEN SISTERS」、「TWO LIONS RAMPANT」、「BRUCE CASTLE」、「WHITE-HOT」、「EST. 1882」のホールマークも新たに開発した。 また、ブランドカラーは1898年のホームキット以来、リリーホワイトとスパーズ・ネイビーの象徴的な組み合わせを継続しつつ、クラブの歴史の象徴的な要素にインスピレーションを得た、新しいサポートカラーパレットが導入。約20年前にクラブのために特別に作成され、フォントに関しても現代的なアレンジが加えられている。 <span class="paragraph-title">【動画】スパーズがブランドリマスターを発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/DCg4HetCIAK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DCg4HetCIAK/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Tottenham Hotspur(@spursofficial)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.19 06:00 Tue
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小ブームとなっている“デレ・チャレンジ” あのポーズには先駆者がいた!

▽現在トッテナムの間で小さなブームとなっている“デレ・チャレンジ”。ブームの先駆けである同クラブのイングランド代表MFデレ・アリが、そのゴールパフォーマンスはある人をマネたポーズであることを明かした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ▽デレ・アリがロシア・ワールドカップから見せているゴールパフォーマンス…手でOKサインを作り、それを内側に反転させ穴を覗き込むというハンドジェスチャーは、トッテナム界隈で軽くブームになっている。 ▽実はそのパフォーマンスは、デレ・アリのオリジナルではなかったようだ。同選手のコメントによると、代表の同僚のジェイミー・ヴァーディの子供からインスピレーションを受けていたという。 「ワールドカップの時、何日かそれぞれの家族が一緒にホテルで過ごす時間があったんだ。その時に、ヴァーディの息子が周りのみんなにあのポーズができるかどうか訪ねて回っていてね。僕は出来たんだけど、他の子どもたちは出来なくて。それがちょっとおもしろかったんだ」 「その後、ジェシー・リンガードの弟がこのポーズのやり方を紹介していることを知ったよ。実際にどこから来て、誰がやり始めたのかわからないんだ。でも休みの時は友達とみんなでずっとやってたよ。でもここまで広がるとは思っていなかった。少し愉快だったね」 2018.09.06 15:13 Thu

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