妊娠中のハヴァーツ妻へのSNS脅迫行為で17歳青年が逮捕
2025.01.22 11:00 Wed
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2点差追いつかれてのドローにアルテタ監督、リバプールとの選手層の違いを吐露
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われ、2-2で引き分けたプレミアリーグ第22節、アストン・ビラ戦を振り返った。 前節宿敵トッテナムとのダービーを2-1の逆転勝利で飾った2位アーセナル。直前の試合でリバプールが劇的勝利を飾り、首位チームを追走したい中で迎えた7位アストン・ビラ戦。 立ち上がりから押し込んだアーセナルが35分にFWレアンドロ・トロサールの左クロスからFWガブリエウ・マルティネッリが押し込んで先制。そして後半序盤の55分、またもトロサールの左クロスからFWカイ・ハヴァーツのゴールで加点した。 しかし5分後、MFユーリ・ティーレマンスにゴールを許すと、68分にFKからフリーのFWオリー・ワトキンスにゴールを決められ、そのまま引き分けに終わってしまった。 リバプールとのポイント差が6に開いた中、アルテタ監督はリバプールとの選手層の違いを指摘した。実際、勝ち越したい局面でありながらFWラヒーム・スターリングを82分に投入するのみに留まった。 「リバプールは代わって入った選手がインパクトを与え、試合の流れを変えることができた。一方で我々はその逆だった。立て続けに2失点して追いつかれ、日程面の厳しさもあって体力的に消耗していたことで終盤はガス欠を起こす可能性があった。それでも選手たちはギアを上げてゴールを目指してくれたが…」 また、FWガブリエウ・ジェズスが長期離脱、さらに守備陣に負傷者を複数抱える中、DFウィリアム・サリバが前節のダービーでハムストリングを痛めて欠場した。アルテタ監督は1月の移籍市場で補強の必要性を訴えた。 「結果ではなくパフォーマンスを見れば、プレミアリーグにおいてこのレベルでプレーしているチームが幾つあるだろうか。ベンチを見ればおそらくとても選手が足りていない。その状況を考えるととても心配だ」 2025.01.19 09:30 Sun2
アーセナルがアストン・ビラとの上位対決で2点差追いつかれる痛恨ドロー…首位リバプールと6pt差に【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第22節、アーセナルvsアストン・ビラが18日にエミレーツ・スタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 宿敵トッテナム相手の2-1の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙った。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・ザグレブ戦を控えるなか、アルテタ監督は今回のホームゲームで先発2人を変更。筋肉系の負傷でベンチ外のサリバ、スターリングに代えてメリーノ、マルティネッリを起用。ティンバーが右センターバック、トーマスが右サイドバックに入った。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。週明けのCLでモナコとのアウェイゲームを控えるなか、古巣対戦の指揮官エメリは、ワトキンスやロジャーズら現状のベストメンバーを起用。ドルトムントから新加入のマレンはベンチに入った。 スパーズ戦同様にキックオフ直後からエンジン全開のアーセナルが、すぐさま試合の主導権を握る。開始3分にマルティネッリがファーストシュートを放つと、得意のセットプレーを含めて畳みかける攻めを見せていく。さらに、18分にはトロサールがボックス手前左から右足のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKマルティネスの好守に阻まれた。 前半半ばを過ぎると、引き続きアーセナルの時間が続く一方、アストン・ビラもワトキンスをハイラインの背後へ走らせる形でカウンターの脅威を示していく。 しかし、前節の反省をしっかりと活かしたアルテタのチームは自分たちの時間帯でしっかりとゴールをこじ開けた。35分、左サイドでの繋ぎから深い位置まで侵入したトロサールが高精度のクロスをGKとディフェンスラインの間へ流し込むと、タイミング良くゴール前に飛び込んだマルティネッリが右足で合わせた。GKマルティネスが懸命にかき出したが、ゴールラインテクノロジーがゴールインを示した。 アーセナルの1点リードで折り返した上位対決。劣勢が続いたアストン・ビラは前半終盤に負傷したオナナに代えて投入したボハルデに続き、マートセンに代えてディーニュをハーフタイム明けに投入した。 一方、後半も同じメンバーで臨んだホームチームは引き続き主導権を握る状況で早い時間帯に追加点を奪った。55分、相手陣内左サイドで縦に仕掛けたトロサールがDFキャッシュを抜き切らずに高精度のクロスを供給。これにニアで反応したハヴァーツが左足ダイレクトで合わせると、GKマルティネスの手をはじいたシュートがゴール右隅に決まった。 この2点目で完全に勝負ありかに思われたが、ここからアストン・ビラが見事な反発力を示す。60分、相手陣内左サイドでボールを持ったディーニュが高精度の左足クロスを入れると、タイミング良くゴール前に走り込んだティーレマンスが渾身のダイビングヘッドで流し込んだ。 この1点で息を吹き返したアウェイチームは直後にもペナルティアーク付近でティーレマンスの股間を抜いたシュートがゴール右隅へ向かうが、これは惜しくも右ポストを叩く。だが、勢いづいて攻め立てると、68分にはセットプレーの二次攻撃からボックス手前右角でキャッシュが左足インスウィングで入れたクロスを、ファーでトーマスを振り切ったワトキンスが右足ダイレクトで合わせ、同点に追いついた。 2-2のイーブンに戻った試合はここから白熱。2点差を追いつかれた上、より勝ち点3が必要なホームチームはここからリスク覚悟で攻勢を強めていく。87分にはメリーノのミドルシュートがハヴァーツにディフレクトしてコースが変わってゴールネットを揺らす。だが、劇的勝ち越しゴールかに思われたこのシュートはオンフィールド・レビューの末にハヴァーツのハンドを取られてしまい、ゴール取り消しに。 すぐさま気持ちを切り替えて後半アディショナルタイムにも猛攻を仕掛けたアーセナルだったが、メリーノの左足シュートが左ポストを叩く不運にも見舞われ、最後までゴールをこじ開けることはできず。 この結果、ホームで2点リードを守り切れずに勝ち点1獲得にとどまったアーセナルは、今節勝利した首位リバプールとの勝ち点差が6ポイントに広がった。 アーセナル 2-2 アストン・ビラ 【アーセナル】 ガブリエウ・マルティネッリ(前35) カイ・ハヴァーツ(後10) 【アストン・ビラ】 ユーリ・ティーレマンス(後15) オリー・ワトキンス(後23) 2025.01.19 04:37 Sun3
【プレミア注目プレビュー】ともに満身創痍も、意地と意地がぶつかり合う今季2度目のノースロンドンダービー
プレミアリーグ第21節、アーセナルvsトッテナムが、日本時間15日29:00にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。ともに満身創痍も、ノースロンドンの覇権を懸けた意地と意地がぶつかり合う激戦必至のダービーマッチだ。 現在、2位のアーセナル(勝ち点40)は前節、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に追いつかれての1-1のドロー。続くEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグではニューカッスルにホームで0-2の敗戦を喫すると、直近のFAカップ3回戦では10人のユナイテッドに相手に120分で決着を付けられず、PK戦の末に無念の敗退となった。エースのサカ不在による攻撃の停滞に加え、過密日程のなかで前線を中心に指揮官が組み合わせの最適解を見いだせていない印象が強く、今冬の緊急補強を前にここが踏ん張りどころだ。 対する12位のトッテナム(勝ち点24)は前節、ニューカッスル相手に善戦も1-2で敗れ、直近1分け3敗のリーグ4戦未勝利と低迷。それでも、EFLカップのリバプール戦ではMFベリヴァルの初ゴールで競り勝ち、絶好調の相手に公式戦25戦ぶりの黒星を与えた。FAカップでは5部タムワース相手に延長戦まで持ち込まれる失態を演じたが、最終的には3-0で勝利。2試合連続クリーンシートとともに公式戦連勝で今回のダービーを迎えた。電撃加入のGKキンスキーのいきなりの活躍はポジティブな要素だが、守備陣のクライシスと選手層の問題はライバル以上に深刻で、今回のダービーでは厳しい戦いが想定される。 なお、開幕4戦目で行われたトッテナムホームの前回対戦では互いにほぼベストメンバーを組んで対峙したなか、ガブリエウのセットプレーによる虎の子の1点を守り抜いたアウェイのアーセナルが1-0で勝利している。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250115_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラヤ DF:ティンバー、サリバ、ガブリエウ、ルイス=スケリー MF:ウーデゴール、トーマス、ライス FW:マルティネッリ、ハヴァーツ、トロサール 負傷者:DFホワイト、冨安健洋、カラフィオーリ、MFヌワネリ、FWサカ、ガブリエウ・ジェズス 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては今季絶望の重傷を負ったジェズスが新たにリスト入り。ユナイテッド戦で足を気にして交代のジョルジーニョやティンバーはプレー可能な状況だが、カラフィオーリの起用の可否は五分五分だ。 スタメンは前述の11名を予想。消耗戦となったユナイテッド戦の状況次第で両サイドバックにトーマスとカラフィオーリかジンチェンコを起用することになる。決め手を欠くウイングはスターリング起用の可能性もあるが、右にマルティネッリ、左にトロサールという形を予想した。 ◆トッテナム◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250115_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:キンスキー DF:ペドロ・ポロ、ドラグシン、グレイ、スペンス MF:サール、ビスマ、ベリヴァル FW:クルゼフスキ、ソランケ、ソン・フンミン 負傷者:GKヴィカーリオ、フォースター、DFロメロ、ファン・デ・フェン、ウドジェ、ベン・デイビス、MFベンタンクール、FWヴェルナー、オドベール 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱組に加え、脳震とうのプロトコルによってベンタンクール、直近のFAカップでハムストリング負傷のヴェルナーが不在となる。一方で、リシャルリソンの復帰はチームにとって朗報だ。 スタメンは前述の11名を予想。わずかに選択肢を残す中盤と前線ではマディソン、ブレナン・ジョンソンの起用によってクルゼフスキの立ち位置が変わってくる。 ★注目選手 ◆アーセナル:FWカイ・ハヴァーツ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250115_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ダービーで批判払拭の活躍を。昨季は公式戦51試合14得点にとどまったなか、今季ここまでは公式戦27試合12得点とほぼ倍のペースでゴールを重ねているドイツ代表FW。しかし、チーム全体がセットプレーを除き流れの中でのゴールペースが鈍化しているなか、直近のユナイテッド戦では再三の決定機逸にPK戦での失敗と、個人として難しい戦いを強いられた。 すると、試合後のSNSでは自身だけでなく先日に妊娠を発表したパートナーにまで心無い誹謗中傷が殺到。今回のダービーに向けた会見では指揮官アルテタが卑怯な個人攻撃への憤りを露わにするととも、クラブとしての全面的なサポートを語っていた。 そのため、クラブに対する愛情が強いホームサポーターが集う今回のダービーでは傷心の25歳に対する全面的なバックアップが期待できるところだが、ハヴァーツ自身としても結果で見返したいところだ。 サカら一部主力選手の不在でチームとして攻撃力の低下は否めないが、引き続き急造の守備陣相手に積極的に駆け引きしながら、流れの中であるいはセットプレーから決定的な仕事を果たしたい。 ◆トッテナム:FWソン・フンミン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250115_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エースとしてキャプテンとして存在感示せるか。今季は開幕から低迷が続くスパーズでは、ディフェンスラインを中心に離脱者の多さがその大きな要因となっているが、絶対的なエースの不振もその要因のひとつとなっている。 ここまで公式戦25試合7ゴール7アシストという数字は厳しい批判に晒されるほど悪いものではないが、試合全体を通してのパフォーマンスを鑑みると、やはり不振と言わざるを得ない。超過密日程の影響や今年7月に33歳を迎える年齢的な衰えによって個での打開力が落ちるのはある意味でしょうがない部分はあるが、傑出した両足のキック精度と、2021-22シーズンの得点王に輝いた決定力の部分でイージーミスが多く、ここ最近ではフィニッシュの局面での消極性も気になるところだ。 そんななか、今月7日には延長オプション行使の形での契約延長が発表されており、心機一転後半戦の巻き返しへ繋げたいところだ。直近のFAカップでは対戦相手が超格下で相手が疲弊したタイミングでの途中出場という部分はあったが、プレー全体で積極性を取り戻した印象もあり、今回のダービーに良い形で繋げていきたいところだ。 なお、ノースロンドン・ダービーでは通算21試合8ゴールと相性は悪くなく、昨季の2度の対戦では3ゴールを決めており、その再現を期待したい。 2025.01.15 14:00 Wed4
10人でPK戦の末アーセナル撃破のユナイテッド、アモリム監督は「違ったスピリットを見せた」とチームの成長を実感
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に勝利したFAカップ3回戦のアーセナル戦を振り返った。 先週行われたプレミアリーグ第20節リバプール戦を2-2の引き分けに持ち込んだユナイテッド。その勢いを持って迎えたアーセナル戦では立ち上がりから守勢を強いられるも、後半開始7分にMFブルーノ・フェルナンデスのゴールで先制。 しかし61分にDFジオゴ・ダロトが2枚目のイエローカードで退場となると、63分にセットプレーの流れからDFガブリエウ・マガリャンイスのゴールで同点とされてしまう。 さらに69分にはPKを献上するが、控えGKアルタイ・バユンドゥルがMFマルティン・ウーデゴールのシュートをストップ。その後もバユンドゥルがビッグセーブを見せて延長戦まで凌ぐと、迎えたPK戦ではMFカイ・ハヴァーツのシュートをバユンドゥルが止めて5-3で勝利した。 逆境の中で掴んだ勝利にアモリム監督はチームの成長を感じている。 「選手たちは本当に疲れていたが、最初から今日は我々の日だと思っていた。ファンやスタッフたちとの繋がりも感じた。その点で我々にとってとても良い一日となった。10人になってもこれまでとは違ったスピリットを見せた。我々はその面で向上している。自分たちのプレーの仕方をより理解し始めている。まだまだうまく行かない時間帯もあるが、試合をコントロールできるようになっている。そして逆境の展開でうまく対処できている。逆境に陥ること自体は良いことではないが、チームにとっては良いことだ」 そして殊勲の大活躍を見せたバユンドゥルについても言及した。 「サッカー選手の人生にはサイクルと瞬間がある。時には1週間で人生が変わることもある。トッテナム戦では誰もがアルタイを非難していた。それは理解できる。しかし今日は彼が我々のヒーローとなった」 2025.01.13 08:10 Mon5
10人のユナイテッドにPK戦負けのアーセナル、アルテタ監督は「1000試合に1度の敗戦」と悔しさ露わ
アーセナルのミケル・アルテタ監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に敗れたFAカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。 5日前のEFLカップ準決勝1stレグのニューカッスル戦を攻め込みながらも0-2で落としたアーセナルは、この試合でも立ち上がりから攻め立てたがゴールを奪えない状況が続く。 そんな中で後半序盤に先制を許したが、DFジオゴ・ダロトの退場で数的優位となると、63分にセットプレーの流れから試合を振り出しに戻した。そして69分にはPKを獲得したが、MFマルティン・ウーデゴールのシュートはGKアルタイ・バユンドゥルにセーブされてしまう。 その後も逆転弾に迫ったアーセナルだったが、バユンドゥルの再三のビッグセーブに阻まれ、延長戦でも決着が付かず。そしてPK戦ではMFカイ・ハヴァーツのシュートをバユンドゥルに止められ、3-5で敗戦となった。 26本ものシュートを浴びせながら1ゴールに終わって敗れたアルテタ監督は悔しさを露わにした。 「信じられないことだ。パフォーマンスや試合内容を考えれば我々がこの試合に勝つに相応しかった。だが現実は敗退であり、それが唯一評価されるものだ。だが、今は納得できない。私は選手とチームを愛している。もし1000試合に1度負けなければならない試合があったとしたら、この試合だったということだ。これも理解しなければならない。サッカー界においてはあることで我々は前に進むべきだ。後悔している時間はない。水曜には大きな試合があるからだ」 また29分にDFリサンドロ・マルティネスとの競り合いで左ヒザを痛め、38分にMFブルーノ・フェルナンデスとの接触でバランスを崩して悶絶し、そのまま交代となったFWガブリエウ・ジェズスについては以下のように述べた。 「とても心配している。ひどい痛みを感じている様子で担架で運ばれなければならなかったからね。2022年W杯で負傷した右ヒザではないが、状況は良くないと思う」 公式戦連敗となったアーセナルは15日にプレミアリーグでトッテナムとのノースロンドン・ダービーを戦う。 2025.01.13 09:00 Monアーセナルの人気記事ランキング
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【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節
先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat2
アーセナルがスビメンディ争奪戦のトップへ? 契約解除金約100億円払い夏獲得か
アーセナルがレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)の獲得に動いているようだ。 2024年夏はリバプール移籍が取り沙汰されるも、下部組織から過ごすソシエダにとどまることを決めたスビメンディ。しかし依然として人気は高く、スペイン代表MFロドリが離脱中のマンチェスター・シティや、元ドイツ代表MFトニ・クロースが引退したレアル・マドリーからの関心も浮上した。 そんななか、『The Athletic』によると、アーセナルも長期的にスビメンディの獲得準備を進めてきたとのこと。ガーナ代表MFトーマス・パルティ、イタリア代表MFジョルジーニョの契約満了が6 月に迫っているため、夏の獲得を目指して動いているという。 2024年夏の移籍市場では、ソシエダからスペイン代表MFミケル・メリーノを獲得。ミケル・アルテタ監督はこの交渉の最中、以前から興味を示していたスビメンディの獲得計画を再燃させたようだ。 また、イギリス『デイリー・メール』は交渉がかなり進んでいると報道。事実上完了しているとも伝え、6000万ユーロ(約5100万ポンド/約97億1000万円)の契約解除金を支払うという。 ソシエダを支えるのみならず、スペイン代表ではユーロ2024制覇に貢献し、ロドリが負傷して以降は先発が続いたスビメンディ。2025年夏こそプレミアリーグに舞台を移すのだろうか。 2025.01.14 22:39 Tue3
2点差追いつかれてのドローにアルテタ監督、リバプールとの選手層の違いを吐露
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われ、2-2で引き分けたプレミアリーグ第22節、アストン・ビラ戦を振り返った。 前節宿敵トッテナムとのダービーを2-1の逆転勝利で飾った2位アーセナル。直前の試合でリバプールが劇的勝利を飾り、首位チームを追走したい中で迎えた7位アストン・ビラ戦。 立ち上がりから押し込んだアーセナルが35分にFWレアンドロ・トロサールの左クロスからFWガブリエウ・マルティネッリが押し込んで先制。そして後半序盤の55分、またもトロサールの左クロスからFWカイ・ハヴァーツのゴールで加点した。 しかし5分後、MFユーリ・ティーレマンスにゴールを許すと、68分にFKからフリーのFWオリー・ワトキンスにゴールを決められ、そのまま引き分けに終わってしまった。 リバプールとのポイント差が6に開いた中、アルテタ監督はリバプールとの選手層の違いを指摘した。実際、勝ち越したい局面でありながらFWラヒーム・スターリングを82分に投入するのみに留まった。 「リバプールは代わって入った選手がインパクトを与え、試合の流れを変えることができた。一方で我々はその逆だった。立て続けに2失点して追いつかれ、日程面の厳しさもあって体力的に消耗していたことで終盤はガス欠を起こす可能性があった。それでも選手たちはギアを上げてゴールを目指してくれたが…」 また、FWガブリエウ・ジェズスが長期離脱、さらに守備陣に負傷者を複数抱える中、DFウィリアム・サリバが前節のダービーでハムストリングを痛めて欠場した。アルテタ監督は1月の移籍市場で補強の必要性を訴えた。 「結果ではなくパフォーマンスを見れば、プレミアリーグにおいてこのレベルでプレーしているチームが幾つあるだろうか。ベンチを見ればおそらくとても選手が足りていない。その状況を考えるととても心配だ」 2025.01.19 09:30 Sun4
リバプールは抜けて強い? 最後の最後で力尽きたブレントフォード敵将が大絶賛 「優勝の大本命」
ブレントフォードのトーマス・フランク監督が今季のリバプールをプレミアリーグ優勝の“大本命”と評した。イギリス『デイリー・メール』が報じる。 アルネ・スロット新監督のもと、プレミア覇権奪還へまい進中のリバプール。直近のプレミア2試合でいずれも引き分けが続くなか、18日の第22節ではブレントフォードのホームに乗り込み、2-0で勝利した。 ブレントフォード戦も終盤まで0-0とさらなる引き分けも頭をよぎった、途中出場のダルウィン・ヌニェスが後半アディショナルに殊勲の2発。2位アーセナルを6ポイント差に突き放し、首位固めに成功した。 ブレントフォードからすれば、悔しい結果となったが、今年に入ってアーセナル、マンチェスター・シティに続くビッグクラブとの対戦だったフランク監督はリバプールから抜けた強さを感じたようだ。 「うちはこの短期間でマンチェスター・シティ、アーセナル、そしてリバプールと対戦した。私からすれば、彼らは他の2チームよりも上のレベル。完成されているね。プレミアリーグでも、世界でも、最高のチームさ。優勝の大本命だ」 そう敵将からも力を認められるリバプール。5連覇がかかるシティが遅れを取る今季、2019-20シーズン以来の優勝チャンスといえるが、このまま突っ走れるか。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌニェス大仕事のブレントフォード戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JWA3UThmaPM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.19 19:15 Sun5