【U-24日本代表プレビュー|準々決勝】不安材料は酒井宏樹が不在のSB、気をつけたいNZの高さ/vsU-24ニュージーランド代表【東京五輪】
2021.07.31 14:05 Sat
◆予想スタメン[4-2-3-1]

GK:谷晃生
DF:橋岡大樹、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太
MF:遠藤航、田中碧
MF:堂安律、久保建英、三笘薫
FW:上田綺世
監督:森保一
これまでから大きなメンバー変更はないと見る。GKは4試合連続でGK谷晃生(湘南ベルマーレ)だろう。徐々に落ち着いたプレーが増え、安定感も増してきた。3試合目のクリーンシートを目指してもらいたい。
最も懸念されるのが酒井の不在だ。フランス戦で見せたFWアンドレ=ピエール・ジニャックへの対応はニュージーランドも狙ってくるはず。中に絞ってしっかりと競り合えるSBが不在であることは、日本の唯一の不安材料と言っても良い。
代役は間違いなくDF橋岡大樹(シント=トロイデン)だろう。フランス戦も酒井に代わって途中出場し、予行演習は行えた。高精度のクロスで何度か決定機を生み出した点もプラス。ジニャック対応も本来の橋岡の強みである対人の強さを見せていた。クリス・ウッド相手にどういう対応を見せられるか。橋岡の真価が問われるだろう。
センターバックはDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(ボローニャ)だろう。安定感は抜群。2人の連携でしっかりと対応してクリーンシートを目指してもらいたい。
左サイドバックもDF中山雄太(ズヴォレ)で変わりないだろう。3試合連続での先発で、徐々に安定してきている状況。前の組み合わせが変わった中でどういう動きを見せるかに注目だ。
ボランチはともに累積警告がリーチだが、MF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(デュッセルドルフ)で間違いない。安定したパフォーマンスを見せている中で、休みを与えられる試合展開にできるのが理想だ。
2列目も右にMF堂安律(PSV)、中央にMF久保建英(レアル・マドリー)が入ることは間違いなさそうだ。久保は4戦連発に期待がかかる。フランス戦は休めただけに、万全の状態で勢いづけるゴールを期待したい。
そして注目の左サイドだが、満を辞してMF三笘薫(川崎フロンターレ)と予想する。ここまで三好康児(アントワープ)、相馬勇紀(名古屋グランパス)、旗手怜央(川崎フロンターレ)と唯一3試合とも違う選手が先発したポジション。4枚目のカードとして三笘が相手の守備網を切り裂くことを期待したい。
1トップも悩ましいところだが、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)と予想する。フランス戦を休んだFW林大地(サガン鳥栖)という手もあるが、ゴールへ向かうクオリティという点では上田はフランス戦で素晴らしいものを見せた。自身のゴールはなくとも2点につながるシュートを打てたことが大きな違いだ。林のポストプレーで2列目を生かすという選択肢もあるが、上田のゴールへ向かう動きで2列目を生かすという戦い方を期待したい。
負ければ敗退の一発勝負。なでしこジャパンの無念を晴らすために勝利が期待される一戦。U-24ニュージーランド代表戦は31日の18時にキックオフを迎える。

Getty Images
GK:谷晃生
DF:橋岡大樹、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太
MF:遠藤航、田中碧
MF:堂安律、久保建英、三笘薫
FW:上田綺世
監督:森保一
これまでから大きなメンバー変更はないと見る。GKは4試合連続でGK谷晃生(湘南ベルマーレ)だろう。徐々に落ち着いたプレーが増え、安定感も増してきた。3試合目のクリーンシートを目指してもらいたい。
最も懸念されるのが酒井の不在だ。フランス戦で見せたFWアンドレ=ピエール・ジニャックへの対応はニュージーランドも狙ってくるはず。中に絞ってしっかりと競り合えるSBが不在であることは、日本の唯一の不安材料と言っても良い。
代役は間違いなくDF橋岡大樹(シント=トロイデン)だろう。フランス戦も酒井に代わって途中出場し、予行演習は行えた。高精度のクロスで何度か決定機を生み出した点もプラス。ジニャック対応も本来の橋岡の強みである対人の強さを見せていた。クリス・ウッド相手にどういう対応を見せられるか。橋岡の真価が問われるだろう。
センターバックはDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(ボローニャ)だろう。安定感は抜群。2人の連携でしっかりと対応してクリーンシートを目指してもらいたい。
左サイドバックもDF中山雄太(ズヴォレ)で変わりないだろう。3試合連続での先発で、徐々に安定してきている状況。前の組み合わせが変わった中でどういう動きを見せるかに注目だ。
ボランチはともに累積警告がリーチだが、MF遠藤航(シュツットガルト)とMF田中碧(デュッセルドルフ)で間違いない。安定したパフォーマンスを見せている中で、休みを与えられる試合展開にできるのが理想だ。
2列目も右にMF堂安律(PSV)、中央にMF久保建英(レアル・マドリー)が入ることは間違いなさそうだ。久保は4戦連発に期待がかかる。フランス戦は休めただけに、万全の状態で勢いづけるゴールを期待したい。
そして注目の左サイドだが、満を辞してMF三笘薫(川崎フロンターレ)と予想する。ここまで三好康児(アントワープ)、相馬勇紀(名古屋グランパス)、旗手怜央(川崎フロンターレ)と唯一3試合とも違う選手が先発したポジション。4枚目のカードとして三笘が相手の守備網を切り裂くことを期待したい。
1トップも悩ましいところだが、FW上田綺世(鹿島アントラーズ)と予想する。フランス戦を休んだFW林大地(サガン鳥栖)という手もあるが、ゴールへ向かうクオリティという点では上田はフランス戦で素晴らしいものを見せた。自身のゴールはなくとも2点につながるシュートを打てたことが大きな違いだ。林のポストプレーで2列目を生かすという選択肢もあるが、上田のゴールへ向かう動きで2列目を生かすという戦い方を期待したい。
負ければ敗退の一発勝負。なでしこジャパンの無念を晴らすために勝利が期待される一戦。U-24ニュージーランド代表戦は31日の18時にキックオフを迎える。
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