清水と契約解除のクラモフスキー元監督が胸中を語る、自身から契約解除を申し出とも
2020.11.05 10:35 Thu
清水エスパルスとの契約を解除し監督の職を離れたピーター・クラモフスキー氏が、清水でのキャリアについて語った。オーストラリア『ブリスベン・タイムズ』が伝えた。アンジェ・ポステコグルー監督の右腕として長年コーチとしてチームを支えてきたクラモフスキー氏。2019年シーズンは横浜F・マリノスの明治安田生命J1リーグの優勝に貢献。その手腕を買われ、今シーズンから清水の監督に就任した。
チームは多くの選手を補強するなど生まれ変わろうとした中、開幕から5連敗。その後5試合は2勝3分けとしたものの、その後7連敗。後半戦初戦の湘南ベルマーレ戦で久々に勝利するも、再び5連敗を喫し下位に低迷。その後2試合を引き分けていたものの、11月1日に契約解除となっていた。
初の監督キャリアで結果を残せなかったクラモフスキー氏は、今シーズンのキャリアで目指したものを語り、志半ばでの退任となったことを明かした。
「私は自分が持っている全てのものをクラブに与えたが、それ以上を与えられなかった」
「私はこれに大きな影響を与えた。上手くいけば、クラブを前進させるための基盤となっただろう」
「今シーズンの全ての決定は、2021年にクラブにトロフィーをもたらすことに基づいていた。我々はサッカーでの強力な基盤を構築し、プレーする全ての試合で相手に対して自分たちの試合をすることにトライした」
「結局のところ、結果は出なかったが、サッカーのスタイルは明白だった。選手たちは持っている全てのものを与えてくれたが、互いのボックスでは十分ではなかった」
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、Jリーグは今シーズンの降格を無しに。そのため、クラモフスキー氏はチームの抜本的な改革を進めようとし、攻撃戦術と若手の起用などを推し進めていた。
一方で、財政的な問題もクラブに打撃を与え、結果が伴っていないながらも補強をせず。クラモフスキー氏は、補強の面でクラブに不満を感じていたとのこと。また、自身の将来のビジョンがクラブと一致していないと感じていたようだ。
また、『ブリスベン・タイムズ』によれば、来シーズンの予算が大幅に削減される見通しであり、クラブが必要と考えられる変更をするためにサポートをしてくれないと感じ、クラモフスキー氏がクラブに契約解除を求めたとのことだ。
◆清水は新体制初陣で8戦ぶりの勝利
チームは多くの選手を補強するなど生まれ変わろうとした中、開幕から5連敗。その後5試合は2勝3分けとしたものの、その後7連敗。後半戦初戦の湘南ベルマーレ戦で久々に勝利するも、再び5連敗を喫し下位に低迷。その後2試合を引き分けていたものの、11月1日に契約解除となっていた。
「私は自分が持っている全てのものをクラブに与えたが、それ以上を与えられなかった」
「10年以上前から続くリアクションではなく、ポゼッションをベースとした攻撃的なサッカーを構築するというクラブの目標を背に、私はエスパルスでのキャリアをスタートさせた」
「私はこれに大きな影響を与えた。上手くいけば、クラブを前進させるための基盤となっただろう」
「今シーズンの全ての決定は、2021年にクラブにトロフィーをもたらすことに基づいていた。我々はサッカーでの強力な基盤を構築し、プレーする全ての試合で相手に対して自分たちの試合をすることにトライした」
「結局のところ、結果は出なかったが、サッカーのスタイルは明白だった。選手たちは持っている全てのものを与えてくれたが、互いのボックスでは十分ではなかった」
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、Jリーグは今シーズンの降格を無しに。そのため、クラモフスキー氏はチームの抜本的な改革を進めようとし、攻撃戦術と若手の起用などを推し進めていた。
一方で、財政的な問題もクラブに打撃を与え、結果が伴っていないながらも補強をせず。クラモフスキー氏は、補強の面でクラブに不満を感じていたとのこと。また、自身の将来のビジョンがクラブと一致していないと感じていたようだ。
また、『ブリスベン・タイムズ』によれば、来シーズンの予算が大幅に削減される見通しであり、クラブが必要と考えられる変更をするためにサポートをしてくれないと感じ、クラモフスキー氏がクラブに契約解除を求めたとのことだ。
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【明治安田J1リーグ第17節】 2025年5月17日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(1位/34pt) vs 清水エスパルス(8位/22pt) [県立カシマサッカースタジアム] <h3>◆7連勝で一気に突き進む【鹿島アントラーズ】</h3> 前節は国立競技場で川崎フロンターレと対戦。鬼木達監督にとっては初となる古巣対戦となった中、チームはしっかりと逆転勝利を収めた。 これで6連勝として首位をキープ。2位の柏レイソルがピッタリと追いかけてきているだけに、このまま勝ち続けて首位をキープしたいところだ。 過密日程、ケガ人などの問題で選手を入れ替えて戦いながらもしっかりと勝ち続けている鹿島は本当の強さを手にしつつある状況。川崎F戦も、舩橋佑、田川亨介と伏兵と言える選手の活躍で勝利を手にした。 最終ラインも固定してきた中で、関川郁万まで離脱。それでも結果がついてきているだけに、総合力で連勝を伸ばしていきたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:早川友基 DF:小池龍太、植田直通、キム・テヒョン、安西幸輝 MF:樋口雄太、知念慶、柴崎岳、チャヴリッチ FW:レオ・セアラ、鈴木優磨 監督:鬼木達 <h3>◆4試合ぶり勝利を【清水エスパルス】</h3> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えて2-2のドロー。なんとか追いついての引き分けとなったが、これで3試合勝利から遠ざかっている。 3連勝で波に乗ったかと思われたが、直後は無得点で連敗。それでも前節は2度のビハインドを追いつき、意地を見せることとなった。 3年ぶりの対戦となる首位の鹿島相手には、苦手意識も。ボールを保持して組み立てていく中で、強度の高い鹿島の守備に引っかからないことを目指したい。 そして、安定感抜群の鹿島の守備をどう崩すか。攻撃陣がいかに切り裂いていくか注目だ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:沖悠哉 DF:北爪健吾、高橋祐治、蓮川壮大、高木践 MF:宇野禅斗、マテウス・ブエノ MF:松崎快、乾貴士、カピシャーバ FW:北川航也 監督:秋葉忠宏 2025.05.17 12:15 Sat4
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue5