日本人選手2人のズヴォレがユニフォームを発表、3つのユニで歌詞が完成するギミックに

2021.07.14 11:55 Wed
Getty Images
ズヴォレが2021-22シーズンのホーム&アウェイユニフォームを発表した。ズヴォレは新シーズンから『VDKGroep』と胸スポンサー契約を締結。どちらのユニフォームにもシャツの前面にロゴがプリントされている。

ホームは2020-21シーズン同様青白のボーダー柄で、ショーツとソックスも青基調だ。
一方、アウェイは全体に濃い緑と白のペンキを飛び散らせたようなスプラッシュペイントが施された大胆なデザインになり、ショーツとソックスは緑基調だ。

ホーム、アウェイともにシャツの内側に、オランダ出身のラッパーであるスティックスのオリジナルの手書き歌詞がプリントされている。これはまだ発表されていない3rdユニフォームと3つが一緒になって完成するギミックだ。
ズヴォレにはU-24日本代表DF中山雄太とDFファン・ウェルメスケルケン際が在籍。2020-21シーズンは中山が公式戦33試合に出場し2ゴール1アシストを記録。今年2月に負傷離脱したファン・ウェルメスケルケン際が公式戦23試合で3アシストをマークしていた。

1 2

中山雄太の関連記事

日本代表は21日、2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼2027アジアカップ予選で北朝鮮代表と対戦する。 この記事では、サッカー日本代表の試合日程・キックオフ時間・テレビ放送予定・視聴方法をまとめた。 ■日本代表vs北朝鮮代表 試合日程・キックオフ時間 2次予選では2連勝スタートを飾った 2024.03.20 13:30 Wed
日本代表の森保一監督が、久々の招集となった3選手について言及した。 14日、日本サッカー協会(JFA)は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の北朝鮮代表戦に臨む日本代表メンバー26名を発表した。 予選2連勝の日本は、ホームとアウェイで北朝鮮との連戦を戦う中、アジアカップ2023のメンバーを 2024.03.14 19:25 Thu
日本サッカー協会(JFA)は14日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選に向けた日本代表メンバー26名を発表した。 アジアカップ2023ではベスト8で敗れ、優勝候補筆頭に挙げられながらも失意の中で終わることに。一方で、アジア2次予選では連勝スタートを記録している中、21日に国立競技場で、26日に 2024.03.14 14:01 Thu
ケガ人が相次いでいる日本代表だが、また1人問題を抱える選手が現れてしまった。 3月には北朝鮮代表との2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の連戦を戦う日本。連勝スタートとなった今回の予選だが、難しい2試合を迎えることとなった。 13年ぶりにアウェイ・平壌での試合開催も決定した中、日本代表は14 2024.03.14 11:40 Thu
ハダースフィールド・タウンのアンドレ・ブライテンライター監督が日本代表DF中山雄太のケガの状態について語った。イギリス『ヨークシャー・ライブ』が伝えた。 アジアカップ2023を終え、ハダースフィールドでの戦いに戻っていた中山。2日のEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)第35節でヒザを負傷し、27分に途中交 2024.03.09 19:23 Sat

エールディビジの関連記事

NECナイメヘンは5日、FWブライアン・リンセン(34)の加入を発表した。契約は2026年夏までの1年半となる。 母国リーグのエールディビジで通算341試合108得点47アシストを誇り、フェイエノールトでもプレーしたストライカー、リンセン。2022年夏に初の国外挑戦で浦和入りし、昨季で契約満了となった。 テ 2025.01.06 10:17 Mon
元浦和レッズのFWブライアン・リンセン(34)がMF佐野航大、FW小川航基、FW塩貝健人の日本人トリオも所属するNECナイメヘンでエールディビジ復帰を果たすようだ。 母国リーグのエールディビジで通算341試合108得点47アシストを誇り、フェイエノールトでもプレーしたストライカー、リンセン。2022年夏に初の国外 2025.01.05 11:00 Sun
ドルトムントからレガネスにレンタル中のコートジボワール代表FWセバスティアン・アラー(30)が、今冬にオランダに移籍することになる見込みだ。 フランクフルト、アヤックスで台頭し、2022年夏にドルトムントへステップアップを果たしたアラー。しかし、その新天地では精巣ガンの治療の影響もあったか、思うような活躍を見せら 2025.01.02 22:37 Thu
2024年の日程が終了しウィンターブレイクに入っているエールディビジ。日本人選手がクリスマスらしい投稿で沸かせている。 その投稿を見せたのは日本代表FW上田綺世。フェイエノールトでプレーする日本のエースだが、現在は負傷離脱中。復帰は2025年になるとされしばらくの離脱となっていた。 その上田は自身のインスタ 2024.12.23 23:35 Mon
オランダの名門アヤックスの下部組織に所属する11歳の少年が、ファーストチームの試合前にスキルを見せつけた。 19日、KNVBベーカーの2回戦でテルスターと対戦したアヤックス。2-0の勝利を収め、ベスト16入りを決めた。 試合とは別に注目を集めているのが、キックオフ前の出来事。U-11チームに所属するジネディ 2024.12.22 23:27 Sun

中山雄太の人気記事ランキング

1

「充実している」2年連続残留争いから一転、首位争い中のシュツットガルトを支える伊藤洋輝が役割を語る「どこで出ても良いパフォーマンスを」

日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)がトレーニング後にメディア対応。自身のポジションについて語った。 日本代表は9日からトレーニングキャンプをスタート。13日にデンカビッグスワンスタジアム(新潟)でカナダと、ノエビアスタジアム神戸(兵庫)でチュニジアと対戦する。 2シーズン連続でブンデスリーガの残留争いを経験した伊藤。たくましさも増す中で、チームはキャプテンだったMF遠藤航(リバプール)が退団。それでも、開幕7試合を終えて2位と好スタートを切っている。 伊藤も左サイドバックとして全7試合に出場し、2アシストを記録。戦い方が変わった中でも結果を残している。 「チームが昨年と違って良い順位にいるので、気持ち良くサッカーできているし、自分たちがやりたいことができているので、充実しています」と語る伊藤。充実感は日本代表でも同じ。9月のヨーロッパ遠征では、ドイツ代表戦、トルコ代表戦に唯一連続で先発起用された。 「チームとしてやってきたことの積み上げというのは、最終的にはワールドカップで結果を残すことに繋げるために必要だと思います」と語る伊藤だが、「アジアカップもありますけど、チームで求められていること、やりたいことをしっかりとやっていければと思います」と、自身の役割にも気を引き締めている。 ポジションとしてはサイドバック、そしてセンターバックも候補に上がるが、「チームだと今年は左サイドバックをやっているので、どこで出ても良いパフォーマンスを出していきたいです」とポジションは気にしないとのこと。センターバックではトレーニングでコンビを組むDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)に関しても「これまでも何度か(谷口)彰悟さんと組んだことがあるので、大丈夫です」と問題ないことを語った。 11月からは北中米ワールドカップのアジア2次予選がスタートする。今回の2試合が予選前最後の親善試合となるが、確認したいことについて「名波(浩)さんは攻撃の部分でボックス付近に侵入する回数とか、チームとしてゴールへのチャンスをより作るために意識してやっていく」と、攻撃面を意識したいとコメント。「チームでもやっているように、ボックス手前でシュートが打てる部分だったりを自分で作っていけるように、ポジショニングを取れればと思います」と語った。 6月のペルー代表戦では、ボックス手前からのミドルシュートで代表初ゴールを記録。伊藤は「こだわっているというか、ボックス付近は積極的に狙って行って良いと思いますし、クロスを含めてチャンスに絡めればと思います」と、攻撃に絡む意欲を見せた。 今回の活動にはカタールW杯前にアキレス腱断裂の重傷を負ったDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が復帰。ライバルとなる存在だが「タイプ的には違うと思うので、学びながらやっていくだけです」と、学ぶこともしたいと伊藤は語る。 トライしたいことについては「相手がどう来るかわからないですが、ドイツ戦でやれていた守備をどこ相手でもやれればと思いますし、ベースを作るというか、高い基準でやれればと思います」と、守備面でしっかりと対抗したいとコメント。いずれにしても良い守備が重要となりそうだ。 カナダにはバイエルンでプレーするDFアルフォンソ・デイビスもいる。イメージについては「サイドに速い選手がいた記憶があるし、今回はデイビスも来ているので、スピードを持って攻撃してくると思うので、重要なポイントだと思います」とコメント。サイドバックとしてもしっかりと対応したいと語った。 2023.10.10 22:58 Tue
2

堂安律がU-24日本代表の背番号「10」に! これまでの10番・三好康児は「8」

日本サッカー協会(JFA)は2日、U-24日本代表の背番号を発表した。 今回のU-24日本代表には東京オリンピックに向けたオーバーエイジ枠としてDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)の3名が参加している。 3日には急遽、日本代表との試合が組み込まれた他、5日にU-24ガーナ代表戦、12日にジャマイカ代表戦と3試合を戦うこととなる。 東京オリンピックの18名の枠を争うサバイバルの中、今回の活動の背番号が発表。OAの3名は、吉田が「22」、酒井が「19」、遠藤が「6」と日本代表と同じ背番号を背負うこととなる。 その他、これまで背番号10をつけていたMF三好康児(アントワープ)が「8」となり、「10」はMF堂安律(アルミニア・ビーれフェルト)が着用することとなった。 ◆U-24日本代表メンバー ★オーバーエイジ GK 1.大迫敬介(サンフレッチェ広島) 12.沖悠哉(鹿島アントラーズ) 23.谷晃生(湘南ベルマーレ) 24.鈴木彩艶(浦和レッズ) DF 22.吉田麻也(サンプドリア/イタリア)★ 19.酒井宏樹(マルセイユ/フランス)★ 5.町田浩樹(鹿島アントラーズ) 20.旗手怜央(川崎フロンターレ) 15.古賀太陽(柏レイソル) 16.冨安健洋(ボローニャ/イタリア) 27.橋岡大樹(シント=トロイデン/ベルギー) 2.菅原由勢(AZ/オランダ) MF 6.遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)★ 4.板倉滉(フローニンヘン/オランダ) 3.中山雄太(ズヴォレ/オランダ) 14.相馬勇紀(名古屋グランパス) 8.三好康児(アントワープ/ベルギー) 7.三笘薫(川崎フロンターレ) 21.遠藤渓太(ウニオン・ベルリン/ドイツ) 10.堂安律(アルミニア・ビーレフェルト/ドイツ) 18.食野亮太郎(リオ・アヴェ/ポルトガル) 17.田中碧(川崎フロンターレ) 11.久保建英(ヘタフェ/スペイン) FW 9.林大地(サガン鳥栖) 25.前田大然(横浜F・マリノス) 26.上田綺世(鹿島アントラーズ) 13.田川亨介(FC東京) 2021.06.02 15:08 Wed
3

元浦和監督のリカルド・ロドリゲス氏が考える日本の不安要素は?「成長している」と久保建英にも言及

今シーズン限りで浦和レッズの監督を退任したリカルド・ロドリゲス氏が、日本代表について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 2017年に徳島ヴォルティスの監督に就任し、Jリーグでのキャリアをスタート。2021年から浦和で指揮を執り天皇杯優勝。今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝に駒を進めたが、退任が発表されてていた。 日本で6年指揮をしたリカルド氏が、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた『アス』のインタビューに応じ、日本サッカーについて語った。 「テクニックのある選手もいるが、多くのチームが[3-4-2-1]でプレーするため、シャドーと呼ばれる選手もたくさんいる」 「久保建英や伊東純也のように、目立つとすぐにヨーロッパへと出ていくようなウイングの選手はそう簡単には見つからない。Jリーグでそのような選手を見つけるのは簡単ではない」 また、日本代表についても言及。中山雄太がケガでメンバーから外れ、町野修斗が選出されたことには驚いたとコメント。中盤に選手が豊富にいる一方で、前線には不安を抱えていると分析した。 「とても明確なアイデアを持っているチームだ。、最近の彼らはケガ人という少し問題を抱えている。左サイドのディフェンダーである中山が負傷し、町野が入った。彼は日本のリーグでプレーしている選手だが、森保監督がストライカーを選んだということはちょっと衝撃だった。ただ、彼の頭の中には、どの選手がそのポジションをできるかが入っているのだろう」 「また、3バックなのか、4バックなのかも、監督としては読めない。どうすんだろうというのもあり、酒井と話したことはあるが、考えははっきりしているのだろう」 「日本代表は中盤にとても良いオプションがあると思う。堂安はもちろん、三笘、伊東純也、鎌田、久保…守田、遠藤、田中も良いレベルのピボーテだ」 「不安要素は前線にある。大迫はケガから復帰し、監督は最適な選手ではないと考えたのかもしれない。彼はメンバーに入っていない。代わりの選手が誰になるかは分からないが、前田はカウンターの勝負になったら面白い。ストライカーは日本の大きな問題だ」 また、日本の戦い方についてもコメント。攻撃や守備について語る中、メンバー的に3バックになると思われた中でそうでなかったことにも驚いたようだ。 「アジアでは彼らは支配的でチャンスを作るチームであり、中盤から前方にかけてはよく機能する。守備のアイデアもよく、チームとしてもバリエーションがあり、よくやっている」 「彼らのモデルはボールを持ちたいということだが、三笘、前田と言った縦にプレーすることもできる。スペイン戦ではよりスピーディーに攻めるだろう」 「冨安は万能な選手だ。山根と酒井は右サイドバックだ。中山が入らず、長友しか本職の左サイドバックがいないから、3バックにするかと思ったが、そうではなかった」 そして久保建英(レアル・ソシエダ)についても言及。今シーズンは成長を遂げているとし、次のW杯では素晴らしい選手になっているだろうとした。 「成長している。彼はこのチームを必要としていたと思う。自分のサッカーを成長させるチーム。レアル・ソシエダのような、闘志あふれる試合をするチームをだ」 「攻撃だけでなく、守備のことも考え、より完成度の高い選手になるように彼の成長を見守りたいと思った。そして、(ヘタフェ時代に)ボルダラスと過ごした時間も面白かった」 「彼はサッカー選手として成長し、今回のW杯ではまだ少し成熟度が足りないかもしれないが、次のW杯ではとても良い選手になっているだろう」 2022.12.01 17:50 Thu
4

久保・旗手らを輝かせるいぶし銀の働き。日本代表で一段と存在感を高める/守田英正(スポルティングCP)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.24】

3月の新体制発足後、8試合を戦って6勝1分け1敗と快進撃を見せている森保ジャパン。「チームの心臓」とも言える中盤を支えているのが、キャプテン・遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティングCP)の「鉄板ボランチ」だ。 森保一監督は3月の初陣・ウルグアイ戦(東京・国立)を筆頭に、9月のドイツ戦(ヴォルフスブルク)、10月のチュニジア戦(神戸)と強豪相手のゲームでは必ずと言っていいほどこの2人を同時起用。彼らは大きな期待に確実に応え続けている。 直近のチュニジア戦を見ても、[5-4-1]でブロックを敷いてきた相手に対し、遠藤と守田はしっかりと攻守のバランスを取り、的確なパスさばきを披露。ゲームを掌握した。 特に前進が見られたのが、敵を1〜2枚はがしてゴール前へ出ていくプレー。特に守田は久保建英(レアル・ソシエダ)と絡みながら攻撃チャンスに顔を出す回数が多かった。 昨季から今季にかけてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)やUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)に参戦している経験値が大きいのか、屈強な敵と対峙しても全く慌てることなく確実にボールを持ち上がり、前線に厚みをもたらしていたのだ。 そういった「余裕」と「冷静さ」は2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っていた頃にはなかったもの。数々の大舞台を経験し、彼自身、プレーの幅や視野を広げているのは紛れもない事実である。 進化を続ける守田のサポートがあったからこそ、久保は大いに輝くことができた。 「タケが半分くらい落ち切らずに、ちょっとスペースを空けるように脇に落ちてくれるから僕が上がれた。僕個人的にタケの恩恵を受けたなと思っているし、僕自身もあいつにいい影響を与えてあげたんじゃないかと。攻撃はいいアクセントを加えられたんじゃないかと感じています」 「僕は彼には前にいてほしいし、9月のトルコ戦(ヘンク)で下がったことで結構、勘違いされてましたけど、あいつはやっぱり前にいた方が生きる。僕らが持てるかどうかで彼のプレーも変わってきます。今回のタケは10番の位置でボールを受けられた。その形を作れたのはよかったと思います」と守田は自身がマークを引きつけ、久保のよさを引き出せたことに手ごたえを感じた様子だった。 久保と左のタテ関係を形成していた旗手怜央(セルティック)。中山雄太(ハダースフィールド)が流動的に動きながら攻めを組み立てた際も、守田は巧みな位置取りでリスクを最小限に抑え、彼らが思い切って前へ出られるように仕向けていた。こういった戦術眼は本当に見ていて頼もしい限りだ。 だからこそ、守田には遠藤に匹敵するリーダーシップを発揮してほしいところ。11月から2026年北中米W杯アジア2次予選がスタートし、来年1〜2月にはアジアカップ(カタール)も控えることを踏まえると、遠藤不在の状況も起こり得る。 2019年アジアカップ(UAE)でも開幕直前に守田が負傷離脱し、塩谷司(広島)を追加招集したものの、初戦・トルクメニスタン戦で20歳になったばかりの冨安健洋(アーセナル)がいきなりボランチに入る羽目になった。さらに準決勝・イラン戦で遠藤が負傷し、決勝・カタール戦では塩谷と柴崎岳(鹿島)がコンビを組んだが、そのギャップを突かれて失点。日本はタイトルを逃している。 当時に比べると、板倉滉(ボルシアMG)や谷口彰悟(アル・ラーヤン)、旗手らボランチをこなせる別ポジションの選手が増えており、チームとしての柔軟性や選手層は上がっているが、遠藤への依存度は非常に高い。万が一の場合、守田が田中碧(デュッセルドルフ)や伊藤敦樹(浦和)らをしっかりと動かし、ゲーム全体をコントロールできるようにならなければ、日本が悲願のアジア王者を奪回するのは難しい。3年後のW杯に至ってはもっとそう。決勝まで行くつもりなら8試合戦わなければならないだけに、守田自身もタフさと逞しさ、戦術眼に磨きをかけることが重要になってくる。 「もし自分がアンカーをやる場合には、ビルドアップも航君のように壁になる仕事も両方できないといけない。そこを求められてくると思います。アンカー次第で試合は全部変わる。アンカーがいい位置を取れるし、インサイド(ハーフ)の仕事も変わってくる。的確なポジショニングをプレーを選択できればいいと思います」と彼自身もアンカーへの意欲を示していた。格下相手のW杯2次予選ではそういった役割にも積極果敢にトライし、何が起きても問題ない状態を作り上げてほしい。 いずれにしても、守田がチームの肝になるのは間違いないだけに、彼にはより高い領域に上り詰めてもらいたい。欧州ではフランクフルト移籍話も浮上しているようだが、今後の身の振り方も含めて、彼の一挙手一投足が大いに気になる。 2023.10.21 20:30 Sat
5

【日本代表プレビュー】アジア頂上決戦、エース欠く相手に不測の事態に巻き込まれた日本はスタメン継続路線と予想/vsイラン代表【アジアカップ2023】

アジアカップ2023・ラウンド16のバーレーン代表戦で1-3と勝利した日本。強豪国がひしめくベスト8に勝ち残った中、3日にはイラン代表との一戦を控えている。 FIFAランキングでは17位の日本に次いで、21位につけるイラン。アジアで1位と2位の対決が準々決勝で実現した。 2019年の前回大会では準決勝で実現したカードだったが、0-3で日本が勝利し決勝に駒を進めている。日本にとっては今大会最初の優勝候補国との対戦となるが、負けるわけにはいかない。 <span class="paragraph-subtitle">◆不測の事態も目標は変わらず頂点へ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240203_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> ノックアウトステージに入り、目標である優勝に向けて負けが許されなくなったなか、日本代表に激震が。週刊誌による性加害と刑事告訴の報道により、伊東純也が離脱することとなった。バーレーン代表戦の数時間前の出来事に動揺は少なからずあったはずだが、しっかりと勝利。しかし、イラン戦を前に伊東はチームから離れ、今大会を後にした。 森保一監督は「痛く、残念な思いはある」とコメント。ただ「イラン戦に臨める選手たちが思い切って戦えるということについて、全く心配しておりません」とチーム力に自信を窺わせた。 キャプテンの遠藤航も「純也の思いを尊重するしかない」と語りながら、「アジアカップで優勝するためにここに来ている」と改めて本来のやるべきことに向かうと意気込んだ。 伊東がいなくなったことで、日本にとっては戦い方と選択肢が減ったことは間違いない。ここからの3試合、勝ち上がればタイトな日程の中で強豪との対戦が続くことを考えれば当然痛手だが、1人がいなくなって崩れるチームではないことも事実。ケガや出場停止とは違う不測の事態だが、チーム力を改めて見せる試合になるだろう。 イランはこれまでの相手とは違い、自分たちのスタンスを崩さないで日本と真っ向勝負になるだろう。力のぶつかり合いとなる中で、「真っ向勝負でぶつかってくると思うので、僕らは上を行かないといけない」と冨安健洋は語った。アジアのトップレベルの戦いで、しっかりと結果を残せるか注目だ。 <span class="paragraph-subtitle">◆エース不在、4年前の借りを返す</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240203_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するイランは、グループステージでパレスチナ代表、香港代表、UAE代表を相手に3連勝。力の差があったグループだが、しっかりと実力を発揮して勝ち上がってきた。 しかし、ラウンド16のシリア代表戦では苦戦。90分で決着がつかず、延長戦も戦った上でPK戦を制してベスト8入りを果たした。 そのイランだが、前述の通り4年前のアジアカップでは日本に敗戦。リベンジを果たしたい戦いになるが、エースFWメフディ・タレミが出場停止という状況。それでも、力のある攻撃陣をベースに日本に立ち向かってくるだろう。 イランのアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は「これが決勝になる可能性もあったが、我々は準々決勝で対戦することになる」と日本との一番を決勝に値するとコメント。日本の実力を認め、「日本はとても良いチームで、ノックアウトステージではグループステージで見せたよりもずっと良いパフォーマンスを見せている」と警戒した。 共に中2日の戦いになる中で、イランは試合時間の関係でディスアドバンテージを負っている。それでも、紛れもない実力国。最多の日本に並ぶ4度目の優勝を目指す中では、乗り越える策を講じてくることは間違い無いだろう。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240203_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太 MF:久保建英、遠藤航、守田英正 FW:堂安律、上田綺世、中村敬斗 監督:森保一 中2日で迎えるイラン戦のスターティングメンバーは予想が難しいが、「選手たちが前向きにこの2日間、できるだけの準備をした」と森保監督はコメント。万全の状態に整えているという。 システムは変わらず[4-3-3(4-1-4-1)]になると予想。GKは5試合目となる鈴木彩艶(シント=トロイデン)だろう。これまでの4試合全てで失点し、6失点という結果ではあるが、信頼は厚い。この苦しみを乗り越えた先にある優勝へ。決して悪いところばかりではなく、ここでクリーンシートを達成すれば、この先の戦いも乗ってくるだろう。 最終ラインも変更なしと予想する。消耗が激しいと予想される右サイドバックの毎熊晟矢(セレッソ大阪)だが、それを凌駕するハイパフォーマンスを2試合で見せた。「大丈夫」と先発にも意欲を見せていただけに、継続しての起用となるだろう。センターバックも板倉滉(ボルシアMG)と冨安健洋(アーセナル)のコンビになるはずだ。バーレーン戦ではエースを完封。イランもタレミがいないとはいえ、サルダール・アズムンら強力なアタッカー陣が揃っている。しっかりと2人のコンビネーションで封じたい。左サイドバックも気の利いたプレーを連発している中山雄太(ハダースフィールド・タウン)と予想する。 中盤はこちらもハイパフォーマンスを見せていた旗手怜央(セルティック)を起用したかったが、バーレーン戦で右ふくらはぎの肉離れで離脱。起用はできないと考えられ、代役は守田英正(スポルティングCP)になるだろう。オフサイドになったが、ボックス内への飛び出しで攻撃に絡むシーンもあり、より高いレベルのプレーを期待したい。インサイドハーフの相棒は久保建英(レアル・ソシエダ)になるだろう。ついにゴールも奪い、パフォーマンスも悪くない。チームを勝たせる役目を担う準備は十分できている。 アンカーには、変わらずキャプテンの遠藤航(リバプール)が入ることに。しっかりと蓋をして、イランの攻撃を自由にさせないプレーが期待。攻撃へ転じるパスにも注目だ。 前線は右に堂安律(フライブルク)、左に中村敬斗(スタッド・ランス)、中央に上田綺世(フェイエノールト)と変わらない3人になるはずだ。堂安も毎熊、久保との好連携を見せており遂にゴールも記録。大一番での勝負強さを発揮する時がきた。中村は三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が復帰したことをプラスに捉え、積極的に仕掛けて出し尽くしてほしいところ。上田もストライカーとしての能力をしっかりと代表でも見せて結果につなげている状況。ノっているこの勢いで、大会得点王になるべくゴールを重ねてもらいたい。 アジアの頂上決戦となるイラン代表戦は3日(土)の20時30分にキックオフ。DAZNとテレビ朝日で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本勝利のバーレーン代表戦の舞台裏</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="VxVwo1dVxP8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.03 12:50 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly