「大変だと思う」代表デビューからもうすぐ3年、ついに初ゴールを決めた久保建英に森保一監督「皆さんをハッピーにしてもらうように」
2022.06.11 00:15 Sat
日本代表の森保一監督が、日本代表初ゴールを決めたMF久保建英(マジョルカ)に言及した。
10日、キリンカップサッカー2022でガーナと対戦した日本。ブラジル戦からメンバーを変更し、[4-2-3-1]とかつて採用していたシステムで臨んだ。
試合は前半から日本が押し込んでいくと、29分に右サイドを山根視来、久保、堂安律で崩すと、最後は山根が左足でネットを揺らして先制する。
その後ミスからジョルダン・アイェウに決められて追いつかれるも、終了間際に左サイドから三笘薫がクロス。これがそのままゴールに吸い込まれ、前半を2-1で折り返す。
後半は徐々にガーナに押し込まれる時間が続いていたが、サイド攻撃をやめなかった日本は73分に三笘の突破から最後は久保がゴールを決めて日本代表初ゴール。さらに82分には途中出場したばかりの前田大然が同じく途中出場の伊東純也のクロスに飛び込み、こちらも代表初ゴール。4-1で勝利、チュニジア代表が待つ決勝へ駒を進めた。
その久保はこの代表活動期間に21歳に。21歳として初の試合で、待望の初ゴールを決めた。
森保監督は「彼もこの代表に生き残れるかどうかというところを自分で自分にプレッシャーをかけながら戦って、メンタル的なところは非常に出ていたと思います」と語り、「自分の個の力でなんとかしようというのはこれまで同様にアグレッシブにやりながら、チームとして戦う中で、攻守共に献身的に連携・連動を使い分けながら戦っていたのかなと。それが結果に繋がったと思います」とコメントした。
この日の久保は、トップ下で起用されたが、右サイドの堂安、左サイドの三笘と随所に顔を出してプレー。自身がボールを持ち、ドリブルで仕掛けていくシーンも多かった一方で、簡単にパスを繋いでコンビネーションでゴールに迫るプレーも見せていた。
「攻撃の部分では自分でゴールを決めるために、良い意味で捉えていますが、個の選択肢しかなくて相手に読まれる部分であったりがあったと思いますが、個で崩すのと周りのサポートを使いながらという選択肢を相手に持たせて絞らせないというのが良かったかなと思います」と、周りを使うことによって相手も翻弄されたとの見解を森保監督は示した。
また「守備ではパラグアイ戦では一対一で強度が出せなかったり、こぼれ球の反応が遅れたりもありましたが、自分の責任で局面で相手に食らい付いていく、後手を踏んでもしぶとくついていくことができていたと思います」と、守備面でもこの試合は良いパフォーマンスを出していたと評価した。
久保が初ゴールを決めた際には、スタンドに集まった多くのファンが最高のボルテージに。声出しが可能であれば、多くの声援が飛んだと思われるが、それでもこの試合で1番の盛り上がりを見せていた。
「元々も高い意識がある選手だと思いますが、これを続けていってほしいと思います。1試合だけで変わることはないと思いますし、そこはメディアの皆さんの期待に応えられるように続けてやってほしいなと思いますし、サッカーファンの方もタケの成長に期待を寄せていると思います」
「彼も大変だと思いますが、期待されるということはプロ選手としてすごく誇りだと思うので、サッカーファミリー、サポーターの皆さんをハッピーにしてもらうように成長してもらいたいと思います」
久保は試合後に「このまま一生はいらないんじゃないかと思ってました」とコメントしていたが、ついに第一歩。17試合目での1ゴールだが、この先にも得点が続くことを期待したい。
10日、キリンカップサッカー2022でガーナと対戦した日本。ブラジル戦からメンバーを変更し、[4-2-3-1]とかつて採用していたシステムで臨んだ。
試合は前半から日本が押し込んでいくと、29分に右サイドを山根視来、久保、堂安律で崩すと、最後は山根が左足でネットを揺らして先制する。
後半は徐々にガーナに押し込まれる時間が続いていたが、サイド攻撃をやめなかった日本は73分に三笘の突破から最後は久保がゴールを決めて日本代表初ゴール。さらに82分には途中出場したばかりの前田大然が同じく途中出場の伊東純也のクロスに飛び込み、こちらも代表初ゴール。4-1で勝利、チュニジア代表が待つ決勝へ駒を進めた。
10代で大きな期待を背負い、日本代表に初荘主された久保。2019年6月19日のエルサルバドル代表戦でデビューを果たしており、およそ3年の月日が経っての初ゴールとなった。
その久保はこの代表活動期間に21歳に。21歳として初の試合で、待望の初ゴールを決めた。
森保監督は「彼もこの代表に生き残れるかどうかというところを自分で自分にプレッシャーをかけながら戦って、メンタル的なところは非常に出ていたと思います」と語り、「自分の個の力でなんとかしようというのはこれまで同様にアグレッシブにやりながら、チームとして戦う中で、攻守共に献身的に連携・連動を使い分けながら戦っていたのかなと。それが結果に繋がったと思います」とコメントした。
この日の久保は、トップ下で起用されたが、右サイドの堂安、左サイドの三笘と随所に顔を出してプレー。自身がボールを持ち、ドリブルで仕掛けていくシーンも多かった一方で、簡単にパスを繋いでコンビネーションでゴールに迫るプレーも見せていた。
「攻撃の部分では自分でゴールを決めるために、良い意味で捉えていますが、個の選択肢しかなくて相手に読まれる部分であったりがあったと思いますが、個で崩すのと周りのサポートを使いながらという選択肢を相手に持たせて絞らせないというのが良かったかなと思います」と、周りを使うことによって相手も翻弄されたとの見解を森保監督は示した。
また「守備ではパラグアイ戦では一対一で強度が出せなかったり、こぼれ球の反応が遅れたりもありましたが、自分の責任で局面で相手に食らい付いていく、後手を踏んでもしぶとくついていくことができていたと思います」と、守備面でもこの試合は良いパフォーマンスを出していたと評価した。
久保が初ゴールを決めた際には、スタンドに集まった多くのファンが最高のボルテージに。声出しが可能であれば、多くの声援が飛んだと思われるが、それでもこの試合で1番の盛り上がりを見せていた。
「元々も高い意識がある選手だと思いますが、これを続けていってほしいと思います。1試合だけで変わることはないと思いますし、そこはメディアの皆さんの期待に応えられるように続けてやってほしいなと思いますし、サッカーファンの方もタケの成長に期待を寄せていると思います」
「彼も大変だと思いますが、期待されるということはプロ選手としてすごく誇りだと思うので、サッカーファミリー、サポーターの皆さんをハッピーにしてもらうように成長してもらいたいと思います」
久保は試合後に「このまま一生はいらないんじゃないかと思ってました」とコメントしていたが、ついに第一歩。17試合目での1ゴールだが、この先にも得点が続くことを期待したい。
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu4
ザッケローニは総勢77名の日本代表を招集!
▽3月5日にキリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド戦を控えたザックジャパン。ニュージーランド戦は、ブラジルワールドカップ本大会のメンバー発表前最後の試合となるため、本大会を目指す選手にとっては大事なアピールの場となる。<br/><br/>▽超ワールドサッカーでは、ニュージーランド戦に臨むメンバー発表に向けアンケートを実施予定(有料版のみとなります)。それに先駆け、これまでにザッケローニ監督が招集してきたメンバーを調査した。<br/><br/>▽招集から最も遠ざかっているのは、代表復帰待望論も囁かれているDF闘莉王、そして現在はポルトガル2部のポルティモネンセに所属するFW金崎の2名だ。その他、MF阿部、FW森本など、2010年南アフリカワールドカップに招集されたメンバーや、昨シーズンのJリーグ得点王でもあるFW大久保、Jリーグ2連覇を果たした広島のエースであるFW佐藤なども 2012年を最後に招集されていない。ザッケローニ監督が招集した全77名の選手は以下の通り。<br/><br/>GK 東口順昭 2011/8/4<br/>GK 山本海人 2012/2/25<br/>GK 林卓人 2013/7/15<br/>GK 川島永嗣 2013/11/7<br/>GK 西川周作 2013/11/7<br/>GK 権田修一 2013/11/7<br/><br/>DF 田中マルクス闘莉王 2010/9/30<br/>DF 永田充 2010/12/24<br/>DF 安田理大 2011/11/1<br/>DF 近藤直也 2012/2/17<br/>DF 岩政大樹 2012/8/30<br/>DF 水本裕貴 2013/1/31<br/>DF 栗原勇蔵 2013/7/15<br/>DF 槙野智章 2013/7/15<br/>DF 森脇良太 2013/7/15<br/>DF 徳永悠平 2013/7/15<br/>DF 鈴木大輔 2013/7/15<br/>DF 千葉和彦 2013/7/15<br/>DF 駒野友一 2013/8/8<br/>DF 長友佑都 2013/11/7<br/>DF 内田篤人 2013/11/7<br/>DF 伊野波雅彦 2013/11/7<br/>DF 今野泰幸 2013/11/7<br/>DF 吉田麻也 2013/11/7<br/>DF 酒井宏樹 2013/11/7<br/>DF 酒井高徳 2013/11/7<br/>DF 森重真人 2013/11/7<br/><br/>MF 本田拓也 2011/3/18<br/>MF 関口訓充 2011/5/27<br/>MF 西大伍 2011/5/27<br/>MF 柴崎晃誠 2011/5/27<br/>MF 松井大輔 2011/8/4<br/>MF 阿部勇樹 2012/2/17<br/>MF 磯村亮太 2012/2/17<br/>MF 柴崎岳 2012/2/17<br/>MF 谷口博之 2012/2/17<br/>MF 柏木陽介 2012/2/25<br/>MF 増田誓志 2012/2/25<br/>MF 長谷川アーリアジャスール 2012/5/18<br/>MF 藤本淳吾 2012/8/9<br/>MF 中村憲剛 2013/6/7<br/>MF 高萩洋次郎 2013/7/15<br/>MF 扇原貴宏 2013/7/15<br/>MF 青山敏弘 2013/8/29<br/>MF 遠藤保仁 2013/11/7<br/>MF 長谷部誠 2013/11/7<br/>MF 細貝萌 2013/11/7<br/>MF 本田圭佑 2013/11/7<br/>MF 乾貴士 2013/11/7<br/>MF 香川真司 2013/11/7<br/>MF 清武弘嗣 2013/11/7<br/>MF 高橋秀人 2013/11/7<br/>MF 山口蛍 2013/11/7<br/><br/>FW 金崎夢生 2010/9/30<br/>FW 興梠慎三 2011/5/27<br/>FW 家長昭博 2011/8/4<br/>FW 田中順也 2012/2/17<br/>FW 久保裕也 2012/2/17<br/>FW 石川直宏 2012/2/17<br/>FW 大久保嘉人 2012/2/17<br/>FW 李忠成 2012/2/25<br/>FW 森本貴幸 2012/5/24<br/>FW 宮市亮 2012/10/4<br/>FW 佐藤寿人 2012/10/4<br/>FW 宇佐美貴史 2012/11/5<br/>FW 大津祐樹 2013/3/1<br/>FW 東慶悟 2013/5/23<br/>FW 前田遼一 2013/6/7<br/>FW 原口元気 2013/7/15<br/>FW 山田大記 2013/7/15<br/>FW 豊田陽平 2013/8/8<br/>FW 工藤壮人 2013/8/29<br/>FW ハーフナー・マイク 2013/10/3<br/>FW 齋藤学 2013/10/3<br/>FW 岡崎慎司 2013/11/7<br/>FW 大迫勇也 2013/11/7<br/>FW 柿谷曜一朗 2013/11/7<br/><br/>※左からポジション、名前、最終招集日<br/>※合宿のみの招集やケガで辞退した選手は含まない 2014.02.21 11:30 Fri5