アメリカでプレーするFWパト、ミラン復帰願望を明かす「マルディーニは僕が戻る準備ができていると知っている」
2022.04.19 21:43 Tue
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティでプレーする元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(32)がイタリア復帰の願望を明かした。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
オーランド・シティでは11試合で2ゴール2アシストを記録しているパト。改めて、過去を思い出し、ミランでプレーしたいという願望を明かした。
「僕は両親にミランに留まるように頼むよ。クラブは、僕にできる限りのことをしてくれた。僕はミランが大好きだけど、難しい時期に1人でいた」
「僕はオーランドで幸せだし、ここで契約を結んでいるけど、マルディーニは僕が戻る準備ができていると知っているよ」
「僕はより成熟し、サッカーに対する態度が変わり、若い選手にとってより役に立つ可能性がある」
「僕はイタリア、そしてイタリアのみんなが恋しい。いつも妻に言うんだ。『いつか君をイタリアに連れて行く。そうすれば君は僕が話していることを理解するよ』とね」
「僕にとってミラノは起源とも言える都市だ。僕は多くのことを学んだし、ミラノについての全てに関して恋しく思える。クラブに戻りたいよ。セリエAには、ある程度年齢を重ねた選手も多いしね」
パトとオーランド・シティの契約は2022年末まで。果たして、願い通り古巣のミランへ復帰することはあるだろうか。
PR
パトは、2007年8月にインテルナシオナウからミランへと完全移籍。17歳でイタリアへやってくると、世界が注目した才能を発揮。ミランでは150試合で63ゴール18アシストを記録し、セリエAでのミランの最後脳優勝を経験している。その後、コリンチャンスへと移籍し母国へ戻ると、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアル、天津権健でプレー。2021年2月からアメリカに渡り、オーランド・シティでプレーしている。「僕は両親にミランに留まるように頼むよ。クラブは、僕にできる限りのことをしてくれた。僕はミランが大好きだけど、難しい時期に1人でいた」
「クラブに来た時、僕はとても若かった。両親は僕としばらく一緒に過ごしてくれたけど、その後彼らはブラジルに戻っていった。彼らが僕と一緒にいたらもっと多くのサポート受けていたと思う」
「僕はオーランドで幸せだし、ここで契約を結んでいるけど、マルディーニは僕が戻る準備ができていると知っているよ」
「僕はより成熟し、サッカーに対する態度が変わり、若い選手にとってより役に立つ可能性がある」
「僕はイタリア、そしてイタリアのみんなが恋しい。いつも妻に言うんだ。『いつか君をイタリアに連れて行く。そうすれば君は僕が話していることを理解するよ』とね」
「僕にとってミラノは起源とも言える都市だ。僕は多くのことを学んだし、ミラノについての全てに関して恋しく思える。クラブに戻りたいよ。セリエAには、ある程度年齢を重ねた選手も多いしね」
パトとオーランド・シティの契約は2022年末まで。果たして、願い通り古巣のミランへ復帰することはあるだろうか。
PR
1
2
アレシャンドレ・パトの関連記事
ミランの関連記事
メジャーリーグ・サッカー(MLS)の関連記事
|
アレシャンドレ・パトの人気記事ランキング
1
33歳アレシャンドレ・パト、サンパウロに3度目復帰! オーランド・シティ退団後フリー
サンパウロFCは26日、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(33)の加入を発表した。契約は今年末までとなる。 かつてミランや、チェルシー、ビジャレアルなどでもプレーした元神童のパト。ケガとの付き合いが影響して期待値どおりの成長曲線を描き切れず、2017年1月の中国行きから欧州に別れを告げ、現役を続ける。 2021年2月からはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティに活躍の場を求めたが、昨季をもって退団。それからというもの、昨年9月に負った手術を伴う右ヒザのケガにより、無所属だった。 そのなか、実に3度目のサンパウロ加入となるパトはリハビリ中で、準備が整い次第、グループトレーニングに合流見通し。加入を受けて「サンパウロのあらゆる愛情に報いたい」などとコメントしている。 サンパウロでは過去2度の在籍中に通算47ゴールをマーク。今もケガに悩まされ、今年9月の誕生日で34歳になるが、もうひと花咲かせられるか。 2023.05.27 17:55 Sat2
「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sunミランの人気記事ランキング
1
3バック変更ミラン、ウディネーゼに4発無失点快勝【セリエA】
ミランは11日、セリエA第32節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、4-0で快勝した。 前節フィオレンティーナ戦を2点差を追いついてのドローとした9位ミラン(勝ち点48)は、ウォーカーの負傷や試合の入りのまずさを改善すべく3バックに変更。[3-4-3]の最前線にはヨビッチが入った。 11位ウディネーゼ(勝ち点40)に対し、開始20秒、ロングボールの流れからルーズボールを拾ったボックス内のラインデルスがGKと一対一の決定機。いきなりのビッグチャンスだったが、シュートはGKオコイェにセーブされた。 良い入りとしたミランは重心を下げながらウディネーゼにボールを持たせる展開とする中、縦に早い攻撃で牽制。なかなかシュートには繋がらなかったが、序盤の課題を無失点で切り抜け、ウディネーゼにも好機を許さず時間を進めていく。 33分にはカウンターからピンチもGKメニャンとガッビアが好守で凌ぐと、42分に先制する。フォファナが高い位置でボールを奪って右サイドを持ち上がり、横パス。ペナルティアーク中央のレオンがダイレクトで蹴り込んだ。 さらに45分、ミランが一気に突き放す。プリシックの左CKからヘディングを狙ったパブロビッチの右肩に当たったボールがうまくゴールに吸い込まれた。 2点をリードして迎えた後半、前がかるウディネーゼに対してミランはカウンターを狙って牽制。52分にはGKメニャンがアレックス・ヒメネスと衝突してが負傷交代するアクシデントがあった中、66分にはCKの流れからピンチもルッカのシュートミスに救われた。 すると74分に決定的な3点目。エイブラハムの落としを受けたテオ・エルナンデスが左サイドを独走。ボックス左まで持ち上がり強烈なシュートを突き刺した。 そして81分、ロングカウンターの流れからエイブラハム、レオンと繋いで最後はラインデルスが仕留め4点目を挙げた。 85分にもカウンターからプリシックの放ったシュートがネットを揺らしたが、エイブラハムがゴール前で触れていたことでオフサイド判定に。 それでも4-0で快勝し、3試合ぶりの白星、8試合ぶりの無失点勝利としている。 ウディネーゼ 0-4 ミラン 【ミラン】 ラファエル・レオン(前42) ストラヒニャ・パブロビッチ(前45) テオ・エルナンデス(後29) タイアニ・ラインデルス(後36) 2025.04.12 06:05 Sat2
3バック変更に手応えのコンセイソン監督、メニャン負傷交代時のウディネファンの反応には「感動」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が11日にアウェイで行われ、4-0で快勝したセリエA第32節ウディネーゼ戦を振り返った。 序盤の失点が目立つミランはウディネーゼ戦では3バックに変更。課題の序盤を無失点で乗り切ると、42分に高い位置でボールを奪った流れからFWラファエル・レオンが先制点をマークした。 そして3分後にCKからDFストラヒニャ・パブロビッチのゴールで加点したミランは迎えた後半、守護神のマイク・メニャンが負傷交代するアクシデントがありながらも2点を追加して久々の無失点快勝とした。 コンセイソン監督は3バックへの変更に手応えを掴んでいる。 「代表ウィーク中からこのシステムに取り組んでいた。ただ、すぐに変更することはできなかった。それからさらに1週間、システムの練度を上げてきた。選手たちはこのアイデアを受け入れてくれた。堅実でバランスが取れていた。フィジカル面でも意欲的だったね。良い感触だったし、今日はまとまっていた。ただ、勝ち点3を得たに過ぎず次はアタランタのことを考えなければならない」 一方で昨年1月の対戦ではメニャンへの人種差別行為があった中、治療時と負傷交代時にウディネーゼのファンが拍手を送ってメニャンの無事を祈っていた反応には「感動した」と話した。 「ウディネーゼのファンに感謝しなければならない。あの拍手は信じられないほど素晴らしいものだった。40年間のサッカー人生であんな光景はなかなか見たことがない」 2025.04.12 09:00 Sat3
不調ミラン、夏に暴れるため複数の主力の売却で資金集めか?
今シーズンは低迷が続くミラン。新シーズンに向けて夏の移籍市場では補強に資金を投じたい中、主軸2人を売却する予定だという。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(27)と、イングランド代表DFフィカヨ・トモリ(27)を売却することを検討しているという。 今シーズンはパウロ・フォンセカ監督の下でスタートしたミラン。しかし、成績が上がらずにいると、セルジオ・コンセイソン監督を2024年12月に招へいした。 一時は持ち直したかと思われたが、その後再び不調に。チームは現在9位に位置しており、来シーズンのヨーロッパの大会に出られるか微妙なラインにいる。 そのミランはこの低迷状態から脱するために夏の移籍市場で資金投下を考えている状況。テオは2026年夏、トモリは2027年夏までの契約となっており、今夏の売却が望ましいようだ。 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、テオに関しては3000万ユーロ(約48億2000万円)+ボーナス程度の移籍金になると見られている。トモリも同等の価格になると見られている。 また、この2人以外にもMFユヌス・ムサ(20)、MFルベン・ロフタス=チーク(28)、FWサミュエル・チュクウェゼ(25)、DFエメルソン・ロイヤル(26)らもオファーが来れば手放す考えがあるようだ。 ただ、コンセイソン監督も今夏で去る可能性があり、さらには新たなスポーツ・ディレクター(SD)も決定していない状況。チーム立て直しに向けて大きな改革が起こるかもしれない。 2025.04.08 22:30 Tue4
ラインデルスが偉業、ファン・バステン以来史上2人目のミランにおけるセリエAシーズン二桁オランダ人得点者に
ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスが偉業を達成した。 ラインデルスは11日に行われたセリエA第32節ウディネーゼ戦でチーム4点目をマーク。これで今季のセリエAでのゴール数を10に伸ばした。 ミランにおいてオランダ人選手が二桁ゴールを達成したのはレジェンドのFWマルコ・ファンバステン氏(通算5度)以来2人目。ファンバステン氏と同時期に活躍したMFルート・フリット氏は9ゴールが最多、7ゴールが3度だった。 そして2度のチャンピオンズリーグ優勝と2度のセリエA優勝に貢献したMFクラレンス・セードルフ氏は7ゴールが最多だった。 昨季AZから加入のラインデルスは今季ここまで公式戦14ゴールをマーク。守備の国イタリアで自身のキャリアを通しても最多ゴール記録更新中と得点センスに磨きをかけている。 2025.04.12 11:30 Sat5