新天地はどこに…フリー続くデパイがモナコでダッシュ! 増量した髪の毛にも注目「マルセロかと思った」
2024.08.21 17:40 Wed
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1400万人に全裸流出…バルサ選手がSNS誤爆でチームメイトが被害
バルセロナのオランダ代表FWメンフィス・デパイがチームメイトの元スペイン代表DFジェラール・ピケの赤面ショットを晒してしまった。イギリス『サン』が伝えている。 バルセロナは13日、ラ・リーガ第28節でオサスナとカンプ・ノウで対戦。4-0で圧勝しリーグ4連勝を飾った。 この試合に途中出場し勝利に貢献したデパイは試合後、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。試合直後のロッカールームで、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスとともにシャワーを浴び終え、私服姿に着替えた瞬間の動画を投稿した。 デパイはD・アウベスとバシッと決めた私服を約1400万人のフォロワーがいるアカウントで公開したが、背後まで気を遣えなかった。 バッチリ決めた2人とは真逆、2人の後ろにはシャワーを浴び終え、生まれたままの姿のピケが。何も隠していない全裸を、ピケは思わぬ形で1400万人に対して晒すこととなってしまった。 オサスナ戦でバルセロナでの通算600試合出場を達成したピケだが、思わぬアクシデントに巻き込まれることとなった。 <span class="paragraph-title">【モザイク有】1400万人に流出してしまったピケの全裸</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Memphis Depay accidentally posts video of Gerard Pique NAKED in dressing room <a href="https://t.co/TsHDvTnFbx">https://t.co/TsHDvTnFbx</a></p>— Irish Sun Sport (@IrishSunSport) <a href="https://twitter.com/IrishSunSport/status/1503736557274120202?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ5R1JsNVF4cSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.03.16 20:25 Wed2
舌戦展開の代表指揮官へ「まずここに来て見て」 ベルフワインがサウジデビュー戦で2アシスト
オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督からあれこれと言われ、舌戦展開のFWステーフェン・ベルフワインだが、無事にサウジアラビアデビューを果たした。 かつてトッテナムでもプレーした26歳アタッカーはこの夏、2100万ユーロの移籍金をアヤックスに残して、アル・イテハドに移籍。ベルフワインからすれば、最近の有力プレーヤーにみられる流行りに乗ったまでだろうが、クーマン監督はこの移籍に納得がいかず。 「ベルフワインの場合、その道はスポーツへの野心より経済的な魅惑が優先された。彼とは連絡をとっていないし、自らの選択について、私がどう捉えるか知っているはず」とし、26歳の選手がする選択ではないとバッサリ。今後の招集も否定している。 これにベルフワイン本人も黙っていられず、「もうクーマン監督の下ではプレーしたくない。彼は僕に電話して、言い分を聞くことだってできたはずだ。どうして僕に話もせず、あんなことが言えるのか」と反論。絶縁宣言ともとれる発言でさらに話題を呼ぶ。 そんなベルフワインは15日に行われたサウジ・プロ・リーグ第3節のアル・ワフダ戦にカリム・ベンゼマらと先発し、公式戦デビュー。結果としても2アシストと上々のデビューで、チームとしても7-1の圧勝だった。 オランダ『Telegraaf』によると、試合後にはサウジアラビアのレベルが低いとの理由で代表選外の現状に「彼らはまずここに来て見てから、話をすべきかもしれない」と返し、このデビュー戦で見方が変わるか?との問いに「これからわかるだろう」と述べた。 ちなみに、クーマン監督はオランダ代表FWメンフィス・デパイのコリンチャンス移籍に対して、「ブラジルのリーグレベルとでは異なる」とコメント。ベルフワインとでは温度差がある。 2024.09.16 20:30 Mon3
デパイが鮮やかFKでブラジル初得点! 残留やタイトル争うコリンチャンスの救世主へ
コリンチャンスのオランダ代表FWメンフィス・デパイが鮮やかな初ゴールを決めた。 昨シーズン限りでアトレティコ・マドリーを退団し、9月にコリンチャンスへ加入したデパイ。9月21日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA第27節のアトレティコ・ゴイアニエンセ戦でデビューした。 10月17日には、第30節のアトレチコ・パラナエンセ戦で2試合連続の先発。2-2で迎えた55分には待望の初ゴールを決める。 ボックス手前中央付近でFKを獲得すると、デパイが右足一閃。鮮やかな軌道を描いたボールがゴール左上に決まった。 再びリードを得たコリンチャンスはさらに2点を加え、終わってみれば5-2の大勝。デパイの加入後初ゴールが決勝点となった。 コリンチャンスはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで現在17位と残留を争っている状況。一方、コパ・ド・ブラジルではフラメンゴとの準決勝、コパ・スダメリカーナでもラシン・クラブとの準決勝が控えており、デパイの活躍に期待が寄せられる。 <span class="paragraph-title">【動画】コリンチャンスでの初ゴールは直接FKから!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8errSxjpaK0";var video_start = 125;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.19 18:25 Sat4
「12」を背負っていたレヴァンドフスキの背番号が「9」に決定! 昨季背負ったデパイはやはり退団か?
5日、バルセロナはバイエルンから今夏獲得したポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキのお披露目をカンプ・ノウで開催した。 新加入選手が恒例で行うカンプ・ノウでのプレゼンテーション。アメリカツアーでのプレシーズンマッチでは「12」を着用していたレヴァンドフスキだが、この日は「9」のユニフォームを背負って登場した。 昨シーズンはオランダ代表FWメンフィス・デパイが背番号「9」を付けていたが、退団に向けて代理人と交渉がスタートされているとも報じられていた。 その中で、背番号がレヴァンドフスキに渡ることに。退団に拍車がかかるものと見られる。 背番号「9」は、デパイの前はマルティン・ブラースヴァイト、ルイス・スアレス、アレクシス・サンチェス、ボージャン・クルキッチ、ズラタン・イブラヒモビッチ、サミュエル・エトー、パトリック・クライファートらが着用。ロナウドやヨハン・クライフなども付けた番号だ。 バルセロナにおける点取り屋がつける背番号だが、レヴァンドフスキはこれまでに見せてきた得点力を発揮できるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】レヴァンドフスキがカンプ・ノウのピッチでリフティング!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Robert Lewandinho! <a href="https://t.co/sNzcJbhPoW">pic.twitter.com/sNzcJbhPoW</a></p>— FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1555508084440809473?ref_src=twsrc%5Etfw">August 5, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.05 21:49 Fri5
ハメスに続いて…ラージョがメンフィス・デパイとの契約にも接近中か
ラージョ・バジェカーノがオランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)との契約に乗り出しているようだ。スペイン『Relevo』が伝える。 先日、元レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)と契約したラージョ。首都マドリードの一角で熱烈なファンを抱える同クラブは、前アトレティコ・マドリーのメンフィスにも目線を向けているという。 メンフィスはPSV、マンチェスター・ユナイテッド、リヨン、バルセロナ、アトレティコと渡り歩き、今夏以降フリーエージェント。現役のオランダ代表エースだが、スペイン上陸からややケガが増えている印象が拭えない。 ラージョとしては、メンフィスとの契約に向けて“勝機”を見出している点があり、それはハメス同様、選手がマドリードでの生活を大変気に入っているということ。具体的な条件面等は不明も、とにかく全力でアタック中だそうだ。 現在、ラージョのラウル・マルティン・プレサ会長は、ファン人気がゼロと言っても過言ではないほど低迷。メンフィスとの契約は自身肝入りの案で、自らへの批判をかわす目的もあるそう。自ら交渉に乗り出しているようだ。 ただし、スペイン人FWラウール・デ・トーマス(29)を売却し、人件費500万ユーロ(約8億円)を浮かすことが先決で、それがなければメンフィスとの契約もない、との見方も存在する。 <span class="paragraph-title">【動画】ラージョと言えば、熱狂的なファン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/LaLigaHighlights?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LaLigaHighlights</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/RayoBar%C3%A7a?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#RayoBarça</a> <a href="https://t.co/mItUbXJ3CB">pic.twitter.com/mItUbXJ3CB</a></p>— Rayo Vallecano (@RayoVallecano) <a href="https://twitter.com/RayoVallecano/status/1828523627932983367?ref_src=twsrc%5Etfw">August 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.28 14:00 Wedアトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
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【ラ・リーガ第11節プレビュー】今季最初のエル・クラシコ! 今季初連勝狙うソシエダはオサスナ戦
先週末に行われた第10節はバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーの3強が揃って勝利。また、唯一未勝利だったラス・パルマスがバレンシアとの下位対決を制して初勝利を挙げている。 10月最終週に開催される今節は2位のレアル・マドリーと、首位のバルセロナが勝ち点3差で激突する、今シーズン最初のエル・クラシコが開催される。 マドリーは前節、難敵セルタとのアウェイゲームをFWムバッペ、FWヴィニシウス・ジュニオールの両エースによるゴールで2-1の勝利。セルタの決定力次第では取りこぼしの可能性もあったが、持ち味の勝負強さを発揮した。 続くチャンピオンズリーグ(CL)では昨季決勝のリターンマッチとなったドルトムント戦で圧巻のレモンターダを達成。前半を2点ビハインドで終えたが、後半に一気にギアを上げると、ヴィニシウスの圧巻のトリプレーテにDFルーカス・バスケスの決勝点などで5-2の逆転勝利。まさにベルナベウ劇場というど派手な内容で、ホーム開催の伝統の一戦に弾みを付けた。ただ、同試合では守護神クルトワ、FWロドリゴが負傷し、長期離脱中のDFカルバハルに続く離脱者を出して大一番に臨む形となった。 一方、バルセロナは前節、ホームでセビージャと対戦し、FWレヴァンドフスキとMFパブロ・トーレのドブレーテ共演によって5-1のマニータの圧勝。続くCLでは直近6戦全敗だった天敵バイエルン相手にフリック新体制初のビッグマッチで、その真価を示した。 FWハフィーニャの開始1分の電光石火弾の後は押し込まれて同点ゴールを奪われたが、前半終盤にレヴァンドフスキの恩返しゴールで勝ち越し。さらに、前半終了間際と後半序盤にハフィーニャがゴールを重ねてトリプレーテを達成。以降は危なげないゲームクローズでブンデスリーガ首位チーム相手に4-1で完勝した。対戦相手と異なり、こちらは負傷明けのMFダニ・オルモ、MFガビ、MFフレンキー・デ・ヨングが状態を上げており、敵地での大一番へ準備万端だ。 前節、レガネス相手の3-1の快勝で公式戦4試合ぶりの白星を挙げたアトレティコ。しかし、直近のCLリール戦ではマドリーに今季初黒星を与えた曲者に1-3で敗戦。CLではベンフィカ戦に続く連敗となった。相手のミスを突いた前半序盤のFWアルバレスのゴールで先制に成功したが、後半序盤に同点ゴールを奪われると、MFコケのかなり微妙なボックス内のハンドで与えたPK、不運なディフレクトによってFWデイビッドに2ゴールを叩き込まれて逆転負けした。物議を醸すPK献上が大きく響いた一方、主力を欠くディフェンスラインや最適解を見いだせない中盤や前線に問題を抱えていることは事実で、難敵ベティスのホームに乗り込む今回の一戦では攻守両面で改善を示したい。 MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは、今季初のリーグ戦連勝を懸けて曲者オサスナとのホームゲームに臨む。ジローナとの強豪対決となった前節はFWオヤルサバルの今季初ゴールを守り切ってウノセロ勝利。さらに、ヨーロッパリーグ(EL)では今季EL初先発となった久保を左ウイング、オヤルサバルを右ウイングに配置する新たな形からマッカビ・テルアビブにDFパチェコ、DFセルヒオ・ゴメスのゴールによって2-1の勝利。新たなオプションもまずまず機能し、EL初勝利を手にした。75分間のプレータイムとなった久保に関しては中2日のホームゲームで引き続きスタメン起用が見込まれる。イマノル監督の起用法次第ではあるが、チャンスメイクとフィニッシャーの双方での活躍を期待したい。 FW浅野拓磨が負傷離脱中の6位マジョルカは、マンデーナイトの一戦で5位アスレティック・ビルバオとの同勝ち点対決に挑む。前節はラージョ相手にウノセロ勝利を収めて連敗ストップ後の一戦でしっかり白星を取り戻した。昨季コパ・デル・レイ決勝で苦杯をなめた因縁の相手に対して、コンディション面のアドバンテージを活かしてリベンジしたい。 その他では4位のビジャレアル、クラブ史上初のCL勝利で勢いづくジローナ、ラス・パルマスに初白星を献上して最下位に転落したバレンシアといったチームの戦いにも注目だ。 《ラ・リーガ第11節》 ▽10/25(金) 《28:00》 エスパニョール vs セビージャ ▽10/26(土) 《21:00》 バジャドリー vs ビジャレアル 《23:15》 ラージョ vs アラベス 《25:30》 ラス・パルマス vs ジローナ 《28:00》 レアル・マドリー vs バルセロナ ▽10/27(日) 《22:00》 レガネス vs セルタ 《24:15》 ヘタフェ vs バレンシア 《26:30》 ベティス vs アトレティコ・マドリー 《29:00》 レアル・ソシエダ vs オサスナ ▽10/28(月) 《29:00》 マジョルカ vs アスレティック・ビルバオ 2024.10.25 19:00 Fri2
何度も繰り返された光景を見た…/原ゆみこのマドリッド
「もう慣れっこになって怒る気にもなれない」そんな風に私が溜息をついていたのは水曜日、CL3節をプレーしたスペイン勢の中で、負けたのはアトレティコだけだったのに気がついた時のことでした。いやあ、その日はメトロポリターノでリール戦を見ていたため、バルサがモンジュイックで4-1と見事にバイエルンを粉砕。ラフィーニャのハットトリックやレバンドフスキ、ハリー・ケーンらのゴール映像を目にしたのは、アトレティコの選手たちが出て来るのをミックスゾーンで待ちながらだったんですけどね。このオールホームゲーム節では前日、まだ未勝利だったジローナまで、ミゲル・グティエレスとファンペのゴールでスロバン・ブラスチラバに2-0と快勝。 もちろん、その火曜開催組の方ではお隣さん、レアル・マドリーもドルトムントにきっちりお家芸、根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)で5-2と勝利しているんですが、うーん、2022-23シーズンのDecimocuarta(デシモクアルタ/14回目のCL優勝のこと)に至る決勝トーナメント以来、サンティアゴ・ベルナベウではあまりに当たり前の風景になってしまいましたからねえ。その頃はまだ、スタンドが大改造中で、かなりピッチに近いところにプレス席が位置。目の前で繰り広げられる怒涛のレモンターダラッシュを私も呆気に取られて見ていたものですが、ほぼ完成形に近づいた今のプレス席が8階という高みにあるせいもある? おかげで逆転の感動も目に映る選手の大きさ同様、米粒大になってしまった気もしなくはないんですが…いや、まずはそのドルトムント戦がどんな試合だったか、お伝えしていくことにすると。いやあ、2節では伏兵、リールにアウェイで1-0と負けていたマドリーだったため、気合を入れて、ピッチに立ったはずだったんですけどね。そこはファンもわかっていて、選手入場の時にはfondo sur/フォンド・スール(南側ゴール裏)にCLトロフィーを抱えたバイキング(マドリーの愛称の1つ)が描かれた大幕と白と紫のモザイクが登場し、十八番の大会の雰囲気を盛り上げていたんですが、どうにも今季、とりわけ前半は不活発なプレーが続くホームチームの悪癖は治らず。 実際、アンチェロッティ監督も「Hemos estado tímidos en la primera parte, no hemos sido intensos con balón/エモス・エスタードー・ティミドス・エンラ・プリメーラ・パルテ、ノー・エモス・シードー・インテンソス・コン・バロン(前半のウチはどこか内気で、ボールを持った時の激しさがなかった)」と認めていた程だったんですけどね。それでも0-0で収めれば、別に良かったところ、30分には守備の穴を突かれ、ギラシーのパスから、マレンに先制ゴールを奪われてしまったから、ビックリしたの何のって。 更にその4分後にもドルトムントは、今度はマレンのラストパスをバイノー=ギテンスが撃ち込んで、あっという間に2点差になったとなれば、39分にはブラントのミドルシュートをparadon(パラドン/スーパーセーブ)で弾いたGKクルトワが、「Era demasiado fácil/エス・デマシアドー・ファシル(あまりに簡単すぎだ)」と怒っていたのも当然だった?まあ、その件を「ブラントはコントールしてシュートできた。Obviamente he hecho una buena parada/オビアメンテ・エ・エッチョー・ウナ・ブエナ・パラダ(ボクがいいセーブをしたのは明らかだけど)、0-3でハーフタイムに入る可能性もあった」と自画自賛混じりに語ってしまうのは、いかにもクルトワらしいんですけどね。結果、スタンドからpito(ピト/ブーイング)を浴びて、ロッカールームに戻った選手たちは…。 ええ、ここがまさにマドリーが他のチームと違うところで、後半のヒーローとなったビニシウスが語ったところによると、「無言でロッカールームに戻って、監督の言葉を聞いた。Y dijimos una sola cosa,si marcamos el primero vamos a remontar otra vez/イ・ディヒモス・ウナ・ソラ・コーサ・シー・マルカモス・エル・プリメーロ・バモス・ア・レモンタール・オトラ・ベス(ボクらが唯一、話したのは、1点目を取れば、また逆転するだろうってことだけだ)」そうなんですけどね。同様にアンチェロッティ監督も「3点取る話をするのは夢物語だから、ディテールについて話した。いいパスを送ること、ドゥエルに勝つこと。Había que ganar la dinámica del partido/アビア・ケ・ガナール・ラ・ディナミカ・デル・パルティードー(試合の流れを引き寄せないといけなかった)。それが勝利に繋がるからね」と説明していたんですが、当然ながら、言うは易く行うは難し。 それを簡単にやってしまうのがマドリーで、いえ、早くも後半8分には、今季からドルトムントを率いることになった、36才のヌリ・シャヒン監督が守りに入り、バイノー=ギテンスの代わりにアントンを入れ、3CB制を取ってくれたおかげもあるんですけどね。15分にはエムバペのクロスから、リュディガーがヘッドを決め、反撃の狼煙を上げたマドリーはもう2分後には、今度はエムバペのゴールと平行するパスをシュロッターベックがクリアし損ね、そのボールをビニシウスがシュート。最初は主審にオフサイドにされてしまったものの、VAR(ビデオ審判)チェックにより、晴れて2-2のスコアになっているんですから、まったく仕事が早い。 あっという間に同点にされてしまったシャヒン監督は、うーん、彼がマドリーにいた2011-12シーズン、モウリーニョ監督時代のチームはそこまで、レモンターダの鬼ではなかったんですけどね。屋根をクローズしたベルナベウの音響効果もあって、どんどんホームファンの応援が白熱していくのにも影響されたが、マレンの代わりにMFのグロスを投入したんですが、スイッチの入ったマドリーを止めるのはまず不可能。それにはもちろん、37分にはクルトワがバイアーのシュートを弾き、2-3になるのを防いでくれたおかげもあって…。 38分、ロドリゴが負傷してまで、ゴールラインを越えそうなボールを救った後、ルーカス・バスケスがとうとう、逆転のゴールを挙げてくれたんですよ。さすがにこれにはドルトムントも力が抜けてしまったか、あとはビニシウスが41分、自陣からドリブルを開始して、エリア前からの弾丸シュートを突き刺すと、ロスタイムにも5点目をゲット。5-2の完勝を飾っただけでなく、自身もハットトリックを達成して、来週月曜に発表となるバロンドール受賞の前祝いをしていたんですが、え?昨季のCL決勝では2-0でマドリーが勝ったチームから、かなりメンバーの落ちているドルトムントには逆転できても、相手がバルサとなるクラシコ(伝統の一戦)では難しいんじゃないかって? まあ、それは当然の懸念で、ええ、ビニシウスも「Tenemos que mejorar y jugar así desde el principio porque si no el míster no aguanta/テネモス・ケ・モホラル・イ・フガール・アシー・デスデ・エル・プリンシピオ・シー・ノー・エル・ミステル・ノー・アグアンタ(ボクはら改善してかないと。最初からこんな風にプレーするようにね。じゃなきゃ、監督がもたない)」と反省していたんですけどね。クロースが引退して抜けた今季のプレーには物申す点が多いとはいえ、マドリーには抜群のゴール力があるのも事実。この日は不発だったエムバペだって、2021年のCL16強対決ではバルサ相手にハットトリックを挙げていますし、土曜午後9時(日本時間翌午前4時)からのベルナベウではきっと双方のゴールが沢山、見られるんじゃないかと。 というのも実はドルトムント戦翌日、マドリーではGKクルトワが昨季、ヒザの靭帯断裂した左脚の太ももを再び痛めたことが発覚し、全治10日間に。ロドリゴも右太ももの肉離れで全治20日間なんですが、果たしてGKルニンにレバンドフスキを始め、ジャマル、ラフィーニャ、ダニ・オルモらのシュートを全て止めることができるのかは疑問。とにかく撃ち合いに負けなければいいだけですが、首位のバルサと2位のマドリーには勝ち点3の差がありますからね。これが倍になると、さすがのマドリーでも首位攻略に時間がかかってしまうため、せめて現状維持を図れるといいですよね。 そして水曜にはアトレティコがリールをメトロポリターノに迎えたんですが、いやあ、ホントにフレンテ・アトレティコ(ウルトラのグループ)には困ったもんですよね。そう、リーガ前節のレガネス戦ではマドリーダービー時の物投げ込み騒動を咎められ、応援団のいる南側ゴール裏の1階区画が丸々、閉鎖となった後、この日は普通に入れるようになったんですが、やっぱり現行犯で身バレしたメンバーがスタジアムやクラブから永久追放されたのが不服だったんでしょう。天下のCL戦というのに応援ストを決行したため、横断幕や旗などもなく、ベルナベウとはかなり様相が違うことに。 まあ、それでも昨季の応援スト中やレガネス戦でも学習した他のファンたちは、先導がなくてもできる自分たちなりの応援、クラブ歌の合唱などをして、一生懸命、場を盛り上げていたんですが、ええ、開始8分にはリールの若手CB、トゥーレがGKへのバックパスを誤り、ボールを奪ったフリアン・アルバレスが早くも先制ゴールを挙げてくれたというのもあったんですけどね。ただ、誰もが予想していなかったのはセルロートのモラタ化。だってえ、前半だけで敵GKシュバリエとの1対1のチャンスが3度もありながら、ことごとく失敗しているんですよ。 アトレティコにしては久々にプレスの効いたいいプレーをしていただけに、まさに何かの呪いとしか思えませんが、とりあえず、後半は1-0のままでスタート。それが8人も欠場者がいて、2節でお隣さんを倒したチームから、かなりメンバーが欠けていたリールだというのに、16分、カベラの負傷で前半16分から途中出場していたシュグロバにエリア前から、golazo(ゴラソ/スーパーゴール)を決められてしまったから、さあ大変!おまけに25分には、リールの蹴ったFKのボールをエリア内で争っている際に主審からペナルティを宣告され、場内はほぼパニック状態に。 だってえ、後でシメオネ監督も「Ojalá encontremos algo para decir que fue penal/オハラ・エンコントレモス・アルゴ・パラ・デシール・ケ・フエ・ペナル(ペナルティである理由が見つかったらいいんだが)。主審は最初、ハンドだと言っていたが、それは敵の手に当たったもので、次はコケが何かしたからだと」と困惑していたんですが、TVのコメンテーターらも誰1人、理由がわからないペナルティだったんですよ。結局、VARによる見直しも行われず、マドリー戦同様、ディビッドがPKを決めて、リールに逆転されてしまったとなれば、アトレティコ勢が怒るのも当然かと。 それでもお隣さんであれば、ホームですし、粛々と根性のレモンターダを完遂したんじゃないかと思いますが、生憎、アトレティコのレモンターダ能力はせいぜい、弟分のレガネス相手が限界。すぐにサムエル・リノやジュリアーノを投入して、反撃していったものの、やはりゴールは決まらず、それどころか、44分にはディビッドの3点目で止めを刺され、最後は1-3で負けているとなれば、ええ、この先、2試合はPSG、スパルタ・プラハと恐怖のアウェイゲームが続きますからね。2節のベンフィカ戦、これもアウェイで4-0と惨敗しているせいもあって、すでに順位も決勝トーナメント16強対戦プレーオフ圏外の27位に落ちてしまった彼らが、この新バージョンCLで生き残ることができるのか、不安になってきたのはきっと、私だけではない? まあ、アトレティコのCLでは近年、信じられないような惨状も目にしているため、今更ながら、嘆いても仕方ないんですが、差し迫った脅威は日曜午後6時30分(日本時間翌午前1時30分)からのベティス戦。もちろん、ベニト・ビジャマリン開催となるからですが、唯一、有利なのは木曜に相手はコンフェレンスリーグのコペンハーゲン戦で引分け、中1日少ないことぐらいかと。相変わらず、バリオス、ル・ノルマン、アスピリクエタをケガで欠く彼らが勝ち点3を持って帰れるかは甚だ疑問ですが、せっかく上位2チームが星を潰しあう中、せめてリーガ3位の座ぐらいはキープしてほしいものです。 そして今週はミッドウィークフリーだったマドリッドの弟分チームたちの週末の予定も告げておくと、土曜のクラシコ前にはラージョがエスタディオ・バジェカスでアラベス戦。前節はムリキのゴールで1-0と負けて、マジョルカから帰って来たイニゴ・ペレス監督のチームですが、現在、9位の彼らは勝てば、ヨーロッパの大会出場圏に近づけますからね。ハメス・ロドリゲス、ムミン、パテ・シスの出場が微妙とはいえ、何とかファンにホームでの今季2勝目をプレゼントできたらいいのですが。 一方、南部の2チームはどちらも日曜にホームゲームとなり、レガネスが午後2時からブタルケにセルタを向けた後、午後4時15分にはヘタフェがコリセウムでバレンシア戦。前者は降格圏ギリギリの17位、後者もたった勝ち点1多いだけの16位と結構、渋い位置にいるため、ファンの応援が受けられる今節は必勝を目指してもらいたいところですが…ヘタフェはボルハ・マジョラルの回復待ち、レガネスは新加入のハラーがまだ未得点という、ゴールの問題があるのは辛いところですよね。 2024.10.25 23:00 Fri3
アトレティコSDベルタ氏が退団へ…10年以上勤務もクラブの内部抗争に敗れて存在希薄に
アトレティコ・マドリーでスポーツディレクター(SD)を務めるアンドレア・ベルタ氏が今シーズン限りでクラブを去る見込みだ。 イタリア出身のベルタ氏は、パルマとジェノアでSD職を歴任し、2013年にアトレティコ入り。テクニカルディレクターを経て2017年からSDに就任すると、ディエゴ・シメオネ監督やエンリケ・セレソ会長と連携しながらリクルート部門を取り仕切ってきた。 クラブ内では常に高い評価を得てきたが、スペイン『レレボ』によれば、クラブ内で「内部抗争に敗れた」ことで、契約が満了する今季限りでクラブを離れる見込みだという。 前バルセロナのマテウ・アレマニー氏の招へいはならなかったが、現在クラブの首脳陣は今年1月にフットボール・マネージングディレクターとして招へいしたカルロス・ブセロ氏がクラブ内で存在感を示しており、ベルタ氏の存在感は希薄に。 シメオネ監督や選手たちに加え、これまで後ろ盾となっていたミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOの信頼も薄れており、現状の解決策はクラブを離れて新天地を求めることのみだという。 これまでプレミアリーグやサウジアラビアからのオファーを固辞してきたベルタ氏だが、来夏に向けた補強戦略に絡む可能性は低く、より早い段階でクラブを去る可能性が高まっている。 2024.10.31 09:36 Thu4
お得意様ベティスに5季ぶりの敗戦を喫したアトレティコが今季リーグ初黒星…【ラ・リーガ】
アトレティコ・マドリーは27日、ラ・リーガ第11節でレアル・ベティスと対戦し0-1で敗戦した。 今季リーグ戦無敗を続ける4位アトレティコは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリール戦のスタメンからセルロートとガランをリーノとヘイニウドに変更した以外は同じスタメンを採用。グリーズマンとアルバレスを2トップに据えた[4-4-2]で試合に臨んだ。 ミッドウィークにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のコペンハーゲン戦をドローで終えた8位ベティスに対し、アトレティコは開始早々に失点する。4分、ジョレンテのロングパスをオーバーラップしたペローが左サイド高い位置で受けると、落としに反応したアブデがボックス左から侵入し折り返しを供給。これがDFヒメネスのオウンゴールを誘発した。 先制を許したアトレティコは、15分にもカルドーソのスルーパスに抜け出したアブデに決定機を許したが、ここはGKオブラクが絶妙な飛び出しでシュートコースを絞ると、アブデのシュートはゴール左に逸れた。 その後は拮抗した展開が続くなか、再び決定機を創出したのはベティス。27分、敵陣でパスカットしたカルドーソの斜めのパスをボックス手前のヴィトール・ロッキがヒールパスで繋ぐと、ボックス左から侵入したアブデがシュート。しかし、これはクロスバーを直撃した。 ハーフタイムにかけても劣勢の展開が続くアトレティコは、前半だけで14本のシュートを浴びるものの、1失点で前半を終えた。 迎えた後半、ギャラガーをヘイニウドを下げてセルロートとガランを投入したアトレティコは、53分にグリーズマンのパスをペナルティアーク右で受けたアルバレスがカットインから左足を振り抜いたが、このシュートはGKルイ・シウバのセーブに阻まれた。 膠着状態が続くなか、アトレティコは65分にピンチ。フォルナルスのシュートがクロスバーを直撃すると、跳ね返りに頭から突っ込んだフォルナルスとクリアを試みたガランの足が接触。主審はPKを宣告したが、オンフィールドレビューの末にガランの足が先にボールに触れており、PKは取り消された。 1点が遠いアトレティコは、87分にカルドーソのスルーパスからDFの裏に抜け出したヴィトール・ロッキにゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定に救われた。 結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。アトレティコはお得意様のベティス相手に2019年2月以来の敗戦で、今季初黒星を喫した。 ベティス 1-0 アトレティコ 【ベティス】 OG(前4) 2024.10.28 04:54 Mon5