スウェーデンで奮闘の浜野まいか、圧巻長距離ドリブル弾含む2ゴール! なでしこでの不発から奮起

2023.04.16 19:05 Sun
【動画】浜野まいか、追加点となったハーフウエーラインから持ち込んでのドリブルゴール!



浜野まいかの関連記事

なでしこが後半にゴールラッシュ! 浜野まいかの2ゴールなど4ゴールを奪い逆転勝利でニュージーランドに連勝【スペイン遠征】

なでしこジャパンは3日、ニュージーランド女子代表との国際親善試合を戦い、1-4で勝利した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、最後の国外遠征に臨むなでしこジャパン。今回のスペイン遠征ではムルシアの地でニュージーランドとの2戦目となった。 この試合も3バックを採用し[3-4-3]のなでしこジャパン。GKは山下杏也加、3バックは高橋はな、熊谷紗希、南萌華と並び、右ウイングバックに清水梨紗、左に北川ひかる、ダブルボランチに長谷川唯と長野風花、3トップは右に藤野あおば、左に宮澤ひなた、中央に植木理子が入った。 初戦で勝利を収めている日本。メンバーを変えて臨んだ第2戦は、立ち上がりにニュージーランドに押し込まれる展開となる。 第1戦の反省を活かしたニュージーランドは、前からプレスをかけてアグレッシブに戦うことに。日本は自陣でパスをミスするなど、ビルドアップでピンチを招いてしまう展開となる。 なかなか良い形が作れていない中で迎えた22分、日本は攻撃に転じたところで再びボールロスト。これをファウルで止めると、ハーフウェイライン付近からのFKで左サイドに展開されると、スペースに抜けたクレッグ・ミリーがカットインから高橋を振り切りボックス内で強烈な右足シュート。ニアを打ち抜き、ニュージーランドが先制する。 防戦が続いた中で先に失点してしまった日本。距離感があまり良くなく、間伸びした形となり、なかなか良い形でボールを前に運べない。前半の終盤は敵陣でのプレーが増え、ゴールに迫るシーンもあったが、結局ノーゴールで終わり、1-0で試合を折り返す。 日本はハーフタイムに3枚替え。植木、長野、北川を下げて、浜野まいか、浜野まいか、千葉玲海菜を投入する。前線からのアグレッシブさを取り戻した日本は、藤野のドリブル突破や前からのプレスが効き始め、自分たちのペースをつかみ出すことに。すると49分、左CKからショートコーナーで続くと、長谷川のクロスを相手がクリアしたところ、浜野がダイレクトシュート。これがゴール左に決まり、日本が後半早々に同点に追いつく。 交代で入った浜野がいきなり結果を残し、良い形で同点とした日本。すると、前半とは打って変わってペースを握りゴールに迫っていく中、60分に浜野が見せる。ハーフウェイライン付近のリスタートから、長谷川が相手の隙をついて浮き球のパス。ラインの裏に抜け出した浜野が落ち着いてボックス内からシュートを決め、日本が逆転に成功する。 逆転されたニュージーランドはここから反撃。ボールを握り、推進力を持って日本ゴールに迫っていく。すると65分には右サイドを突破した清水がクロス。ボックス内で藤野のボレーが合わないものの、谷川が後ろで狙ったが、これはハンド。それでも66分、相手GKからのパスを左サイドで宮澤がカットすると、パスを受けた藤野がボックス手前から右足一閃。これが決まり、リードを2点に広げる。 リードを広げた日本はさらに相手ゴールに迫ることに。飲水タイムで宮澤を下げて守屋都弥を投入する。 すると80分には、パスに抜け出した千葉がGKとの一対一でシュートも足でセーブされてしまうことに。それでも、スローインの流れからボックス手前で藤野が強振。相手にブロックされたシュートの浮き球を守屋が頭で繋ぎ、最後はボックス内でチバがうまく蹴り込み、4点目を奪う。 その後は日本がしっかりと試合を締めて1-4で勝利。スペイン遠征はニュージーランドに2連勝を収め、パリ・オリンピックに向けて良い結果を持ち帰ることとなった。 ニュージーランド女子代表 1-4 なでしこジャパン 【なでしこ】 浜野まいか(後4、後15) 藤野あおば(後21) 千葉玲海菜(後35) ◆なでしこジャパンメンバー GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) DF 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 熊谷紗希(ローマ) 南萌華(ローマ) MF 清水梨紗(ウェストハム) 長野風花(リバプール) →HT 谷川萌々子(ユールゴーデン) 長谷川唯(マンチェスター・シティ) →82分 古賀塔子(フェイエノールト) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) →HT 千葉玲海菜(ジェフユナイテッド千葉レディース) FW 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム) →HT 浜野まいか(チェルシー) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド) →72分 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 2024.06.04 01:05 Tue

田中美南の先制点に古賀塔子が初ゴール! なでしこジャパンがニュージーランドとの連戦初戦に快勝【スペイン遠征】

なでしこジャパンは5月31日、ニュージーランド女子代表との国際親善試合を戦い、2-0で勝利した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、最後の国外遠征に臨むなでしこジャパン。今回のスペイン遠征ではムルシアの地でニュージーランドと2試合を戦う。 池田太監督は、この初戦に向けて[3-4-2-1]の布陣を採用。GKに平尾知佳、3バックに古賀塔子、南萌華、石川璃音。ウイングバックに守屋都弥、北川ひかる、2ボランチに長野風花、林穂之香を起用。前線は清家貴子と宮澤ひなたの2シャドーに田中美南が最前線に入った。 [4-3-3]で臨んだニュージーランドに対して、立ち上がりから押し込む入りを見せたなでしこ。開始3分には守屋の右サイドからのクロスをボックス左の北川が左足でシュート。枠は捉え切れずも、早速ファーストシュートを記録した。 以降はウイングバックとシャドーの関係性でサイドで数的優位を作りつつ、ピッチの幅と奥行きを使った攻撃で相手守備を揺さぶっていく。安定したボール保持と共に崩しのイメージを垣間見せるが、最後の局面では相手の粘りの守備に阻まれ、決定機まであと一歩という場面が目立った。 それでも、ゴールレスでハーフタイム突入かに思われた前半終了間際に鮮やかな崩しから先制点を奪う。前半アディショナルタイム2分、相手陣内右サイドでタメを作った守屋がポケットに走り込む長野を使う。そして、長野のマイナスパスを中央で収めた清家が丁寧に落とすと、これを田中がワントラップから正確な左足シュートでゴール右隅に突き刺した。 1点リードで試合を折り返したなでしこはハーフタイムに2枚替えを敢行。平尾に代えてA代表デビューのGK大場朱羽、守屋に代えて浜野まいかを投入した。 すると、後半は開始直後にいきなりゴールが生まれる。47分、右CKの場面でキッカーの北川が左足インスウィングで絶妙な浮き球のボールをファーへ蹴り込むと、フリーの古賀がダイビングヘッドで合わせたボールが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 幸先よく追加点を奪った後はニュージーランドにやや押し返されるが、きっちり自陣で攻撃を撥ね返していく。61分には南、宮澤を下げて高橋はな、植木理子を同じポジションに投入。さらに、73分には長野に代えて長谷川唯をピッチに送り込む。 すると、74分にはその長谷川の縦パスを起点に田中が背後を狙う植木に絶妙なスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだ植木だったが、シュートの際に相手に寄せられてブロックされてしまい、惜しくも枠の右へ外れた。 その後、試合はニュージーランドの選手の負傷によってプレーが切れるシーンが増えて膠着状態に。それでも、集中力を切らさないなでしこは危なげなく時計を進めつつ、試合終了間際には清家が決定的なシュートで3点目に迫るシーンも創出。そして、2-0のままタイムアップを迎えた。 なお、初戦を勝利で終えたなでしこは、6月3日にニュージーランドとの第2戦に臨む。 なでしこジャパン 2-0 ニュージーランド女子代表 【なでしこ】 田中美南(前45分+2) 古賀塔子(後2分) ◆なでしこジャパンメンバー GK 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) →HT 大場朱羽(ミシシッピ大学) DF 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ) 南萌華(ローマ/イタリア) →61分 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) MF 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) →HT 浜野まいか(チェルシー/イングランド) 長野風花(リバプール/イングランド) →73分 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) FW 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 田中美南(INAC神戸レオネッサ) →78分 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) →61分 植木理子(ウェストハム/イングランド) 2024.06.01 00:57 Sat

浜野まいか在籍のチェルシー、来季新指揮官はリヨンのボンパストル氏に決定

チェルシー女子チームの新指揮官がソニア・ボンパストル氏(43)に決定した。 チェルシーは29日、エマ・ヘイズ監督(47)の後任としてリヨン女子チームを率いるフランス人指揮官の招へいを発表した。契約期間は4年となる。 チェルシーでは2012年からチームを率い、直近のWSL5連覇に導くなど在任期間で通算16個のチームタイトルをもたらしたヘイズ監督がアメリカ女子代表監督就任に伴い、今季限りでの退任が決定していた。 そして、その後任として招へいされたのが、ボンパストル氏だ。 現役時代にモンペリエやリヨン、パリ・サンジェルマンで活躍した元フランス女子代表MFは、引退後に長らく古巣リヨンのアカデミーを指導。2021年に女子ファーストチームの新指揮官に指名されると、国内リーグ3連覇に2021-22シーズンのUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇など通算7個のタイトル獲得に導いた。 名将の後釜として重圧かかるイングランドでの新たな挑戦に臨むボンパストル氏は、その意気込みを語っている。 「女子チームの監督としてチェルシーに加入できることをとても嬉しく思っています。チェルシーはイングランドフットボール界の名門クラブです。クラブ、スタッフ、プレーヤーの野望に応えるため、この新しいプロジェクトに全力を尽くします」 「エマの意志を継ぎ、ここ数年続けてきた仕事を続けていきたいと思います。冒険が始まります」 なお、チェルシーにはなでしこジャパンFW浜野まいかが在籍しており、新シーズンはボンパストル新監督の下でさらなる飛躍を目指すことになる。 2024.05.30 15:35 Thu

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed

最終節6ゴールで圧勝したチェルシーが驚異の5連覇達成!シティとチェルシーの優勝争いは得失点差で決着【FAWSL】

18日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)の最終節が行われた。 最終節を前に首位に躍り出たチェルシー・ウィメンと2位のマンチェスター・シティ・ウィメンの一騎打ちとなった優勝争い。共になでしこジャパンでプレーする日本人が所属している。 2位のシティはアウェイでアストン・ビラと対戦。なでしこジャパンのMF長谷川唯はアンカーで先発フル出場を果たした。 互いに序盤から攻め込む一線となった中、徐々にシティがペースを掴むことに。すると21分、長谷川のパスを受けたローレン・ヘンプがボックス左からクロス。これをボックス内で受けたメアリー・ファウラーがトラップからボレーで叩き込み、シティが先制する。 先制したシティはその後も攻め立てることに。しかし、シュートがクロスバーを叩くなど、なかなか追加点が奪えない。 0-1で迎えた後半もシティペースで試合が進んでいくが、チャンスを逃し続けるとアストン・ビラも反撃。68分、後方の広大なスペースに飛び出した9がスルーパスを受けると、落ち着いてGKとの一対一を制して同点に追いつく。 首位と勝ち点が並んでいることを考えれば、勝利しなければ優勝の可能性が限りなくなくなるシティ。フィニッシュの精度が上がらずに苦しんだが、77分にボックス右からのファウラーのクロスをヘンプがダイレクトで合わせて勝ち越しに成功。大量得点で勝利したかったなか、1-2の最小得点差での勝利となった。 シティが勝利したことで、勝利が最低条件のチェルシー。アウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。 前節はなでしこジャパンのFW浜野まいかが値千金の決勝ゴールを決めて首位に浮上した中、その浜野はベンチ入りも出番はないまま終わった。なお、ユナイテッドの宮澤ひなたはベンチから途中出場した。 オールド・トラッフォードで行われた試合は首位のチェルシーが圧倒。2分、左サイドのスペースに出されたボールに追いついたグーロ・レイテンが鋭いクロスを入れると、マイラ・ラミレスが豪快にヘッドで合わせて先制。8分には、ラミレスのスルーパスに反応したヨハンナ・リッティン・カネリドが冷静にGKとの一対一を沈めてリードを2点に広げる。 強さを見せつけるチェルシーはその後も攻め込んでいくと、44分には右サイドをドリブルで突破したラミレスがボックス内に侵入すると、中央へ折り返し、これをシェーケ・ニュスケンが落ち着いて流し込んで3点目。前半アディショナルタイムにはラミレスが強引にドリブルでボックス内に持ち込んで突破し、決め切り、前半だけで4点のリードを奪った。 チェルシーは後半に入っても手を緩めずに2点を追加。終わってみれば0-6で大勝。シティと同じ勝ち点55だが、得失点差で7点も差をつけて、見事にFAWSLで5連覇を達成。今シーズン限りで退任するエマ・ヘイズ監督を最高の形で送り出すこととなった。 <span class="paragraph-title">【動画】圧倒的な強さ見せチェルシーが5連覇達成!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="65HKMFb_v8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 21:25 Sun

スウェーデンの関連記事

脳疾患から回復目指すスウェーデン代表MFオルソンは順調に回復! 運動機能と言語能力取り戻す

脳疾患からの回復を目指すミッティランのスウェーデン代表MFクリストファー・オルソンが、運動機能と言語能力を取り戻した。 今年2月末に自宅で意識を失い、緊急搬送されたオルソン。その後、非常に稀な脳血管の炎症性疾患と診断された同選手は、数週間に渡る集中治療の末に先月リハビリを専門とする病院へ転院していた。 所属クラブのミッティランは14日、そのオルソンの状態に関する最新のメディカルレポートを報告。運動機能と言語能力を取り戻し、順調にリハビリが進んでいることを明かした。 「彼の身体的進歩は著しく、現在は歩行機能を積極的に訓練しており、自立して食事ができるようになりました」 「認知機能の課題は残り、完全回復の予後は依然として不透明ですが、治療センターの専門家らはクリストファーが取った前向きな措置に勇気づけられています」 また、同クラブを率いるクラウス・スタインライン監督は、「クリストファーの闘病を目の当たりにするのは息を呑むようなことだ。彼の前向きな姿勢、闘争心、そして勝利へのたゆまぬ意志は、我々全員にインスピレーションを与えている」と、懸命にリハビリに励む教え子の姿勢を称賛している。 アーセナルでプロキャリアをスタートしたオルソンは、これまでAIKソルナ、クラスノダール、アンデルレヒトでプレー。スウェーデン代表としても47試合に出場している。 2024.04.15 07:00 Mon

世界女王スペインが圧巻の7発大勝!イングランドは6万超えのウェンブリーでスウェーデンとドロー【女子ユーロ予選】

女子欧州選手権(ユーロ)2025予選のグループステージ第1節が5日に各地で行われた。 2025年7月からスイスで開催される本大会へ向けた予選がスタート。各チームのUEFA総合ランキングと、2023-24UEFA女子ネーションズリーグの結果をもとにグループ分けがなされ、開催国枠を除いた15個の椅子を争う。 各組3から4チームで構成されたグループステージ総当たり戦を行い、リーグAの上位2チーム、計8チームが本戦へストレートイン。リーグAの3位、4位チームや、リーグB・Cの上位チームはプレーオフに回る。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)チャンピオンのスペイン女子代表は、20歳のFWサルマ・パラジュエロのハットトリックなどで、ベルギー女子代表に7-0と圧勝。FIFAランキング1位の貫録を見せた。 前回大会の覇者、イングランド女子代表はスウェーデン女子代表をウェンブリースタジアムに迎え、ユーロ予選記録となる6万3428人の観衆を集めたが、1-1のドロー発進。アレッシア・ルッソのゴールで24分に先制するも、64分にフリドリーナ・ロルフォに同点弾を許している。 2017年大会の女王、オランダ女子代表はイタリア女子代表とアウェイで対戦し、0-2で敗戦。イタリアはバレンティナ・ジャチンティとアニェーゼ・ボンファンティーニがゴールを決めた。 その他の結果は以下の通り。 ◆リーグA ▽グループA1 イタリア 2-0 オランダ ノルウェー 4-0 フィンランド ▽グループA2 ベルギー 0-7 スペイン チェコ 1-3 デンマーク ▽グループA3 イングランド 1-1 スウェーデン フランス 1-0 アイルランド ▽グループA4 アイスランド 3-0 ポーランド オーストリア 2-3 ドイツ ◆リーグB ▽グループB1 ハンガリー 1-1 アゼルバイジャン スイス 3-1 トルコ ▽グループB2 スロバキア 2-0 イスラエル セルビア 0-0 スコットランド ▽グループB3 北アイルランド 0-0 マルタ ポルトガル 3-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ ▽グループB4 ウクライナ 2-0 コソボ ウェールズ 4-0 クロアチア ◆リーグC ▽グループC1 ジョージア 2-2 リトアニア キプロス 0-3 ベラルーシ ▽グループC2 スロベニア 2-0 モルドバ ラトビア 4-3 北マケドニア ▽グループC3 モンテネグロ 6-1 アンドラ ギリシャ 1-0 フェロー諸島 ▽グループC4 カザフスタン 0-1 ブルガリア アルメニア 0-5 ルーマニア ▽グループC5 ルクセンブルク 2-1 アルバニア ※奇数のためエストニアは今節試合なし <span class="paragraph-title">【動画】スペインが大量7ゴールで白星発進!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> I España arranca la clasificación para la <a href="https://twitter.com/hashtag/WEURO2025?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WEURO2025</a> por todo lo alto (0-7)<br><br> Crónica: <a href="https://t.co/u1QGaQs0dx">https://t.co/u1QGaQs0dx</a><br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> <a href="https://t.co/BJgEuzsuiZ">pic.twitter.com/BJgEuzsuiZ</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1776377659821330875?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】イングランドが先制も意地を見せたスウェーデンが追い付く!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="hxTp7Ob3HMs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】前々回覇者のオランダをイタリアが撃破!</span> <span data-other-div="movie3"></span> <script>var video_id ="qifeSKas9Zw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.06 15:05 Sat

長谷川唯のチームメイト、シティ女子MFアンイエルダールがマドリー移籍か

マンチェスター・シティのスウェーデン女子代表MFフィリパ・アンイエルダール(26)が、チームを離れるようだ。スウェーデン『Sportbladet』が伝えた。 アンイエルダールは2021年9月にヘッケンからシティへ加入し、自身初の国外クラブ挑戦を果たした。 スウェーデン女子代表としても54キャップを誇り、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)では、なでしこジャパン相手にPKを沈めた。 シティではここまで67試合に出場し、8得点をマーク。今季のリーグ戦もスタメン8試合を含む12試合に出場している。 一方で、2年プラス延長1年の契約期間が今季で終了。アーセナルが手を挙げていると伝えられていたが、同メディアによればレアル・マドリー行きが濃厚とのことだ。 もちろん、シティも契約延長を希望している。中盤2列目ではジェス・パークが好調だが、前十字じん帯損傷で離脱中のジル・ルード復帰までにはまだ時間がかかり、デイナ・カステリャノスも今冬に移籍。層が厚いわけでは決してない。 現在FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で2位に付けるシティは、順当にいけば来季の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)を2年ぶりに獲得できる。一定のスカッドをそろえておきたいシティにとっても留めたい選手なだけに、去就には注目が集まりそうだ。 2024.04.04 20:40 Thu

トマソン新監督に初勝利もたらしたクルゼフスキ、試合前にはポステコグルー流スピーチでチーム鼓舞 「少し真似た」

トッテナムのスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキがリーダーシップを発揮している。スウェーデン『Fotbollskanalen』が伝えた。 デンマークのレジェンドFWヨン・ダール・トマソン監督を新たに招へいし、今回の代表ウィークに臨んだスウェーデン。しかし、新体制初陣となった21日のポルトガル代表戦では2-5の敗北を喫していた。 25日、今度はアルバニア代表との国際親善試合。62分にクルゼフスキの右足のクロスからFWグスタフ・ニルソンのヘディング弾が生まれ、1-0で念願の白星を手にした。 ポルトガル戦に続き、2試合連続でニルソンのゴールをお膳立てしたクルゼフスキは試合前にトマソン監督からチームを鼓舞するよう頼まれていた模様。その成り行きを明かしている。 「彼は僕を脇に連れて行き、『話をするか?』と聞いてきたので『する』と答えた。それから何を言おうか考えながら歩き回らなければなかった。だけど、楽しかった。次もまたやることになるかもしれない」 スピーチを考えるにあたり、参考にしたのはトッテナムで共に戦うアンジェ・ポステコグルー監督だったとのこと。チーム一丸となるべく「家族」をテーマに語ったようだ。 「僕はあらゆるものからインスピレーションを得ている。今回のスピーチはトッテナムの僕の監督からインスピレーションを得た。彼はそういったことに長けているから、彼の言うことを信じ、少し真似した。家族は互いを守るものだから、家族としてプレーしなければならないという話をした」 また、トマソン監督は自らの期待に応えたクルゼフスキの振る舞いを称賛。他の選手たちもこの23歳やベテランに追随するよう求めている。 「ファンタスティックだ。彼はとてもよくやってくれた。彼は団結すること、そして我々が家族であることについて話した」 「デヤンはどんどん責任を負うようになっている。私はそれが嬉しい。責任感のある選手がもっと必要だ。ヴィクトル(・リンデロフ)とロビン(・オルセン)はその役割を果たしている。しかし、我々にはそういう選手がもっと必要だ。最終的にはそれが我々を助けてくれる」 2024.03.26 15:29 Tue

5発圧勝ポルトガルがマルティネス体制で11連勝! トマソン率いる新生スウェーデンは黒星発進【国際親善試合】

国際親善試合のポルトガル代表vsスウェーデン代表が21日に行われ、ホームのポルトガルが5-2で快勝した。 ユーロ2024本大会前最後のインターナショナルマッチウィークでスウェーデン、スロベニア代表とテストマッチを戦うポルトガル。マルティネス監督はその初戦でクリスティアーノ・ロナウドやカンセロ、フェリックスら一部主力を温存。それでも、ペペやルベン・ディアス、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、レオンらを起用した。 一方のスウェーデンはヨン・ダール・トマソンを新指揮官に据え、UEFAネーションズリーグ、北中米ワールドカップ予選での成功を目指す。その新体制初陣では[4-2-3-1]の布陣を採用。リンデロフやカユステ、クルゼフスキ、イサク、ギョケレシュら欧州のビッグクラブで活躍する主力を起用した。 試合は立ち上がりから地力で勝るポルトガルが優勢に進めていく。後方からの丁寧な繋ぎで相手のプレスをいなすと、左サイドでアイソレーションの形を取るレオンがホルム、ヒエンのアタランタコンビに対して果敢に仕掛けて局面の打開を図る。13分にはマテウス・ヌネスが強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、ここはGKオルセンのワンハンドセーブに阻まれる。 それでも、攻勢を続けるホームチームは24分、ゴンサロ・ラモスのポストワークからボックス右で仕掛けたベルナルド・シウバが狙いすました左足シュートを放つ。これは左ポストを叩くが、撥ね返りをボックス中央で収めたレオンがゴール右隅へ冷静に右足シュートを突き刺した。 その後、反撃を試みるスウェーデンはクルゼフスキがボックス手前の好位置で得たFKを自ら狙うが、枠を捉えたグラウンダーシュートはGKルイ・パトリシオに余裕を持ってキャッチされた。 先制後も危なげなくゲームを進めるポルトガルは33分、左サイドからレオン、ベルナルド・シウバと繋いで中央のヌネスにボールが渡ると、中央で縦に仕掛けたヌネスがそのままボックス内に侵入。最後はゴール左下隅へ鋭いグラウンダーシュートを突き刺した。 さらに、攻撃の手を緩めないホームチームは45分、パリーニャからの正確なロングフィードに反応した右サイドのセメドが対面のエランガを振り切ってボックス右に侵入。ゴールライン際から股間を抜く絶妙な折り返しを入れると、最後はフリーでゴール前に走り込んだブルーノ・フェルナンデスが難なくワンタッチで流し込み、前半だけで3ゴールを奪って見せた。 迎えた後半、ポルトガルは3枚替えを敢行。ペペとレオン、メンデスに代えてアントニオ・シウバ、トチ・ゴメス、ブルマを投入した。 立ち上がりは勢いを持って入ったスウェーデンが押し込む展開となったが、先にゴールを奪ったのはポルトガル。57分、イサク、ヒエンの自陣でのボールロストが重なると、ボックス中央に抜け出したB・フェルナンデスからのプレゼントパスをブルマが難なく流し込んだ。 厳しい4失点目を喫したスウェーデンだったが、直後に一矢報いる。58分、中央で仕掛けたイサクからのパスをクルゼフスキがスルー。これに反応したホルムがボックス右に抜け出してマイナスのグラウンダークロスを入れると、ファーに走り込んだギョケレシュが左足ワンタッチで流し込んだ。 この失点でクリーンシートを逃したポルトガルだったが、失点直後の61分に5点目を奪取。アントニオ・シウバからの絶妙なフィードで右サイドの背後へ完璧に抜け出したセメドが丁寧な折り返しを入れると、ゴール前でドフリーのゴンサロ・ラモスがきっちり仕留めた。 これで試合の大勢が完全に決した中、両ベンチの動きが慌ただしくなる。その中でトマソン監督は、71分にスヴァンべりを下げて浦和レッズ所属のサミュエル・グスタフソンを投入した。 後半終盤はフレンドリーマッチらしい緩さと共にオープンな展開が続くと、試合終了間際の90分にはフォルスベリ、グスタフソンと中盤で繋いで右サイドのクルゼフスキに展開。ボックス右から正確なクロスが上がると、これをファーのニルソンが頭で合わせ、スウェーデンが意地の2点目を挙げた。 この直後に試合はタイムアップを迎え、新生スウェーデンに完成度の違いを見せつけたポルトガルがマルティネス体制での連勝を「11」に更新した。 2024.03.22 06:46 Fri