「怒りのモチベーション」リバプールで不遇のシーズンを送った南野拓実、W杯までの成長を考え「いろいろ決断できれば」
2022.06.13 12:55 Mon
日本代表MF南野拓実(リバプール/イングランド)が、世界のトップと戦って見えた課題、そして悔しいシーズンについて振り返った。
現在日本代表はインターナショナル・マッチデー(IMD)でキリンチャレンジカップ2022、キリンカップサッカー2022を戦っている。
ここまでキリンチャレンジカップのパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、キリンカップサッカーのガーナ代表戦と3試合を終えて、ブラジルには0-1で敗れたものの、パラグアイとガーナには4-1で勝利を収めている。
今月は14日のチュニジア代表戦が最後、あとは7月にEAFF E-1サッカー選手権を国内組で戦い、9月に2試合が残されているのみ。カタール・ワールドカップ(W杯)の前の準備機会は減ってきている。
南野は改めてブラジル代表戦について振り返り「攻撃できる回数が少なかったのはチームとしての課題でもあり、その中で攻撃にどう良い形で持っていくかというのがあります」と語り、「個人の能力なのか、チームとしてなのか、改善すべきところがあります。個人的には課題をすごく感じた試合でした」と攻撃面で多くの課題が見つかったとした。
その中で攻撃を改善するには「前の選手がボールを持った時に簡単に失わない、個人でキープする部分も必要で、ゴール前のクオリティ、ラストパスの前の相手に寄せも非常に早かったので、チームとしてしっかり繋げるようにポジションを相手より先に予測してプレーするとか、あの基準でプレーするレベルを上げる必要があると思います」と、高い基準でのプレーを続けることがチームとして大事だとした。
ここ最近のパターンとしては左サイドは南野と三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)が交代でプレーすることが多い。
「薫のドリブル、攻撃はチームの1つの大きな武器だと思うので、誰が出てもレベルが高い選手ばかりだと思います」と語り、「自分が自分の仕事をすることだけを考えています」と特徴を出すために仕事をするとした。
その中での違いについては「ブラジル戦でも1トップの選手と、僕は中でプレーするのが特徴なのでそこを活かして距離感、ターンして前を向いてプレーできれば良かったと思っています」とし、自身の特徴をもっと出せればと語った。
今シーズンはリバプールで1年間を過ごしたが、出場機会にはあまり恵まれず。カップ戦を含め、出場した試合では結果を残したが、消化不良のシーズンとなった。
その中で自身のコンディションを維持する方法としては「チームのトレーニング以外に、個人的なトレーニングを積んでいました」とコメント。「試合に出ていない分、試合の強度でいざ入ったときに体が追いついていないというのが嫌だったので、チームの練習が終わった後にプラスアルファでトレーニングしていました」と、チームとは別に磨いていたという。
また「メンタルの部分は試合に出たら何か残してやるというのは常に思っていましたし、選手としては出場機会が少ないことは悔しいので、悔しさをモチベーションというか、怒りのモチベーションというか、常にそういう気持ちでした」とコメント。「そういう気持ちと向き合いながら練習と試合をしていました」と、しっかりと向き合いながらも悔しさが先行していたようだ。
その南野は移籍の噂も多く浮上。今夏にリバプールを退団するというのが大方の見方となっている。
W杯までの残りの期間については「個人的には何もまだ決まっていないので言えないですが、試合にしっかり出場して、最高のコンディションでW杯を迎えたいと思っている」とコメント。さらに、「かつレベルアップしなければいけないということはブラジル戦で感じたので、そういう部分を踏まえて、いろいろ決断できればと思います」と語り、自身の身の振り方もW杯を見据えてしっかりと選びたいとした。
その意味では一定の結果を残したとはいえ、全くもって満足できないシーズンと振り返った南野。更なる高みを目指したいという。
「選手としてここまで試合に出るのが難しい時間が続くのはなかったので、コンディションを整えたり、悔しさをどう繋げていくかは難しかったですが選手として成長したシーズンだったと思います」
「全てのタイトルの可能性を残してシーズンを最後まで戦えていたのは、悔しかったですがサッカー選手として充実していました」
「重要な試合に出て、結果を残すことに意味があるので、自分が出て結果を残したとは言われますが、別に大したことをしているとは思っていなく、当たり前のことをやっていただけです」
「自分としては手応えよりも悔しさしかなかったです。もっと重要な試合に出て結果を残せる選手になれるように頑張りたいと思います」
「僕が出る試合は誰も興味のない試合が多かったので、結果を残しても反響があるわけではないです」
「外部のことは全く考えず、自分の価値を証明するために奮い立たせていただけです」
自信を向き合い続けてきた南野。まずはチュニジア戦で結果を残すこと、そしてW杯までの残り期間でしっかりと過ごせることを願いたい。
現在日本代表はインターナショナル・マッチデー(IMD)でキリンチャレンジカップ2022、キリンカップサッカー2022を戦っている。
ここまでキリンチャレンジカップのパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、キリンカップサッカーのガーナ代表戦と3試合を終えて、ブラジルには0-1で敗れたものの、パラグアイとガーナには4-1で勝利を収めている。
南野は改めてブラジル代表戦について振り返り「攻撃できる回数が少なかったのはチームとしての課題でもあり、その中で攻撃にどう良い形で持っていくかというのがあります」と語り、「個人の能力なのか、チームとしてなのか、改善すべきところがあります。個人的には課題をすごく感じた試合でした」と攻撃面で多くの課題が見つかったとした。
それを受けてガーナ戦は4ゴールを記録。「ガーナ戦は全く違う試合展開でしたが、W杯ではブラジルレベルのスペインとドイツ、タイプは違うかもしれないですがああいう試合展開になると思います」とW杯ではブラジル戦のような試合が増えるだろうと見解を述べた。
その中で攻撃を改善するには「前の選手がボールを持った時に簡単に失わない、個人でキープする部分も必要で、ゴール前のクオリティ、ラストパスの前の相手に寄せも非常に早かったので、チームとしてしっかり繋げるようにポジションを相手より先に予測してプレーするとか、あの基準でプレーするレベルを上げる必要があると思います」と、高い基準でのプレーを続けることがチームとして大事だとした。
ここ最近のパターンとしては左サイドは南野と三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)が交代でプレーすることが多い。
「薫のドリブル、攻撃はチームの1つの大きな武器だと思うので、誰が出てもレベルが高い選手ばかりだと思います」と語り、「自分が自分の仕事をすることだけを考えています」と特徴を出すために仕事をするとした。
その中での違いについては「ブラジル戦でも1トップの選手と、僕は中でプレーするのが特徴なのでそこを活かして距離感、ターンして前を向いてプレーできれば良かったと思っています」とし、自身の特徴をもっと出せればと語った。
今シーズンはリバプールで1年間を過ごしたが、出場機会にはあまり恵まれず。カップ戦を含め、出場した試合では結果を残したが、消化不良のシーズンとなった。
その中で自身のコンディションを維持する方法としては「チームのトレーニング以外に、個人的なトレーニングを積んでいました」とコメント。「試合に出ていない分、試合の強度でいざ入ったときに体が追いついていないというのが嫌だったので、チームの練習が終わった後にプラスアルファでトレーニングしていました」と、チームとは別に磨いていたという。
また「メンタルの部分は試合に出たら何か残してやるというのは常に思っていましたし、選手としては出場機会が少ないことは悔しいので、悔しさをモチベーションというか、怒りのモチベーションというか、常にそういう気持ちでした」とコメント。「そういう気持ちと向き合いながら練習と試合をしていました」と、しっかりと向き合いながらも悔しさが先行していたようだ。
その南野は移籍の噂も多く浮上。今夏にリバプールを退団するというのが大方の見方となっている。
W杯までの残りの期間については「個人的には何もまだ決まっていないので言えないですが、試合にしっかり出場して、最高のコンディションでW杯を迎えたいと思っている」とコメント。さらに、「かつレベルアップしなければいけないということはブラジル戦で感じたので、そういう部分を踏まえて、いろいろ決断できればと思います」と語り、自身の身の振り方もW杯を見据えてしっかりと選びたいとした。
その意味では一定の結果を残したとはいえ、全くもって満足できないシーズンと振り返った南野。更なる高みを目指したいという。
「選手としてここまで試合に出るのが難しい時間が続くのはなかったので、コンディションを整えたり、悔しさをどう繋げていくかは難しかったですが選手として成長したシーズンだったと思います」
「全てのタイトルの可能性を残してシーズンを最後まで戦えていたのは、悔しかったですがサッカー選手として充実していました」
「重要な試合に出て、結果を残すことに意味があるので、自分が出て結果を残したとは言われますが、別に大したことをしているとは思っていなく、当たり前のことをやっていただけです」
「自分としては手応えよりも悔しさしかなかったです。もっと重要な試合に出て結果を残せる選手になれるように頑張りたいと思います」
「僕が出る試合は誰も興味のない試合が多かったので、結果を残しても反響があるわけではないです」
「外部のことは全く考えず、自分の価値を証明するために奮い立たせていただけです」
自信を向き合い続けてきた南野。まずはチュニジア戦で結果を残すこと、そしてW杯までの残り期間でしっかりと過ごせることを願いたい。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5YKV_1oE5M/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Celtic Football Club(@celticfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.05 22:42 Fri4
「泣ける」「1番グッときた」ザルツブルクが南野拓実&ファン・ヒチャンの敗退にメッセージ「私達の誇り」
レッドブル・ザルツブルクの投稿がファンの間で話題となっている。 5日、カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16の2試合が行われた。 アジア勢の日本代表と韓国代表がそれぞれクロアチア代表、ブラジル代表と対戦した。 オーストラリア代表とともに、史上初となる3カ国がアジアからベスト16に残っていたが、日本はクロアチアにPK戦の末に敗戦。韓国は前半に4失点を喫し、ブラジルに完敗して敗退となった。 ラウンド16でアジア勢が全滅してしまったが、ザルツブルクの日本語公式ツイッターが1枚の写真をアップして話題だ。 その写真は3人の選手が抱き合っているもの。背中を見せているのは、18番のユニフォームを着た南野拓実と9番のユニフォームを着たファン・ヒチャンだ。 共に5日の試合に出場し、悔しい敗退を味わった中、「私達の誇り」として写真を投稿。2人と抱き合うのはハンガリー代表MFドミニク・ショボスライだ。 3人は2019-20シーズンはザルツブルクでチームメイトに。その後、南野はリバプール、フアン・ヒチャンはRBライプツィヒ、ショボスライも後にライプツィヒに移籍し、現在は誰も在籍はしていない。 この投稿には「泣ける」、「1番グッときた」、「ザルツブルクありがとう」とコメントが寄せられている。 アジア勢として、世界に一歩近づいた反面、まだまだ差があることも痛感させられた大会。4年後はどのような結果を残してくれるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ザルツブルクが日韓のクラブOBを称える「泣ける」1枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/hizxc98OC4">pic.twitter.com/hizxc98OC4</a></p>— FC Red Bull Salzburg JP (@FCRBS_jp) <a href="https://twitter.com/FCRBS_jp/status/1599893883218976768?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.06 22:15 Tue5
華麗なる天才、古豪ハンガリー復活の期待背負うNo.10/ドミニク・ソボスライ(ハンガリー代表)【ユーロ2024】
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■ハンガリー代表</span> 出場回数:3大会連続5回目 最高成績:3位(1964) ユーロ2020結果:グループステージ敗退 予選結果:グループG・1位 監督:マルコ・ロッシ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFドミニク・ソボスライ(リバプール) 2000年10月25日(23歳) 2023-24シーズンからリバプールに加入したソボスライ。日本代表MF遠藤航、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターと共に、中盤で期待を寄せられた1人だ。 リバプールが7000万ユーロ(約118億円)の契約解除金を支払って獲得したRBライプツィヒから逸材。フィジカルも強く、テクニックを持ち合わせ、ブンデスリーガで異彩を放っていたソボスライは、ユーリティティ性も魅力だ。 インサイドハーフがメインだが、元々はサイドアタッカーとしてプレー。ザルツブルク時代には南野拓実(モナコ)と両サイドを形成していたアタッカー。その後、ライプツィヒでシャドーのポジションでプレーし、より攻撃的な力を見せつける。 ハンガリー期待の才能は“天才”と称されており、キックの精度がとにかく高く、ミドルシュートはお手のもの。威力、精度と申し分なく、リバプールでの1年目は数字を残せなかったが、ユーロの舞台での活躍に期待がかかる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月15日(土) 《22:00》 【A】ハンガリー代表 vs スイス代表 ▽6月19日(水) 《25:00》 【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表 ▽6月23日(日) 《28:00》 【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ドイツ) 12.デーネシュ・ディブス(フェレンツヴァーロシュ) 22.ペーテル・サッパノシュ(パクシュFC) DF 2.アダム・ラング(オモニア・ニコシア/キプロス) 3.ボトンド・バログ(パルマ/イタリア) 4.アッティラ・サライ(フライブルク/ドイツ) 5.アッティラ・フィオーラ(フェヘールヴァール) 6.ヴィリー・オルバン(RBライプツィヒ/ドイツ) 7.ロイク・ネゴ(ル・アーヴル/フランス) 11.ミロシュ・ケルケズ(ボーンマス/イングランド) 14.ベンデグーズ・ボラ(セルヴェット/スイス) 18.ジョルト・ナジ(プスカシュ・アカデーミア) 21.エンドレ・ボトカ(フェレンツヴァーロシュ) 24.マールトン・ダルダイ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) MF 8.アダム・ナジ(スペツィア/イタリア) 10.ドミニク・ソボスライ(リバプール/イングランド) 13.アンドラス・シャーファー(ウニオン・ベルリン/ドイツ) 15.ラスロ・クラインハスラー(ハイドゥク・スプリト/クロアチア) 16.ダニエル・ガズダグ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ) 17.カラム・スタイルズ(サンダーランド/イングランド) 26.ミハーイ・カタ(MTKブダペスト) FW 9.マルティン・アダム(蔚山現代/韓国) 19.バルナバス・ヴァルガ(フェレンツヴァーロシュ) 20.ロランド・サライ(フライブルク/ドイツ) 23.ケヴィン・チョボト(ウーイペシュト) 25.クリストフェル・ホルヴァート(ケチケメート) <span class="paragraph-title">【動画】ソボスライ、シーズン序盤のリバプールでの活躍</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="x_V7a7bIMjo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 17:00 Sat日本の人気記事ランキング
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伊東純也のメンバー外で思い出したこと/六川亨の日本サッカー見聞録
3月14日、14時からの代表メンバー発表ということで、誰もが気になったのが背番号14の去就だろう。結論から先に言うと、森保一監督は「ひとことで言うと、彼を守るために招集しなかったという判断を、私自身がさせていただいた」と切り出した。 スタッド・ランスでは活躍しているため「彼のパフォーマンスと状況を踏まえたうえで招集は可能だと思っているし、招集したいと思っていた」ものの、日本では性加害疑惑で訴えられているため、「招集した場合に日本で彼を取り巻く環境がどういうものになるかと想像したときに、彼が落ち着いて生活できる、落ち着いてプレーできる環境にはならないことを私自身が想像している。彼が一番大切している家族、大切にしている方々への影響を考えたときに招集しない方がいまはいいのかなと思って判断した」と心情を吐露した。 もしも伊東純也が北朝鮮戦のために来日したら、テレビはもちろん新聞、雑誌などあらゆるメディアが空港や練習会場に押し寄せ、伊東のコメントを取ろうと躍起になるはずだ。しかしサッカーで注目されるならともかく、サッカー以外でのコメントは伊東も出しようがないだろう。ここは森保監督の判断を尊重したい。 今回の森保監督の“配慮”で思い出したのが、98年フランスW杯前の岡田武史監督だった。「ジョホールバルの奇跡」で日本を初のW杯へ導いた岡田監督。当時は多くのメディアが岡田監督の自宅に押しかけ、コメントを取ろうと必死になった。いわゆる「岡ちゃんフィーバー(もはや死語か)」である。 見知らぬ自称“友人”がたくさんできて、メディアでコメントを発していた。 残念ながらフランスW杯は3連敗に終わり、中山雅史が1ゴールを決めるのがやっとだった。そして、この時の「岡ちゃんフィーバー」を見たJFAの幹部会は、次の日本代表監督に日本人ではなく外国人監督を招聘することを決断した。 自国開催のW杯で、過去の例からホストカントリーは最低限グループリーグを突破しなければならない(2010年の南アは初のグループリーグ敗退)。しかし、万が一グループリーグで敗退したら、大会前の盛り上がりから一転、監督はサッカーファン・サポーターだけでなく国民からも厳しい批判を受ける可能性が高い。場合によっては日本で二度と監督はできなくなるかもしれない。 そうした危惧を抱きつつ、外国人監督だったらグループリーグで敗退しても自国へ戻れば監督業を続けられるだろう。そうした思惑もあり、Jリーグで監督経験のあるアーセン・ヴェンゲル氏にオファーを出し、彼が紹介してくれたフィリップ・トルシエ監督と契約した。結果はご存知の通りW杯はグループリーグを突破したし、99年のワールドユース(現U-20W杯)では準優勝という好成績を収めた。 その一方で、2014年のブラジルW杯後に日本代表の監督に就任したハビエル・アギーレ氏は、サラゴサ時代に八百長疑惑があったと報道されたことで、翌年2月に「契約解除」という異例のケースで日本を去った。 まだ裁判で有罪か無罪か確定していないにもかかわらず、JFAとしては「八百長」という言葉に敏感に反応したのだろう。いささか潔癖症かもしれないが、外国人監督なら日本を去ってもヨーロッパや中南米で監督業を続けられるだろうという目論見があったとしても不思議ではない。 伊東の場合は戦力として欠かせないし、日本人のため今後もフォローは必要になるが、疑惑が晴れるまで国内の試合に招集するのは森保監督も躊躇うだろう。しかし、今年の秋からは(2次予選を突破したら)最終予選が始まり、北中米W杯は2年後に迫っている。どこかのタイミングで、誰かが伊東の代表復帰を決断しなければ、日本サッカーにとって大きな損失である。 森保監督にその責を担わせるのではなく、ここは宮本恒靖JFA会長が理事会の総意として伊東の代表復帰を後押しして欲しい。 2024.03.15 08:30 Fri2
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
レアルMF中井卓大らU-19日本代表メンバーが発表! 松木玖生や中野伸哉、福井太智らはW杯に臨む日本代表のトレーニングに参加
日本サッカー協会(JFA)は2日、スペイン遠征を行う U-19日本代表のメンバーを発表した。 13日から23日までスペイン遠征を行うU-19日本代表。現地では、U-19スロバキア代表(11/17) 、U-18スペイン代表(11/19)、U-19フランス代表(11/21)と対戦する。 今回のメンバーには、レアル・マドリーのMF中井卓大が招集。また、MF松木玖生(FC東京)やDF中野伸哉(サガン鳥栖)らJ1で多くの出場機会を得た選手の他、1月にバイエルンへと移籍が決まっているMF福井太智(サガン鳥栖U-18)も招集を受けている。 また、大学生はGK木村凌也(日本大学)、DF諏訪間幸成(筑波大学)、MF熊取谷一星(明治大学)の3名が招集されている。 なお、松木、中野、福井の他にも、DF松田隼風(水戸ホーリーホック)、DF田中隼人(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレU-18)、MF佐野航大(ファジアーノ岡山)、MF甲田英將(名古屋グランパス)、MF北野颯太(セレッソ大阪)、FW熊田直紀(FC東京U-18)は、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表のトレーニングパートナーとして合流する。 今回発表されたU-19日本代表メンバーは以下の通り。 ◆U-19日本代表メンバー GK 1.木村凌也(日本大学) 12.若林学歩(大宮アルディージャ) DF 13.諏訪間幸成(筑波大学) 19.西久保駿介(ジェフユナイテッド千葉) 4.菊地脩太(V・ファーレン長崎) 2.中野伸哉(サガン鳥栖)☆ 5.松田隼風(水戸ホーリーホック)☆ 15.屋敷優成(大分トリニータ) 3.田中隼人(柏レイソル)☆ 22.高井幸大(川崎フロンターレU-18)☆ MF 11.熊取谷一星(明治大学) 14.永長鷹虎(川崎フロンターレ) 8.松木玖生(FC東京)☆ 6.山根陸(横浜F・マリノス) 7.佐野航大(ファジアーノ岡山)☆ 21.甲田英將(名古屋グランパス)☆ 17.中井卓大(レアル・マドリー/スペイン)◇ 20.福井太智(サガン鳥栖U-18)☆ 10.北野颯太(セレッソ大阪)☆ 16.保田堅心.(大分トリニータU-18) FW 9.坂本一彩(ガンバ大阪) 18.熊田直紀(FC東京U-18)☆ ☆は11月22日にカタールへと移動し、日本代表のトレーニングパートナーとして活動する。12月4日に帰国 ◇は14日に現地合流、22日に現地解散 2022.11.02 16:47 Wed4
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed5
