途中出場から後半ATに劇的決勝弾!富山FW大野耀平のカメラも追えない超強烈シュートがベストゴールに

2022.07.12 19:30 Tue
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Jリーグは12日、6月の「明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」を発表。J3リーグではカターレ富山のFW大野耀平のゴールが受賞している。大野は浦和レッズアカデミー育ちで、帝京高校、常葉大学を経て、2017年に京都サンガF.C.でプロキャリアをスタート。2020年から富山に移り、昨シーズンはJ3で26試合に出場してチーム最多の9ゴールをマークした。

今季のリーグ戦はすべて途中出場の大野だが、6月19日に行われたJ3第13節のアスルクラロ沼津戦でも後半途中から出場すると、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに決定的な仕事を果たす。
大野が相手ゴール前の混戦のこぼれ球に反応して一気にボックス内に抜け出すと、ゴールを見ることなく右足一閃。強烈なシュートがゴール左に突き刺さり、劇的な決勝点となった。

大野は事前にボールの動きを予測できたとし、負傷から復帰してすぐのゴールを喜んだ。
「このたびは、ベストゴールに選出していただきありがとうございます。大変嬉しく思います」

「ゴールシーンは一回相手の選手にクリアされた後、チームメイトの末木選手が勢いよくボールを跳ね返そうと走ってきていたので、相手の裏にボールがくると思い体の向きを作りました。ボールが出てきて、なるべく早いタイミングでシュートを打とうと思い、振り抜きました」

「自分自身ケガ明けの初のリーグ戦ということと、アディショナルタイムに決められたことが非常に嬉しかったです。またこのような賞をいただけるように、これからも日々練習からゴールを意識していきたいと思います」

◆Jリーグ選考委員会による総評
・宮本恒靖委員
「チームを連勝に導く決勝ゴール。思い切りよく右足を振り切った」

・柱谷幸一委員
「背後からきたパスをそのままスーパーボレー。走りながらゴールとキーパーの位置をイメージしながら振り抜いた感覚が素晴らしい」

・北條聡委員
「ラインブレイクからの早撃ち。前を向いた瞬間、間髪を入れず右足を振り抜く迷いのなさが豪快な一撃の呼び水」

・寺嶋朋也委員
「後半アディショナルタイムの劇的ボレー。これぞストライカーの一撃」

なお、J1リーグからはサンフレッチェ広島 MF野津田岳人、J2リーグからはモンテディオ山形DF野田裕喜がそれぞれ受賞している。

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