福岡が少ないチャンスをモノに横浜FMホームで今季1勝目! 紺野和也のゴールを守り切る【明治安田J1第2節】
2024.03.01 21:13 Fri
【動画】紺野和也の先制ゴール
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 1, 2024
先手を取ったのはアビスパ!
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重見柾斗が左サイドで背後をとる
そのクロスに合わせたのは紺野和也
明治安田J1リーグ第2節
横浜FM×福岡
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復活しつつある鹿島と横浜FMのクラシコ。残念だったのは……/六川亨の日本サッカーの歩み
先々週は4万人近い浦和サポーターにひるむことなく、ガマン比べのような試合からアディショナルタイムのPKで難敵を下した町田。しかし先週末は、苦手とはいえ新潟に1-3の完敗。つくづくサッカーは何が起こるかわからないスポーツと言える。 そんな先週末は国立競技場での鹿島対横浜FM戦を取材した。両チーム、「オリジナル10」であり、なおかつ一度も降格したことのないチーム同士の対戦である。試合は横浜FMがアンデルソン・ロペスのゴールで先制する。昨シーズンの得点王は29日の柏戦でハットトリックを達成するなど、夏場に向けてエンジンがかかってきたようだ。 しかし後半からランコ・ポポヴィッチ監督は1トップにチャヴリッチを起用。それまで1トップを務めていた鈴木優磨をトップ下にコンバートした。鈴木もオールラウンダーのFWだが、1トップだとタイトなマークを受けてしまう。しかしトップ下だと自由に動けるため、“得点の匂う”ポジションに入り込むことができる。 後半12分の同点ゴールは佐野海舟のタテパスを前線にあがっていた濃野公人がヒールで流し、名古新太郎がクロス。チャヴリッチのヘッドは当たり損ねだったが、左にこぼれるところ鈴木が左足で冷静に決めた。 鹿島のシステム変更に加え、先週末はACL決勝第2戦のためUAEに遠征し、29日には柏戦を戦い中2日の横浜FMは時間の経過とともに運動量が落ちていく。ハリー・キューウェル監督は「疲れを言い訳にしたくない。選手はハードワークしてくれた」と称えたものの、早め早めの選手交代は連戦での疲労を考慮してのことだろう。 逆転弾は後半29分、知念慶の素早いドリブル突破から右サイドを駆け上がった濃野に展開すると、濃野は迷うことなく右足を振り抜く。これが戻って来た永戸勝也に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形で決まった。知念といえば、川崎F時代はFWの印象が強かった。しかしランコ・ポポヴィッチ監督は彼をボランチにコンバート。そして「口を酸っぱくしてスペースがあったら自分で仕掛け、相手が食いついてきたら空いたスペースを使えと言ってきた。今日はそれができた」と満足そうに振り返っていた。 両チームともカウンターを得意とするチームだが、その原動力はDFラインの選手も含めイージーにクリアに逃げず、可能な限りパスを選択してカウンターにつなげていることだ。もちろんピンチにはシンプルにタッチにクリアして流れを切るなど、選手たちの共通認識にもブレはない。横浜FMは13位と出遅れているものの、ACLもひと段落し、今後は未消化の試合を含めてリーグ戦に集中できるだけに、やはり侮れない存在と言えるだろう。 このため両チーム合わせて10回の決定機が生まれるなど見応えのある伝統の「クラシコ」だった。しかしながら試合後の両監督はお互いのプレーと主審のジャッジに関してクレームをつける、後味の悪い一戦でもあった。勝ったポポヴィッチ監督は「お互いにリスペクトを、レフェリーにも忘れずにプレーすべきだ」とも語ったのがせめてもの救いだった。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.04 12:00 Tue【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat【J1注目プレビュー|第9節延期分:横浜FMvs柏】失意の敗北を横浜FMは払拭なるか、柏は守護神不在を乗り越える
【明治安田J1リーグ第9節延期分】 2024年5月29日(水) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(14位/17pt) vs 柏レイソル(10位/22pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦、試合で払拭を【横浜F・マリノス】</span> 延期されていたこの戦い。横浜FMにとって、悲願のアジア王者を目指したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝は、あまりにも残酷な終わり方に。エクスキューズがあった中で、1-5での敗戦は重くのしかかっている。 激戦に加え移動もあった中で、中2日でのこの試合。優勝していれば少しは身が軽かったかもしれないが、あまりにも過酷な日程となってしまった。 とはいえ、もう切り替えるしかない。ACLの戦いは終了。ここからはリーグ戦、そしてカップ戦と国内の戦いに集中。リーグ戦は6戦未勝利と結果が出ていないだけに、厳しい中でも結果を取り戻したい。 リバウンドメンタリティはもちろんのこと、内容以上に勝利という結果で、嫌なムードを一掃したい。現地まで来たサポーター、日本から応援したサポーターの前で、再び笑顔を取り戻せるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、加藤蓮 MF:植中朝日、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、塩貝健太、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆守護神不在、それでも勝利を掴む【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦となった中、1-1のドローに終わった。選考されながらも後半に追い付いての試合。勝ち点1を拾い、4試合負けなしという状況となっている。 気がかりなのは終盤に負傷したGK松本健太。脳震とうと診断され、ピッチ上では起き上がれないほどの衝撃を受けていたが、本人も無事であることを発信。今節は回復プログラムの影響で出番はないが、気を吐いた守護神のためにも、しっかりと結果を掴みたい。 中3日での試合ではあるが、相手よりはコンディションは優位な状況。注目はコンスタントにゴールを決めている木下康介。前節は貴重な同点ゴールを記録していた。チーム力が徐々に上がりつつある中で、調子の良い選手が結果を残すことは、試合の結果にもつながるだろう。 そして、守護神としてピッチに立つであろう守田達弥にも注目。前節はスクランブル出場となったが、今節は気持ちの面も十分準備しているはず。ベテランが存在感を発揮できるか。今季初のリーグ戦先発に注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:守田達弥 DF:関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、白井永地、戸嶋祥郎、マテウス・サヴィオ FW:細谷真大、木下康介 監督:井原正巳 2024.05.29 15:00 Wed「レフェリーにかなり崩された」アジア制覇を逃した横浜FM、キューウェル監督は不満もサポーターに感謝「いつも最高の後押しをしてくれた」
横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝を振り返った。 25日、ACL2023-24決勝2ndレグで横浜FMはアル・アイン(UAE)と対戦した。 1stレグは2-1で逆転勝利を収めた横浜FM。大アウェイの中での決勝は、立ち上がりに2失点し、逆転を許すこととなる。 それでも40分にヤン・マテウスが1点を返し、2戦合計で同点に。しかし、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムが一発退場。ボックス外のファウルがDOGSOとなり、数的不利に。ACLデビュー戦となるGK白坂楓馬が急遽出場した。 2-1のまま前半を終えるが、後半は一方的に押し込まれてしまう形に。それでもなんとか耐えていたが、67分に失点し勝ち越されることに。するとなかなか攻撃の形が作れず、後半アディショナルタイムにはコジョ・フォ=ドー・ラバに2ゴールを許し終戦。5-1で敗れ、2戦合計6-3でアジア制覇はならなかった。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じたキューウェル監督は「まずはアル・アインに優勝をおめでとうと言いたい」とコメント。「選手たちが90分を通して本当によく戦ってくれた」と、数的不利ながらも戦い続けてきた選手を称えることに。「ただ、レフェリーによって、かなり崩されたのは事実だ」と、ジャッジの面で不満があるとした。 前半にPKで失点したシーンも去ることながら、横浜FMへのプレーがファウルにならなかったり、ポープ・ウィリアムの退場も非常に微妙なところ。試合中から苛立ちを見せていた。 また、試合前には2000人のサポーターにトラブル。チケットの割り当てを急遽減らされるという問題が発生し、現地にいても試合が見られない可能性が浮上した。 クラブが交渉に奔走した結果、最終的には全員がスタジアムに入れたようだが、大きな声援を送り続けたファン・サポーターに向けてもコメントした。 「遠くまで多くのサポーターが来てくれて本当に嬉しかった」 「この残念な結果を見せたくはなかった。それが全てだと思うが、我々のサポーターは本当にいつも最高の後押しをしてくれた」 悲願のACL制覇はあと一歩のところで逃すこととなった横浜FM。新フォーマットになるACLで再びこの舞台へ戻り、今度こそはトロフィーを掲げる姿を見せてほしいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】試合の流れを大きく変えたDOGSO退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/3Zjwi3s5em">pic.twitter.com/3Zjwi3s5em</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794414454857199984?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 07:45 Sun横浜F・マリノスの関連記事
首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat復活しつつある鹿島と横浜FMのクラシコ。残念だったのは……/六川亨の日本サッカーの歩み
先々週は4万人近い浦和サポーターにひるむことなく、ガマン比べのような試合からアディショナルタイムのPKで難敵を下した町田。しかし先週末は、苦手とはいえ新潟に1-3の完敗。つくづくサッカーは何が起こるかわからないスポーツと言える。 そんな先週末は国立競技場での鹿島対横浜FM戦を取材した。両チーム、「オリジナル10」であり、なおかつ一度も降格したことのないチーム同士の対戦である。試合は横浜FMがアンデルソン・ロペスのゴールで先制する。昨シーズンの得点王は29日の柏戦でハットトリックを達成するなど、夏場に向けてエンジンがかかってきたようだ。 しかし後半からランコ・ポポヴィッチ監督は1トップにチャヴリッチを起用。それまで1トップを務めていた鈴木優磨をトップ下にコンバートした。鈴木もオールラウンダーのFWだが、1トップだとタイトなマークを受けてしまう。しかしトップ下だと自由に動けるため、“得点の匂う”ポジションに入り込むことができる。 後半12分の同点ゴールは佐野海舟のタテパスを前線にあがっていた濃野公人がヒールで流し、名古新太郎がクロス。チャヴリッチのヘッドは当たり損ねだったが、左にこぼれるところ鈴木が左足で冷静に決めた。 鹿島のシステム変更に加え、先週末はACL決勝第2戦のためUAEに遠征し、29日には柏戦を戦い中2日の横浜FMは時間の経過とともに運動量が落ちていく。ハリー・キューウェル監督は「疲れを言い訳にしたくない。選手はハードワークしてくれた」と称えたものの、早め早めの選手交代は連戦での疲労を考慮してのことだろう。 逆転弾は後半29分、知念慶の素早いドリブル突破から右サイドを駆け上がった濃野に展開すると、濃野は迷うことなく右足を振り抜く。これが戻って来た永戸勝也に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形で決まった。知念といえば、川崎F時代はFWの印象が強かった。しかしランコ・ポポヴィッチ監督は彼をボランチにコンバート。そして「口を酸っぱくしてスペースがあったら自分で仕掛け、相手が食いついてきたら空いたスペースを使えと言ってきた。今日はそれができた」と満足そうに振り返っていた。 両チームともカウンターを得意とするチームだが、その原動力はDFラインの選手も含めイージーにクリアに逃げず、可能な限りパスを選択してカウンターにつなげていることだ。もちろんピンチにはシンプルにタッチにクリアして流れを切るなど、選手たちの共通認識にもブレはない。横浜FMは13位と出遅れているものの、ACLもひと段落し、今後は未消化の試合を含めてリーグ戦に集中できるだけに、やはり侮れない存在と言えるだろう。 このため両チーム合わせて10回の決定機が生まれるなど見応えのある伝統の「クラシコ」だった。しかしながら試合後の両監督はお互いのプレーと主審のジャッジに関してクレームをつける、後味の悪い一戦でもあった。勝ったポポヴィッチ監督は「お互いにリスペクトを、レフェリーにも忘れずにプレーすべきだ」とも語ったのがせめてもの救いだった。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.04 12:00 Tue【Jリーグ出場停止情報】代表ウィーク明け初戦の浦和はショルツ不在に…横浜FMのエドゥアルド、鳥栖の山﨑浩介も出場停止
Jリーグは3日、明治安田Jリーグ各カテゴリーの出場停止選手を発表した。 J1リーグからは浦和レッズDFアレクサンダー・ショルツ、横浜F・マリノスDFエドゥアルド、サガン鳥栖DF山﨑浩介。3選手はそれぞれ警告の累積による1試合停止の処分が確定した。 J2リーグからは4選手が処分対象に。一発退場の大分トリニータDF藤原優大は「相手チームの決定的得点機会の阻止」で1試合停止に処された。 また、J3リーグからは5選手で、一発退場のいわてグルージャ盛岡DF深津康太も「相手チームの決定的得点機会の阻止」により、1試合停止処分が決まった。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 佐々木翔悟(ジェフユナイテッド千葉) 第19節 vsレノファ山口FC(6/8) 今回の停止:1試合停止 DF田上大地(ファジアーノ岡山) 第19節 vs鹿児島ユナイテッドFC(6/9) 今回の停止:1試合停止 MF小酒井新大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 DF藤原優大(大分トリニータ) 第19節 vsモンテディオ山形(6/9) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF田中恵太(ガイナーレ鳥取) 第16節 vs松本山雅FC(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MFトーマス・モスキオン(FC今治) 第16節 vsFC琉球(6/8) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF力安祥伍(テゲバジャーロ宮崎) 第16節 vsギラヴァンツ北九州(6/9) 今回の停止:1試合停止 2024.06.03 19:55 Mon2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 SatJ1の関連記事
「多くの差を感じた」、古巣相手の完敗認める東京Vの城福浩監督…「その差を受け入れ、這い上がっていく」
東京ヴェルディの城福浩監督が、完敗に終わった古巣対戦を振り返った。 東京Vは15日、エディオンピースウイング広島で行われた明治安田J1第18節のサンフレッチェ広島に1-4で敗戦した。 リーグ連勝で勢いにのる11位のチームは、勝ち点2差で5位の広島相手に今季初の3連勝での上位進出を目指した。しかし、前後半の立ち上がりに与えたセットプレーからFW加藤陸次樹、FWピエロス・ソティリウにゴールを奪われて苦しい展開を強いられると、62分にソティリウ、82分には古巣対戦のFWドウグラス・ヴィエイラに連続ゴールを許した。 その後、後半アディショナルタイムにFW木村勇大の公式戦3試合連続ゴールで一矢を報いたが、先月のルヴァンカップの敗戦(2-3●)に続く広島相手の黒星となった。 古巣対戦が期待されたDF宮原和也、キャプテンのMF森田晃樹ら主力数名を欠く厳しい台所事情に加え、ほぼ主力を起用した天皇杯から中2日のアウェイゲームというエクスキューズはあったが、試合後の会見で城福監督は、「今現在の実力通りの差かなと思います」と、真摯に1-4の敗戦を受け入れた。 「今現在の実力通りの差かなと思います。もちろん5点目が入ってもおかしくない状況というのはあったと認識していますし、我々が前にかかっていたなかで、相手のカウンターの精度が高いなというのも認識していますけど、今現在でベストなメンバーを組めた状態での差は受け入れざるを得ない」 「一番を上げるのが難しいぐらい多くの差を感じました。一対一の力の出しどころ、もちろん絶対的なパワーとスピードも多少の差はあると思いますけど、いつ相手に寄せるのか、いつボールハンティングをして、それをした瞬間に、もう攻撃のスイッチを入れるという判断の速さも含めて、ここは我々がまだまだだなと思いますし、じゃあ失わなければいいじゃないかというアプローチと、我々もそういうやり方でカウンターをできるチームにならなければいけない」 「フィジカル的なところと、バトルのなかでというか、スピードが上がったなかでの精度、スキルの精度というのは、多少我々も差があることを覚悟して入った」と戦前から広島の強度、クオリティを警戒していた中、「それをチームとしてどう防いでいきながら、多少オープンになったときに、我々が我々らしくプレーできるかというところが勝負どころだった」と、試合後に改めてゲームプランを語った指揮官。 ただ、「開始の最初のフリーキックでやられ、後半も最初のコーナーキックでやられてしまっては、自分たちが個の力の差を埋めるにはなかなか難しい状況になった」と、やはり前後半の入りで喫したセットプレーからの失点がチームにとって重い足かせとなったと悔やんだ。 それでも、J1最年少スカッドを率いる上で事あるごとにシーズンを通しての成長をテーマに掲げてきた百戦錬磨の指揮官は「何も諦めず、ひとつずつ解決して前に進んでいくだけ」、「この悔しさというか、J1のトップレベルとの差というのを、我々はしっかりと受け入れて、這い上がっていく。それが我々らしさだと思うので、しっかり次に向けて今日の反省を活かしたい」と、0-5で大敗したFC町田ゼルビア戦に続く、上位相手の厳しい敗戦からのバウンスバックを誓った。 2018年から2021年途中まで指揮した古巣と初めて広島の地での対戦を終えた城福監督。試合前の会見では「いい試合をして勝ち点を持ち帰ること」と共に、試合後に改めて古巣のファン・サポーターに挨拶をしたいと、自身にとって「特別」なクラブへの思いも語っていた。 そして、その言葉通り、試合後には敗戦の悔しさを噛み殺しながら、ゴール裏を中心に古巣のファン・サポーターに一礼し、温かな拍手を浴びていた。 その古巣対戦への思いについて改めて会見で問われた指揮官は、「この場で個人的なことを言うのはあまり相応しくない。しかも大敗した後なので…」と一度は発言を躊躇ったものの、試合後の自身の行動についてこう説明した。 「広島を離れる瞬間から、一緒に戦ってきた選手、スタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーターにとにかく感謝のアクションをしたい。その思いが新幹線を待つホームでずっと思っていました。もちろん今日は勝ってそれができれば一番よかったです。ただ、自分の中でそれは絶対にやらなければいけないことだと思っていました。それがひょっとしたら指導者としてここに立つということが、執念という言葉が正しいのかわかりませんけど、指導者として一歩自分が進まなければいけないと思いました。今日は彼らに感謝の意を込めた一礼しかできないです。それは、ずっと離れる瞬間からそれをやりたいと思っていました」 2024.06.16 00:34 Sun「マリノス戦にも出られるんじゃ?」広島ラストマッチとなった川村拓夢をスキッベ監督が評価「ヨーロッパでまだまだ伸びる」、「本当に驚くべき才能」
サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、海外クラブへの移籍のためチームを離れる日本代表MF川村拓夢について言及した。 15日、明治安田J1リーグ第18節で広島はホームのエディオンピースウイング広島に東京Vを迎えた。 インターナショナル・マッチウィークの関係で中断していたJリーグ。リーグ戦再開初戦となった試合で、広島は躍動。開始2分に加藤陸次樹がネットを揺らすと、後半にはピエロス・ソティリウが2ゴール。ドウグラス・ヴィエイラにもゴールが生まれ、4-1で勝利を収めた。 試合後、スキッベ監督は記者会見で勝利に満足感を示しつつ、この試合が最後になった川村について言及した。 「この前の試合でガク(野津田岳人)が最後の試合になったが、今日はタクムが最後の試合になり、非常に素晴らしいパフォーマンスを見せ続けてくれていた」 「ヨーロッパに行くだけの選手がいるクオリティは見せられたと思うし、ここで学んだことを次のクラブで活かして、さらに強くなってもらいたい」 「本当に彼ら2人にはこれから先にキャリアがある中で、引き続き素晴らしい挑戦を続けていってもらいたい」 移籍がある中で、川村は先発フル出場。ホームのファン・サポーターの前で最後までピッチに立ってお別れとなった。 スキッベ監督は「前日練習で彼に直接聞いている。少し考えた後、彼は『勝ってお別れがしたい』ということを言っていた」とコメント。勝利のためにフル出場させたとしながら、「さっき聞いたら、フライトが20日だということで、もしかしたらマリノス戦に出られるんじゃないかと思っている」と語り、19日の横浜F・マリノス戦も出場できるのではないかと冗談混じりにコメントした。 また、ヨーロッパの数々のクラブで指揮したスキッベ監督が見ている川村については「ヨーロッパに行ってもまだまだ伸びると思っている」とコメント。「本当に驚くべき才能を持っている選手だ。彼の特徴としては弱点が少ないということもある」と、その能力に太鼓判を押した。 また「ほぼ確信していることがあり、彼はしばらくヨーロッパで素晴らしいキャリアを積んで、そのうちに塩谷のように戻ってきて、ここ広島でキャリアを続けていくと思っている」とコメント。アル・アインへ移籍しながらも、広島に復帰して現在もプレーを続けている塩谷司を例に出し、いずれ再び広島でプレーするだろうと予想した。 2024.06.15 23:20 Sat「もらえるべきPKが…」ホームで快勝の広島、スキッベ監督がジャッジに苦言「これは問題」
サンフレッチェ広島のミヒャエル・スキッベ監督が、東京ヴェルディ戦を振り返った。 15日、明治安田J1リーグ第18節で広島はホームのエディオンピースウイング広島に東京Vを迎えた。 インターナショナル・マッチウィークの関係で中断していたJリーグ。リーグ戦再開初戦となった試合で、広島は躍動する。 開始2分に加藤陸次樹がネットを揺らすと、後半にはピエロス・ソティリウが2ゴール。ドウグラス・ヴィエイラにもゴールが生まれ、4-1で勝利を収めた。 試合後、スキッベ監督は記者会見で勝利に満足感を示した。 「今日は90分以上素晴らしいパフォーマンスを見せた。前半からたくさんチャンスは作れたと思っているし、後半はさらに増えたと思う。全体的なパフォーマンスには非常に満足している」 一方で、ジャッジには苦言も。PKになってもおかしくないファウルが取られていないと語った。 「ここ数試合、自分たちがもらえるべきPKがもらえていないと感じている。シーズン序盤は割ともらえていたファウルだったりが、ここ8試合全くもらえていない。それがなぜかは分からない。これは問題だと思っている」 この試合ではピエロスが2ゴール、途中出場のドウグラス・ヴィエイラもゴールを決め、先制点は加藤とFW3人がゴールを決めた。 攻撃陣の好調ぶりについて「ピエロスとドグはフィットしてきたことが挙げられる。元々素晴らしい才能のあるストライカーで、彼らがフィットしてこういう結果が出たということだ」と、コンディションが整ってきたことが大きいとコメント。また「ムツキ(加藤陸次樹)は、良いチャンスまで作れていたが、点が取れていなかった部分があった。それも時間が経つにつれて解消できているし、調子を上げているのが点を取れるところまで来たということだ」と、結果につながりつつあるとした。 その他にも「マコ(満田誠)も調子を上げてきているし、2人のブラジル人(マルコス・ジュニオール、エゼキエウ)もまたフィットしてきていることから、これからも非常に魅力的な攻撃的サッカーができると思っている」と、戦力が整いつつあると語り、この先の戦いに期待を持てるとした。 4ゴールを奪い快勝したものの、前半は東京Vに支配される時間帯もあった。スキッベ監督は昇格組のチームについて評価。それだけの実力があるとした。 「東京Vにクオリティやポテンシャルがあったということだ。今回昇格してきた3チームともに良いパフォーマンスを見せており、町田に関しては優勝する可能性もあると思う」 「彼らは降格することはないだろうし、そういう良いチームだ。押し込まれることは想定していた」 <span class="paragraph-title">【動画】開始2分で決まった加藤陸次樹のゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E6%9D%B1%E4%BA%ACV?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#広島東京V</a> <a href="https://t.co/oDtnW1cLDC">pic.twitter.com/oDtnW1cLDC</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801919937587347736?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 23:08 Sat日本代表MF川村拓夢が海外移籍へ! 広島がチームの離脱を発表
サンフレッチェ広島h15日、日本代表MF川村拓夢(24)のチーム離脱を発表した。海外クラブへの移籍のためとのことだ。 川村は今夏海外クラブへの移籍が噂され、その手続きと準備のためにチームを離脱。15日に行われた明治安田J1リーグ第18節の東京ヴェルディ戦がラストマッチとなっていた。 なお、今後は現地でメディカルチェックを受け、正式契約が結ばれるとのことだ。 川村は広島県広島市出身で、幼少期から広島のサポーター。2012年に広島のジュニアユースに入団すると、ユースを経て2018年にトップチームへと昇格していた。 2019年から3シーズンにわたって愛媛FCへと期限付き移籍し、J2の舞台で試合経験を積むと、2022年に復帰。2023シーズンはレギュラーの座を掴むと、2023年6月に日本代表初招集を果たした。 2024年1月1日のタイ代表戦で日本代表デビュー。今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選では2試合に出場し、本拠地であるエディオンピースウイング広島でのシリア代表戦にも出場していた。 今シーズンはJ1で14試合に出場し2ゴールを記録していた。 2024.06.15 22:38 Sat京都が序盤2得点で待望のホーム初白星! 札幌とのシックスポインター制す【明治安田J1第18節】
15日、明治安田J1リーグ第18節の京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、ホームの京都が2-0で勝利した。 勝ち点「11」で並ぶ下位同士の一戦。19位のホーム京都はミッドウィークに行われた天皇杯2回戦の大宮アルディージャ戦で勝利を収めたなか、リーグ戦で8試合ぶりの勝利、さらにはホーム初白星を狙った。U-23日本代表帰りの川崎颯太が早速先発したほか、今節は麻田将吾がメンバー外となり、鈴木義宜がスタメンに入った。 対する最下位のアウェイ札幌は、前節の東京ヴェルディ戦で3-5と打ち負けたが、その後のYBCルヴァンカップ、天皇杯2回戦で2勝1分け。この流れを継続し、リーグ戦の連敗を「3」でストップしたいところ。東京V戦からは3人メンバーが変わり、小林祐希、田中宏武、西野奨太が先発した。 立ち上がりからチャンスを作ったのは札幌。3分、ロングボールから近藤友喜が右サイドを抜け出すと、シュートのこぼれ球に小林が反応。枠内に押し込むことはできなかった。 京都もゴールに迫るなか、川崎が相手との接触により一時ピッチを去るアクシデント。大事には至らず、すぐにピッチへと復帰した。 14分、京都は左からのクロスがファーまで流れると、豊川雄太にチャンス。相手をワンフェイクで外してのシュートを試みるが、かわしきれずブロックに阻まれた。 それでも18分にはゴールをこじ開ける。右サイドを連携で崩すと、福田心之助のグラウンダーのクロスに松田天馬。弾んだボールをハーフボレーで叩き込み、2試合連続得点を記録した。 畳み掛ける京都は2分後に追加点。ハイプレッシャーをかけた松田がボックス内でボールを奪うと、豊川が落ち着いて流し込んだ。 反撃を試みる札幌だったが、なかなかゴール前を攻略することができず。前半終盤には荒野拓馬がボックス内で倒されてVARチェックが行われたが、正当なタックルと判断され、PKは与えられなかった。 札幌は後半頭から今シーズン初先発の西野を下げ、長谷川竜也を投入。長谷川がシャドーの一角に入り、駒井善成と馬場晴也がそれぞれ1列下にスライドした。 勢いを持って後半に入った札幌は49分に近藤が左クロスに飛び込むも、GKク・ソンユンがファインセーブ。一方、札幌のGK菅野孝憲も負けじと豊川のシュートをストップする。 しかし、これで得たCKから京都が3度ネットを揺らす。鈴木が高い打点のヘディングで叩き込み、決定的な3点目かに思われたが、VARチェックの結果、オフェンシブファウルでゴールは取り消された。 追加点を奪えなかった京都は、豊川が負傷交代するアクシデントも。同じタイミングで札幌もカードを切り、田中克幸の投入で勝負をかける。 その後も京都は集中した守備でゴールを許さず。終盤には選手を変えながら5バックにシステム変更し、逃げ切りを図る。 7分の後半アディショナルタイムにもスコアは動かず、2-0のまま試合終了。京都が残留を左右するシックスポインターを制すると同時に、待望のホーム初白星を挙げた。 京都サンガF.C. 2-0 北海道コンサドーレ札幌 【京都】 松田天馬(前18) 豊川雄太(前20) <span class="paragraph-title">【動画】福田心之助のクロスに合わせた松田天馬の2戦連発弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>美しい崩し<br>\<br><br>平戸のワンタッチパスから綺麗に崩し<br>最後は松田天馬が2試合連続弾<br><br>ホームの京都が先制点を奪う<br><br>明治安田J1第18節<br>京都×札幌<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E6%9C%AD%E5%B9%8C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都札幌</a> <a href="https://t.co/ldasZGIudO">pic.twitter.com/ldasZGIudO</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801924640748544123?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 21:16 Sat記事をさがす
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【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 SatACLの悔しさ晴らすアンデルソン・ロペスがJ1通算2万6000ゴール目! 柏戦のハットトリック決めた後半AT団で達成
29日に行われた明治安田J1リーグ第9節延期分の横浜F・マリノスvs柏レイソルにおいて、J1リーグ戦通算2万6000ゴール目が決まった。 メモリアルゴールを記録したのは横浜FMのFWアンデルソン・ロペス。3-0で迎えた96分に記録した。 この試合では11分と65分にゴールを決めていたアンデルソン・ロペス。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で敗れた悔しさを晴らすかのようなゴールを決めると、96分にはカウンター。アンデルソン・ロペスが収めて右サイドのヤン・マテウスへパス。このリターンを受けたアンデルソン・ロペスが落ち着いてゴール右に蹴り込み、ハットトリックを達成した。 横浜FMの選手がメモリアルゴールを記録するのは、今回が7度目。前回は2023年10月21日の北海道コンサドーレ札幌戦で植中朝日が決めた2万5500ゴール。2度連続で横浜FMの名前が刻まれることとなった。 なお、試合は4-0で横浜FMが勝利。リーグ戦でも7試合ぶりの勝利となり、ここからの巻き返しが期待される。 <span class="paragraph-subtitle">◆J1メモリアルゴール達成者</span> <span style="font-weight:700;">1ゴール:マイヤー</span>(ヴェルディ川崎) vs横浜マリノス/1993年5月15日 <span style="font-weight:700;">500ゴール:水沼貴史</span>(横浜マリノス) vs名古屋グランパス/1993年12月1日 <span style="font-weight:700;">1,000ゴール:メディナベージョ</span>(横浜マリノス) vs鹿島アントラーズ/1994年8月17日 <span style="font-weight:700;">1,500ゴール:城彰二</span>(ジェフユナイテッド市原) vs清水エスパルス/1995年4月5日 <span style="font-weight:700;">2,000ゴール:エジソン</span>(ベルマーレ平塚) vsヴェルディ川崎/1995年8月12日 <span style="font-weight:700;">2,500ゴール:江尻篤彦</span>(ジェフユナイテッド市原) vsベルマーレ平塚/1995年11月15日 <span style="font-weight:700;">3,000ゴール:三浦泰年</span>(ヴェルディ川崎) vsセレッソ大阪/1996年8月28日 <span style="font-weight:700;">3,500ゴール:高木琢也</span>(サンフレッチェ広島) vs京都パープルサンガ/1997年5月3日 <span style="font-weight:700;">4,000ゴール:横山貴之</span>(セレッソ大阪) vsガンバ大阪/1997年8月23日 <span style="font-weight:700;">4,500ゴール:レディアコフ</span>(横浜フリューゲルス) vsジェフユナイテッド市原/1998年4月25日 <span style="font-weight:700;">5,000ゴール:バジーリオ</span>(柏レイソル) vsコンサドーレ札幌/1998年9月23日 <span style="font-weight:700;">5,500ゴール:佐藤一樹</span>(横浜F・マリノス) vs鹿島アントラーズ/1999年4月24日 <span style="font-weight:700;">6,000ゴール:鈴木秀人</span>(ジュビロ磐田) vsサンフレッチェ広島/1999年11月7日 <span style="font-weight:700;">6,500ゴール:長谷川祥之</span>(鹿島アントラーズ) vs川崎フロンターレ/2000年7月1日 <span style="font-weight:700;">7,000ゴール:久保竜彦</span>(サンフレッチェ広島) vsセレッソ大阪/2001年5月12日 <span style="font-weight:700;">7,500ゴール:久保山由清</span>(清水エスパルス) vsジェフユナイテッド市原/2001年11月3日 <span style="font-weight:700;">8,000ゴール:崔龍洙</span>(ジェフユナイテッド市原) vs名古屋グランパス/2002年9月14日 <span style="font-weight:700;">8,500ゴール:ヴァスティッチ</span>(名古屋グランパス) vsベガルタ仙台/2003年5月18日 <span style="font-weight:700;">9,000ゴール:斎藤大輔</span>(ジェフユナイテッド市原) vsヴィッセル神戸/2004年3月13日 <span style="font-weight:700;">9,500ゴール:安貞桓</span>(横浜F・マリノス) vsヴィッセル神戸/2004年9月23日 <span style="font-weight:700;">10,000ゴール:前田雅文</span>(ガンバ大阪) vs名古屋グランパス/2005年5月8日 <span style="font-weight:700;">10,500ゴール:今野泰幸</span>(FC東京) vs鹿島アントラーズ/2005年11月12日 <span style="font-weight:700;">11,000ゴール:アンドレ</span>(京都パープルサンガ) vs清水エスパルス/2006年7月23日 <span style="font-weight:700;">11,500ゴール:田中佑昌</span>(アビスパ福岡) vs川崎フロンターレ/2006年11月18日 <span style="font-weight:700;">12,000ゴール:ウェズレイ</span>(サンフレッチェ広島) vsヴィッセル神戸/2007年6月23日 <span style="font-weight:700;">12,500ゴール:マルキーニョス</span>(鹿島アントラーズ) vs東京ヴェルディ/2008年3月16日 <span style="font-weight:700;">13,000ゴール:巻誠一郎</span>(ジェフユナイテッド千葉) vs東京ヴェルディ/2008年9月14日 <span style="font-weight:700;">13,500ゴール:鄭大世</span>(川崎フロンターレ) vs浦和レッズ/2009年5月10日 <span style="font-weight:700;">14,000ゴール:中山博貴</span>(京都パープルサンガ) vs浦和レッズ/2009年11月28日 <span style="font-weight:700;">14,500ゴール:赤嶺真吾</span>(ベガルタ仙台) vs大宮アルディージャ/2010年8月22日 <span style="font-weight:700;">15,000ゴール:辻尾真二</span>(清水エスパルス) vs大宮アルディージャ/2011年5月22日 <span style="font-weight:700;">15,500ゴール:ラフィーニャ</span>(ガンバ大阪) vs横浜F・マリノス/2011年9月18日 <span style="font-weight:700;">16,000ゴール:藤田直之</span>(サガン鳥栖) vsガンバ大阪/2012年5月25日 <span style="font-weight:700;">16,500ゴール:永井謙佑</span>(名古屋グランパス) vsジュビロ磐田/2012年11月17日 <span style="font-weight:700;">17,000ゴール:鈴木大輔</span>(柏レイソル) vs清水エスパルス/2013年7月17日 <span style="font-weight:700;">17,500ゴール:家長昭博</span>(大宮アルディージャ) vs川崎フロンターレ/2014年3月15日 <span style="font-weight:700;">18,000ゴール:興梠慎三</span>(浦和レッズ) vsアルビレックス新潟/2014年9月23日 <span style="font-weight:700;">18,500ゴール:塩谷司</span>(サンフレッチェ広島) vsアルビレックス新潟/2015年5月23日 <span style="font-weight:700;">19,000ゴール:高山薫</span>(湘南ベルマーレ) vsアルビレックス新潟/2015年11月7日 <span style="font-weight:700;">19,500ゴール:遠藤康</span>(鹿島アントラーズ) vsヴァンフォーレ甲府/2016年7月17日 <span style="font-weight:700;">20,000ゴール:金子翔太</span>(清水エスパルス) vs川崎フロンターレ/2017年4月21日 <span style="font-weight:700;">20,500ゴール:エウシーニョ</span>(川崎フロンターレ) vsセレッソ大阪/2017年9月30日 <span style="font-weight:700;">21,000ゴール:齊藤未月</span>(湘南ベルマーレ) vsヴィッセル神戸/2018年7月22日 <span style="font-weight:700;">21,500ゴール:興梠慎三</span>(浦和レッズ) vs松本山雅FC/2019年3月9日 <span style="font-weight:700;">22,000ゴール:遠藤溪太</span>(横浜F・マリノス) vs名古屋グランパス/2019年8月24日 <span style="font-weight:700;">22,500ゴール:野上結貴</span>(サンフレッチェ広島) vsFC東京/2020年8月19日 <span style="font-weight:700;">23,000ゴール:ジェイ</span>(北海道コンサドーレ札幌) vs清水エスパルス/2020年11月21日 <span style="font-weight:700;">23,500ゴール:レアンドロ・ダミアン</span>(川崎フロンターレ) vs湘南ベルマーレ/2021年5月26日 <span style="font-weight:700;">24,000ゴール:ミラン・トゥチッチ</span>(北海道コンサドーレ札幌) vs柏レイソル/2021年11月27日 <span style="font-weight:700;">24,500ゴール:森島司</span>(サンフレッチェ広島) vs京都サンガF.C./2022年7月17日 <span style="font-weight:700;">25,000ゴール:森島司</span>(サンフレッチェ広島) vsFC東京/2022年4月22日 <span style="font-weight:700;">25,500ゴール:植中朝日</span>(横浜F・マリノス) vs北海道コンサドーレ札幌/2023年10月21日 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">26,000ゴール:アンデルソン・ロペス</span>(横浜F・マリノス) vs柏レイソル/2024年5月29日 <span class="paragraph-title">【動画】ACL逃した悔しさを晴らす、アンデルソン・ロペスのハットトリック弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="oebKwNOiy3g";var video_start = 472;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.30 12:30 Thu横浜FM下したアル・アインが28番目の出場クラブに! 新フォーマットのクラブW杯出場チームが続々決定【クラブW杯】
25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝2ndレグが行われ、横浜F・マリノスがアル・アインに5-1で敗戦。2戦合計、6-3で敗れてアジア王者を逃すこととなった。 1stレグで2-1と勝利していた横浜FMだったが、大アウェイの中で前半は飲まれてしまうことに。すると早々と2ゴールを奪われ、2戦合計で逆転を許してしまう。 それでもチームは持ち直し、ヤン・マテウスのゴールでイーブンに戻したが、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがDOGSOで一発退場。後半は数的不利で戦った中、3失点を喫してしまいアル・アインが21年ぶりのアジア王者に輝いた。 この結果、2025年6月に行われる新フォーマットのクラブ・ワールドカップ(W杯)の出場権はアル・アインが獲得。Jリーグ勢は、2022年のACL王者である浦和レッズのみが出場することとなる。 なお、出場権を逃したことも大きいが、国際サッカー連盟(FIFA)は出場クラブには5000万ユーロ(約85億円)が与えられ、勝ち上がればさらに賞金が増えるとしており、横浜FMは大きな資金も逃すこととなってしまった。 また、アフリカでも王者が決まり、CAFチャンピオンズリーグ(CCL)はエジプトのアル・アハリが勝利し連覇を達成していた。 <span class="paragraph-subtitle">◆ムンディアル・デ・クラブFIFA出場決定チーム</span> 【アジア】 2021:アル・ヒラル(サウジアラビア) 2022:浦和レッズ(日本) 2023-24:アル・アイン(UAE) ・ランキングから 蔚山HD FC(韓国) 【アフリカ】 2020-21、2022-23、2023-24:アル・アハリSC(エジプト) 2021-22:ウィダード・カサブランカ(モロッコ) ・ランキングから マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ) エスペランス(チュニジア) 【ヨーロッパ】 2020-21:チェルシー(イングランド) 2021-22:レアル・マドリー(スペイン) 2022-23:マンチェスター・シティ(イングランド) 2023-24:開催中 ・ランキングから バイエルン(ドイツ) ドルトムント(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) インテル(イタリア) ユベントス(イタリア) ポルト(ポルトガル) ベンフィカ(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) ザルツブルク(オーストリア) 【北中米カリブ海】 2021:モンテレイ(メキシコ) 2022:シアトル・サウンダース(アメリカ) 2023:クラブ・レオン(メキシコ) 2024:開催中 【オセアニア】 ・ランキング経由のみ オークランド・シティ(ニュージーランド) 【南米】 2021:パウメイラス(ブラジル) 2022:フラメンゴ(ブラジル) 2023:フルミネンセ(ブラジル) 2024:開催中 ・ランキングから2チーム リーベル・プレート(アルゼンチン) 2024.05.26 23:55 Sun横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。 リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。 対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。 立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。 必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。 10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。 ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。 25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。 1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。 “強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳と渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。 ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。 FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。 45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。 そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。 前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。 55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。 後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。 FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。 試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。 FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。 横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。 FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。 FC東京 1-1 横浜F・マリノス 【FC東京】 長友佑都(後10) 【横浜FM】 ナム・テヒ(前25) 2024.05.19 17:03 Sun【J1注目プレビュー|第15節:FC東京vs横浜FM】共に守備が不安材料、混戦の中で上位浮上のキッカケを掴むのは?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月19日(日) 15:00キックオフ FC東京(5位/22pt) vs 横浜F・マリノス(14位/16pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆脆弱な守備をどう立て直す【FC東京】</span> 前節はアウェイで名古屋グランパスと対戦し3-1で完敗。キャスパー・ユンカー1人にやられる形となり、4試合続いた無敗が止まった。 ただ、攻撃陣は好調を維持しておりリーグ最多の「25」得点。一方で、守備は「23」失点とリーグでも下位に沈んでおり、チームの勝ち点が伸び切らない理由の1つとなっている。 加えて、退場者はJリーグ全体で最多の4回。守備に問題があることは明白であり、しっかりとした立て直しができなければ、優勝争いに絡むことはできないだろう。 相手は多彩な攻撃を仕掛けてくる横浜FM。2020年からホームでは勝ったことがない相手であり、直近7試合は勝てていない。混戦状態の中で上に行くのか下に行くのか。分水嶺となる戦いとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:野澤大志ブランドン DF:白井康介、森重真人、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:仲川輝人、小泉慶、高宇洋、俵積田晃太 FW:荒木遼太郎、松木玖生 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:波多野豪 <span class="paragraph-subtitle">◆上位への足掛かりに【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝1stレグを戦い、アル・アイン相手に劇的な逆転勝利を収めたが、その反動もあったのか、中3日でのアルビレックス新潟戦は惨敗に終わった。 リーグ戦では連敗中と元気がない。白星も4月10日以降ない状況だが、今は目の前にあるアジア王者というタイトルに意識がいくのは普通のことだろう。 ただ、不安材料は少なくなく、ケガ人が復帰してきたにも関わらず、再び離脱者が続出。特に守備ラインは厳しい台所事情となっている。 チーム一丸となって戦ってきた横浜FM。均衡の取れた戦力は持っているものの、駒不足となっては後手を踏むと厳しい状況に。得意な相手であるFC東京戦では主導権を握り続けて行きたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、ナム・テヒ FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.05.19 12:35 Sun「さすがすぎ」「なんでそんな出来るの??」5月14日は“けん玉”の日、横浜FMの選手たちがチャレンジすると凄腕選手が登場「最後ファンタジスタ出てくるのウケる」
5月15日は“Jリーグの日”だが、14日は“けん玉の日”ということで、横浜F・マリノスの選手たちがけん玉に挑戦。意外な才能が発揮された。 今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝まで勝ち上がり、アル・アイン(UAE)との1stレグで見事逆転勝利した横浜FM。Jリーグでは試合消化が少ない影響もあり13位という状況だ。 その横浜FMは、“けん玉の日”に合わせて選手たちがチャレンジする様子をアップ。エウベル、ヤン・マテウス、ナム・テヒの外国人3人に加え、加藤蓮、吉尾海夏、松原健の6人がチャレンジした。 エウベルやナム・テヒは難しさのあまり苦笑い。一方で、ヤン・マテウスは見事に剣先に入れる器用ぶりを見せた。 一方で日本人3選手は、加藤が見事に成功したものの、吉尾は初めてやったとのことで、「えぐい(笑)」と周りに言われてしまうプレーぶりを見せた。 その中でも驚きを与えたのは松原。華麗なけん玉捌きを見せると「ファンタジスタ」と呼ばれるほど。ファンも選手たちのけん玉の腕前に大盛り上がりだ。 「マツケン、さすがです」 「ケニーなんでそんな出来るの??」 「ファンタジスタマツケン」 「さすがすぎる」 「マツケンスゲ~」 「最後ファンタジスタ出てくるのウケる」 サッカー選手なので足が使えれば十分ではあるが、意外な才能を見せつけた松原には注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】選手たちのけん玉の腕前は!? ファンタジスタが現れる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">横浜F・マリノス(@yokohamaf.marinos)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.15 13:05 Wed【J1注目プレビュー|第11節:横浜FMvs磐田】アンデルソン・ロペスかジャーメインか…チームを勝利に導くのは!?
【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(7位/15pt) vs ジュビロ磐田(12位/13pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆強かに勝ち切る戦いを【横浜F・マリノス】</span> 前節はアウェイでのセレッソ大阪戦。上位を争う相手に2-2のドロー。過密日程の中で勝ち点を拾ったことは大きいが、2度追いつかれての引き分けは良いものではない。 2011年から勝利がない鬼門で負けることはなかったが、結局払拭することはできず。このところ、湘南ベルマーレ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山HD戦など、隙を見せてやられることが増えている。 過密日程も相まって選手を入れ替えて戦っていることも要因の1つではあるが、選手を入れ替えてもクオリティが落ちないのが横浜FMの強み。全員がしっかりとしたプレーを出すことが何よりも大事になる。 アジア制覇を目指す戦いは来週に迫っている。まずは久々に試合間隔が空いた中で、しっかりとホームで戦えるか。リーグ優勝もまだまだ狙える状況なだけに、勝利で勢いづきたいところ。エース、アンデルソン・ロペスも得点王を争う意味ではそろそろリーグ戦でもゴールを増やしていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止まらないジャーメイン【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた一戦。同じ昇格組として負けられない戦いとなった中、首位チームを相手に2-0でしっかりと勝利を収めた。 ここまで4勝1分け5敗と負けが先行しているものの、悪いスタートではないだろう。自分たちの戦い方を見せて、勝ち点3を取れていることが大きい。 町田戦も相手に飲まれずに、しっかりと割り切って戦うことを選択。その中で、勝ち切れたことは1つ自信になるとも言える。 そして何よりも驚くべきはジャーメイン良の活躍だろう。J1ではキャリアハイを圧倒的に更新中。昨シーズンJ2で9ゴールだったが、今季は10試合で10ゴールを記録し得点ランキングのトップに立っている。チャンスをしっかり仕留める力を身につけ始めている中で、アジア王者を目指す横浜FM相手にゴールは奪えるのか。大きなポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 2024.05.03 11:25 Fri2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat【J1注目プレビュー|第9節延期分:横浜FMvs柏】失意の敗北を横浜FMは払拭なるか、柏は守護神不在を乗り越える
【明治安田J1リーグ第9節延期分】 2024年5月29日(水) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(14位/17pt) vs 柏レイソル(10位/22pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦、試合で払拭を【横浜F・マリノス】</span> 延期されていたこの戦い。横浜FMにとって、悲願のアジア王者を目指したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝は、あまりにも残酷な終わり方に。エクスキューズがあった中で、1-5での敗戦は重くのしかかっている。 激戦に加え移動もあった中で、中2日でのこの試合。優勝していれば少しは身が軽かったかもしれないが、あまりにも過酷な日程となってしまった。 とはいえ、もう切り替えるしかない。ACLの戦いは終了。ここからはリーグ戦、そしてカップ戦と国内の戦いに集中。リーグ戦は6戦未勝利と結果が出ていないだけに、厳しい中でも結果を取り戻したい。 リバウンドメンタリティはもちろんのこと、内容以上に勝利という結果で、嫌なムードを一掃したい。現地まで来たサポーター、日本から応援したサポーターの前で、再び笑顔を取り戻せるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、加藤蓮 MF:植中朝日、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、塩貝健太、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆守護神不在、それでも勝利を掴む【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦となった中、1-1のドローに終わった。選考されながらも後半に追い付いての試合。勝ち点1を拾い、4試合負けなしという状況となっている。 気がかりなのは終盤に負傷したGK松本健太。脳震とうと診断され、ピッチ上では起き上がれないほどの衝撃を受けていたが、本人も無事であることを発信。今節は回復プログラムの影響で出番はないが、気を吐いた守護神のためにも、しっかりと結果を掴みたい。 中3日での試合ではあるが、相手よりはコンディションは優位な状況。注目はコンスタントにゴールを決めている木下康介。前節は貴重な同点ゴールを記録していた。チーム力が徐々に上がりつつある中で、調子の良い選手が結果を残すことは、試合の結果にもつながるだろう。 そして、守護神としてピッチに立つであろう守田達弥にも注目。前節はスクランブル出場となったが、今節は気持ちの面も十分準備しているはず。ベテランが存在感を発揮できるか。今季初のリーグ戦先発に注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:守田達弥 DF:関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、白井永地、戸嶋祥郎、マテウス・サヴィオ FW:細谷真大、木下康介 監督:井原正巳 2024.05.29 15:00 Wed「さすがすぎ」「なんでそんな出来るの??」5月14日は“けん玉”の日、横浜FMの選手たちがチャレンジすると凄腕選手が登場「最後ファンタジスタ出てくるのウケる」
5月15日は“Jリーグの日”だが、14日は“けん玉の日”ということで、横浜F・マリノスの選手たちがけん玉に挑戦。意外な才能が発揮された。 今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝まで勝ち上がり、アル・アイン(UAE)との1stレグで見事逆転勝利した横浜FM。Jリーグでは試合消化が少ない影響もあり13位という状況だ。 その横浜FMは、“けん玉の日”に合わせて選手たちがチャレンジする様子をアップ。エウベル、ヤン・マテウス、ナム・テヒの外国人3人に加え、加藤蓮、吉尾海夏、松原健の6人がチャレンジした。 エウベルやナム・テヒは難しさのあまり苦笑い。一方で、ヤン・マテウスは見事に剣先に入れる器用ぶりを見せた。 一方で日本人3選手は、加藤が見事に成功したものの、吉尾は初めてやったとのことで、「えぐい(笑)」と周りに言われてしまうプレーぶりを見せた。 その中でも驚きを与えたのは松原。華麗なけん玉捌きを見せると「ファンタジスタ」と呼ばれるほど。ファンも選手たちのけん玉の腕前に大盛り上がりだ。 「マツケン、さすがです」 「ケニーなんでそんな出来るの??」 「ファンタジスタマツケン」 「さすがすぎる」 「マツケンスゲ~」 「最後ファンタジスタ出てくるのウケる」 サッカー選手なので足が使えれば十分ではあるが、意外な才能を見せつけた松原には注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】選手たちのけん玉の腕前は!? ファンタジスタが現れる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/C68J9iKJNMD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">横浜F・マリノス(@yokohamaf.marinos)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.05.15 13:05 Wed【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs横浜FM】首位陥落のC大阪と激闘制した横浜FM、似たスタイルで上回るのは?!
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月27日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(2位/18pt) vs 横浜F・マリノス(7位/14pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆三日天下で終わらせられない【セレッソ大阪】</span> 開幕から8試合無敗を継続、チームも連勝でついに首位に立った中、前節は名古屋グランパス相手に2-1で敗れ初黒星。首位から陥落した。 わずか1節の短命に終わった首位の座。もちろん、諦めることなどはないが、ここで連敗するようでは追いかけてくるライバルに一気に飲み込まれて遠い存在になる可能性がある。 悲願のリーグ優勝を目標とするチームとして、ここでの連敗は禁物。いかに連敗しないかがポイントだが、相手は一日の長がある横浜FM。近しいスタイルで戦う相手とは、撃ち合いになることが予想される。ビルドアップからの強力ブラジル人3トップで一気にゴールを奪い切るスタイルはまさに横浜FMを手本とする形。本物になるには、手本を超えてこそ。古巣対決となるエースのレオ・セアラにも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:毎熊晟矢、鳥海晃司、舩木翔、登里享平 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラ、カピシャーバ 監督:小菊昭雄 U-23日本代表活動参加:西尾隆矢 <span class="paragraph-subtitle">◆激闘制しアジア王者へあと一歩、疲弊する中でリーグ戦も勝ち切れるか【横浜F・マリノス】</span> ミッドウィークには大雨が降り頻る中、AFCチャンピオンズリーグを戦い、PK戦までもつれこんだ中で見事に決勝進出を決めた。前半に3ゴールを奪い圧倒したものの、退場を機に状況は一変。10人で長い時間耐え凌ぎ、最後はPK戦をものにした。 悲願であるアジア王者に立つためにあと一歩と迫っているが、激闘の代償は大きい。主軸のほとんどはフルで戦い、C大阪とのコンディション差は明白。ここを乗り切る力を持ってこそ、王者にふさわしいとも言える。 ターンオーバーは必至。比較的出場時間が少なかった選手たちがピッチに立つはずだ。退場してしまった上島拓巳も燃えていることだろう。C大阪の攻撃陣をストップし、チームに勝利をもたらせたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、加藤聖 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、村上悠緋、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 2024.04.27 12:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Sat【J1注目プレビュー|第15節:福岡vsC大阪】仕切り直したい両者、得点源の助っ人エースが火を吹くのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 16:00キックオフ アビスパ福岡(10位/19pt) vs セレッソ大阪(8位/20pt) [ベスト電器スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆連続無敗ストップ、仕切り直しの一戦【アビスパ福岡】</span> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し、1-0の敗戦。無敗は「8」でストップすることとなった。 引き分けも多かったこの無敗期間だったが、守備の安定感が最も大きな収穫と言えるだろう。神戸戦も過密日程になることから7名を入れ替えたが、それでも安定した守備を見せていた。 王者相手に善戦も、敗れたのは事実。ただ、下を向くのではなく、ここからまた仕切り直していきたいところ。目下の課題はシャハブ・ザヘディに頼り切りの攻撃だろう。 期限付き移籍期間は残り1カ月半。その後の去就は分からないが、チームとしては別の得点の形を作りたいところだ。セットプレーからの得点も少ない今シーズン。新たな形を見つけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:紺野和也、佐藤凌我 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 <span class="paragraph-subtitle">◆急降下のチーム、吹っ切りたい【セレッソ大阪】</span> ガンバ大阪との“大阪ダービー”で敗れ、王者・ヴィッセル神戸に完敗、そして首位を争っているFC町田ゼルビアにも敗れた。 無敗を継続していたところから、1つの黒星きっかけに急降下。6戦未勝利、3連敗と何かがおかしい。その理由は守備の崩壊と言えるだろう。 大阪ダービーで両サイドバックの毎熊晟矢、登里享平が揃って負傷。その次の2試合で6失点。攻守のバランスが一気に崩れてしまった感は結果から見ても明らかだ。 レオ・セアラは相変わらずゴールを重ねているが、バランスをどう立て直すのか。小菊昭雄監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ジョルディ・クルークス、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス 監督:小菊昭雄 2024.05.18 13:45 Sat【J1注目プレビュー|第10節:東京Vvs福岡】クリーンシートを自信に6戦5発のザヘディを止めるのか? 勝ち点差2のシックスポインター
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月28日(日) 14:00キックオフ 東京ヴェルディ(15位/9pt) vs アビスパ福岡(14位/11pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆欲しい2勝目、連続クリーンシートで掴め【東京ヴェルディ】</span> 前節は川崎フロンターレとアウェイで対戦し、0-0のゴールレスドロー。またしても2勝目は遠かったが、16年ぶりのJ1で初のクリーンシートを達成した。 東京ダービーで谷口栄斗が負傷離脱。初のJ1出場となった代役の千田海人が躍動。ハードな対人守備が特徴であり、コンビを組む林尚輝と共にゴール前に壁を作る。 その2人が立ち向かうのはイラン代表FWシャハブ・ザヘディ。6試合で5ゴールという驚異の得点力を見せる相手エースをどう封じるかが、2勝目のカギとなる。 ここまで引き分けが圧倒的に多い東京V。仮にリードしていても気を抜けないストライカーがいる相手にどう戦うのか。ホームのサポーターと勝利を喜び合いたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:翁長聖、林尚輝、千田海人、深澤大輝 MF:齋藤功佑、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:木村勇大、染野唯月 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆躍動中のエース・ザヘディが吠えるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにジュビロ磐田を迎えた中、2-2のドロー。3試合連続ドローという状況だ。 どこか突き抜けきれないチームだが、チームを牽引するのはエースの座についたザヘディ。未知数の中で加わったが、6試合で決めた5得点は本物の証。どのゴールも上手さを見せたものとなった。 ただ、結果としてはわずか1勝。チームとして勝利に繋げられていないことも事実。ザヘディに頼り切りになっている現状で、その他の選手が奮起しなければ、苦しい戦いは続く。 チームとしての完成度を上げていく中で、勝利も掴んで行きたい福岡。ハマった時には、脅威になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:永石拓海 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、前嶋洋太 MF:紺野和也、岩崎悠人 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 2024.04.28 11:45 Sun広島が佐々木翔の同点弾で無敗キープ、福岡はシャハブ・ザヘディが今季3点目【明治安田J1第8節】
13日、明治安田J1リーグ第8節のアビスパ福岡vsサンフレッチェ広島がベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12位につける福岡は前節、名古屋グランパスとのアウェイ戦でゴールレスドロー。堅守を発揮しながらも得点を奪いきれなかった。今節は紺野和也がベンチスタート、宮大樹がメンバー外となり、代わりに重見柾斗、井上聖也がスタメン入りした。 対する広島は、大橋祐紀の古巣相手の2ゴールで湘南ベルマーレを下し2連勝中。今シーズン未だ無敗で2位と好調を維持している。ミヒャエル・スキッベ監督は新井直人をベンチに置き、越道草太が今シーズン初先発となった。 良い形で試合に入ったのは広島。越道が積極的に左足でゴールを狙うと、10分には左CKからのクロスを大橋がヘディングで叩く。これはゴール左へと外れた。 一方の福岡は最前線のシャハブ・ザヘディをターゲットに攻める。11分にはボックス外から強烈な左足シュートを飛ばしたが、GK大迫敬介の正面を突いた。 流れを掴んだ福岡は立て続けにチャンス。12分には湯澤聖人の右からのクロスがファーまで届き、前嶋洋太が右足シュート。枠に飛ばしたが、またしてもGK大迫に阻まれた。 牙城を崩したのは22分。右サイドで湯澤が粘ると、倒れ込みながらのクロスに合わせたのはシャハブ・ザヘディ。高い打点のヘディングでネットを揺らし、今シーズン3点目を記録した。 しかし、アウェイの広島もすぐさま反撃。25分、右CKに合わせたのは佐々木翔。ゴール右隅にヘディングシュートを飛ばすと、GK村上昌謙は手に当てながらも弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後は広島の攻勢で進むが、両チームともに追加点は奪えずハーフタイムへ突入。交代なしで後半を迎える。 福岡は湯澤とシャハブ・ザハディのホットラインが光る。52分、湯澤のアーリークロスにシャハブ・ザハディが今度は左足で合わせにいったが、惜しくもポストの左に飛んだ。 先に動いたのは福岡の長谷部茂利監督。60分、重見に代えて紺野をピッチに送り出す。 一方、FKや中野就斗の思い切ったロングシュートがあった広島は、73分に2枚替え。東俊希、越道を下げて志知孝明と新井直人を投入する。 その後も福岡はウェリントン、広島は小原基樹と交代カードを使いながら試合は終盤へ。89分には広島の加藤陸次樹が志知の左からのクロスに合わせたが、枠を捉えきれない。 後半アディショナルタイムに入ってからも広島が畳みかけるが、最後の川村拓夢のシュートも左に外れ、試合終了。痛み分けとなったが、広島は無敗をキープした。 アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) 【広島】 佐々木翔(前25) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたシャハブ・ザヘディの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>クロスを上げればエースが決める!<br>\<br><br>湯澤聖人が右サイドからクロスボールを入れると<br>最後はシャハブ ザヘディがヘッドで決める!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>福岡×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡広島</a> <a href="https://t.co/ZheSIUSg2P">pic.twitter.com/ZheSIUSg2P</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779020981400457600?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 16:22 Sat日本代表復帰の長友佑都が豪快先制弾! U-23代表組も躍動のFC東京が敵地で福岡に快勝し、今季初勝利【明治安田J1第4節】
明治安田J1リーグ第4節のアビスパ福岡vsFC東京が16日にベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのFC東京が1-3で勝利した。 開幕3試合は1勝2分けと悪くないスタートを切った福岡。前節の湘南ベルマーレ戦は1-1のドロー決着に終わり、今度こそホーム初勝利を掴みたいところ。長谷部茂利監督は岩崎悠人の代わりに金森健志を先発起用し、7日に加入が発表されたイラン代表FWシャハブ・ザヘディもベンチに入った。 対するFC東京は2分け1敗と未だ勝利なし。敵地で今シーズン初勝利を狙う。今節はディエゴ・オリヴェイラや出場停止のエンリケ・トレヴィザンがメンバー外となり、ピーター・クラモフスキー監督はここまで3得点の荒木遼太郎を最前線で起用。高宇洋と木本恭生がスタメン入りし、松木玖生がトップ下に入った。 立ち上がりはFC東京ペースで進むも、ファーストシュートはブロックを敷いて速攻を狙う福岡。自陣内でボールを奪うと右サイドからカウンターを仕掛け、最後は古巣対戦の紺野和也が中へ切り込んでからシュートまで持ち込んだ。 これで福岡が勢いを掴みかけるが、FC東京もセットプレーから16分に反撃。ボックス手前右の位置でFKを獲得すると左足で松木が狙ったが、コース上に入った奈良竜樹が身体を張ってブロックする。 続いて右サイドから攻めたFC東京は、縦に仕掛けた仲川輝人がゴールライン際からクロスを上げる。ファーに飛び込んだ松木は頭で合わせきれないが、主導権を取り戻していく。 攻勢のアウェイチームに歓喜の瞬間が訪れたのは28分。押し込む中、バングーナガンデ佳史扶が左サイドからゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で収めたのは日本代表復帰を果たした長友佑都。トラップからすかさず右足を振り、浮いたボールをゴール左隅に叩き込んだ。 リードを許した福岡だが、直後のキックオフからすぐさま決定機。ウェリントンが競り合うとボックス手前中央の紺野へ。枠内に強烈な左足シュートが飛んだが、ここはGK波多野豪が好セーブで凌いだ。 FC東京は守護神の活躍に前線が呼応。32分に点差を広げる。遠藤渓太が前線でロングボールを収めてタメを作ると、右ポケットに走り込んだ荒木にスルーパス。右足ダイレクトで流し込み、そのまま2-0で試合を折り返した。 2点を追いかける福岡の長谷部監督は後半頭から動く。センターバックの井上聖也を下げて岩崎を投入。[3-4-2-1]の布陣から[4-4-2]へ形を変え、岩崎がウェリントンと2トップを組んだ。 後半はよりオープンな展開となり、両チーム共に松木や紺野が積極的にシュートを放つ。55分にはウェリントンがクロスに頭で合わせるも、ゴール左に飛んだボールはGK波多野が弾き出した。 すると57分、FC東京が決定的な3点目を奪う。長友の右からのクロスがファーまで流れると、走り込んだのはバングーナガンデ佳史扶。ダイレクトでゴールに突き刺し、勝利を一気に手繰り寄せた。 まず1点を返したい福岡は、日本デビューのシャハブ・ザヘディ、鶴野怜樹をピッチに送り込む。その後、立て続けにセットプレーからゴールに迫ったが、反撃の糸口を掴むことはできない。 このまましっかりと試合を締めたいFC東京は、71分に長友がお役御免。クラモフスキー監督は遠藤もベンチに下げ、中村帆高と俵積田晃太を起用した。 福岡も交代カードを切るが、時間が経つにつれ試合は膠着。それでも82分、ホームチームが一矢報いる。 右サイドからのクロスをファーで折り返すと、ゴール前でシャハブ・ザハディが粘る。最後は途中出場の松岡大起が押し込み、2点差に詰め寄った。 クリーンシートとはいかなかったFC東京だが、以降は得点を許さず1-3で試合終了。日本代表復帰の長友や、U-23日本代表入りの荒木、バングーナガンデ佳史扶らが結果を残し、嬉しい今シーズン初勝利を手にした。 アビスパ福岡 1-3 FC東京 【福岡】 松岡大起(後37) 【FC東京】 長友佑都(前28) 荒木遼太郎(前32) バングーナガンデ佳史扶(後12) <span class="paragraph-title">【動画】長友佑都の先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>代表復帰の37歳が決めた‼<br>\<br><br>22歳バングーナガンデ 佳史扶のクロスを<br>37歳長友佑都が合わせた <br><br>FC東京が“師弟コンビ”で幸先よく先制<br><br>明治安田J1リーグ第4節<br>福岡×FC東京<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信 <a href="https://t.co/uWLoItEnPQ">pic.twitter.com/uWLoItEnPQ</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1768859634511511594?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.16 15:09 Sat効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 Sun前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat福岡と札幌は0-0痛み分け…前後半で互いに攻勢も決め手欠きゴールレス【明治安田J1開幕節】
24日、明治安田J1リーグ第1節のアビスパ福岡vs北海道コンサドーレ札幌がベスト電器スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。 福岡は絶対的エースの山岸祐也が退団した前線に、ナッシム・ベン・カリファと岩崎悠人を補強。開幕ゲームは岩崎が2シャドーの一角に入り、1トップにはウェリントンを配置。ベン・カリファはメンバー外となった。 対する札幌も小柏剛が退団し、“元エース”鈴木武蔵がガンバ大阪からレンタル移籍で4年ぶりに復帰。その鈴木はベンチスタートで、1トップに小林祐希、2シャドーに駒井善成とスパチョークが入る[3-6-1]を採用した。 山岸が去った福岡だが、前線からの機敏なプレッシングは不変。先日36歳となったウェリントンは前からのプレスだけでなく、後ろ向きのプレスバックも苦にしない。年齢を重ねるごとに献身性が高まるチームプレーヤーだ。 札幌はそんな福岡を恐れることなく後方から丁寧にビルドアップ。しかし、出足の鋭さで福岡に凌駕され、11人全員が自陣で守備に回る場面も多い。マイボール時はゼロトップの小林が降りてきて起点を創りたいところだ。 その札幌は17分、スパチョークが福岡の大卒ルーキー・重見柾斗が自陣で出した横パスをカットし、カウンターを発動。追い越した小林へラストパスを送るが、小林は帰陣した福岡DFに行く手を阻まれ、フィニッシュまで持ち込めず。 24分に福岡が決定機。ショートカウンターから”攻撃の核”紺野和也が持ち前の推進力で前を向き、ラストパスを出した岩崎はボックス手前で完全にフリー。しかし、岩崎が利き足と逆の左で放ったダイレクトシュートは、わずかにゴール右へ外れる。 福岡は31分にも良い形。深く攻め込んで紺野が右からクロスを上げると、ゴール前へ走って飛び込んだのは左ウイングバックの小田逸稀。相手DFに競り勝っての豪快ヘディングは枠を捉えずも、先制点を予感させるのは福岡だ。 後半立ち上がりの50分、札幌はボランチの宮澤裕樹に代えて鈴木を投入。駒井をボランチ、小林をシャドーに落とし、鈴木を最前線に置く。 さらに60分、負傷した近藤友喜に代えて昨季チーム得点王の浅野雄也、中村桐耶に代えて青木亮太をピッチへ。次々と攻撃のカードを切る。 積極采配の札幌は次第に”らしさ”を発揮するようになるが、決定機創出にはなかなか至らず。低い位置で構えて守る意識を強めた福岡を崩し切るのは難しく、試行錯誤が続いていく。 後半から劣勢に回った福岡は、ロングボールからの個人のスピード、またはセットプレー獲得に活路を見出す展開。前半と打って変わって苦しいが、それでも崩れないのは昨季からチームの骨格を維持した積み上げがあるからだろう。 85分には、ここまで高い集中力を保ったウェリントンに代えて“福岡一筋20年目”37歳の城後寿を投入。試合が終盤に来てオープンな展開へと移行するなか、生ける伝説に1点を託す。 しかし、どちらもシュートシーンは少なく、後半ともに決定機ゼロ。結局アディショナルタイム5分間を含めてネットは揺らせず、0-0で決着。2024シーズン初戦で勝ち点「1」を分け合うこととなった。 福岡は「前線からの守備」という点で山岸退団をあまり感じさせずも、やはり得点力アップは積年の課題か。 札幌も昨季56ゴールの得点力をあまり感じられず。試合最終盤はホームチーム相手に猛攻を仕掛けるも、フィニッシュまで持ち込めなかった。 アビスパ福岡 0-0 北海道コンサドーレ札幌 2024.02.24 16:01 Sat前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Sat【J1注目プレビュー|第15節:福岡vsC大阪】仕切り直したい両者、得点源の助っ人エースが火を吹くのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 16:00キックオフ アビスパ福岡(10位/19pt) vs セレッソ大阪(8位/20pt) [ベスト電器スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆連続無敗ストップ、仕切り直しの一戦【アビスパ福岡】</span> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し、1-0の敗戦。無敗は「8」でストップすることとなった。 引き分けも多かったこの無敗期間だったが、守備の安定感が最も大きな収穫と言えるだろう。神戸戦も過密日程になることから7名を入れ替えたが、それでも安定した守備を見せていた。 王者相手に善戦も、敗れたのは事実。ただ、下を向くのではなく、ここからまた仕切り直していきたいところ。目下の課題はシャハブ・ザヘディに頼り切りの攻撃だろう。 期限付き移籍期間は残り1カ月半。その後の去就は分からないが、チームとしては別の得点の形を作りたいところだ。セットプレーからの得点も少ない今シーズン。新たな形を見つけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:紺野和也、佐藤凌我 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 <span class="paragraph-subtitle">◆急降下のチーム、吹っ切りたい【セレッソ大阪】</span> ガンバ大阪との“大阪ダービー”で敗れ、王者・ヴィッセル神戸に完敗、そして首位を争っているFC町田ゼルビアにも敗れた。 無敗を継続していたところから、1つの黒星きっかけに急降下。6戦未勝利、3連敗と何かがおかしい。その理由は守備の崩壊と言えるだろう。 大阪ダービーで両サイドバックの毎熊晟矢、登里享平が揃って負傷。その次の2試合で6失点。攻守のバランスが一気に崩れてしまった感は結果から見ても明らかだ。 レオ・セアラは相変わらずゴールを重ねているが、バランスをどう立て直すのか。小菊昭雄監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ジョルディ・クルークス、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス 監督:小菊昭雄 2024.05.18 13:45 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat【J1注目プレビュー|第10節:東京Vvs福岡】クリーンシートを自信に6戦5発のザヘディを止めるのか? 勝ち点差2のシックスポインター
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月28日(日) 14:00キックオフ 東京ヴェルディ(15位/9pt) vs アビスパ福岡(14位/11pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆欲しい2勝目、連続クリーンシートで掴め【東京ヴェルディ】</span> 前節は川崎フロンターレとアウェイで対戦し、0-0のゴールレスドロー。またしても2勝目は遠かったが、16年ぶりのJ1で初のクリーンシートを達成した。 東京ダービーで谷口栄斗が負傷離脱。初のJ1出場となった代役の千田海人が躍動。ハードな対人守備が特徴であり、コンビを組む林尚輝と共にゴール前に壁を作る。 その2人が立ち向かうのはイラン代表FWシャハブ・ザヘディ。6試合で5ゴールという驚異の得点力を見せる相手エースをどう封じるかが、2勝目のカギとなる。 ここまで引き分けが圧倒的に多い東京V。仮にリードしていても気を抜けないストライカーがいる相手にどう戦うのか。ホームのサポーターと勝利を喜び合いたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:翁長聖、林尚輝、千田海人、深澤大輝 MF:齋藤功佑、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:木村勇大、染野唯月 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆躍動中のエース・ザヘディが吠えるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにジュビロ磐田を迎えた中、2-2のドロー。3試合連続ドローという状況だ。 どこか突き抜けきれないチームだが、チームを牽引するのはエースの座についたザヘディ。未知数の中で加わったが、6試合で決めた5得点は本物の証。どのゴールも上手さを見せたものとなった。 ただ、結果としてはわずか1勝。チームとして勝利に繋げられていないことも事実。ザヘディに頼り切りになっている現状で、その他の選手が奮起しなければ、苦しい戦いは続く。 チームとしての完成度を上げていく中で、勝利も掴んで行きたい福岡。ハマった時には、脅威になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:永石拓海 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、前嶋洋太 MF:紺野和也、岩崎悠人 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 2024.04.28 11:45 Sun【J1注目プレビュー|第9節延期分:横浜FMvs柏】失意の敗北を横浜FMは払拭なるか、柏は守護神不在を乗り越える
【明治安田J1リーグ第9節延期分】 2024年5月29日(水) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(14位/17pt) vs 柏レイソル(10位/22pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦、試合で払拭を【横浜F・マリノス】</span> 延期されていたこの戦い。横浜FMにとって、悲願のアジア王者を目指したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝は、あまりにも残酷な終わり方に。エクスキューズがあった中で、1-5での敗戦は重くのしかかっている。 激戦に加え移動もあった中で、中2日でのこの試合。優勝していれば少しは身が軽かったかもしれないが、あまりにも過酷な日程となってしまった。 とはいえ、もう切り替えるしかない。ACLの戦いは終了。ここからはリーグ戦、そしてカップ戦と国内の戦いに集中。リーグ戦は6戦未勝利と結果が出ていないだけに、厳しい中でも結果を取り戻したい。 リバウンドメンタリティはもちろんのこと、内容以上に勝利という結果で、嫌なムードを一掃したい。現地まで来たサポーター、日本から応援したサポーターの前で、再び笑顔を取り戻せるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、加藤蓮 MF:植中朝日、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、塩貝健太、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆守護神不在、それでも勝利を掴む【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦となった中、1-1のドローに終わった。選考されながらも後半に追い付いての試合。勝ち点1を拾い、4試合負けなしという状況となっている。 気がかりなのは終盤に負傷したGK松本健太。脳震とうと診断され、ピッチ上では起き上がれないほどの衝撃を受けていたが、本人も無事であることを発信。今節は回復プログラムの影響で出番はないが、気を吐いた守護神のためにも、しっかりと結果を掴みたい。 中3日での試合ではあるが、相手よりはコンディションは優位な状況。注目はコンスタントにゴールを決めている木下康介。前節は貴重な同点ゴールを記録していた。チーム力が徐々に上がりつつある中で、調子の良い選手が結果を残すことは、試合の結果にもつながるだろう。 そして、守護神としてピッチに立つであろう守田達弥にも注目。前節はスクランブル出場となったが、今節は気持ちの面も十分準備しているはず。ベテランが存在感を発揮できるか。今季初のリーグ戦先発に注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:守田達弥 DF:関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、白井永地、戸嶋祥郎、マテウス・サヴィオ FW:細谷真大、木下康介 監督:井原正巳 2024.05.29 15:00 Wed横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。 リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。 対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。 立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。 必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。 10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。 ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。 25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。 1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。 “強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳と渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。 ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。 FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。 45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。 そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。 前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。 55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。 後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。 FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。 試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。 FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。 横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。 FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。 FC東京 1-1 横浜F・マリノス 【FC東京】 長友佑都(後10) 【横浜FM】 ナム・テヒ(前25) 2024.05.19 17:03 Sun伊藤敦樹が“魅せる”2得点! 浦和が粘る横浜FMを振り切って勝ち点3【明治安田J1第12節】
6日、明治安田J1リーグ第12節の浦和レッズvs横浜F・マリノスが埼玉スタジアム2002で行われ、ホームの浦和が2-1で逃げ勝った。 4勝2分け5敗、今季未だにリーグ戦の連勝がない浦和。前節は川崎フロンターレに1-3と敗れ、大型補強に見合わぬ12位という順位だ。 対する横浜FMは4勝4分け2敗の7位。リーグ戦直近3試合連続ドローは、J1を制覇した2022年ごろの強さがないことを表している。 ともあれ、前回のACLを制した浦和と、今回のACLで決勝戦まで駒を進めた横浜FM。互いにアジア東地区を代表するクラブであり、正真正銘のビッグマッチだ。 両軍とも5月の過密日程に向けて弾みをつけたいなか、浦和は3日前の川崎F戦から先発11人の入れ替えが1枚のみ。 対する横浜FMはアンデルソン・ロペスにエウベルも不在。ACL決勝1stレグを11日に控え、磐田戦から先発のフィールドプレーヤー全員を入れ替えて埼スタに乗り込んだ。 序盤の構図は、概ねベストメンバーの浦和が、1.5軍と言っても差し支えのない横浜FMに対し、ポゼッションで上回り、フィニッシュまで持っていく展開。ただ、バイタルエリアでの精度が低く、シュートが枠へ飛ばない。 劣勢の横浜FMは10分、天野純が足首を負傷し、担架に運ばれてピッチ外へ。山根陸との交代を余儀なくされる。 浦和は15分、左CKをファーで待ち構えた伊藤敦樹の足元へボールが。ところが、フリーで放った右足インサイドシュートは大きく枠上へ。 その後も数多くシュートを放つ浦和だが、チアゴ・サンタナの左足ショットがGKポープ・ウィリアムの正面を突いた以外は、なかなか枠へ飛ばず。 そんななか、伊藤敦樹がらしさを見せ、浦和に待望の先制点。42分、チアゴ・サンタナ、大久保智明、中島翔哉のトライアングルで横浜FMの守備網を抜け出し、中島が前を向く。 右側を追い越した伊藤にスルーパスが渡ると、伊藤のファーストタッチが綺麗にキマり、最後はボックス内でGKとの一対一に。冷静に右足シュートを流し込んだ。 後半に入ると、停滞感拭えぬ横浜FMが4枚替えを敢行。62分、水沼宏太、井上健太、渡辺皓太、塩貝健人を下げ、ヤン・マテウス、宮市亮、山村和也、植中朝日を送り込む。山村は加入後初出場となる。 この段階で交代カードを使い切ったなか、4枚替えの矢先に痛恨被弾。 浦和は65分、サミュエル・グスタフソンの縦パスをハーフスペースで受けた伊藤が前を向く。そのまま運び、ボックス手前から力の抜けた絶妙な左足シュートをゴール左隅に流し込んだ。 推進力、キーパス、チャンス数、シュート数...浦和相手に上回るものがない横浜FM。A・ロペスとエウベルの不在下、そうなると頼みはヤン・マテウスだが、1人で苦境を打破するのは至難の業であり、ジワジワ時間が少なくなっていく。 83分、敵陣でのボール奪取から速攻を仕掛け、ヤン・マテウスのラストパスに山村がボックス左から左足シュート。後半最大のチャンスだったが、枠へ飛ばない限り、ゴールはない。 それでも85分、右のヤン・マテウスを起点にボックス内へ人数をかけ、狭い局面を突破した左サイドバックの加藤聖が、シャープに左足を振ってネットへ一直線。横浜FMがこの時間に来てようやく1点を返す。 ただ、結局この一戦に対する意識・準備の差が少なからず垣間見えた90分間。浦和が2-1と逃げ切りに成功だ。 敗れた横浜FMは、大幅なターンオーバーが11日のアル・アイン戦(H)につながると良いが...。埼スタに詰めかけたサポーターは試合後、黒星を喫した選手たちを力強く鼓舞。いざ、アジアの頂点へ。 浦和レッズ 2-1 横浜F・マリノス 【浦和】 伊藤敦樹(前42、後21) 【横浜FM】 加藤聖(後41) 2024.05.06 19:00 Mon【J1注目プレビュー|第11節:横浜FMvs磐田】アンデルソン・ロペスかジャーメインか…チームを勝利に導くのは!?
【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(7位/15pt) vs ジュビロ磐田(12位/13pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆強かに勝ち切る戦いを【横浜F・マリノス】</span> 前節はアウェイでのセレッソ大阪戦。上位を争う相手に2-2のドロー。過密日程の中で勝ち点を拾ったことは大きいが、2度追いつかれての引き分けは良いものではない。 2011年から勝利がない鬼門で負けることはなかったが、結局払拭することはできず。このところ、湘南ベルマーレ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山HD戦など、隙を見せてやられることが増えている。 過密日程も相まって選手を入れ替えて戦っていることも要因の1つではあるが、選手を入れ替えてもクオリティが落ちないのが横浜FMの強み。全員がしっかりとしたプレーを出すことが何よりも大事になる。 アジア制覇を目指す戦いは来週に迫っている。まずは久々に試合間隔が空いた中で、しっかりとホームで戦えるか。リーグ優勝もまだまだ狙える状況なだけに、勝利で勢いづきたいところ。エース、アンデルソン・ロペスも得点王を争う意味ではそろそろリーグ戦でもゴールを増やしていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止まらないジャーメイン【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた一戦。同じ昇格組として負けられない戦いとなった中、首位チームを相手に2-0でしっかりと勝利を収めた。 ここまで4勝1分け5敗と負けが先行しているものの、悪いスタートではないだろう。自分たちの戦い方を見せて、勝ち点3を取れていることが大きい。 町田戦も相手に飲まれずに、しっかりと割り切って戦うことを選択。その中で、勝ち切れたことは1つ自信になるとも言える。 そして何よりも驚くべきはジャーメイン良の活躍だろう。J1ではキャリアハイを圧倒的に更新中。昨シーズンJ2で9ゴールだったが、今季は10試合で10ゴールを記録し得点ランキングのトップに立っている。チャンスをしっかり仕留める力を身につけ始めている中で、アジア王者を目指す横浜FM相手にゴールは奪えるのか。大きなポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 2024.05.03 11:25 Friメッシや久保建英が着用! アディダスがスピードプレーヤーのためのスパイク「F50」の復活を発表!
アディダス ジャパンが、一瞬のスピードで、すべてを変える力を与えるためのサッカースパイク「F50(エフゴジュウ)」の新モデルを発表した。 「F50」は、プレーヤーに爆発的なスピードを与えることを目的として2004年に登場。リオネル・メッシをはじめとする様々な選手が着用してきた。 シューレースを覆った仕様のモデル、プレーヤーの特性やピッチコンディションに合わせて調整ができる「TUNiT」、さらに足との一体感を高めるべく、「ADIZERO」のコンセプトを持ったシリーズなど、フットボールシューズに革新をもたらすモデルを生み出してきた中、2015年で一度幕を下ろすことに。そんな中、初登場から20周年となる2024年に復活を果たす事となった。 これまでアディダスは、柔らかさで魅了するプレーヤーに向けた「COPA(コパ)」、決定力で勝負するプレーヤーに向けた「PREDATOR(プレデター)」、一瞬の速さで勝負するプレーヤーに向けた「X(エックス)」という3つのフランチャイズを展開してきたが、「X」に置き換わる形で、「F50」が登場する。 スピードフランチャイズとして再登場する「F50」は、ファイバータッチアッパーとエクスターナルヒールカウンターを採用し、軽量化を実現。中足部を覆うように配置された伸縮性のある素材に、TPUで補強を施したトンネル型のコンプレッションフィットトンネルシュータンで、より良いフィット感とホールド性を向上。また、戦略的に配置された立体的なテクスチャーのライン、スプリントウェブによってスピードにのった際のボールタッチ、コントロールに貢献する。 なお、「F50」の“F”は、速さの象徴、F1レースの語源でもある“Formula”の頭文字から命名。そして、1954年、スイスで行われた1954 FIFAワールドカップ™の決勝で、ぬかるんだピッチの中、西ドイツ代表選手がスタッド取り換え式のアディダスのシューズを履き、当時無敵と謳われたハンガリー代表に勝利し優勝を手にした「ベルンの奇跡」から、50年後の2004年に登場した事で“50”という数字が採用されている。 さらに、誕生から20年が経った2024年、「F50」は、未来“Future”を見据えたスピードプレーヤー達が、“F”を継承すべく生まれ変わることとなる。 6月3日(月)17時からアディダスオンラインショップ、アディダス先行販売。4日(火)から日(火)よりアディダス直営店にて一部商品先行発売、10日(月)より一般発売される。 このスパイクは、メッシの他、日本代表MF久保建英やDF菅原由勢、FW浅野拓磨、またなでしこジャパンのMF宮澤ひなた、FW藤野あおばも着用。コメントを寄せている。 ◆久保建英 「サッカーでは一瞬のスピードやボールタッチが試合の運命を大きく左右します。「F50」は軽く、そしてフィット感があって包み込まれるような履き心地がして、ドリブルをしたときにピッチを駆け抜けられる感覚がしました。スピードにのったプレーでも大活躍してくれそうな一足です」 ◆菅原由勢 「新しくなった「F50」を履いてみたら、軽さにとても驚きました。サイドからの切り込みを行う時はスピード感をもってプレーすることが大切です。スピードを発揮してくれる「F50」を履いてプレーできるシーズンはとても心強いです」 ◆浅野拓磨 「安定感のあるソールなので、一瞬のスピードで相手を抜き去るドリブルや、背後に抜け出すときなどにスパイクの力が発揮できます。スピードを武器とする僕にとって、「F50」は相棒のような一足になりそうです」 ◆宮澤ひなた 「サッカーでは、スピードにのってゴールまでボールをつなぐことが重要です。「F50」を履いてみたら、スピード感が重要なプレーの中でもボールコントロールがしやすく、さすが「スピードに特化したスパイクだな」と思いました。今年の夏、活躍して日本中のサッカーを頑張る女の子たちがこのスパイクを履きたいと思う日がくるよう頑張りたいです」 ◆藤野あおば 「プレーにおいて最も大切なのは「迷わないこと」です。迅速に次のアクションを選ぶためにはスピードを意識することが重要です。「F50」は軽い履き心地とソールの安定感が魅力的で、「迷わない」ためのプレーにはとても適したスパイクだと思いました。「F50」とともに、夏の大会も駆け抜けたいです!」 その他着用予定選手は以下の通り。 岩崎悠人(アビスパ福岡) 香川真司(セレッソ大阪) 加藤聖(横浜F・マリノス) 齊藤未月(ヴィッセル神戸) 坂井駿也(テゲバジャーロ宮崎) 佐々木雅士(柏レイソル) 佐藤龍之介(FC東京) 常本佳吾(セルヴェット/スイス) 仲川輝人(FC東京) 中野伸哉(ガンバ大阪) 中村拓海(FC東京) 永戸勝也(横浜F・マリノス) バングーナガンデ佳史扶(FC東京) 土方麻椰(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 藤本寛也(ジル・ヴィセンテ/ポルトガル) 三好康児(バーミンガム・シティ/イングランド) 武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) 山本理仁(シント=トロイデン/ベルギー) 山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) <span class="paragraph-title">【写真】アディダスが復活を発表した「F50」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240604_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:アディダス 2024.06.04 12:50 Tue前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Sat【J1注目プレビュー|第15節:福岡vsC大阪】仕切り直したい両者、得点源の助っ人エースが火を吹くのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 16:00キックオフ アビスパ福岡(10位/19pt) vs セレッソ大阪(8位/20pt) [ベスト電器スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆連続無敗ストップ、仕切り直しの一戦【アビスパ福岡】</span> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し、1-0の敗戦。無敗は「8」でストップすることとなった。 引き分けも多かったこの無敗期間だったが、守備の安定感が最も大きな収穫と言えるだろう。神戸戦も過密日程になることから7名を入れ替えたが、それでも安定した守備を見せていた。 王者相手に善戦も、敗れたのは事実。ただ、下を向くのではなく、ここからまた仕切り直していきたいところ。目下の課題はシャハブ・ザヘディに頼り切りの攻撃だろう。 期限付き移籍期間は残り1カ月半。その後の去就は分からないが、チームとしては別の得点の形を作りたいところだ。セットプレーからの得点も少ない今シーズン。新たな形を見つけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:紺野和也、佐藤凌我 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 <span class="paragraph-subtitle">◆急降下のチーム、吹っ切りたい【セレッソ大阪】</span> ガンバ大阪との“大阪ダービー”で敗れ、王者・ヴィッセル神戸に完敗、そして首位を争っているFC町田ゼルビアにも敗れた。 無敗を継続していたところから、1つの黒星きっかけに急降下。6戦未勝利、3連敗と何かがおかしい。その理由は守備の崩壊と言えるだろう。 大阪ダービーで両サイドバックの毎熊晟矢、登里享平が揃って負傷。その次の2試合で6失点。攻守のバランスが一気に崩れてしまった感は結果から見ても明らかだ。 レオ・セアラは相変わらずゴールを重ねているが、バランスをどう立て直すのか。小菊昭雄監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ジョルディ・クルークス、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス 監督:小菊昭雄 2024.05.18 13:45 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 Sun効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 SunC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 Sun効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 SunC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat【J1注目プレビュー|第9節延期分:横浜FMvs柏】失意の敗北を横浜FMは払拭なるか、柏は守護神不在を乗り越える
【明治安田J1リーグ第9節延期分】 2024年5月29日(水) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(14位/17pt) vs 柏レイソル(10位/22pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦、試合で払拭を【横浜F・マリノス】</span> 延期されていたこの戦い。横浜FMにとって、悲願のアジア王者を目指したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝は、あまりにも残酷な終わり方に。エクスキューズがあった中で、1-5での敗戦は重くのしかかっている。 激戦に加え移動もあった中で、中2日でのこの試合。優勝していれば少しは身が軽かったかもしれないが、あまりにも過酷な日程となってしまった。 とはいえ、もう切り替えるしかない。ACLの戦いは終了。ここからはリーグ戦、そしてカップ戦と国内の戦いに集中。リーグ戦は6戦未勝利と結果が出ていないだけに、厳しい中でも結果を取り戻したい。 リバウンドメンタリティはもちろんのこと、内容以上に勝利という結果で、嫌なムードを一掃したい。現地まで来たサポーター、日本から応援したサポーターの前で、再び笑顔を取り戻せるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、加藤蓮 MF:植中朝日、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、塩貝健太、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆守護神不在、それでも勝利を掴む【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦となった中、1-1のドローに終わった。選考されながらも後半に追い付いての試合。勝ち点1を拾い、4試合負けなしという状況となっている。 気がかりなのは終盤に負傷したGK松本健太。脳震とうと診断され、ピッチ上では起き上がれないほどの衝撃を受けていたが、本人も無事であることを発信。今節は回復プログラムの影響で出番はないが、気を吐いた守護神のためにも、しっかりと結果を掴みたい。 中3日での試合ではあるが、相手よりはコンディションは優位な状況。注目はコンスタントにゴールを決めている木下康介。前節は貴重な同点ゴールを記録していた。チーム力が徐々に上がりつつある中で、調子の良い選手が結果を残すことは、試合の結果にもつながるだろう。 そして、守護神としてピッチに立つであろう守田達弥にも注目。前節はスクランブル出場となったが、今節は気持ちの面も十分準備しているはず。ベテランが存在感を発揮できるか。今季初のリーグ戦先発に注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:守田達弥 DF:関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、白井永地、戸嶋祥郎、マテウス・サヴィオ FW:細谷真大、木下康介 監督:井原正巳 2024.05.29 15:00 WedJ1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。 1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。 さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。 町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太、藤本一輝、オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。 同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホ、エリキ、ミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。 果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。 ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.27 21:40 Mon横浜FM下したアル・アインが28番目の出場クラブに! 新フォーマットのクラブW杯出場チームが続々決定【クラブW杯】
25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝2ndレグが行われ、横浜F・マリノスがアル・アインに5-1で敗戦。2戦合計、6-3で敗れてアジア王者を逃すこととなった。 1stレグで2-1と勝利していた横浜FMだったが、大アウェイの中で前半は飲まれてしまうことに。すると早々と2ゴールを奪われ、2戦合計で逆転を許してしまう。 それでもチームは持ち直し、ヤン・マテウスのゴールでイーブンに戻したが、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがDOGSOで一発退場。後半は数的不利で戦った中、3失点を喫してしまいアル・アインが21年ぶりのアジア王者に輝いた。 この結果、2025年6月に行われる新フォーマットのクラブ・ワールドカップ(W杯)の出場権はアル・アインが獲得。Jリーグ勢は、2022年のACL王者である浦和レッズのみが出場することとなる。 なお、出場権を逃したことも大きいが、国際サッカー連盟(FIFA)は出場クラブには5000万ユーロ(約85億円)が与えられ、勝ち上がればさらに賞金が増えるとしており、横浜FMは大きな資金も逃すこととなってしまった。 また、アフリカでも王者が決まり、CAFチャンピオンズリーグ(CCL)はエジプトのアル・アハリが勝利し連覇を達成していた。 <span class="paragraph-subtitle">◆ムンディアル・デ・クラブFIFA出場決定チーム</span> 【アジア】 2021:アル・ヒラル(サウジアラビア) 2022:浦和レッズ(日本) 2023-24:アル・アイン(UAE) ・ランキングから 蔚山HD FC(韓国) 【アフリカ】 2020-21、2022-23、2023-24:アル・アハリSC(エジプト) 2021-22:ウィダード・カサブランカ(モロッコ) ・ランキングから マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ) エスペランス(チュニジア) 【ヨーロッパ】 2020-21:チェルシー(イングランド) 2021-22:レアル・マドリー(スペイン) 2022-23:マンチェスター・シティ(イングランド) 2023-24:開催中 ・ランキングから バイエルン(ドイツ) ドルトムント(ドイツ) パリ・サンジェルマン(フランス) インテル(イタリア) ユベントス(イタリア) ポルト(ポルトガル) ベンフィカ(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) ザルツブルク(オーストリア) 【北中米カリブ海】 2021:モンテレイ(メキシコ) 2022:シアトル・サウンダース(アメリカ) 2023:クラブ・レオン(メキシコ) 2024:開催中 【オセアニア】 ・ランキング経由のみ オークランド・シティ(ニュージーランド) 【南米】 2021:パウメイラス(ブラジル) 2022:フラメンゴ(ブラジル) 2023:フルミネンセ(ブラジル) 2024:開催中 ・ランキングから2チーム リーベル・プレート(アルゼンチン) 2024.05.26 23:55 Sun前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 Sat日本代表復帰の長友佑都が豪快先制弾! U-23代表組も躍動のFC東京が敵地で福岡に快勝し、今季初勝利【明治安田J1第4節】
明治安田J1リーグ第4節のアビスパ福岡vsFC東京が16日にベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのFC東京が1-3で勝利した。 開幕3試合は1勝2分けと悪くないスタートを切った福岡。前節の湘南ベルマーレ戦は1-1のドロー決着に終わり、今度こそホーム初勝利を掴みたいところ。長谷部茂利監督は岩崎悠人の代わりに金森健志を先発起用し、7日に加入が発表されたイラン代表FWシャハブ・ザヘディもベンチに入った。 対するFC東京は2分け1敗と未だ勝利なし。敵地で今シーズン初勝利を狙う。今節はディエゴ・オリヴェイラや出場停止のエンリケ・トレヴィザンがメンバー外となり、ピーター・クラモフスキー監督はここまで3得点の荒木遼太郎を最前線で起用。高宇洋と木本恭生がスタメン入りし、松木玖生がトップ下に入った。 立ち上がりはFC東京ペースで進むも、ファーストシュートはブロックを敷いて速攻を狙う福岡。自陣内でボールを奪うと右サイドからカウンターを仕掛け、最後は古巣対戦の紺野和也が中へ切り込んでからシュートまで持ち込んだ。 これで福岡が勢いを掴みかけるが、FC東京もセットプレーから16分に反撃。ボックス手前右の位置でFKを獲得すると左足で松木が狙ったが、コース上に入った奈良竜樹が身体を張ってブロックする。 続いて右サイドから攻めたFC東京は、縦に仕掛けた仲川輝人がゴールライン際からクロスを上げる。ファーに飛び込んだ松木は頭で合わせきれないが、主導権を取り戻していく。 攻勢のアウェイチームに歓喜の瞬間が訪れたのは28分。押し込む中、バングーナガンデ佳史扶が左サイドからゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で収めたのは日本代表復帰を果たした長友佑都。トラップからすかさず右足を振り、浮いたボールをゴール左隅に叩き込んだ。 リードを許した福岡だが、直後のキックオフからすぐさま決定機。ウェリントンが競り合うとボックス手前中央の紺野へ。枠内に強烈な左足シュートが飛んだが、ここはGK波多野豪が好セーブで凌いだ。 FC東京は守護神の活躍に前線が呼応。32分に点差を広げる。遠藤渓太が前線でロングボールを収めてタメを作ると、右ポケットに走り込んだ荒木にスルーパス。右足ダイレクトで流し込み、そのまま2-0で試合を折り返した。 2点を追いかける福岡の長谷部監督は後半頭から動く。センターバックの井上聖也を下げて岩崎を投入。[3-4-2-1]の布陣から[4-4-2]へ形を変え、岩崎がウェリントンと2トップを組んだ。 後半はよりオープンな展開となり、両チーム共に松木や紺野が積極的にシュートを放つ。55分にはウェリントンがクロスに頭で合わせるも、ゴール左に飛んだボールはGK波多野が弾き出した。 すると57分、FC東京が決定的な3点目を奪う。長友の右からのクロスがファーまで流れると、走り込んだのはバングーナガンデ佳史扶。ダイレクトでゴールに突き刺し、勝利を一気に手繰り寄せた。 まず1点を返したい福岡は、日本デビューのシャハブ・ザヘディ、鶴野怜樹をピッチに送り込む。その後、立て続けにセットプレーからゴールに迫ったが、反撃の糸口を掴むことはできない。 このまましっかりと試合を締めたいFC東京は、71分に長友がお役御免。クラモフスキー監督は遠藤もベンチに下げ、中村帆高と俵積田晃太を起用した。 福岡も交代カードを切るが、時間が経つにつれ試合は膠着。それでも82分、ホームチームが一矢報いる。 右サイドからのクロスをファーで折り返すと、ゴール前でシャハブ・ザハディが粘る。最後は途中出場の松岡大起が押し込み、2点差に詰め寄った。 クリーンシートとはいかなかったFC東京だが、以降は得点を許さず1-3で試合終了。日本代表復帰の長友や、U-23日本代表入りの荒木、バングーナガンデ佳史扶らが結果を残し、嬉しい今シーズン初勝利を手にした。 アビスパ福岡 1-3 FC東京 【福岡】 松岡大起(後37) 【FC東京】 長友佑都(前28) 荒木遼太郎(前32) バングーナガンデ佳史扶(後12) <span class="paragraph-title">【動画】長友佑都の先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>代表復帰の37歳が決めた‼<br>\<br><br>22歳バングーナガンデ 佳史扶のクロスを<br>37歳長友佑都が合わせた <br><br>FC東京が“師弟コンビ”で幸先よく先制<br><br>明治安田J1リーグ第4節<br>福岡×FC東京<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信 <a href="https://t.co/uWLoItEnPQ">pic.twitter.com/uWLoItEnPQ</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1768859634511511594?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.16 15:09 Satエース退団の影響やいかに…ルヴァン杯王者・長谷部アビスパの新たな船出【J1開幕直前ガイド|アビスパ福岡】
2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、アビスパ福岡を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:7位(15勝6分け13敗) 2022シーズン:14位(9勝11分け14敗) 2021シーズン:8位(14勝12分け12敗) 【昨季チーム得点王】 山岸祐也 10ゴール 【今季ノルマ】 中位 【編集部イチオシ】 MF紺野和也 昨季J1:29試合5ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆長谷部アビスパの新たな船出</span> 昨季のYBCルヴァンカップ王者・アビスパ福岡。Jリーグの舞台で悲願の初タイトルを獲得し、J1リーグ7位もクラブ史上最高成績、天皇杯ベスト4もクラブ史上初…何もかもが出色のシーズンとなった1年を経て、長谷部茂利監督体制5年目の2024シーズンを迎える。 <span class="paragraph-subtitle">◆エース山岸の後釜はベン・カリファ</span> 今季を占う上でどうしても避けて通れないトピックは、昨季まで2年連続で10ゴールを記録したエース・山岸祐也の名古屋移籍。得点だけでなく、守備時の1stディフェンダーすなわち戦術の柱、何より精神的支柱として欠かせぬ存在だった男の流出が響かないはずもなく、穴を埋める補強の必要性が生まれることに。フロントは広島から元スイス代表FWナッシム・ベン・カリファの完全移籍獲得に至った。 <span class="paragraph-subtitle">◆前線の組み合わせ</span> ベン・カリファは広島で2022シーズンに25試合5ゴール、昨季は26試合2ゴールと、先発と途中出場を行ったり来たりするなかで得点を伸ばせていないが、この点を長谷場アビスパで気にする必要はなし。チームタスクの履行に従ってピッチ上の潤滑油となれば、おのずとゴールに近づくだろう。ベン・カリファ、佐藤凌我、ウェリントン、紺野和也、金森健志、鶴野怜樹...1トップ2シャドーor2トップ。山岸&ルキアンが去った前線の組み合わせに注目したい。 <span class="paragraph-subtitle">◆骨格はおおむね維持</span> 前線以外に目を向けると、ボランチの井手口陽介が退団し、その後釜にJ2清水から松岡大起を完全移籍獲得したほかに大きな変化なし。三國ケネディエブスの去った最終ラインは補強がなく、頭数が一枚減った格好だが、奈良竜樹にドウグラス・グローリ、そして宮大樹という主力組を残せたのはこれもある意味“補強”。骨格をおおむね維持できたからこそ、やはり“山岸退団のカバー”が肝となるだろう。「継続は力なり」昨季越えの順位を達成するポテンシャルは十分にある。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK菅沼一晃(22)←福岡大学/新加入 MF松岡大起(22)←清水エスパルス/完全移籍 MF北島祐二(23)←東京ヴェルディ/期限付き移籍より復帰 MF重見柾斗(22)←福岡大学/新加入 FW岩崎悠人(25)←サガン鳥栖/完全移籍 FWナッシム・ベン・カリファ(32)←サンフレッチェ広島/完全移籍 【OUT】 GK山ノ井拓己(25)→ツエーゲン金沢/完全移籍 DF三國ケネディエブス(23)→名古屋グランパス/完全移籍 MF田邉草民(33)→現役引退 MF井手口陽介(27)→セルティック(スコットランド)/期限付き移籍満了 MF中村駿(29)→ジュビロ磐田/完全移籍 FW山岸祐也(30)→名古屋グランパス/完全移籍 FWルキアン(32)→湘南ベルマーレ/完全移籍 2024.02.10 18:30 Satカップ王者・福岡が背番号発表! 電撃加入のベン・カリファは「13」、清水から加入の松岡は「88」
アビスパ福岡は12日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンは長谷部茂利監督の下、明治安田生命J1リーグでは過去最高位の7位でフィニッシュ。さらに、YBCルヴァンカップでは決勝まで勝ち進み、浦和レッズを下してクラブ史上初タイトルを獲得した。 大きな成果を得たシーズンとなった中、2024シーズンも長谷部監督が続投。しかし、チームからはFW山岸祐也が名古屋グランパスに完全移籍、MF井手口陽介がセルティックからの期限付き移籍が満了し、その後にヴィッセル神戸に完全移籍。FWルキアンも湘南ベルマーレに完全移籍していた。 一方で、サガン鳥栖からFW岩崎悠人、清水エスパルスからMF松岡大起を完全移籍で獲得。さらに、新体制発表の場にサプライズでサンフレッチェ広島のFWナッシム・ベン・カリファが登場し、完全移籍で加入が発表されていた。 加入選手では岩崎は「18」、松岡は「88」、ベン・カリファは「13」を着用。また、FWウェリントンが「18」から「17」に変更、DF井上聖也が「26」から「4」、DF亀川諒史から「22」から「19」に背番号を変更している。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.永石拓海 31.村上昌謙 41.坂田大樹 51.菅沼一晃←福岡大学/新加入 DF 2.湯澤聖人 3.奈良竜樹 4.井上聖也※背番号変更「26」 5.宮大樹 16.小田逸稀 19.亀川諒史※背番号変更「22」 29.前嶋洋太 33.ドウグラス・グローリ 37.田代雅也 44.森山公弥 MF 6.前寛之 7.金森健志 8.紺野和也 14.田中達也 25.北島祐二←東京ヴェルディ/期限付き移籍満了 30.重見柾斗←福岡大学/新加入 35.平塚悠知 88.松岡大起←清水エスパルス/完全 FW 10.城後寿 13..ナッシム・ベン・カリファ←サンフレッチェ広島/完全 17.ウェリントン※背番号変更「18」 18.岩崎悠人←サガン鳥栖/完全 27.佐藤凌我 28.鶴野怜樹 2024.01.12 19:27 Fri【Jリーグ移籍情報まとめ/12月31日】“オズの魔法使い”キューウェル氏が横浜FMの新監督に! 磐田はブラジル人4人を同時に獲得
Jリーグ移籍情報まとめ。2023年12月31日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】福岡の守備の要・DF奈良竜樹が契約延長</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231231_tw1.jpg" alt="福岡の守備の要・DF奈良竜樹が契約延長" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">来季も福岡を引っ張る奈良竜樹/©︎超ワールドサッカー<hr></div> ◆横浜F・マリノス [IN] 《監督就任》 ハリー・キューウェル氏(45)←セルティック(スコットランド) ◆アルビレックス新潟 《契約更新》 FW谷口海斗(28) ◆アビスパ福岡 《契約更新》 DF奈良竜樹(30) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】甲府がキャプテン・関口正大と契約更新</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231231_tw2.jpg" alt="甲府がキャプテン・関口正大と契約更新" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">ACLでも活躍を見せる関口正大/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆ブラウブリッツ秋田 《契約更新》 DF才藤龍治(30) [OUT] 《完全移籍》 FW武颯(28)→FC大阪 ◆モンテディオ山形 《契約更新》 MF南秀仁(30) ◆水戸ホーリーホック 《契約更新》 DF楠本卓海(28) DF山田奈央(21) [IN] 《加入内定》 DF沖田空(21)←筑波大学(2025シーズン加入) ◆ザスパクサツ群馬 《契約更新》 GK櫛引政敏(30) [IN] 《完全移籍》 MF和田昌士(26)←いわてグルージャ盛岡 ◆ヴァンフォーレ甲府 《契約更新》 DF関口正大(25) MF荒木翔(28) ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 FW豊田陽平(38) [IN] 《完全移籍》 DF山本義道(28)←ジュビロ磐田/期限付き→完全 ◆ジュビロ磐田 [IN] 《完全移籍》 FWマテウス・ペイショット(28)←アトレチコ・ゴイアニエンセ(ブラジル) MFレオ・ゴメス(26)←ヴィトーリア(ブラジル) MFブルーノ・ジョゼ(25)←グアラニFC(ブラジル) FWウェベルトン(21)←ニューイングランド・レボリューションⅡ(アメリカ) [OUT] 《完全移籍》 DF山本義道(28)→ツエーゲン金沢/期限付き→完全 ◆徳島ヴォルティス 《契約更新》 DF内田航平(30) MF児玉駿斗(25) [OUT] 《期限付き移籍延長》 FWオリオラ・サンデー(20)→ヴァンラーレ八戸 <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】J3MVPの松田力が愛媛と契約更新</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/transfer20231231_tw3.jpg" alt="J3MVPの松田力が愛媛と契約更新" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">今季のJ3MVPでチーム内得点王の松田力/©︎J.LEAGUE<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=456948&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆ヴァンラーレ八戸 [IN] 《期限付き移籍延長》 FWオリオラ・サンデー(20)←徳島ヴォルティス ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 GK稲葉亜我志(24) [OUT] 《完全移籍》 MF和田昌士(26)→ザスパクサツ群馬 ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 MF菊谷篤資(26) GK佐川亮介(30) MF脇坂崚平(25) ◆松本山雅FC 《契約更新》 FW田中想来(19) MF村越凱光(22) MF山口一真(27) GK村山智彦(36) ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 MF菅井拓也(32) ◆FC大阪 [IN] 《完全移籍》 FW武颯(28)←ブラウブリッツ秋田 ◆愛媛FC 《契約更新》 FW松田力(32) DF山口竜弥(23) ◆テゲバジャーロ宮崎 《契約更新》 DF代健司(34) GK青木心(23) DF眞鍋旭輝(26) GK植田峻佑(35) FW北村知也(27) 2024.01.01 08:30 Mon前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Sat【J1注目プレビュー|第15節:福岡vsC大阪】仕切り直したい両者、得点源の助っ人エースが火を吹くのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 16:00キックオフ アビスパ福岡(10位/19pt) vs セレッソ大阪(8位/20pt) [ベスト電器スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆連続無敗ストップ、仕切り直しの一戦【アビスパ福岡】</span> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し、1-0の敗戦。無敗は「8」でストップすることとなった。 引き分けも多かったこの無敗期間だったが、守備の安定感が最も大きな収穫と言えるだろう。神戸戦も過密日程になることから7名を入れ替えたが、それでも安定した守備を見せていた。 王者相手に善戦も、敗れたのは事実。ただ、下を向くのではなく、ここからまた仕切り直していきたいところ。目下の課題はシャハブ・ザヘディに頼り切りの攻撃だろう。 期限付き移籍期間は残り1カ月半。その後の去就は分からないが、チームとしては別の得点の形を作りたいところだ。セットプレーからの得点も少ない今シーズン。新たな形を見つけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:紺野和也、佐藤凌我 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 <span class="paragraph-subtitle">◆急降下のチーム、吹っ切りたい【セレッソ大阪】</span> ガンバ大阪との“大阪ダービー”で敗れ、王者・ヴィッセル神戸に完敗、そして首位を争っているFC町田ゼルビアにも敗れた。 無敗を継続していたところから、1つの黒星きっかけに急降下。6戦未勝利、3連敗と何かがおかしい。その理由は守備の崩壊と言えるだろう。 大阪ダービーで両サイドバックの毎熊晟矢、登里享平が揃って負傷。その次の2試合で6失点。攻守のバランスが一気に崩れてしまった感は結果から見ても明らかだ。 レオ・セアラは相変わらずゴールを重ねているが、バランスをどう立て直すのか。小菊昭雄監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ジョルディ・クルークス、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス 監督:小菊昭雄 2024.05.18 13:45 Sat宮代大聖のワールドクラスボレー1発! 王者神戸が福岡を撃破で首位キープ【明治安田J1第14節】
15日、明治安田J1リーグ第14節のヴィッセル神戸vsアビスパ福岡がノエビアスタジアム神戸で行われ、神戸が1-0で勝利した。 前節4発快勝で首位浮上のJ1王者・神戸(1位)と、8戦無敗も今季一度も連勝がないルヴァン杯王者・福岡(9位)。厳しい日程はどちらも同じ。勝ち点「3」が欲しい。 神戸は開始4分でビッグチャンス。ボックス内で大迫勇也の落としを受けた宮代大聖が左足ボレーも枠上へ。バウンドとイメージが合わず。 11分には、左サイドの崩しから右サイドへシンプルに展開し、全速力で駆け上がった酒井高徳がボックス右から右足シュート。高速クロスと捉えてよさそうな一撃はゴール左へ外れる。 福岡は20分、左からのFKに田代雅也が巧みなバックヘッドで合わせるが、神戸のGK前川黛也に間一髪でセーブされる。 ゴールレスで折り返した後半、流れの中からのチャンス創出がない福岡は、頭から崩しの核である紺野和也を投入。打開を図る。 先制は神戸。72分、降りてきた大迫が左足で浮き球を前線へ蹴ると、不意を突かれた福岡守備陣は反応できず、宮代だけがスプリント。後方からの難しいボールに右足ボレーを叩き込んだ。 この1点が決勝点となり、J1王者神戸がルヴァン杯王者福岡に勝利。リーグ戦4連勝とし、首位をキープだ。 福岡は67分に頼みのシャハブ・ザヘディも投入で、なんとか1点をもぎ取ろうと策を講じたが、功を奏さず9試合ぶりの黒星となった。 ヴィッセル神戸 1-0 アビスパ福岡 【神戸】 宮代大聖(後27) <span class="paragraph-title">【動画】宮代大聖のワールドクラスボレー!!!!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>大迫勇也のピンポイントパスからゴール!<br>\<br><br>大迫勇也のロングパスから相手の裏へ抜け出した<br>宮代大聖のボレーシュートで神戸が先制!<br><br>明治安田J1リーグ第14節<br>神戸×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<br><br>DAZN freemiumで無料配信中!<br>視聴<a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/Zky3GfcvF7">pic.twitter.com/Zky3GfcvF7</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1790709191738360048?ref_src=twsrc%5Etfw">May 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.15 20:58 Wedゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat復活しつつある鹿島と横浜FMのクラシコ。残念だったのは……/六川亨の日本サッカーの歩み
先々週は4万人近い浦和サポーターにひるむことなく、ガマン比べのような試合からアディショナルタイムのPKで難敵を下した町田。しかし先週末は、苦手とはいえ新潟に1-3の完敗。つくづくサッカーは何が起こるかわからないスポーツと言える。 そんな先週末は国立競技場での鹿島対横浜FM戦を取材した。両チーム、「オリジナル10」であり、なおかつ一度も降格したことのないチーム同士の対戦である。試合は横浜FMがアンデルソン・ロペスのゴールで先制する。昨シーズンの得点王は29日の柏戦でハットトリックを達成するなど、夏場に向けてエンジンがかかってきたようだ。 しかし後半からランコ・ポポヴィッチ監督は1トップにチャヴリッチを起用。それまで1トップを務めていた鈴木優磨をトップ下にコンバートした。鈴木もオールラウンダーのFWだが、1トップだとタイトなマークを受けてしまう。しかしトップ下だと自由に動けるため、“得点の匂う”ポジションに入り込むことができる。 後半12分の同点ゴールは佐野海舟のタテパスを前線にあがっていた濃野公人がヒールで流し、名古新太郎がクロス。チャヴリッチのヘッドは当たり損ねだったが、左にこぼれるところ鈴木が左足で冷静に決めた。 鹿島のシステム変更に加え、先週末はACL決勝第2戦のためUAEに遠征し、29日には柏戦を戦い中2日の横浜FMは時間の経過とともに運動量が落ちていく。ハリー・キューウェル監督は「疲れを言い訳にしたくない。選手はハードワークしてくれた」と称えたものの、早め早めの選手交代は連戦での疲労を考慮してのことだろう。 逆転弾は後半29分、知念慶の素早いドリブル突破から右サイドを駆け上がった濃野に展開すると、濃野は迷うことなく右足を振り抜く。これが戻って来た永戸勝也に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形で決まった。知念といえば、川崎F時代はFWの印象が強かった。しかしランコ・ポポヴィッチ監督は彼をボランチにコンバート。そして「口を酸っぱくしてスペースがあったら自分で仕掛け、相手が食いついてきたら空いたスペースを使えと言ってきた。今日はそれができた」と満足そうに振り返っていた。 両チームともカウンターを得意とするチームだが、その原動力はDFラインの選手も含めイージーにクリアに逃げず、可能な限りパスを選択してカウンターにつなげていることだ。もちろんピンチにはシンプルにタッチにクリアして流れを切るなど、選手たちの共通認識にもブレはない。横浜FMは13位と出遅れているものの、ACLもひと段落し、今後は未消化の試合を含めてリーグ戦に集中できるだけに、やはり侮れない存在と言えるだろう。 このため両チーム合わせて10回の決定機が生まれるなど見応えのある伝統の「クラシコ」だった。しかしながら試合後の両監督はお互いのプレーと主審のジャッジに関してクレームをつける、後味の悪い一戦でもあった。勝ったポポヴィッチ監督は「お互いにリスペクトを、レフェリーにも忘れずにプレーすべきだ」とも語ったのがせめてもの救いだった。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.04 12:00 Tue札幌を率いて7年目、苦境を率いるペトロヴィッチ監督は「我々が去ってもクラブはそこにある」…育てた選手が続々引き抜かれる苦しみも口に「十分引き留めていける資金力があれば…」
北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督が、苦しいシーズンへの想いを口にした。 2日、明治安田J1リーグ第17節で札幌は東京Vとアウェイで対戦。苦しいシーズンとなっている中、ペトロヴィッチ監督の続投も発表された中での一戦となった。 しかし試合は立ち上がりから打ち合いに。10分に東京Vは木村勇大のゴールで先制すると20分に札幌は荒野拓馬がゴールを奪い同点に。それでも東京Vは32分に染野唯月、43分には見木友哉とゴールを重ねて勝ち越しに成功。札幌は後半早々に近藤友喜が1点を返すが、失点を重ね、5-3で敗戦となった。 これで3連敗、そして最下位に転落となった札幌。5月29日にはクラブからペトロヴィッチ監督の続投が発表された中、初戦でまたしても敗れてしまった。 試合後、どう受け止めたのかという質問を受けたペトロヴィッチ監督は、クラブが何よりも大事だと言及した。 「私は66歳、49年間この世界で生きている。こういう状況の中で大事なことは、私がどう思うとか、どう感じるということではない。常に大事なのはクラブ。監督も選手もスタッフも、いずれはクラブを去っていく。我々が去ってもクラブはそこにある。クラブという存在は、働く我々にとって常に大事だ」 「私自身も今年は日本で19シーズン。広島で6シーズン、浦和で6シーズン、そして札幌に関しては7シーズン目に入っている。グラーツ時代も5シーズン、選手として8シーズンやったが、私自身は比較的長く1つのクラブで仕事をする傾向がある」 「常に心がけていることは、1つのクラブで仕事をするときに、与えられる環境でクラブがいかに良い方向に進むか、成長していけるか。それを考えて常に仕事をしている。クラブの決定、クラブがどう判断するのか。我々監督はそれを常に尊重し、受け入れていくことが監督だ。ベストを尽くしていくということが我々の仕事だ」 「そういう中で、ミシャ・ペトロヴィッチが何を思うか。常にクラブを大切にし、クラブの決定に従う人間だ。私は今の状況の中で我々は必ず這い上がれると信じている。全てを我々がやっていることは札幌のためだ」 「結果が伴わない試合が続いているが、希望は失っていない。クラブがどう判断するかということは、常に尊重している」 クラブの決断が出るまでは諦めずにチームを導いていくと語ったペトロヴィッチ監督。会見が終わろうとした中、ある記者からの質問が紛糾。「今シーズンで契約が満了を迎えることになると思う。クラブに残したいものは何か」と問われると、これまで率いていきた中での出来事を回想した。 ペトロヴィッチ監督は、チームにスタイルを植え付けただけでなく、大卒選手やまだ大きく羽ばたいていない選手たちを成長させ、チームを強化。しかし、ほとんどの選手がチームを去っていく状況となり、チーム力が上がっては、移籍で下降するということが続いていると言及した。 「札幌ではプロフェッショナルな仕事をしてきた。札幌に来た当初、最初のシーズンは年齢の高い選手が多かった。若い選手を育てながら、1年1年チームを作りながら、日本のJ1の中でも一目置かれる存在のチームになり、札幌がどういうスタイルのチームになのかを観ている人たちもわかるようなチームに6年かけてやってきた」 「大卒で入ってきた選手たちも6シーズンの中にも多かったし、彼らが1年1年成長する中でチームも強くなっていった」 「残念ながらその選手たちは、我々はなかなか資金力がなく、買われている現状で、積み上げていくことができない状況が毎年続いていた。我々がその選手たちを十分引き留めていける資金力があれば、今シーズンも十分にタイトルを狙える存在だったと思う」 「鈴木武蔵は長崎から札幌に移籍してきて、非常に成長した中でJ1で成績を残した。夏の移籍でベルギーに行くまで、確か14ゴールを決めて得点ランキングのトップに立っていた」 「そしてアンデルソン・ロペスも広島ではなかなかレギュラーになりきれず、ソウルでもなかなかレギュラーになれず、我々札幌に来てチームの中で成長し、活躍していってくれた選手だ。ハーフシーズンで得点ランキングではトップだった中で、中国へと移籍した」 「シーズンでこの2人がいれば25〜30点を取れる計算ができたが、そういった選手が抜けてしまえば、ビッグクラブであっても代わりを見つけるのは難しい」 「進藤亮佑もユースから上がってきて、1年1年プロとして成長した中でセレッソに移籍してしまった。高嶺朋樹は、大卒でうちに入ってきて、1年1年活躍する中で柏に移籍した。田中駿汰も大卒で来て、1年1年成長する中で活躍してくれてセレッソへ移籍した」 「金子拓郎も大卒で来て、1年1年成長して活躍し、今はディナモ・ザグレブの選手だ。小柏剛も大卒で入って来て、活躍した中で今はFC東京に所属している。ルーカス・フェルナンデスは日本では凄いブラジル人選手としてきたわけではないが、札幌で活躍して今はセレッソでプレーしている」 「そういった今名前を挙げた8人の選手がみんな残り、今いる選手たちと共に戦えていれば、我々は十分にタイトルを狙えるチームだろう」 「忘れていた。チャナティップという選手もいた。推定5億円という移籍金で移籍していったが、チームにいたら十分力になってくれた選手だ」 錚々たるメンバーがペトロヴィッチ監督の下で成長し、札幌から羽ばたいていっている。そうした苦悩もありながらも、それでもなお札幌はJ1に残留しなければいけないチームだと語った。 「なかなかそういった選手たちを維持することが難しい中で、1年1年戦う中でどこかでエラーが出る年が出てしまう。今は苦しいが、札幌は残留できると思っているし、私と共にあろうが、私と共になかろうが、札幌は残留しなければいけない」 札幌が苦しい状況にあるのは事実。選手たちも苦しみを味わって戦っていることも感じられる。苦しい状況をどう打開していくのか。後半戦の巻き返しに注目したい。 2024.06.02 21:08 Sun2位鹿島が後半3発で逆転勝利! 横浜FMに競り勝ち4連勝【明治安田J1第17節】
1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat福岡のGK永石拓海が左側下顎骨骨折で全治3カ月…トレーニング中に負傷
アビスパ福岡は29日、GK永石拓海の負傷を報告した。 永石は17日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、左側下顎骨骨折と診断されたとのことだ。全治は3カ月の見込みとなっている。 永石は2021年にセレッソ大阪から期限付き移籍で加入。翌年から完全移籍に切り替わると、今シーズンは明治安田J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.05.29 10:55 Wedゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat福岡vs川崎Fは1-1ドロー決着…見応え十分の熱戦も、互いに今季初の連勝ならず【明治安田J1第12節】
6日、明治安田J1リーグ第12節のアビスパ福岡vs川崎フロンターレがベスト電器スタジアムで行われ、1-1のドロー決着となった。 前節ガンバ大阪を下して6試合無敗の福岡と、浦和レッズに3発快勝で3試合無敗の川崎F。どちらも5月の過密日程を「今季初の2連勝」から滑り出したい。 先発11人に目を向けると、福岡はシャハブ・ザヘディなどがベンチスタートで8人を入れ替えたのに対し、川崎Fの入れ替えは2人のみ。大ベテランの37歳家長昭博と38歳バフェティンビ・ゴミスがベンチでスタンバイする。 立ち上がりから激しいデュエルが繰り広げられるなか、より迫力を持って前進するのは福岡。前節から中2日、ホームチームは先発11人のフレッシュさで川崎Fを凌駕する。 劣勢に回る川崎Fのファーストシュートは31分。右サイドのスローインをボックス手前で受けた遠野大弥が、ワンバウンドから左足ボレーを放つも、ほんのわずかに枠左へ。 37分には際どいシーン。右からのFKをマルシーニョがニアですらし、ゴールライン手前が混戦状態に。ギリギリで福岡に掻き出されたが、次第に川崎Fがゴールへ迫っていく。 45+2分には迫力あるカウンター。マルシーニョが運び、左側を追い越したエリソンへラストパスを送る。エリソン渾身の左足シュートは福岡GK永石拓海に足でセーブされた。 両軍はハーフタイムに最初の交代カード。福岡は岩崎悠人、川崎Fはエリソンを下げて家長をピッチへ送り込む。勝負は後半だ。 ギアが上がった川崎Fは58分に決定機。右サイドでポケットを取った脇坂泰斗が低いクロス、ファーに飛び込んだ遠野はフリーだったが、ボールの勢いを殺せずシュートは枠上へ。 60分、福岡は途中出場の紺野和也が左CK。ゴール前ではウェリントンが、ほぼスタンディングの状態から強烈なヘディングを放つ。フィジカルを活かすもシュートはGK正面へ。 福岡は70分に頼みのザヘディを投入すると、新エースにさっそくチャンス。73分、左CKの流れからファーで待ち続けたザヘディ。右足シュートはDFのブロックに阻まれる。 流れが福岡に傾いたなかで、川崎Fが独力で先制点をもぎ取る。 75分、川崎Fは山田新が敵陣で相手のパスをインターセプト。そのままドリブルを開始し、相手を抑える&切り返しを繰り返した末、最後はボックス内でDF2枚を剥がして左足シュートをネットへ突き刺した。 山田の重戦車弾でとうとう先手を取った川崎Fに対し、1点を追う立場となった福岡はザヘディのボールを集めたいところ。 福岡は85分、岩崎が左サイドのタッチライン際から仕掛けてクロス。ザヘディには合わず、GKに弾き出されたが、ファーで待ち構えた紺野の足元にボールが流れ、紺野がすかさず左足シュートを流し込んだ。 同点とした勢いそのままに一気呵成の福岡と、直後のゴミス投入で勝ち越しを諦めない川崎F。ゴミスは決定的なヘディングシュートを放つが、GK永石のビッグセーブに阻まれる。 最終盤は川崎Fが猛攻を見せるなか、福岡に90+4分、カウンターからザヘディが決定機。GKとの一対一を迎えるも、渾身の左足シュートを阻まれてしまった。 結局、互いに2点目を奪えず1-1のドロー決着に。両チームとも今季初の連勝を逃している。 アビスパ福岡 1-1 川崎フロンターレ 【福岡】 紺野和也(後40) 【川崎F】 山田新(後30) <span class="paragraph-title">【動画】山田新のゴリゴリ重戦車弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>1人で力強く運び先制ゴール<br>\<br><br>ファール覚悟のチャージも振り切りドリブル<br>そして決め切った山田新が均衡を破った<br><br>明治安田J1リーグ第12節<br>福岡×川崎F<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/SVQ6ONtOfh">pic.twitter.com/SVQ6ONtOfh</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1787372735632650736?ref_src=twsrc%5Etfw">May 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.06 16:00 Mon【J1注目プレビュー|第10節:東京Vvs福岡】クリーンシートを自信に6戦5発のザヘディを止めるのか? 勝ち点差2のシックスポインター
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月28日(日) 14:00キックオフ 東京ヴェルディ(15位/9pt) vs アビスパ福岡(14位/11pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆欲しい2勝目、連続クリーンシートで掴め【東京ヴェルディ】</span> 前節は川崎フロンターレとアウェイで対戦し、0-0のゴールレスドロー。またしても2勝目は遠かったが、16年ぶりのJ1で初のクリーンシートを達成した。 東京ダービーで谷口栄斗が負傷離脱。初のJ1出場となった代役の千田海人が躍動。ハードな対人守備が特徴であり、コンビを組む林尚輝と共にゴール前に壁を作る。 その2人が立ち向かうのはイラン代表FWシャハブ・ザヘディ。6試合で5ゴールという驚異の得点力を見せる相手エースをどう封じるかが、2勝目のカギとなる。 ここまで引き分けが圧倒的に多い東京V。仮にリードしていても気を抜けないストライカーがいる相手にどう戦うのか。ホームのサポーターと勝利を喜び合いたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:翁長聖、林尚輝、千田海人、深澤大輝 MF:齋藤功佑、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:木村勇大、染野唯月 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆躍動中のエース・ザヘディが吠えるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにジュビロ磐田を迎えた中、2-2のドロー。3試合連続ドローという状況だ。 どこか突き抜けきれないチームだが、チームを牽引するのはエースの座についたザヘディ。未知数の中で加わったが、6試合で決めた5得点は本物の証。どのゴールも上手さを見せたものとなった。 ただ、結果としてはわずか1勝。チームとして勝利に繋げられていないことも事実。ザヘディに頼り切りになっている現状で、その他の選手が奮起しなければ、苦しい戦いは続く。 チームとしての完成度を上げていく中で、勝利も掴んで行きたい福岡。ハマった時には、脅威になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:永石拓海 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、前嶋洋太 MF:紺野和也、岩崎悠人 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 2024.04.28 11:45 Sunカップ王者・福岡が背番号発表! 電撃加入のベン・カリファは「13」、清水から加入の松岡は「88」
アビスパ福岡は12日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンは長谷部茂利監督の下、明治安田生命J1リーグでは過去最高位の7位でフィニッシュ。さらに、YBCルヴァンカップでは決勝まで勝ち進み、浦和レッズを下してクラブ史上初タイトルを獲得した。 大きな成果を得たシーズンとなった中、2024シーズンも長谷部監督が続投。しかし、チームからはFW山岸祐也が名古屋グランパスに完全移籍、MF井手口陽介がセルティックからの期限付き移籍が満了し、その後にヴィッセル神戸に完全移籍。FWルキアンも湘南ベルマーレに完全移籍していた。 一方で、サガン鳥栖からFW岩崎悠人、清水エスパルスからMF松岡大起を完全移籍で獲得。さらに、新体制発表の場にサプライズでサンフレッチェ広島のFWナッシム・ベン・カリファが登場し、完全移籍で加入が発表されていた。 加入選手では岩崎は「18」、松岡は「88」、ベン・カリファは「13」を着用。また、FWウェリントンが「18」から「17」に変更、DF井上聖也が「26」から「4」、DF亀川諒史から「22」から「19」に背番号を変更している。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.永石拓海 31.村上昌謙 41.坂田大樹 51.菅沼一晃←福岡大学/新加入 DF 2.湯澤聖人 3.奈良竜樹 4.井上聖也※背番号変更「26」 5.宮大樹 16.小田逸稀 19.亀川諒史※背番号変更「22」 29.前嶋洋太 33.ドウグラス・グローリ 37.田代雅也 44.森山公弥 MF 6.前寛之 7.金森健志 8.紺野和也 14.田中達也 25.北島祐二←東京ヴェルディ/期限付き移籍満了 30.重見柾斗←福岡大学/新加入 35.平塚悠知 88.松岡大起←清水エスパルス/完全 FW 10.城後寿 13..ナッシム・ベン・カリファ←サンフレッチェ広島/完全 17.ウェリントン※背番号変更「18」 18.岩崎悠人←サガン鳥栖/完全 27.佐藤凌我 28.鶴野怜樹 2024.01.12 19:27 Fri前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 SatC大阪がトンネル抜ける7試合ぶり白星! レオ・セアラの3戦連発弾などで福岡下す【明治安田J1第15節】
18日、明治安田J1リーグ第15節のアビスパ福岡vsセレッソ大阪がベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が0-3で勝利した。 前節のヴィッセル神戸戦で無敗が「8」でストップした10位福岡。過密日程を考慮してターンオーバーを行った中、0-1の敗戦を喫した。立て直したい今節は神戸戦でベンチスタートのシャハブ・ザヘディや紺野和也ら7人がスタメンに戻った。 対する8位C大阪は6試合勝利なし、3連敗中と大ブレーキ。前節のFC町田ゼルビア戦は後半アディショナルタイムの土壇場に勝ち越しゴールを許した。その町田戦からは前線を3人入れ替え、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、ヴィトール・ブエノが先発。毎熊晟矢がベンチに戻ってきた。 福岡攻勢の入りとなった序盤。それでもC大阪はレオ・セアラの積極的なロングシュートで福岡ゴールを脅かす。 すると9分、セットプレーの流れからアウェイチームが先制。ボックス内で畳み掛けると、最後はボールがレオ・セアラの下に。反転して右足で蹴り込んだ。 その後もセットプレーを活かしていくC大阪。23分には右CKから西尾隆矢がヘディングシュートも、惜しくもバーを越える。 さらに28分、ルーカス・フェルナンデスがカットインから右足シュート。これはGK村上昌謙がファインセーブで凌いだが、これで得た右CKから田中駿汰がヘディングで叩き込み、C大阪がリードを2点に広げた。 ややイエローカードが目立った福岡は、前半アディショナルタイムに高い位置でのボール奪取からシャハブ・ザヘディに繋げる。しかし、左足を振ったシュートはミートしきれず、2点ビハインドのまま前半を終えた。 福岡の長谷部茂利監督は、イエローカードをもらっていたドウグラス・グローリに代えて井上聖也を後半頭から投入。C大阪は動かなかったが、53分にはデザインされたセットプレーから再び福岡ゴールに迫る。 追いかけるホームチームだが、61分にアクシデント。シャハブ・ザヘディが競り合いの際のファウルを取られ、2枚目のイエローカードで退場。長谷部監督は布陣を[3-4-2-1]から[4-4-1]へと変更し、ウェリントンを最前線に入れた。 74分にはさらに2枚替えの福岡。金森健志と重見柾斗を投入し、数的不利でも反撃を試みる。76分には右CKから岩崎悠人のシュートが生まれたが、枠には飛ばせなかった。 C大阪の小菊昭雄監督も続いて動き、毎熊と上門知樹がピッチに立つ。しかし、その3分後にはジョルディ・クルークスが負傷交代、続いてレオ・セアラもピッチに座り込んでから交代と心配が重なる。 終盤に入ると、長谷部監督が思い切って小田逸稀をFW起用。その小田が最終ラインの裏へ抜け出してGKとの一対一を迎えたが、相手DFの戻りも気になったか枠の上へと外してしまう。 後半アディショナルタイム直前には、交代カードを使い切っている福岡にさらなる苦難が。湯澤聖人がプレー続行不可となり、9人での戦いを強いられる。 それでも右クロスからウェリントンに決定機が訪れた福岡だが、ヘディングシュートはGKキム・ジンヒョンが好セーブ。試合終了間際には為田大貴がクロスを押し込んでダメ押しし、アウェイのC大阪が7試合ぶりの白星を手にした。 アビスパ福岡 0-3セレッソ大阪 【C大阪】 レオ・セアラ(前9) 田中駿汰(前29) 為田大貴(後45+7) <span class="paragraph-title">【動画】反転から冷静に決めたレオ・セアラの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>決定的な仕事をするのがエース‼️<br>\<br><br>セットプレーの混戦からレオ・セアラが先制ゴール<br>今季12得点目でセレッソが先制<br><br>明治安田J1リーグ第15節<br>福岡×C大阪<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/HB0ezzvwMl">pic.twitter.com/HB0ezzvwMl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1791729641788490007?ref_src=twsrc%5Etfw">May 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.18 18:19 Satゴール直後にゴールの撃ち合いは福岡に軍配で無敗を「8」に! 京都は今季のホーム6連敗で未だ勝ち点取れず【明治安田J1第13節】
11日、明治安田J1リーグ第13節の京都サンガF.C.vsアビスパ福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、2-3で福岡が勝利を収めた。 ホームの京都は現在2連敗中。ホームでは5連敗中で今季は勝利がないという状況でのゲーム。直近のリーグ戦からスタメンを6名変更し、三竿雄斗、宮本優太、平戸太貴、平賀大空、鈴木冬一、一美和成が外れ、鈴木義宜、福田心之助、武田将平、松田天馬、宮吉拓実、原大智が入った。 対する福岡は前節はホームで川崎フロンターレと1-1のドロー。今季3勝利だが、直近7戦無敗。この流れで勝利が欲しいところだ。スタメンは直近の試合から8名を変更。永石拓海、井上聖也、小田逸稀、重見重見柾斗、亀川諒史、北島祐二、鶴野怜樹、ウェリントンが外れ、村上昌、ドウグラス・グローリ、湯澤聖人、前寛之、岩崎悠人、紺野和也、佐藤凌我、シャハブ・ザヘディが入った。 序盤から積極的な入りを見せたのはホームの京都。右サイドの福田を中心に攻め込み、セットプレーからもゴールに迫るがなかなか奪えない。 ボールを保持しながらもゴールが遠い京都に対し、福岡は19分にあっさりとゴールを奪う。GK村上からのロングフィードが流れると、ザヘディがボックス内に持ち込み優しいパス。これを佐藤が走り込んで流し込み、大ケガからの復帰後初ゴールで先制した。 福岡がチャンスをものにした中、京都もすぐに反撃。キックオフのロングボールを麻田がヘッド。この落としが流れると松田がボックス内で田代をかわしてシュートもGK村上がセーブ。これを宮吉が詰めて京都がすぐに追いつくことに成功する。 ホームでの初勝利に向けて勢いに乗りたい京都。追いついた後もセットプレーからゴールに迫るがなかなか遠い。すると徐々に福岡が盛り返すと、33分にはザヘディの横パスが流れると、湯澤がボックス手前で左足一閃。しかし、クロスバーを叩きゴールとはならない。 互いに譲らないまま前半が終了。すると、後半早々に福岡が試合を動かす。49分、福岡のこの試合最初のCKの流れかボックス内で混戦となると、最後は田代が浮き球を豪快に右足ボレー。ネットを揺らし、福岡が追加点を奪う。 VARチェックでハンドが疑われたものの、判定変わらずに福岡のゴールに。すると再開した直後の52分、福岡は敵陣でボールを奪うと左サイドへ展開。岩崎が左サイドをドリブルで仕掛けて突破してクロス。これをボックス内中央の紺野が左足でダイレクトボレー。これが決まり、福岡がリードを2点に広げる。 後半一気に試合を動かした京都だったが、またも失点直後にスコアを動かす。リスタートから右サイドに展開。福田がクロスを入れると、ナラがクリアに行くも届かず、GK村上は対応できずに足に当ててしまい、そのままゴールへ。京都がすぐに1点さに迫る。 前半も後半もゴール直後にゴールが生まれるという展開に。なんとかホーム初勝利が欲しい京都は勢いを持って押し込み攻め込んでいく。一方で福岡はリードを守ろうと激しさが増す展開に。一進一退の攻防が続く中で、ゴールは生まれない。 アディショナルタイムも8分ある中、京都は猛攻を見せて同点ゴールを目指すことに。アディショナルタイム9分には、ボックス右からのFKにGKク・ソンユンンが頭で合わせにいくもファウルでゴールならず。結局そのまま試合は終了し、2-3で福岡が勝利。2試合ぶりの勝利となり無敗を「8」に伸ばした。 また、京都はこれでホーム6連敗。今シーズンはホームで未だ勝ち点を得ていない厳しい状況となった。 京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡 【京都】 宮吉拓実(前21) オウンゴール(後8) 【福岡】 佐藤凌我(前19) 田代雅也(後4) 紺野和也(後7) <span class="paragraph-title">【動画】紺野和也の見事なダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#京都福岡</a> <a href="https://t.co/FIbGa7IHt0">pic.twitter.com/FIbGa7IHt0</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789179362111070486?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:10 Sat福岡がシャハブ・ザヘディの超ロング弾で5戦ぶり白星! G大阪は連敗で次節大阪ダービー【明治安田J1第11節】
明治安田J1リーグ第11節の1試合が3日にベスト電器スタジアムで行われ、ホームのアビスパ福岡がガンバ大阪を1-0で下した。 13位福岡は4月中旬のルヴァンカップで大ケガから復帰した佐藤凌我が約8カ月ぶりに先発。一方、次節の大阪ダービーを睨み、宇佐美貴史がベンチスタートの9位G大阪は負傷欠場の三浦弦太に代わり、福岡将太をセンターバックの一角に起用した。 福岡にとって2試合ぶりのホーム戦となるなか、開始3分に4戦連発を狙う坂本一彩がボックス右に抜け出し、さっそくゴールに迫ったG大阪がボールを握って前がかりに。ボールを持つわりにフィニッシュシーンが乏しいものの、ウェルトンの仕掛けもアクセントにしながら攻め入り、自陣にセットしての守りに徹する福岡を崩しにかかる。 G大阪の攻撃対応が続く福岡だが、ブレイク中のシャハブ・ザヘディによる流れ関係なしのスーパーゴール。G大阪が前がかる22分に松岡大起が自陣右サイドでボールを引っかけると、シャハブ・ザヘディがハーフウェイラインも越えてないところから迷わずに左足を振り、前に出る一森純の頭上を通ってそのままゴールネットを揺らした。 一森の懸命な追いも実らず、追いかけるG大阪は前半のうちに追いつこうと、その後もボールを動かしながら試合を進めるが、なかなかフィニッシュに繋げられず。福岡がイラン代表FWの8戦6発目となるゴールでリードしたまま試合を折り返した。 後半もボールを握るG大阪だが、福岡が状況に応じてローブロックで対応したりと、割り切った守りでチャンスを作らせず。58分にはエースの宇佐美を送り込むが、攻め切れずにいると、あわよくば次のゴールも狙う福岡が追加点に迫るなど、なかなかリズムに乗り切れない。 75分に山下諒也と倉田秋の交代カードも切ったG大阪だが、69分の前嶋洋太に続いて、82分にウェリントンや重見柾斗を投入した福岡の守備陣を前に依然としてシュートに持ち込めず。90+1分には最後の交代で美藤倫と唐山翔自も送り出すが、福岡も最後をやらせない。 途中出場の前嶋が負傷交代するアクシデントにも直面した福岡だが、90+9分に足裏タックルの美藤がOFRの末にレッドカードのG大阪が1人少なくなり、5試合ぶり白星で6戦負けなし。G大阪は今季2度目の連敗で勝敗五分となり、次節の大阪ダービーを迎える運びとなった。 アビスパ福岡 1-0 ガンバ大阪 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) <span class="paragraph-title">【動画】イラン代表FWの8戦6発目は自陣からの超絶ロングシュート弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>シャハブ ザヘディ<br>自陣からのスーパーロング弾<br>\<br><br>福岡のシャハブ ザヘディが<br>超絶ゴラッソ‼<br><br>自陣からの狙い澄ました<br>超ロングシュートがGKの頭上を超えてネットへ吸い込まれる<br><br>明治安田J1リーグ第11節<br>福岡×G大阪<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中 <a href="https://t.co/cxeIEpdlAE">pic.twitter.com/cxeIEpdlAE</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1786300004908367950?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:06 Fri広島が佐々木翔の同点弾で無敗キープ、福岡はシャハブ・ザヘディが今季3点目【明治安田J1第8節】
13日、明治安田J1リーグ第8節のアビスパ福岡vsサンフレッチェ広島がベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12位につける福岡は前節、名古屋グランパスとのアウェイ戦でゴールレスドロー。堅守を発揮しながらも得点を奪いきれなかった。今節は紺野和也がベンチスタート、宮大樹がメンバー外となり、代わりに重見柾斗、井上聖也がスタメン入りした。 対する広島は、大橋祐紀の古巣相手の2ゴールで湘南ベルマーレを下し2連勝中。今シーズン未だ無敗で2位と好調を維持している。ミヒャエル・スキッベ監督は新井直人をベンチに置き、越道草太が今シーズン初先発となった。 良い形で試合に入ったのは広島。越道が積極的に左足でゴールを狙うと、10分には左CKからのクロスを大橋がヘディングで叩く。これはゴール左へと外れた。 一方の福岡は最前線のシャハブ・ザヘディをターゲットに攻める。11分にはボックス外から強烈な左足シュートを飛ばしたが、GK大迫敬介の正面を突いた。 流れを掴んだ福岡は立て続けにチャンス。12分には湯澤聖人の右からのクロスがファーまで届き、前嶋洋太が右足シュート。枠に飛ばしたが、またしてもGK大迫に阻まれた。 牙城を崩したのは22分。右サイドで湯澤が粘ると、倒れ込みながらのクロスに合わせたのはシャハブ・ザヘディ。高い打点のヘディングでネットを揺らし、今シーズン3点目を記録した。 しかし、アウェイの広島もすぐさま反撃。25分、右CKに合わせたのは佐々木翔。ゴール右隅にヘディングシュートを飛ばすと、GK村上昌謙は手に当てながらも弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後は広島の攻勢で進むが、両チームともに追加点は奪えずハーフタイムへ突入。交代なしで後半を迎える。 福岡は湯澤とシャハブ・ザハディのホットラインが光る。52分、湯澤のアーリークロスにシャハブ・ザハディが今度は左足で合わせにいったが、惜しくもポストの左に飛んだ。 先に動いたのは福岡の長谷部茂利監督。60分、重見に代えて紺野をピッチに送り出す。 一方、FKや中野就斗の思い切ったロングシュートがあった広島は、73分に2枚替え。東俊希、越道を下げて志知孝明と新井直人を投入する。 その後も福岡はウェリントン、広島は小原基樹と交代カードを使いながら試合は終盤へ。89分には広島の加藤陸次樹が志知の左からのクロスに合わせたが、枠を捉えきれない。 後半アディショナルタイムに入ってからも広島が畳みかけるが、最後の川村拓夢のシュートも左に外れ、試合終了。痛み分けとなったが、広島は無敗をキープした。 アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) 【広島】 佐々木翔(前25) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたシャハブ・ザヘディの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>クロスを上げればエースが決める!<br>\<br><br>湯澤聖人が右サイドからクロスボールを入れると<br>最後はシャハブ ザヘディがヘッドで決める!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>福岡×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡広島</a> <a href="https://t.co/ZheSIUSg2P">pic.twitter.com/ZheSIUSg2P</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779020981400457600?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 16:22 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat【J1注目プレビュー|第9節延期分:横浜FMvs柏】失意の敗北を横浜FMは払拭なるか、柏は守護神不在を乗り越える
【明治安田J1リーグ第9節延期分】 2024年5月29日(水) 19:00キックオフ 横浜F・マリノス(14位/17pt) vs 柏レイソル(10位/22pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦、試合で払拭を【横浜F・マリノス】</span> 延期されていたこの戦い。横浜FMにとって、悲願のアジア王者を目指したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝は、あまりにも残酷な終わり方に。エクスキューズがあった中で、1-5での敗戦は重くのしかかっている。 激戦に加え移動もあった中で、中2日でのこの試合。優勝していれば少しは身が軽かったかもしれないが、あまりにも過酷な日程となってしまった。 とはいえ、もう切り替えるしかない。ACLの戦いは終了。ここからはリーグ戦、そしてカップ戦と国内の戦いに集中。リーグ戦は6戦未勝利と結果が出ていないだけに、厳しい中でも結果を取り戻したい。 リバウンドメンタリティはもちろんのこと、内容以上に勝利という結果で、嫌なムードを一掃したい。現地まで来たサポーター、日本から応援したサポーターの前で、再び笑顔を取り戻せるか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、エドゥアルド、加藤蓮 MF:植中朝日、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、塩貝健太、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆守護神不在、それでも勝利を掴む【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでの川崎フロンターレ戦となった中、1-1のドローに終わった。選考されながらも後半に追い付いての試合。勝ち点1を拾い、4試合負けなしという状況となっている。 気がかりなのは終盤に負傷したGK松本健太。脳震とうと診断され、ピッチ上では起き上がれないほどの衝撃を受けていたが、本人も無事であることを発信。今節は回復プログラムの影響で出番はないが、気を吐いた守護神のためにも、しっかりと結果を掴みたい。 中3日での試合ではあるが、相手よりはコンディションは優位な状況。注目はコンスタントにゴールを決めている木下康介。前節は貴重な同点ゴールを記録していた。チーム力が徐々に上がりつつある中で、調子の良い選手が結果を残すことは、試合の結果にもつながるだろう。 そして、守護神としてピッチに立つであろう守田達弥にも注目。前節はスクランブル出場となったが、今節は気持ちの面も十分準備しているはず。ベテランが存在感を発揮できるか。今季初のリーグ戦先発に注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:守田達弥 DF:関根大輝、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、白井永地、戸嶋祥郎、マテウス・サヴィオ FW:細谷真大、木下康介 監督:井原正巳 2024.05.29 15:00 Wed【J1注目プレビュー|第11節:横浜FMvs磐田】アンデルソン・ロペスかジャーメインか…チームを勝利に導くのは!?
【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(7位/15pt) vs ジュビロ磐田(12位/13pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆強かに勝ち切る戦いを【横浜F・マリノス】</span> 前節はアウェイでのセレッソ大阪戦。上位を争う相手に2-2のドロー。過密日程の中で勝ち点を拾ったことは大きいが、2度追いつかれての引き分けは良いものではない。 2011年から勝利がない鬼門で負けることはなかったが、結局払拭することはできず。このところ、湘南ベルマーレ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山HD戦など、隙を見せてやられることが増えている。 過密日程も相まって選手を入れ替えて戦っていることも要因の1つではあるが、選手を入れ替えてもクオリティが落ちないのが横浜FMの強み。全員がしっかりとしたプレーを出すことが何よりも大事になる。 アジア制覇を目指す戦いは来週に迫っている。まずは久々に試合間隔が空いた中で、しっかりとホームで戦えるか。リーグ優勝もまだまだ狙える状況なだけに、勝利で勢いづきたいところ。エース、アンデルソン・ロペスも得点王を争う意味ではそろそろリーグ戦でもゴールを増やしていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止まらないジャーメイン【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた一戦。同じ昇格組として負けられない戦いとなった中、首位チームを相手に2-0でしっかりと勝利を収めた。 ここまで4勝1分け5敗と負けが先行しているものの、悪いスタートではないだろう。自分たちの戦い方を見せて、勝ち点3を取れていることが大きい。 町田戦も相手に飲まれずに、しっかりと割り切って戦うことを選択。その中で、勝ち切れたことは1つ自信になるとも言える。 そして何よりも驚くべきはジャーメイン良の活躍だろう。J1ではキャリアハイを圧倒的に更新中。昨シーズンJ2で9ゴールだったが、今季は10試合で10ゴールを記録し得点ランキングのトップに立っている。チャンスをしっかり仕留める力を身につけ始めている中で、アジア王者を目指す横浜FM相手にゴールは奪えるのか。大きなポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 2024.05.03 11:25 Fri【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs横浜FM】首位陥落のC大阪と激闘制した横浜FM、似たスタイルで上回るのは?!
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月27日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(2位/18pt) vs 横浜F・マリノス(7位/14pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆三日天下で終わらせられない【セレッソ大阪】</span> 開幕から8試合無敗を継続、チームも連勝でついに首位に立った中、前節は名古屋グランパス相手に2-1で敗れ初黒星。首位から陥落した。 わずか1節の短命に終わった首位の座。もちろん、諦めることなどはないが、ここで連敗するようでは追いかけてくるライバルに一気に飲み込まれて遠い存在になる可能性がある。 悲願のリーグ優勝を目標とするチームとして、ここでの連敗は禁物。いかに連敗しないかがポイントだが、相手は一日の長がある横浜FM。近しいスタイルで戦う相手とは、撃ち合いになることが予想される。ビルドアップからの強力ブラジル人3トップで一気にゴールを奪い切るスタイルはまさに横浜FMを手本とする形。本物になるには、手本を超えてこそ。古巣対決となるエースのレオ・セアラにも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:毎熊晟矢、鳥海晃司、舩木翔、登里享平 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラ、カピシャーバ 監督:小菊昭雄 U-23日本代表活動参加:西尾隆矢 <span class="paragraph-subtitle">◆激闘制しアジア王者へあと一歩、疲弊する中でリーグ戦も勝ち切れるか【横浜F・マリノス】</span> ミッドウィークには大雨が降り頻る中、AFCチャンピオンズリーグを戦い、PK戦までもつれこんだ中で見事に決勝進出を決めた。前半に3ゴールを奪い圧倒したものの、退場を機に状況は一変。10人で長い時間耐え凌ぎ、最後はPK戦をものにした。 悲願であるアジア王者に立つためにあと一歩と迫っているが、激闘の代償は大きい。主軸のほとんどはフルで戦い、C大阪とのコンディション差は明白。ここを乗り切る力を持ってこそ、王者にふさわしいとも言える。 ターンオーバーは必至。比較的出場時間が少なかった選手たちがピッチに立つはずだ。退場してしまった上島拓巳も燃えていることだろう。C大阪の攻撃陣をストップし、チームに勝利をもたらせたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、加藤聖 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、村上悠緋、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 2024.04.27 12:10 Sat首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。 リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。 対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。 立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。 必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。 10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。 ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。 25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。 1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。 “強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳と渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。 ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。 FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。 45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。 そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。 前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。 55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。 後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。 FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。 試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。 FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。 横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。 FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。 FC東京 1-1 横浜F・マリノス 【FC東京】 長友佑都(後10) 【横浜FM】 ナム・テヒ(前25) 2024.05.19 17:03 Sun【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い
【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。 リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。 対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。 立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。 必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。 10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。 ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。 25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。 1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。 “強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳と渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。 ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。 FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。 45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。 そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。 前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。 55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。 後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。 FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。 試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。 FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。 横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。 FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。 FC東京 1-1 横浜F・マリノス 【FC東京】 長友佑都(後10) 【横浜FM】 ナム・テヒ(前25) 2024.05.19 17:03 Sun【J1注目プレビュー|第15節:FC東京vs横浜FM】共に守備が不安材料、混戦の中で上位浮上のキッカケを掴むのは?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月19日(日) 15:00キックオフ FC東京(5位/22pt) vs 横浜F・マリノス(14位/16pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆脆弱な守備をどう立て直す【FC東京】</span> 前節はアウェイで名古屋グランパスと対戦し3-1で完敗。キャスパー・ユンカー1人にやられる形となり、4試合続いた無敗が止まった。 ただ、攻撃陣は好調を維持しておりリーグ最多の「25」得点。一方で、守備は「23」失点とリーグでも下位に沈んでおり、チームの勝ち点が伸び切らない理由の1つとなっている。 加えて、退場者はJリーグ全体で最多の4回。守備に問題があることは明白であり、しっかりとした立て直しができなければ、優勝争いに絡むことはできないだろう。 相手は多彩な攻撃を仕掛けてくる横浜FM。2020年からホームでは勝ったことがない相手であり、直近7試合は勝てていない。混戦状態の中で上に行くのか下に行くのか。分水嶺となる戦いとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:野澤大志ブランドン DF:白井康介、森重真人、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:仲川輝人、小泉慶、高宇洋、俵積田晃太 FW:荒木遼太郎、松木玖生 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:波多野豪 <span class="paragraph-subtitle">◆上位への足掛かりに【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝1stレグを戦い、アル・アイン相手に劇的な逆転勝利を収めたが、その反動もあったのか、中3日でのアルビレックス新潟戦は惨敗に終わった。 リーグ戦では連敗中と元気がない。白星も4月10日以降ない状況だが、今は目の前にあるアジア王者というタイトルに意識がいくのは普通のことだろう。 ただ、不安材料は少なくなく、ケガ人が復帰してきたにも関わらず、再び離脱者が続出。特に守備ラインは厳しい台所事情となっている。 チーム一丸となって戦ってきた横浜FM。均衡の取れた戦力は持っているものの、駒不足となっては後手を踏むと厳しい状況に。得意な相手であるFC東京戦では主導権を握り続けて行きたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、ナム・テヒ FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.05.19 12:35 Sun首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】
明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか
【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】
横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun横浜FMがナム・テヒ弾で先制もリーグ戦6戦未勝利…37歳長友佑都の一撃に遭いFC東京とドロー【明治安田J1第15節】
19日、明治安田J1リーグ第15節のFC東京vs横浜F・マリノスが味の素スタジアムで行われ、1-1ドローで勝ち点1を分け合った。 リーグ最多25得点の一方、失点も多く、7位のFC東京。今節は2試合連続でGK野澤大志ブランドンがゴールマウスを守り、3トップの一角には荒木遼太郎が先発復帰する。 対し、アジア王者まであと一歩に迫る一方、国内で全く勝てなくなった14位の横浜FM。5試合未勝利に2連敗中と低調ぶりが目立つなか、概ねベストメンバーで味スタに乗り込む。 立ち上がりは国内3連敗を避けたい横浜FMが攻勢。前から積極果敢にプレッシングをかけ、パス回しのテンポも非常に良い。このチームにおける渡辺皓太の重要性を改めて感じさせる。 必然的に開始5分、テンポの良いワンタッチorツータッチの連続からヤン・マテウスがカットイン。右足シュートはGK野澤大志ブランドンに阻まれるが、いつになく選手たちが軽快だ。 10分にもチャンス。ヤン・マテウスがカットインの姿勢から柔らかいクロス…渡辺が後方からの浮き玉にダイレクトボレーを放つが、エンリケ・トレヴィザンにブロックされる。 ポゼッションを譲るFC東京は速攻に活路。21分、素早いアタッキングから俵積田晃太がカットインし右足シュート。GKポープ・ウィリアムを脅かすものとはならず。 25分に横浜FMが先制。自陣でのボール奪取からカウンターを発動し、バイタルエリアでFC東京守備陣を左右に揺さぶった挙句、最後はペナルティアーク付近からナム・テヒが右足コントロールショットを叩き込んだ。 1点を追うFC東京は30分、やはり俵積田が左からカットインし右足を一閃。ファーを狙ったシュートの威力は十分だったが、残念ながら枠を捉えず。 “強い時のマリノス”の恐ろしさを見せつけた横浜FMだが、30分過ぎにアクシデント。センターバックの上島拓巳と渡邊泰基が頭部どうしで接触し、渡邊は自力で立ち上がれず。 ただでさえ、センターバックの頭数が不足するなか、渡邊は頭部を固定した状態で担架に乗せられ、山根陸との負傷交代(脳震盪による交代)に。喜田拓也が1列下り、出血により頭部を包帯で巻いた上島とコンビを組む。 FC東京は45分、今回も俵積田が左からカットインし右足を一閃。今度は相手DFに当たって際どいコースへ飛んだが、わずかにゴールを逸れてCKに。 45+5分には松木玖生の鋭いサイドチェンジから好機が広がり、最後は松木自らペナルティアーク付近で左足ミドル。相手DFの腕に当たってCKとなるが、VAR介入のハンドはない。 そんななか、後半開始10秒でビッグチャンス。安斎颯馬がロングボール一本で右サイドを抜け出し、ゴール前へラストパス。滑り込んだ荒木が触れれば1点も、わずかに届かず。 前半終盤から攻勢のFC東京。前半と打って変わってプレッシングもハマりだし、勢いそのままに同点とする。 55分、左サイドから俵積田がクロスを上げると、横浜FM守備陣が跳ね返しきれなかったクリアボールを松木がボックス内で収め、内側へ駆け上がった長友佑都に横パス。37歳のタフネスマンが右足シュートを叩き込んだ。 後半劣勢で追いつかれた横浜FMだが、62分に決めうちと思われる3枚替え。ACL決勝2ndレグを視野に入れたものか、アンデルソン・ロペス、エウベル、ヤン・マテウスのブラジリアン3トップを同時に下げる。 FC東京は68分、長友のクロスをファーで待ち構えたバングーナガンデ佳史扶が右足ボレー。利き足と逆で枠を捉えたが、GKポープ・ウィリアムに掻き出される。 試合も終盤の86分、次第に盛り返した横浜FMにもビッグチャンス。途中出場の宮市亮が左からカットインし、ボックス内で長友と小泉慶を剥がして右足シュート。ただ、GKの正面へ飛ばしてしまっては1点はない。 FC東京は最後の最後の90+5分、途中出場の仲川輝人がボックス手前から左足を振るが、わずかにゴール左へ。それからほどなくして主審の笛が鳴り響き、結局、互いに攻め合ったFC東京vs横浜FMは1-1ドロー決着。勝ち点1を分け合った。 横浜FMはこれで国内6戦未勝利だが、下を向く時間はなし。このあと、クラブ史上初のアジア王者を目指した最終決戦に向け、敵地UAEへ飛ぶ。 FC東京は3連勝後の3戦未勝利。とりわけ後半頭に見せた果敢かつ有効なプレッシングを、試合の頭からやりたいところだ。 FC東京 1-1 横浜F・マリノス 【FC東京】 長友佑都(後10) 【横浜FM】 ナム・テヒ(前25) 2024.05.19 17:03 Sun【J1注目プレビュー|第15節:FC東京vs横浜FM】共に守備が不安材料、混戦の中で上位浮上のキッカケを掴むのは?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月19日(日) 15:00キックオフ FC東京(5位/22pt) vs 横浜F・マリノス(14位/16pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆脆弱な守備をどう立て直す【FC東京】</span> 前節はアウェイで名古屋グランパスと対戦し3-1で完敗。キャスパー・ユンカー1人にやられる形となり、4試合続いた無敗が止まった。 ただ、攻撃陣は好調を維持しておりリーグ最多の「25」得点。一方で、守備は「23」失点とリーグでも下位に沈んでおり、チームの勝ち点が伸び切らない理由の1つとなっている。 加えて、退場者はJリーグ全体で最多の4回。守備に問題があることは明白であり、しっかりとした立て直しができなければ、優勝争いに絡むことはできないだろう。 相手は多彩な攻撃を仕掛けてくる横浜FM。2020年からホームでは勝ったことがない相手であり、直近7試合は勝てていない。混戦状態の中で上に行くのか下に行くのか。分水嶺となる戦いとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:野澤大志ブランドン DF:白井康介、森重真人、エンリケ・トレヴィザン、バングーナガンデ佳史扶 MF:仲川輝人、小泉慶、高宇洋、俵積田晃太 FW:荒木遼太郎、松木玖生 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:波多野豪 <span class="paragraph-subtitle">◆上位への足掛かりに【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝1stレグを戦い、アル・アイン相手に劇的な逆転勝利を収めたが、その反動もあったのか、中3日でのアルビレックス新潟戦は惨敗に終わった。 リーグ戦では連敗中と元気がない。白星も4月10日以降ない状況だが、今は目の前にあるアジア王者というタイトルに意識がいくのは普通のことだろう。 ただ、不安材料は少なくなく、ケガ人が復帰してきたにも関わらず、再び離脱者が続出。特に守備ラインは厳しい台所事情となっている。 チーム一丸となって戦ってきた横浜FM。均衡の取れた戦力は持っているものの、駒不足となっては後手を踏むと厳しい状況に。得意な相手であるFC東京戦では主導権を握り続けて行きたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、ナム・テヒ FW:水沼宏太、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.05.19 12:35 Sun前寛之がスーパーなFK弾! 福岡が新潟撃破で連敗ストップの3戦ぶり白星【明治安田J1第16節】
明治安田J1リーグ第16節の1試合が25日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイのアビスパ福岡がアルビレックス新潟に2-0で勝利した。 15位新潟は負傷離脱の星雄次に代わって早川史哉がスタメン入り。11位福岡はシャハブ・ザヘディを出場停止で欠くなか、奈良竜樹や湯澤聖人もメンバーから外れ、井上聖也、小田逸稀、鶴野怜樹がスタートから出場した。 ミッドウィークのルヴァンカップで明暗の両者。ブロックを作って速攻で崩しにかかる福岡に対して、新潟は後ろからの組み立てからゴールを目指していく。 その新潟は5分に長倉幹樹のヘッドで迫ると、26分にも左サイドから谷口海斗がクロス。際どいコースに飛ぶが、GK村上昌謙が弾いたボールがクロスバーを叩く。 守備に回る時間帯こそ多いものの、速攻で陣地回復の福岡は37分にバイタルエリア中央でFKのチャンス。前寛之が右足で直接狙うと、ゴール左に突き刺さり、先手を奪う。 “アビスパの心臓”の相手GKもノーチャンスの見事な直接FK弾でリードした福岡は後半も守備に走るが、50分に松岡大起が右足ミドルを放つなど、次のゴールも目指す。 新潟は55分に分厚い攻めから秋山裕紀の際どい右足ミドルで襲いかかったりと前重心だが、福岡も62分の岩崎悠人、70分の前が立て続けに枠を叩くシュートを放つ。 すると、83分にも途中出場した重見柾斗のヘッドでゴールに迫った福岡は85分に紺野和也が敵陣右から左足でクロスを送り、そのままゴール左に。新潟を突き放した。 さらに失点の新潟は90+3分に右サイドからのクロスで早川史哉が1点を返すが、及ばず。福岡は2連敗ストップの3戦ぶり白星となり、新潟は2連敗となった。 アルビレックス新潟 1-2 アビスパ福岡 【新潟】 早川史哉(後45+3) 【福岡】 前寛之(前37) 紺野和也(後40) <span class="paragraph-title">【動画】アビスパの心臓がスーパーFKを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここにしかないコースに叩き込んだ<br>\<br><br>30m弱の距離から<br>キャプテン・前が完璧に決めた!<br><br>アウェイの福岡が先制!<br><br>明治安田J1第16節<br>新潟×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#新潟福岡</a> <a href="https://t.co/YckVRpchT6">pic.twitter.com/YckVRpchT6</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794274042062520595?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.25 18:10 Sat【J1注目プレビュー|第15節:福岡vsC大阪】仕切り直したい両者、得点源の助っ人エースが火を吹くのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2024年5月18日(土) 16:00キックオフ アビスパ福岡(10位/19pt) vs セレッソ大阪(8位/20pt) [ベスト電器スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆連続無敗ストップ、仕切り直しの一戦【アビスパ福岡】</span> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し、1-0の敗戦。無敗は「8」でストップすることとなった。 引き分けも多かったこの無敗期間だったが、守備の安定感が最も大きな収穫と言えるだろう。神戸戦も過密日程になることから7名を入れ替えたが、それでも安定した守備を見せていた。 王者相手に善戦も、敗れたのは事実。ただ、下を向くのではなく、ここからまた仕切り直していきたいところ。目下の課題はシャハブ・ザヘディに頼り切りの攻撃だろう。 期限付き移籍期間は残り1カ月半。その後の去就は分からないが、チームとしては別の得点の形を作りたいところだ。セットプレーからの得点も少ない今シーズン。新たな形を見つけたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:紺野和也、佐藤凌我 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 <span class="paragraph-subtitle">◆急降下のチーム、吹っ切りたい【セレッソ大阪】</span> ガンバ大阪との“大阪ダービー”で敗れ、王者・ヴィッセル神戸に完敗、そして首位を争っているFC町田ゼルビアにも敗れた。 無敗を継続していたところから、1つの黒星きっかけに急降下。6戦未勝利、3連敗と何かがおかしい。その理由は守備の崩壊と言えるだろう。 大阪ダービーで両サイドバックの毎熊晟矢、登里享平が揃って負傷。その次の2試合で6失点。攻守のバランスが一気に崩れてしまった感は結果から見ても明らかだ。 レオ・セアラは相変わらずゴールを重ねているが、バランスをどう立て直すのか。小菊昭雄監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:奥田勇斗、鳥海晃司、西尾隆矢、舩木翔 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ジョルディ・クルークス、レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス 監督:小菊昭雄 2024.05.18 13:45 Sat福岡がシャハブ・ザヘディの超ロング弾で5戦ぶり白星! G大阪は連敗で次節大阪ダービー【明治安田J1第11節】
明治安田J1リーグ第11節の1試合が3日にベスト電器スタジアムで行われ、ホームのアビスパ福岡がガンバ大阪を1-0で下した。 13位福岡は4月中旬のルヴァンカップで大ケガから復帰した佐藤凌我が約8カ月ぶりに先発。一方、次節の大阪ダービーを睨み、宇佐美貴史がベンチスタートの9位G大阪は負傷欠場の三浦弦太に代わり、福岡将太をセンターバックの一角に起用した。 福岡にとって2試合ぶりのホーム戦となるなか、開始3分に4戦連発を狙う坂本一彩がボックス右に抜け出し、さっそくゴールに迫ったG大阪がボールを握って前がかりに。ボールを持つわりにフィニッシュシーンが乏しいものの、ウェルトンの仕掛けもアクセントにしながら攻め入り、自陣にセットしての守りに徹する福岡を崩しにかかる。 G大阪の攻撃対応が続く福岡だが、ブレイク中のシャハブ・ザヘディによる流れ関係なしのスーパーゴール。G大阪が前がかる22分に松岡大起が自陣右サイドでボールを引っかけると、シャハブ・ザヘディがハーフウェイラインも越えてないところから迷わずに左足を振り、前に出る一森純の頭上を通ってそのままゴールネットを揺らした。 一森の懸命な追いも実らず、追いかけるG大阪は前半のうちに追いつこうと、その後もボールを動かしながら試合を進めるが、なかなかフィニッシュに繋げられず。福岡がイラン代表FWの8戦6発目となるゴールでリードしたまま試合を折り返した。 後半もボールを握るG大阪だが、福岡が状況に応じてローブロックで対応したりと、割り切った守りでチャンスを作らせず。58分にはエースの宇佐美を送り込むが、攻め切れずにいると、あわよくば次のゴールも狙う福岡が追加点に迫るなど、なかなかリズムに乗り切れない。 75分に山下諒也と倉田秋の交代カードも切ったG大阪だが、69分の前嶋洋太に続いて、82分にウェリントンや重見柾斗を投入した福岡の守備陣を前に依然としてシュートに持ち込めず。90+1分には最後の交代で美藤倫と唐山翔自も送り出すが、福岡も最後をやらせない。 途中出場の前嶋が負傷交代するアクシデントにも直面した福岡だが、90+9分に足裏タックルの美藤がOFRの末にレッドカードのG大阪が1人少なくなり、5試合ぶり白星で6戦負けなし。G大阪は今季2度目の連敗で勝敗五分となり、次節の大阪ダービーを迎える運びとなった。 アビスパ福岡 1-0 ガンバ大阪 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) <span class="paragraph-title">【動画】イラン代表FWの8戦6発目は自陣からの超絶ロングシュート弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>シャハブ ザヘディ<br>自陣からのスーパーロング弾<br>\<br><br>福岡のシャハブ ザヘディが<br>超絶ゴラッソ‼<br><br>自陣からの狙い澄ました<br>超ロングシュートがGKの頭上を超えてネットへ吸い込まれる<br><br>明治安田J1リーグ第11節<br>福岡×G大阪<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信中 <a href="https://t.co/cxeIEpdlAE">pic.twitter.com/cxeIEpdlAE</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1786300004908367950?ref_src=twsrc%5Etfw">May 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.03 18:06 Fri【J1注目プレビュー|第10節:東京Vvs福岡】クリーンシートを自信に6戦5発のザヘディを止めるのか? 勝ち点差2のシックスポインター
【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月28日(日) 14:00キックオフ 東京ヴェルディ(15位/9pt) vs アビスパ福岡(14位/11pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆欲しい2勝目、連続クリーンシートで掴め【東京ヴェルディ】</span> 前節は川崎フロンターレとアウェイで対戦し、0-0のゴールレスドロー。またしても2勝目は遠かったが、16年ぶりのJ1で初のクリーンシートを達成した。 東京ダービーで谷口栄斗が負傷離脱。初のJ1出場となった代役の千田海人が躍動。ハードな対人守備が特徴であり、コンビを組む林尚輝と共にゴール前に壁を作る。 その2人が立ち向かうのはイラン代表FWシャハブ・ザヘディ。6試合で5ゴールという驚異の得点力を見せる相手エースをどう封じるかが、2勝目のカギとなる。 ここまで引き分けが圧倒的に多い東京V。仮にリードしていても気を抜けないストライカーがいる相手にどう戦うのか。ホームのサポーターと勝利を喜び合いたい。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:マテウス DF:翁長聖、林尚輝、千田海人、深澤大輝 MF:齋藤功佑、稲見哲行、森田晃樹、見木友哉 FW:木村勇大、染野唯月 監督:城福浩 U-23日本代表活動参加:山田楓喜 <span class="paragraph-subtitle">◆躍動中のエース・ザヘディが吠えるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにジュビロ磐田を迎えた中、2-2のドロー。3試合連続ドローという状況だ。 どこか突き抜けきれないチームだが、チームを牽引するのはエースの座についたザヘディ。未知数の中で加わったが、6試合で決めた5得点は本物の証。どのゴールも上手さを見せたものとなった。 ただ、結果としてはわずか1勝。チームとして勝利に繋げられていないことも事実。ザヘディに頼り切りになっている現状で、その他の選手が奮起しなければ、苦しい戦いは続く。 チームとしての完成度を上げていく中で、勝利も掴んで行きたい福岡。ハマった時には、脅威になりそうだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:永石拓海 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、井上聖也 MF:湯澤聖人、松岡大起、前寛之、前嶋洋太 MF:紺野和也、岩崎悠人 FW:シャハブ・ザヘディ 監督:長谷部茂利 2024.04.28 11:45 Sun日本代表復帰の長友佑都が豪快先制弾! U-23代表組も躍動のFC東京が敵地で福岡に快勝し、今季初勝利【明治安田J1第4節】
明治安田J1リーグ第4節のアビスパ福岡vsFC東京が16日にベスト電器スタジアムで行われ、アウェイのFC東京が1-3で勝利した。 開幕3試合は1勝2分けと悪くないスタートを切った福岡。前節の湘南ベルマーレ戦は1-1のドロー決着に終わり、今度こそホーム初勝利を掴みたいところ。長谷部茂利監督は岩崎悠人の代わりに金森健志を先発起用し、7日に加入が発表されたイラン代表FWシャハブ・ザヘディもベンチに入った。 対するFC東京は2分け1敗と未だ勝利なし。敵地で今シーズン初勝利を狙う。今節はディエゴ・オリヴェイラや出場停止のエンリケ・トレヴィザンがメンバー外となり、ピーター・クラモフスキー監督はここまで3得点の荒木遼太郎を最前線で起用。高宇洋と木本恭生がスタメン入りし、松木玖生がトップ下に入った。 立ち上がりはFC東京ペースで進むも、ファーストシュートはブロックを敷いて速攻を狙う福岡。自陣内でボールを奪うと右サイドからカウンターを仕掛け、最後は古巣対戦の紺野和也が中へ切り込んでからシュートまで持ち込んだ。 これで福岡が勢いを掴みかけるが、FC東京もセットプレーから16分に反撃。ボックス手前右の位置でFKを獲得すると左足で松木が狙ったが、コース上に入った奈良竜樹が身体を張ってブロックする。 続いて右サイドから攻めたFC東京は、縦に仕掛けた仲川輝人がゴールライン際からクロスを上げる。ファーに飛び込んだ松木は頭で合わせきれないが、主導権を取り戻していく。 攻勢のアウェイチームに歓喜の瞬間が訪れたのは28分。押し込む中、バングーナガンデ佳史扶が左サイドからゴール前にグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で収めたのは日本代表復帰を果たした長友佑都。トラップからすかさず右足を振り、浮いたボールをゴール左隅に叩き込んだ。 リードを許した福岡だが、直後のキックオフからすぐさま決定機。ウェリントンが競り合うとボックス手前中央の紺野へ。枠内に強烈な左足シュートが飛んだが、ここはGK波多野豪が好セーブで凌いだ。 FC東京は守護神の活躍に前線が呼応。32分に点差を広げる。遠藤渓太が前線でロングボールを収めてタメを作ると、右ポケットに走り込んだ荒木にスルーパス。右足ダイレクトで流し込み、そのまま2-0で試合を折り返した。 2点を追いかける福岡の長谷部監督は後半頭から動く。センターバックの井上聖也を下げて岩崎を投入。[3-4-2-1]の布陣から[4-4-2]へ形を変え、岩崎がウェリントンと2トップを組んだ。 後半はよりオープンな展開となり、両チーム共に松木や紺野が積極的にシュートを放つ。55分にはウェリントンがクロスに頭で合わせるも、ゴール左に飛んだボールはGK波多野が弾き出した。 すると57分、FC東京が決定的な3点目を奪う。長友の右からのクロスがファーまで流れると、走り込んだのはバングーナガンデ佳史扶。ダイレクトでゴールに突き刺し、勝利を一気に手繰り寄せた。 まず1点を返したい福岡は、日本デビューのシャハブ・ザヘディ、鶴野怜樹をピッチに送り込む。その後、立て続けにセットプレーからゴールに迫ったが、反撃の糸口を掴むことはできない。 このまましっかりと試合を締めたいFC東京は、71分に長友がお役御免。クラモフスキー監督は遠藤もベンチに下げ、中村帆高と俵積田晃太を起用した。 福岡も交代カードを切るが、時間が経つにつれ試合は膠着。それでも82分、ホームチームが一矢報いる。 右サイドからのクロスをファーで折り返すと、ゴール前でシャハブ・ザハディが粘る。最後は途中出場の松岡大起が押し込み、2点差に詰め寄った。 クリーンシートとはいかなかったFC東京だが、以降は得点を許さず1-3で試合終了。日本代表復帰の長友や、U-23日本代表入りの荒木、バングーナガンデ佳史扶らが結果を残し、嬉しい今シーズン初勝利を手にした。 アビスパ福岡 1-3 FC東京 【福岡】 松岡大起(後37) 【FC東京】 長友佑都(前28) 荒木遼太郎(前32) バングーナガンデ佳史扶(後12) <span class="paragraph-title">【動画】長友佑都の先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>代表復帰の37歳が決めた‼<br>\<br><br>22歳バングーナガンデ 佳史扶のクロスを<br>37歳長友佑都が合わせた <br><br>FC東京が“師弟コンビ”で幸先よく先制<br><br>明治安田J1リーグ第4節<br>福岡×FC東京<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> LIVE配信 <a href="https://t.co/uWLoItEnPQ">pic.twitter.com/uWLoItEnPQ</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1768859634511511594?ref_src=twsrc%5Etfw">March 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.16 15:09 Sat福岡が主砲シャハブ・ザヘディとの契約延長発表! 今季終了までの残留が決定
アビスパ福岡は4日、イラン代表FWシャハブ・ザヘディ(28)との契約延長を発表した。今回の契約延長は、国際サッカー連盟(FIFA)の特別措置によりウクライナのゾリャ・ルハンシクとの契約が一時停止された措置を受けてのものとなり、契約期間は2024年12月31日までとなる。 Jリーグ史上初のイラン人選手として加入3カ月で公式戦13試合6ゴール2アシストを記録し、強烈なインパクトを残していたザヘディ。加入時の福岡との契約は6月30日までとなっていたが、今回の契約延長によって少なくとも今シーズン終了までの残留が決定した。 母国のペルセポリスでプロキャリアをスタートさせたザヘディは、アイスランドのIBVヴェストマンナイジャール、韓国の水原三星ブルーウィングスでプレー。2019年8月からウクライナでプレーし、オリンピック・ドネツク、ゾリャでプレーした。 しかし、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、FIFAから特例措置の移籍が認められると、2022年3月にハンガリーのプスカシュ・アカデミアFC、2023年7月から古巣ペルセポリスにいずれも期限付き移籍。そして、今年3月に福岡へ同じく期限付き移籍していた。 2024.06.04 16:51 Tue福岡MF金森健志が入籍報告 「笑顔の絶えない家庭を築いて行けたら」
アビスパ福岡は3日、MF金森健志(30)の入籍を報告した。 福岡県生まれで、2013年に筑陽学園高校から福岡入りの金森。鹿島アントラーズ、サガン鳥栖でのプレーを経て、2021年2月から福岡に復帰した。 相手は一般の方で、先月5月1日に入籍。5月の連戦等の影響もあり、本人を含め、各所と調整してこのタイミングでの発表となったという。 金森は「日頃から応援していただいてる方々、ありがとうございます」と御礼の言葉とともに、入籍を報告。選手としても決意を新たにした。 「私事ではありますが、この度かねてよりお付き合いをしてまいりました女性と入籍致しましたので、ご報告させていただきます」 「まだまだ未熟な2人ですが、 お互いに支え合い、笑顔の絶えない家庭を築いて行けたらと思います。そしてこれまで以上に責任感をもち、サッカー選手として、また1人の人間としてさらに成長できるように、努力を重ねて参ります」 「いつも応援してくださるファンサポーターの皆さまには、これからも温かく見守っていただけると嬉しいです」 2024.06.03 17:50 Mon効率良く得点の福岡が今季初の連勝! 堅守崩せずのホーム柏は2連敗【明治安田J1第17節】
2日、明治安田J1リーグ第17節の柏レイソルvsアビスパ福岡が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの福岡が0-2で勝利を収めた。 勝ち点「22」で並ぶ中位同士の一戦。12位のホーム柏は、直近の横浜F・マリノス戦で4失点大敗を喫し、続いていた無敗も4試合でストップした。福岡とは5月22日のYBCルヴァンカップでも対戦していたなか、中3日の横浜FM戦から立て直したい今節は3人メンバー変更。土屋巧、三丸拡がスタメン入りし、鵜木郁哉はリーグ戦初先発となった。 対する11位福岡は、今シーズン初の連勝とルヴァンカップのリベンジを狙う。シャハブ・ザヘディとドウグラス・グローリを出場停止で欠くなか、今節は鶴野怜樹ではなくウェリントンが最前線に。最終ラインには亀川諒史が入っている。 開始直後に関根大輝がオープニングシュートを放ったホームチームは、そのまま主導権を握る。5分には犬飼智也が左CKに頭で合わせると、11分には関根が再びミドルシュート。その後、最終ラインの裏に抜け出した細谷真大がループシュートを狙う場面もあったが、一対一はGK村上昌謙が制した。 一方、徐々に前に出ていくようになった福岡。26分には流れに反して先制点を奪う。右サイドから小田逸稀がアーリークロスを上げると、ゴール前でクリアを試みた関根、詰めていた佐藤凌我、再び関根と跳ね返り、ゴールに吸い込まれた。 直後、得点シーンで接触があった犬飼がピッチに座り込んでしまい、プレー続行不可に。立田悠悟が急きょピッチに立つ。 勢いに乗った福岡はそのまま攻勢となり、36分にもネットを揺らす。ロングボールの処理に手間取った古賀太陽に佐藤がプレッシャーをかけると、そのままゴール前でボールを奪取。左足で決めたが、古賀から奪った際のファウルが取られ、得点は認められなかった。 それでも39分には正真正銘の追加点。右サイドのタッチライン際でFKを得ると、前寛之のクロスにニアで小田が合わせる。GK守田達弥は弾ききれず、バックヘッド気味のシュートが決まった。 2点ビハインドで後半を迎えた柏は、土屋に代えて木下康介を投入。マテウス・サヴィオや戸嶋祥郎のポジションをスライドし、木下と細谷の2トップとした。 その後持ち直したものの、なかなか決定機には至らない柏。61分には島村拓弥、ジエゴと交代カードを切り、福岡ディフェンスを崩しにかかる。 押し込まれ気味も優位に試合を進める福岡は、途中出場の金森健志がチャンスを創出。攻撃には専念させない。 柏は79分にようやくビッグチャンス。右ポケットに走り込んだマテウス・サヴィオに島村からのスルーパスが通ると、右足のクロスに合わせたのは木下。ヘディングシュートは惜しくもクロスバーに直撃した。 続いてジエゴがヘディングで福岡ゴールを脅かすも、今度はGK村上がファインセーブ。スコアは動かない。 後半アディショナルタイムには、マテウス・サヴィオのスルーパスから右ポケットに抜け出した細谷がシュートに持ち込んだが、枠には飛ばせず。逃げ切った福岡が今シーズン初の2連勝とし、一方の柏は2度目の2連敗となった。 柏レイソル 0-2 アビスパ福岡 【福岡】 OG(前26) 小田逸稀(前39) <span class="paragraph-title">【動画】セットプレーから頭で決めた小田逸稀の追加点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>バックヘッド炸裂<br>\<br><br>FKからニアで合わせたのは小田逸稀<br>今季初ゴールは福岡の貴重な追加点に<br><br>明治安田J1第17節<br>柏×福岡<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9F%8F%E7%A6%8F%E5%B2%A1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#柏福岡</a> <a href="https://t.co/Swy1KrKnXd">pic.twitter.com/Swy1KrKnXd</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1797220610994495491?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.02 21:11 Sun福岡のGK永石拓海が左側下顎骨骨折で全治3カ月…トレーニング中に負傷
アビスパ福岡は29日、GK永石拓海の負傷を報告した。 永石は17日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、左側下顎骨骨折と診断されたとのことだ。全治は3カ月の見込みとなっている。 永石は2021年にセレッソ大阪から期限付き移籍で加入。翌年から完全移籍に切り替わると、今シーズンは明治安田J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2024.05.29 10:55 Wed「これは可愛いわ」「めちゃくちゃ笑顔良いな」福岡のアンバサダー務めるHKT48の豊永阿紀さんのスペシャルユニ姿が話題に! 「めっちゃ似合ってて可愛い」
アビスパ福岡が17日に発表した今シーズンのスペシャルユニフォーム。クラブ公式アンバサダーを務めるHKT48の豊永阿紀さんが一足先に着用した姿が話題を呼んでいる。 今シーズンのスペシャルユニフォームは、選手たちがクラブカラーのネイビー、ブルーヴェールダンス、シルバーのペンキがついたボールをそれぞれキャンバスに向かって蹴り、そこでついた模様をデザインに採用した斬新なものになっている。 ファンからもアイデアが斬新だと話題。大きめの三色のドットが並ぶユニフォームとなり、インクが飛び散っている様子も反映されている。 そんな中、福岡がクラブのSNSで動画を投稿。豊永さんがスペシャルユニフォームを着用し、ポーズを取りながら1回転。お披露目されることとなった。 笑顔でスペシャルユニフォームを着用した豊永さん。ファンは「可愛い!」、「ユニフォームはかっこいいし、あきちゃん可愛い」、「阿紀ちゃんめっちゃ似合ってて可愛い」、「これは可愛いわ」、「めちゃくちゃ笑顔良いな」とコメントが集まった。 どこか照れ臭さもありながら、笑みが止まらない豊永さん。9月以降の試合で着用されるスペシャルユニフォームに注目だ、 <span class="paragraph-title">【動画】福岡のスペシャルユニフォームでポーズをとるHKT48の豊永阿紀さん</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@avispaf_/video/7372463847552077063" data-video-id="7372463847552077063" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@avispaf_" href="https://www.tiktok.com/@avispaf_?refer=embed">@avispaf_</a> <a title="j1" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/j1?refer=embed">#J1</a> <a title="jleague" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/jleague?refer=embed">#jleague</a> <a title="サッカー" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC?refer=embed">#サッカー</a> <a title="ユニフォーム" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0?refer=embed">#ユニフォーム</a> <a target="_blank" title="オリジナル楽曲 - __________ts" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-ts-7318959198333602561?refer=embed">オリジナル楽曲 - __________ts</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2024.05.27 23:15 Mon
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