斉藤光毅が今季2得点目!裏抜けからGKのタイミングずらした技ありゴール
2023.03.08 16:30 Wed
【写真】斉藤が選手した試合後フォト4枚
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アヤックスの新指揮官が決定! スパルタ・ロッテルダムを6位に躍進させたスタイン監督に
アヤックスは14日、スパルタ・ロッテルダムを率いていたモーリス・スタイン監督(49)を新指揮官に招へいしたことを発表した。スタイン監督は2027年6月30日までの3年契約にサインしている。 アヤックスは、アルフレッド・スロイデル監督、ヨン・ヘイティンガ暫定監督と2人の指揮官の下で今シーズンを戦い、3位でエールディビジの戦いを終えていた。 一部ではヘイティンガ暫定監督を正指揮官に据えて、新シーズンも戦う可能性も報じられていたが、クラブはシーズン終了後に同監督の退任を発表していた。 そして、今回後任に任命されたのは、スパルタ・ロッテルダムを6位に躍進させたスタイン監督だ。 現役時代にADOデン・ハーグやNACブレダでプレーしたスタイン監督は、現役引退後に古巣ADOで指導者キャリアをスタート。その後はVVVフェンロ、UAEのアル・ワフダ、古巣NACの指揮官を歴任。2022年4月にスパルタ・ロッテルダムの新指揮官に就任すると、初年度は降格回避の14位フィニッシュに導き、今シーズンはチームを6位に躍進させ、国内ではその手腕を高く評価されていた。また、日本ではU-22日本代表FW斉藤光毅を指導した指揮官としても知られている。 フットボールディレクター(FD)のスヴェン・ミスリンタート氏は、スタイン監督の招へいの理由を以下のように説明している。 「モーリスは現在、プロフットボールの指導者として約20年間活動しており、そのうち10年間は監督として働いている。彼が働いたすべてのクラブで期待を上回る結果を残した。したがって、彼は自分が優れているということをチームに何度も示してきたと言えるだろう」 「彼はステップアップする準備ができている、私はそれを確信している。さらに、我々はモーリスをサポートするテクニカルスタッフを注意深く構成し、補完的な全体を構成している。6月末にトップチームのプレーヤーたちがスポーツパーク・デ・トーコムストで報告を受ける予定であり、その準備は完了している」 「新しいシーズンを迎えていく中、最も重要な監督のポジションが埋まったことをうれしく思う」 2023.06.14 19:32 Wed2
1対1はノリノリでやれる環境作りを。「自分だけの抜ける形」を確立したい/斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.22】
2021年1月にベルギー2部・ロンメルへ赴き、2022年夏にオランダ1部・スパルタへステップアップしたパリ五輪世代のエース・斉藤光毅。昨季は26試合出場7ゴールという実績を残し、本人も飛躍の手応えを掴むことができた。 そして迎えた2シーズン目。「昨年越えの数字」を目指してスタートした今季もここまでコンスタントに試合に出ている。8月12日の開幕・ズウォレ戦こそ軽いケガで欠場したものの、20日のフェイエノールト戦からは[4-2-3-1]の左FWでスタメン出場。27日のヘーレンフェーン戦では2ゴールを叩き出す活躍を見せた。 ただ、小川航基との「コウキダービー」となった9月1日のNECナイメンヘン戦では積極的な仕掛けを見せるも不発。本人も「全然ダメでした」と反省しきりだった。 「仕掛けて抜けきれず、チャンスも作り切れなかった。こういう(拮抗した)試合で点を取れる、アシストできるののがいいプレーヤーだと思うので、突き詰めてやっていきたい」と彼は奮起を誓った。 斉藤光毅というとドリブラーのイメージが強いが、実際にオランダでもそう見られている様子。NEC戦では対面のDFに厳しいマークを受け、なかなか思うように突破させてもらえず、苦しんでいるようにも見受けられた。オランダ1部というのはイングランドやスペインにステップアップしようとも目論む若いアタッカーがしのぎを削るリーグ。そこで頭抜けたインパクトを残さない限り、斉藤の飛躍も叶わない。本人もその厳しさをよく知っているからこそ、1対1をブラッシュアップしなければならないと考えている。 「考え過ぎちゃうと詰まったりとか、うまく抜けない場面が自分の中にはあるので。やっぱりそんなに考えず、ノリノリでやれるような環境作りを試合の中でしていかないといけないと思うし、自分の間合いだったり、『ここに出せば抜ける』とかを極めていかないと。本当に全員抜けるように自分の感覚を研ぎ澄ませていくことが大事だと思います」と斉藤は自分のやるべきことを明確に見据えていた。 確かに今、日本代表の看板アタッカーに上り詰めた三笘薫(ブライトン)などは「自分の抜ける間合いと駆け引き」を持っている。だからこそ、最高峰リーグで活躍できるのだ。その領域まで上り詰めるのは一筋縄ではいかないだろうが、22歳の斉藤ならまだまだ先を目指せるはず。オランダ1部のクラブで主力級の地位を勝ち得ているアドバンテージを生かしながら、積極的にトライし続けることが肝要だ。 彼が直面するもう1つの課題は五輪代表での活躍である。大岩剛監督率いるU-22日本代表では大きな期待を寄せられているが、なかなか本来の実力を発揮しきれない状況が続いている。 9月の五輪予選を兼ねたAFC・U-23アジアカップ予選も「40度超の猛暑のバーレーンに行ってどれだけ動けるのか分からない」と不安を吐露していたが、先発したパキスタン・バーレーンの2試合ではゴールという結果を残せなかった。とりわけ後者は前半のみで交代を強いられており、斉藤自身も不完全燃焼感がな強かったに違いない。 今のU-22は斉藤以外にも、鈴木唯人(ブロンビー)、小田裕太郎(ハーツ)、鈴木彩艶、藤田譲瑠チマ、山本理仁(いずれもシント=トロイデン)ら欧州組がいるが、活躍度が際立っているのはやはり斉藤だ。ゆえに大岩監督も彼への期待値が高くなる。にもかかわらず、代表ではゴール前の鋭さが影をひそめてしまうというのは、今後を考えても問題だ。近い将来、A代表を目指そうと思うなら、2つのチームで波のない仕事ができる選手になること。それが今季の斉藤光毅の克服すべきもう1つのテーマと言えるだろう。 「A代表は常に狙っていかないといけないと思います。パリ五輪のメンバーだから(経験を積ませる的に)A代表に呼んでみるということではなくて、オランダと五輪代表での活躍を評価されて選ばれるようになりたいと僕は思っています。今のA代表の選手はもっと上のリーグで活躍している人たちばっかり。僕はそれ以上の仕事をしないといけない。本当に頑張らないといけないですね」 本人も自分に課せられたノルマをよく分かっている。三笘、トルコ戦で2ゴールを挙げた中村敬斗(スタッド・ランス)、2年連続でUEFAチャンピオンズリーグに参戦している前田大然(セルティック)が同じポジションにいるうえ、相馬勇紀(カーザ・ピア)やオランダ1部デビューを飾ったばかりの佐野航大(NECナイメンヘン)ら予備軍もいるだけに、多少の活躍では認められない。ここからゴール・アシスト数をグングン引き上げていくしか、上に這い上がる道はないのだ。 伸び盛りの斉藤光毅が今季どのような軌跡を辿るのか。そして五輪代表との掛け持ちをうまく成功させられるようになるのか。今後の動向を注視したい。 2023.09.23 12:30 Sat3
斉藤光毅&三戸舜介所属のスパルタ・ロッテルダムが精神的支柱と契約延長…元蘭代表の36歳デ・グズマン
スパルタ・ロッテルダムは13日、元オランダ代表MFジョナサン・デ・グズマン(36)との契約を1年間延長したと発表。来季も現役続行だ。 デ・グズマンはカナダ出身の元オランダ代表戦士。フェイエノールトから羽ばたき、マジョルカ、ビジャレアル、スウォンジー、ナポリ、キエーヴォ・ヴェローナ、フランクフルト、クレタと欧州6カ国でのプレー経験を持つ36歳だ。 20年夏移籍のギリシャ1部・クレタで現役を退くかと思われていたが、22年夏、プロデビューのフェイエノールトと同じロッテルダムに本拠地を置くスパルタへ加入。今季も精神的支柱、また主力として公式戦33試合でプレーした。 来季頭にヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)プレーオフへ進むスパルタ。U-23日本代表の斉藤光毅&三戸舜介など若い選手も非常に多いチームは、デ・グズマンの存在を必要とし、契約延長にあたりクラブも感謝を表明する。 「スパルタで継続してくれることを嬉しく思います。過去2年で彼から授かった付加価値は計り知れず、ピッチ内外での貢献には感謝しきれません。20年に及ぶ国外を含めたプロキャリアを持つジョナサン・デ・グズマンは、周囲の選手たちにとって『指導者』なのです」 2024.06.14 16:40 Fri4
熊本を離れたU-19日本代表FW道脇豊はベルギー2部にレンタル移籍? 過去に日本人も所属したワースラント=ベフェレン行きが迫る
海外移籍のためにロアッソ熊本を離れることが発表されたU-19日本代表FW道脇豊(18)だが、移籍先はベルギーのワースラント=ベフェレンに移籍することになるようだ。ベルギー『Voetbal Krant』が伝えた。 道脇は熊本県出身で、熊本にはジュニアユースから所属。2022年に2種登録されると、15歳でベンチ入り。クラブ史上初の飛び級で2023年にプロ契約を結んだ逸材だ。 186cmの長身ストライカーで、16歳10カ月でプロデビュー。2023年は明治安田生命J2リーグで18試合に出場。天皇杯では3試合で2得点を記録。2024シーズンは途中出場9試合で1得点を記録していた。 2023年はU-17日本代表としてU17アジアカップに出場すると、2024年はU-19日本代表としてモーリスレベロ・トーナメントに参加。将来が期待されるストライカーだ。 『Voetbal Krant』によると、道脇はワースラント=ベフェレンとの契約が近づいているとのこと。レンタル移籍で1シーズン在籍。熊本との契約は2026年1月まで残っているという。 ワースラント=ベフェレンは、MF森岡亮太(シャルルロワ)やMF小林祐希(北海道コンサドーレ札幌)が所属したこともあるクラブ。現在はチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)に所属している。 ベルギー2部では、RWDモレンベークのMF安部柊斗、ヘンクのセカンドチームであるヨング・ヘンクのFW熊田直紀、DF吉永夢希、アンデルレヒトのセカンドチームであるRSCA FuturesのFW後藤啓介、スパルタ・プラハへのレンタル移籍からロンメルに復帰するMF斉藤光毅らがいる。 2024.07.14 12:45 Sun5